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「同じ不安を抱えている」
2022-12-30 07:00110pt国内の大手企業が「日本人だけを優遇する採用」をやめるという発表があった。市場を広く世界に求める時代だ。人材の登用も必然的にそうなっていっているのだろう。受験戦争も就職戦線も日本人とだけ競い合っていればよかった時代は既に終わっている。日本人ではなく国際人を育てないと世界経済から取り残される。それが時流なのだろう。
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「2022年12月26日」
2022-12-28 07:00110pt -
「2022年12月24日」
2022-12-26 07:00110pt大時化だった。日本海側を吹雪に見舞っている強い寒気の影響で前日から波浪警報が出続けていた。風が悲鳴を上げていた。シラス船は連日休漁で、昨日は大きな波のうねりを捉えようとしていたサーファーの姿も今朝はもうなかった。
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「2022年12月22日」
2022-12-23 07:00110pt明け方の海に25フィートくらいの漁船が数隻出ていく。シラス漁を兼ねた養殖ワカメの植え付けだ。海に張り巡らせたロープにワカメを植え付けていく。「海水温が少しでも上がると不漁になっちまうんだ」
何年か前に漁港の食堂で一緒になった漁師さんがそう言っていた。仕事終わりだったのだろう。昼過ぎから麦焼酎を呑んでいた。ワカメは水温が下がった冷たい海で育つ。先月のよく晴れた日にはまだウエットスーツも着用せずに泳ぐ人がいたのを思い出す。
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「柔らかくて傷ひとつないもの」
2022-12-21 07:00110pt -
「2022年12月16日」
2022-12-19 07:00110pt -
「フードロス」
2022-12-16 07:00110pt都会から来た車がたまたま通り掛かった精肉店から1m以上ある三浦大根を抱えて出てくる人を見掛けたら間違いなく別の店で買ったものだと思うだろう。ならその大根を精肉店に入る前は持っていなかったとしたら―――。
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「Night Cruising」
2022-12-14 07:00110ptある月夜のことだ。娘を後部座席に乗せて車を走らせていた。海沿いの134号線は街灯もなく、ヘッドライトだけが頼りだ。波飛沫が上がるたびに仄かな月明かりで蛍みたいに発光する海面。ミラー越しに覗くとその光の明滅を見つめている娘の横顔があった。その無言の横顔に子どもの頃、父親が運転する車にひとりで乗っていたときの記憶が込み上げてきた。
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「共生」
2022-12-12 07:00110pt子供たちの声や行動が耐えられないと18年間行政に陳情し続け、公園を潰した住民の話に現代社会が失ったものについて強く考えさせられた。当然のように批判する声が多かったが果たしてどれだけの人が自分はその住民のようにはなっていないと言い切れるだろうか。
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「12月」
2022-12-09 07:00110pt
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