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記事 13件
  • 「海辺のトンカツ」

    2015-06-29 07:00  
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     海沿いを走る134号線を、3匹の豚さんが行進していた。その光景が、始まりだった。
     

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  • 「曇りときどき、雨」

    2015-06-26 07:00  
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     どんなに種を蒔いても、芽が出ないことがある。
     

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  • 「この波はどこから来るのか?」

    2015-06-24 07:00  
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     波打ち際で寄せては返す波を見ているとき、そして、その波が足元を濡らしたとき、誰もが一度はこう考えるだろう。
    「この波はどこからやって来たんだろう?」
     でも、その答えを知ろうとまではしないかもしれない。僕もそうだった。答えを知ったのは、この海辺の小さな町で暮らすようになった後のことだ。
     

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  • 「雨のバス」

    2015-06-22 07:00  
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     あじさいの葉が好きだ。あざやかな濃い緑色。淡いあじさいの花が美しく見えるのは、このあざやかな葉のおかげだと僕は思う。別に花を引き立てる葉を何かにたとえて気の利いたことを言おうなどという意図は今のところまったくない。ただ写真を撮ったときにふとそう思ったというだけの話だ。
     そして、あじさいと言えば、お隣りの鎌倉が有名だ。でも、どうして鎌倉にあじさいが多いのか、この町で暮らすまで僕は知らなかった。あなたは知っているだろうか?あじさいが鎌倉に多い理由は、
     

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  • 「海辺の飲み友達」

    2015-06-19 07:00  
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     誰かと外で飲む回数がめっきり減った。ちなみにここで言う外というのは、主に東京のことである。理由は簡単だ。東京で飲むと家に帰るのがかなり厄介になるからだ。
     

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  • 「この町の匂い」

    2015-06-17 07:00  
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     たとえば、海岸線を走っている時のこと。向かい風が運んでくる潮の匂い。追い風に乗ってやってくる森の緑の匂い。海草やプランクトンが発する磯の香り。そして、全身をあたたかく包むような太陽の匂い。実に様々な匂いが鼻先を刺激する。そして、記憶の中に眠っていた言葉にできない何かが、様々な感情とともに呼び覚まされる。 

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  • 「美しい景観」

    2015-06-15 07:00  
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     美しい自然には、二通りある。ひとつは、人の手が入っていない野生のままの自然。日本で言うと、屋久島の森に代表される「深山」のような場所がこれに当たる。そしてもうひとつは、
     

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  • 「SEED FREEDOM」

    2015-06-12 07:00  
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     この世界で起きているひとつ1つと、真摯に向き合おうとすると、憂鬱になることの方が数としては多い。誰だってそうだろう。僕だってそうだ。とはいえ知らぬ存ぜぬというのも同じ人間としてあまりに無責任じゃないだろうか。
     

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  • 「里山の休日」

    2015-06-10 07:00  
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     天気の良い休日は、畑の手入れをする。海沿いに入り口のあるトンネルを2本抜けた里山の山麓にあるのが、僕らの畑だ。自宅から車でたった数分なのに、深い谷で外界と隔てられているせいで、海沿いとは空気が一変する。どこからか忍者や妖怪が出て来ても不思議ではない隠れ里のようでもある。
     

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  • 「自由な生活」

    2015-06-08 07:00  
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     まるで裸で宇宙空間に放り出されたみたいだと最初は思った。目の前には海が凪いでいる。振り返れば里山が聳えている。そして見上げると、青い空を鳥が気持ちよさそうに舞っていた。それだけだ。5年前に移住した時は知り合いもいなかったし、ひとりだった。
     

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