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記事 61件
  • 「田舎暮らしってのんびりしているんでしょう?」

    2024-05-17 07:00  
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     田舎暮らしってのんびりしているんでしょうとよく言われる。田舎暮らしと呼べるほど田舎に住んでいるわけでもないのだけれど。海辺の町で暮らして14年目。実感としては都会で暮らしていた頃より忙しい。 
     ある日の行動をそのまま書いてみる。
     

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  • 「どこへも行かない」

    2024-05-06 07:00  
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     ゴールデンウイークのある一日、朝から娘と妻とビーチカヤックをした。家から歩いて数分のところにある浜辺だ。134号線を歩いてレンタルショップまで行く。娘が渋滞の車列を見て「運転もしなくていいから良かったね」と言ってくれた。昨晩遅くに仕事先から帰ったばかりだった。車を運転して一日掛かりで海に行かなければならなかったらちょっと躊躇していただろう。そもそもカヤックをしようと決めたのも数日前の話だ。天気予想と半日休みがうまい具合に重なったのだ。
     

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  • 「この街」

    2024-04-24 07:00  
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     葉山芸術祭が今年も幕を開けた。葉山周辺で暮らすアーティストたちが自宅などを開放して作品を展示販売したり、ワークショップを行ったりする住み開きイベントだ。三浦半島の地図を手にした人々が街歩きをしながら点在する会場を巡っていく。絵画。写真。陶芸。テキスタイル。こんなに大勢のアーティストが葉山という小さな町で暮らしていることにいつも驚かされる。中には娘の同級生のお父さんやお母さんもいたりして、アートがより身近なものに感じられる。
     

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  • 「贅沢な週末」

    2024-04-19 07:00  
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     例年より早い夏日を記録した週末、葉山の南郷公園に出掛けた。おやつとコーヒーだけの軽いピクニックだ。娘と同級生のご家族も一緒だ。園内を何周かランニングした後、子供たちとサッカーやバドミントンで汗を流した。
     

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  • 「ひとりで生きているわけじゃないという実感がぼくをこの世界に繋ぎ止めているのかもしれない」

    2024-04-17 07:00  
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     その朝は海水温の上昇を実感させられるような大雨だった。娘を車で学校まで送ってから車を家に戻してバスで仕事に向かう。コロナ禍では通勤は専ら車だったがここ一年ほどはずっと公共交通機関を使うようにしている。移動中に原稿が書けること。自動車事故のリスクから解放されること。もうひとつは地球環境に対する配慮――畑をやっていると地球温暖化は喫緊の課題だ。このまま気温の上昇が続けば真夏にトマトやキュウリは育たなくなってしまうだろう。
     

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  • 「徒桜」

    2024-04-10 07:00  
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     桜を見上げて思うのは、今年の桜を見ることができなかった人たちのことだ。 
     

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  • 「小さな芽」

    2024-03-27 07:00  
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     スナップエンドウが芽を出した。娘が遊びに来ていた祖母(ぼくの母だ)と一緒に蒔いた種だ。
     

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  • 「街の書店」

    2024-03-08 07:00  
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     グローバルとローカルの二極化が進んでいる。
     町の精肉店で肉を買う生活を始めて14年になる。近所にスーパーがないわけではない。でも、大量生産でパック詰めされた肉と精肉店の肉とでは圧倒的に鮮度が違う。たとえば豚肉。パック詰めされたものが酸化で暗い赤に変色しているのと比べて精肉店のものは薄紅色だ。それは注文してから目の前で指定の厚さにカットしてくれるからでもある。かといって価格が格段に高いわけでもない。「おまけね」と端物を入れてくれたり、閉店間際には「コロッケとメンチカツおまけね」と惣菜をつけてくれたりすることを思うとむしろ割安だと思う。付け加えるなら、包装にプラスチックを使ってもいないので環境にもいい。
     

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  • 「少子化の本当の原因」

    2024-02-21 07:00  
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     娘と娘の友達が畑を手伝ってくれた。草毟りをお願いしたら夢中になってやってくれた。二人と妻に任せてぼくはひたすら耕す。耕しているとカブトムシの幼虫を掘り起こしてしまう。土に戻す前に娘たちに見せてやる。「すごい」小さな命に目を輝かせながらまた草毟りに戻っていく。児童労働が禁じられている時代にこんな言い方は良くないのかもしれないけれど、7歳ともなると畑の働き手としては申し分ない。本当に助かる。
     

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  • 「おたがいさま」

    2024-02-12 07:00  
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     空気が変わったのを実感している。去年までのパンデミックのときとはまるで違う。犯人捜しみたいな殺伐とした空気が消えた。ワクチンも薬も解熱剤も潤沢にあるからだろうか。感染しても感染させられても「おたがいさま」みたいな空気がある。良く言えば「寛容さ」であり、悪く言えば「緊張感の無さ」がここまでの感染拡大を引き起こしているとも言えるのだけれど。
     

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