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「物語を編む力」
2020-02-28 07:00110pt物語においてはすべての出来事に意味がなければならない。伏線は必ず回収されなければならない。ところが現実はどうだろう。すべてが意味のない出来事のようにすら思えるときもあるのではないだろうか。なかったコトにしたい後悔の連続じゃないだろうか。それらを伏線として回収していくのに必要不可欠なのが「物語を編む力」だ。
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「Hey!みんな元気かい?」
2020-02-26 07:00110pt地団駄を踏んで泣き叫ぶ娘にYouTubeのとある動画を見せた。 小島よしおの「そんなの関係ねぇ」 見てごらん今の自分を、と半分は鏡を見せるような思いだった。もう半分は地団駄を踏むその姿が小島よしおと重なって、笑いが堪えきれなかったからだ。人の振り見て我が振り直せが功を奏したのだろう。彼女は
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「徒然なるままに」
2020-02-24 07:00110pt -
「おとうさんの通信簿」
2020-02-21 07:00110pt「自己主張が強く人と協調できないところがあるので注意してほしい。気分にむらがあり、何事も最後までやり通せない。良い悪いの区別はできるが、なかなかあやまらない。少々短気なところがあり、かっとなると乱暴をはたらくことがある。質問に対して自分から手をあげて答えるが発言の内容は粗雑である。数、ことば、もじあそびなど一応理解しているが、やり方が雑である」
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「私の世界」
2020-02-19 07:00110pt -
「くまのプーさん」
2020-02-17 07:00110pt -
「雌鶏は卵を産み、自信は簡潔さと純粋さを産む」
2020-02-14 07:00110pt三歳も五ヶ月を過ぎ、娘も身の回りのことがひと通り自分でできるようになった。ところが一度できるとなるとこれが可哀想なもので、今度はできないときに「できるのにどうしてやらないのかな?」と言いたくなってしまう。甘えたいとか面倒くさいとか体調が悪いとか、大人でも二日酔いでサボりたいなんて思うことがあるので「まあ、そういう日もあるよな」と甘い顔を見せると、それはそれで「やらなくてもいいのかな?」とかえって子供を混乱させてしまうらしい。
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「春を待っている」
2020-02-12 07:00110pt娘の見上げた先に河津桜が咲き誇っていた。薄桃色の眩しさの向こうに澄み切った青が広がっていた。海沿いの国道と交わる小川伝いの散歩道。一昨年もここで河津桜を見たのを彼女は覚えているだろうか。ぼくは覚えている。春から入園する保育園の説明会に行った帰りのことだった。しかし、娘からは「おぼえてなーい」というしっかりした声が返ってきた。
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「なかよしのおともだちは?」
2020-02-10 07:00110pt1保育園で「仲良しのお友達は?」と質問され、誰もが特定のひとりを答える中、娘が「みんなすき」と答えた途端、他のみんなも「ぼくも!あたしも!」と追従してクラスがひとつになったという話を訊いて、三歳の娘を尊敬しつつも、素直に喜んでばかりもいられなかった。
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「走ることは整えること、そして自分で自分を救うこと」
2020-02-07 07:00110ptランニングを始めたのは九歳の冬だっだ。体が弱い自分を変えたくて、寒い朝、ジャージの首元にタオルを巻いて団地の周回を走り始めた。十五分から二十分ぐらいのコースだったと思う。朝靄で先が見えなかったり、野犬に追い掛けられたり、孤独に耐えながら路上を走ることで身心ともに強くなれたんじゃないだろうか。
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