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森川清氏:社会のセーフティネットをどうする
2013-05-29 22:00550ptマル激!メールマガジン 2013年5月29日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム http://www.videonews.com/ )──────────────────────────────────────マル激トーク・オン・ディマンド 第632回(2013年05月25日)社会のセーフティネットをどうするゲスト:森川清氏(弁護士)────────────────────────────────────── われわれは社会のセーフティネットをどうすべきか。先週政府は生活保護法改正案を閣議決定し、今国会で法改正に向けた審議が始まる。しかし、法改正の中身を見る限り、生活保護費の不正受給防止など、締め付け側に主眼を置いた改正のように見える。 確かに、生活保護の受給者数が215万人と過去最多を更新し、財政負担も3.8兆円にのぼる中、野放図に生活保護費をばらまく余裕はない。不正の防止も必要だろ -
昆吉則氏:日本の農業は本当にそんなに弱いのか
2013-05-22 21:00550ptマル激!メールマガジン 2013年5月22日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム http://www.videonews.com/ )──────────────────────────────────────マル激トーク・オン・ディマンド 第631回(2013年05月18日) 日本の農業は本当にそんなに弱いのかゲスト:昆吉則氏(雑誌『農業経営者』編集長)────────────────────────────────────── 日本のTPP参加をめぐり、国内における論争の最大の争点となっているのが、農業の扱いだ。巷の議論では、日本の農業は競争力がないので、関税が撤廃されることになれば壊滅的な打撃を受けることは必至というところだろうか。農水省は日本がTPPに参加した場合、最大で約3兆円の打撃を受けるという試算まで公表している。 それにしても、日本の農業は本当にそんなに弱いのか。雑誌『 -
山下祐介氏・市村高志氏:放射能に分断されるコミュニティの現実
2013-05-15 21:00550ptマル激!メールマガジン 2013年5月15日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム http://www.videonews.com/ )──────────────────────────────────────マル激トーク・オン・ディマンド 第630回(2013年05月11日)放射能に分断されるコミュニティの現実ゲスト: 山下祐介氏(首都大学東京都市教養学部准教授) 市村高志氏(とみおか子ども未来ネットワーク代表)────────────────────────────────────── 「速やかに避難住民の帰還を実現させたい」――これは2011年12月16日、当時の野田佳彦首相が福島第一原発事故の収束宣言を行った際の記者会見での一節だ。そして、それ以降政府は、避難地域の住民の帰還に向けた歩みを加速させてきた。 昨年以降、国は20ミリシーベルト以下の区域を「避難指示解除準備区 -
ジャン・ユンカーマン氏:世界は日本国憲法をどう見ているのか
2013-05-08 20:30550ptマル激!メールマガジン 2013年5月8日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム http://www.videonews.com/ )──────────────────────────────────────マル激トーク・オン・ディマンド 第629回(2013年05月03日)世界は日本国憲法をどう見ているのかゲスト:ジャン・ユンカーマン氏(映画監督・ジャーナリスト)────────────────────────────────────── 憲法改正を目指す政権の下で5月3日、日本は66回目の憲法記念日を迎えた。世論調査などの結果を見ても、憲法改正への抵抗感は明らかに弱まってきている。安倍首相はまず、憲法改正のために衆参両院の3分の2以上の賛成を求めている第96条の国会発議の要件を引き下げ、過半数の賛成で可能にする改正の意向を示している。しかし、言うまでもなく最終目標は第96条ではない -
安田好弘氏:やはり和歌山カレー事件は冤罪だったのか
2013-05-01 23:00550ptマル激!メールマガジン 2013年5月1日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム http://www.videonews.com/ )──────────────────────────────────────マル激トーク・オン・ディマンド 第628回(2013年04月27日)やはり和歌山カレー事件は冤罪だったのかゲスト:安田好弘氏(弁護士・林眞須美死刑囚主任弁護人)────────────────────────────────────── 和歌山カレー事件で新たな事実が明らかになった。もしかすると、これは決定的な新証拠になるかもしれない。夏祭りの炊き出しで出されたカレーに猛毒のヒ素が混入し、4人の死者と63人の負傷者を出した「和歌山カレー事件」は、林眞須美被告が否認・黙秘を続ける中、2009年4月に最高裁で死刑が確定している。今回、その死刑判決の重要な判断材料の一つだった「亜ヒ酸の鑑
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