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RIZINがスタッツ導入! 数字で楽しむMMA■RIZIN海外事業部・柏木信吾
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RIZINがスタッツ導入! 数字で楽しむMMA■RIZIN海外事業部・柏木信吾

2021-05-02 00:00
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    海外MMAではおなじみとなっているスタッツ(統計)。打撃のヒット数などをリアルタイムで計測し、視聴者の楽しみを広げるサービスだ。じつはRIZINも3月の名古屋大会からひっそりと導入(RIZIN海外PRツイッターアカウントですが)。どういう狙いがあるのかをマッチメイカーの柏木さんに伺いました!(聞き手/ジャン斉藤)


    【1記事から購入できるバックナンバー】

    ・【チャーリー徹底解剖】RIZIN海外事業部・柏木信吾12000字インタビュー

    【恋のマジカルチョーク】渡部修斗「朝倉海選手が自分を選ぶなんて意外と堅実なのかなと」




    ――
    3月のRIZIN名古屋大会から、打撃のヒット数やグラウンドコントロールのタイムを計測したスタッツを公開したことについてお話を伺いに来ました!

    柏木 前回の大会からお試しで始めました。こういう業者さんは海外にはけっこうありまして、 タイミングがあれば一度やってみたいなと思っていたんです。


    ――
    それはスタッツ専門の業者なんですか?

    柏木
     今回お願いした業者さんはボクシングや格闘専門です。じつはロシアの業者なんですよ。

    ――
    アメリカではなくロシア。

    柏木
     コンバットスポーツが時流になってきてる中で、こういうサービスは需要があるだろうということで立ち上げてるんじゃないかと 。UFCも、ある業者と独占契約を結んでスタッツを公開していますね。

    ――
    実際に導入してみていかがでしたか?

    柏木
     2秒のディレイはあるんですけども、数字が上がってくるのはものすごく楽しいですね(笑)。各グラウンドごとにパンチ、ヒジ、蹴り、ヒザ、 テイクダウンの数、一本を狙いに行った回数、ノックダウンとグラウンドコントロールの時間をチェックしてもらっています。

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    浜崎朱加vs浅倉カンナのスタッツ

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    武田光司vs久米鷹介のスタッツ


    柏木 RIZINの競技運営をお願いしているJ-MOCの福田(正人)さんとデータ収集のためにスタッツ担当を入れましょうか?っていう話を以前していたんですよ。 判定に活かすというわけではなく今後のジャッジのデータ収集のために。

    ――検証材料にするわけですね。

    柏木 そうですね。反省会で実際のジャッジと比較するための材料ですよね。でも、労力に見合うかと考えたときに「ちょっと微妙ですね」という結論になったので、そのときは現実には至らなかったんですけど。

    ――以前からこういう構想がある中で今回ついに実現したと。

    柏木 ここの業者はベラトールや中国のキックのスタッツもやってる会社なんです。ベラトールの試合で3ラウンドに入る前、スタッツが出たときに「BD SPORTS」と表記されるんですけど。その会社にRIZINも発注してますね。

    ――MMAを理解してないとチェックできないですよね。

    柏木
     これはおそらく手作業で計測していると思うんですけど。MMAという競技を理解している人がやってるんでしょうね。そうだと信じたいです(笑)。

    ――
    ちあなみに、お値段はお高いんでしょうか?

    柏木
     それが自分の感覚としては「こんなもんなんだ」っていう金額でした。 1ラウンドいくらという請求方法なんですよ。判定までいかずに途中で決着がついてしまったら、そのラウンド分だけでいいんです。

    ――
    それはかなり良心的ですね。ボクだったら1試合いくらって決めちゃう悪徳業者ですよ(笑)。

    柏木 そうですよね(笑)。たとえば10試合やったとして最大30ラウンドという予算は決められるんですけど、 KO 決着があれば予算が減ってくという。それはお手頃というか。

    ――
    今回RIZINに導入してよかったところはなんですか?

    柏木
     楽しみ方の幅を広げることですね。ここの業者は生中継中の画面にこの数字を差し込めるんですけど。今回はギリギリで決まったことなので難しかったんです。

    ――
    UFCもリアルタイムで画面に表示できますもんね。 

    柏木
     アメリカのRIZIN中継の実況・解説席には別枠で確認できるように用意しました。今回やってもらったのはスダリオ剛vs宮本和志、クレベル・コイケvs摩嶋一整、武田光司vs久米鷹介、ホベルト・サトシ・ソウザ vs徳留一樹、浜崎朱加vs浅倉カンナの5試合だけで。判定は武田vs久米、浜崎vs浅倉の2試合だけで、どちらも好勝負だったんですが、あの試合内容を見たあとに数字を確認すると「やっぱり接戦だったんだ」と深みを増すというか。楽しみ方の次元が増えますね。

    ――
    スタッツを確認することでまた面白く振り返ることができるわけですね。

    柏木
     判定の基準に興味を持ち始めてる方が増えてきているので、そういったファンのためにもスタッツが楽しめる材料になってもらえればなと。

    ――
    デメリットはありますか?

    柏木
     最初に懸念したことは、ジャッジとは真逆の結果が出てしまったらネットなんかで叩かれるんじゃないかなと(笑)。

    ――
    そこですよね(笑)。

    柏木
     でも、ジャッジの基準はあくまでもダメージなので。要は10回のジャブをコツコツ当てた場合と、1回のストレートでダウンを奪った場合、ジャッジは1回のストレートを取りますよね。

    ――
    間違いないですね。

    柏木
     「このスタッツはあくまでも数字」という説明はできるのかなと。 数字とダメージはまた違うものなので。

    ――
    聞くところによれば、RIZINとしてはミスリードするかもしれないので、このスタッツを公表するのはためらったけど、J-MOCさんのほうでは全然いいと。

    柏木
     はい。J-MOCさんとしては「数字は数字ですよね」というスタンスですね。 そこは自分たちのやってることにプライドがあるんでしょうね。ジャッジは大変だと思いますよ。 何かあるといろいろと言われるわけですし。

    ――RIZINの啓蒙活動があったことで、ジャッジをはじめとして競技が理解されてますよね。

    柏木
     そうですね。大炎上はまだ起きてないですし、 比較的皆さんに納得していただけてるというか。 もちろん議論されていくことがは重要ですけど。

    ――
    やっとトータルマストとラウンドマストの違いが届いてますし。

    柏木
     もしかしてその違いをまだ理解してないかなっていう選手や関係者もいたりするんですけど(笑)。

    ――
    RIZINが採用しているトータルマストのほうが判定だと議論になりやすいですよね。ONEの場合、チャンピオンシップは5ラウンドのトータルマストだから問題が出てるんじゃないかなと。

    柏木
     5ラウンドだと序盤の1~2ラウンドはだいぶ無視されてるんじゃないですかね(笑)。最初のほうは忘れちゃったなあって感じですよ。

    ――
    印象がなくなっちゃいますよね(笑)。

    柏木
     トータルマストは3ラウンド制でもそういう傾向がありますよ。最終ラウンドの印象はどうしても大きくなっちゃいます。

    ――そこは数字には表れないところですよね。 海外の実況・解説のように日本では見せない理由はなんですか。
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