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  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】「ちょっと内田(樹)さん、ここに来て正座しなさい」第66号

    2014-01-06 07:00  
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    新年明けましておめでとうございます! ライターの前田宏樹です。 新人ながら、新年一発目の記事を担当させて頂き光栄です。 2014年よろしくお願い致します! さて、今回は2013年11月10日、吉本興業の本部にて開催された 岡田斗司夫による読書会「ビブリオトーク」を前編・後編にてお届け致します。 最初に取り上げるのは、 内田樹さんの『街場の憂国論』 。 エスタブリッシュ感漂よう内田樹さんの憂国論に 岡田斗司夫の鋭いツッコミは炸裂するのか!? お楽しみ下さい。 ************************************ 最近読んだ本で、 内田樹さんの『街場の憂国論』っていうのがあるんです。 これすごく面白いんですけど、 僕にとってなんでこれ面白いのかっていうと、 1ページに一回必ず引っかかって止まるんですよね。 「なんでやねん?」っていうことを思ったり、あとさらに、 「あれ、内田さんの前の本でも書いてあったぞ」 「ちょっと内田さん、ここに来て正座しなさい」 「お前なんでそうなの?」 って思います。 こういう人の持っているエスタブリッシュ感っていうのですかね。 エスタブリッシュメント感っていうんですか。 「俺は国家から金を貰っている教育機関で、長年食ってたから、 そういう考え方の癖が抜けないよ」 的な所があるんですね。 これ僕の偏見かもしれないです。 つまり全くの民間から出てきたから、 そんな意識ないのかも分からないんですけども。 前々から僕が言っていることがあります。 学問というのはどれだけやればいいのか? キリがないと。 枕草子の研究を未だに続けてるんです。 あと何100年やるつもりだと。 多分、内田さんは 「う~ん、それは何100年でもやる値打ちがある」 って言うんですね(笑) そうすると、学校の縮小ができないんですよね。 内田さんはそういう時に対して、 「学校の縮小とかそういう風なものをビジネス的な原理で語っていいのか」 って言うんです。 「原理で語っていいのか」っていうのは言うんですけど、 でも枕草子何100年問題には答えてくれないんですよ。 そういう問題を匠にスルーする所が、「てめぇ…」って思っちゃうんですよね。 そういう風なツッコミ入れながら読む、という方法ができるので、 僕にとってこれ凄くいい本なんですよ。でも、人によって多分読み方違う。 僕自身思うのは、自分がどれぐらい特殊な人間かよく分からないんですけども、 あんまりツッコミ入れて読まない。 文字にしたり、こういう風に人前で、 別にこんな風に集まった所で話さなくてもいいんですよ。 喫茶店かなんかで、人に言ったりすることで、 読書って全然変わってくると思うんですね。 あんまりツッコミとかをやっちゃうと、 ただ単にうんちく語りのですね、嫌な奴になっちゃうので。 本を読むコツというのは一時的にでも、 その著者の言っていることを一から十まで全部信じることだと思うんですね。 読み終わった後は自由なんですよ。 だから僕も内田さんの本も同じなんですけど、 とりあえず文章読んでる時は絶対に信じるんですね。 で、読み終わって一息ついたときとか、 数ページ読んで 「ハア」 と一息ついたときに 「ちょっと待てよ」 って考えてもいいんですけど。 とりあえず一回、全部信じないと、 途中で余計な批評入れちゃうと、目が曇っちゃうんで。 まずは初歩の初歩としてというか、 基本スタンダードとして、いかにみんなが読みたいと思うような話ができるのか、 というのがビブリオトークというか、本を読んだ時の楽しい語り方だと思います。