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【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】昼は橘玲、夜は内田樹、岡田斗司夫の着まわしコーデ術!?第32号

気づくと同じような服ばかり着ている無銘のマサフミです。 前回に引き続き岡田斗司夫ゼミ3月号後半の模様をお届けします。 岡田斗司夫は著書『ぼくたちの洗脳社会』『評価経済社会』において、これからは個人の中で複数の価値観をコーディネートするようになり、自分の感性に合うように価値観の種類や深さや時間を使い分けることが大切なことになると述べています。 では、岡田斗司夫自身が橘玲さんと内田樹さんに影響を受けた際、どう価値観のコーディネートをしているのかを見ていきましょう。 カジュアルにフォーマルに、特別なときに普段使いに。 お気に召しましたら着まわしに便利な岡田斗司夫を一着いかがでしょうか。 それではハイライトからどうぞ。 ************************************ でね、僕の落とし所なんですけども。最近はこういうふうに決めてるんですけども。 橘玲さんの考え方っていうのは、たぶんより真実に近いんですね。より真実に近いんですけども元気が出ないんですよ。  ただ、あの考え方を持ってると“間違えなくて済む”んですね。 橘さんすごいですよ。対談が始まった時に開口一番言ったのは「宝くじっていうのは元々愚か者にかかる税金って言われてますから」ってところから始めて。すごい!「宝くじなんて買うやつは馬鹿だから金を取られても仕方がないんですよ」っていうことをまずどーんと言うわけですよ(笑)  こっから始められた。言い方がすごいよね「愚か者にかかる税金と言われてますが」って言うから「当然、岡田さんも知ってるでしょう」から始められたから「おわー……」って思って、「はいはいはいはいはい!橘節キターーーっ!!」って思うわけですよね。  で、 橘さん的な考え方をちゃんと身につけてると、損しないし傷つかないしこの世の中の底が見えてるから安心は安心なんですよ。「この世の中は果てしない底があってどこまで落ちていくか……」ではなくて「はい、ここが底ですよ。その底のことを“リベラル・デモクラシー”と言います。その本質は“生贄”です」っていうふうに言っちゃうんですけども(笑)   だから、昼間の雨の降ってない晴れた日は橘玲でいこうと思います! 昼間は。で、夜、もう6時過ぎたら俺は内田樹に切り替えます! 無理! 皆さんも1回、夜6時過ぎてから橘玲になってみなさい。ホントにね、寝るのが嫌になるから! 『はらちゃん』を見ても泣けなくなりますから(笑) 「まあそんなこと言っても日テレのドラマだし、視聴率取るんだからこんなもんだろ」って、さっき僕が言った「恋愛の不可能性っていうのを成立させるためにはこういうドラマ作りもアリ」っていうのは橘玲的な考え方なんですね。でも、はらちゃんのことが心配で夜も寝れない僕っていうのも、それも本当の僕なんですよ。   僕の心の中には橘玲さんと内田樹さんの両方がいて、たぶんそれは皆さんの中にも、例えば東浩紀がいて誰がいて、小林よしのりがいて誰がいてとか、人によったらひょっとしたら大阪維新の会の人がいたり石原慎太郎がいたり、意外な人がいるかもわかんないんですよ。  でも、それは「100%こいつの言ってることがわかんない!」じゃなくて、誰かに腹が立ったりムカッとする時はやっぱり5%や10%そいつの言ってることがわかって、それがわかっちゃう自分が嫌だから誰かにイラついたりするんですよね。 だから僕も嫌いな人っていうのは理解できる人だけなんですよ。人間は理解できないものを嫌いになれない生き物なんですよね。こと人間に対しては。  なので、なんでしょうね? 僕は本当にどっちにも心が行けるので、苦しいのは苦しいんですよ。で、皆さんもたぶん心の中に、この番組を見てるからには何%か“岡田斗司夫”が入ってて、その岡田斗司夫のおかげでちょっといいことがあったり、逆に嫌なことがあったりすると思うんですけども(笑)  それの使い方は俺は「昼・夜」だと思いますね。昼に誰の考え方を持って来て夜に誰の考え方を持って来るか。  僕自身の生き方は昼に“橘玲”を持って来て、現実というのをある程度冷たく見るんだけども。女の子と話す時にこれは封印するか、もしくはチラ見せ程度にしておいて。主に夜は内田樹でやったらさわやかに寝れるんですよね。夜まで橘玲持って来ちゃいけない。宵越し橘玲は禁止です! ホントに!(笑)  っていうふうにしたら、この間から日が暮れたら内田樹ってしたら、僕は生きやすくなりました。  で、変な言い方ですけども、これ自己正当化かもわかんないんですけども。 “人間の器”って言葉があるじゃないですか。「器が大きい」とか「器が小さい」っていう。それは何かっていうと、信念がある人は器が小さいんですよ。で、信念がない人は器が大きいかっていうと、そうじゃないんですよ。信念がある人は器がちっちゃい。何でかっていうと、許せないことがいっぱいあるから。  じゃあ、許せることがいっぱいある人は信念がないのか。そうじゃなくて“矛盾する信念”が強いんですね。矛盾する信念がありながらそれを維持できる“自分”っていうのがある。それは昼夜で切り替えてもいいですし、「本音と建前」って言ってもいいんですけど。  たぶん人間「本音と建前」って言ってもそんな裏表の関係じゃないんですね。自分が気弱な時はこういうふうに考えちゃうとか、人に優しくしたい時はこういうふうに考えちゃうみたいな切り替えだと思うんですけども。   僕は内田さんと橘さんの話を聞いて「そうか、俺が行く道っていうのは器を大きくするしかないんだな」と思いました。  自分の中に矛盾する考え方、価値観というのがありながらどれか1つを信じて楽をするのではなくて、これをすべて維持する。それ以外にも、自分が嫌いな人の考え方であっても。「嫌い」っていうのはさっきも言ったように「理解できる」だから、それを保持したまましんどいけれどもできるだけ維持することしかできないんだな、というふうに思いましたので、皆さんも心の中にある岡田斗司夫をちょっと大事にしてやってください(笑)

【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】昼は橘玲、夜は内田樹、岡田斗司夫の着まわしコーデ術!?第32号
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著者イメージ

岡田斗司夫

作家、評論家 1958年、大阪生まれ。株式会社オタキング代表。FREEex主宰。常に時代の先を読み、ユニークな創造をし続けるクリエイター。アニメ・ゲーム制作会社ガイナックスを創業、社長時にはアニメ『王立宇宙軍オネアミスの翼』『ふしぎの海のナディア』、ゲーム『プリンセス・メーカー』などを手がけ、ブームを巻き起こした。その後、東京大学非常勤講師に就任。作家・評論家活動をはじめる。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。多岐にわたる著作の累計売り上げは250万部を越え、人々は尊敬の意味をこめてオタクの神様「オタキング」と呼ぶ。

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