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オタクはなぜ、現代アートなのか?
2013-10-18 06:00---------------------------
オタクはなぜ、現代アートなのか?
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おはよう! 岡田斗司夫です。
今日は「おたくとアート」の話。
10年近く前の今ごろ、世界イチのフィギュア工房・海洋堂の社長の宮脇さんとヴェネチアに行きました。
ヴェネチア・ピエンナーレ日本館の参加作家として呼ばれたからです。
僕も宮脇さんも、タダのオタクです。
本来はそんな立派な席に呼ばれるようなモノじゃありません。
そのイベントは「都市」がテーマのアート展です。
『おたく:人格=空間=都市』というタイトルで、僕や海洋堂さんの作っている色右岸フィギュアが出展され、僕たちは「公式作家」として呼ばれることになってしまいました。
いったいなぜ、日本のオタク文化が西洋のエスタブリッシュメントからは「アート」として認識されるようになったんでしょうか?
ヴェ -
ダイエットしたい!という欲求をガマンせよ!
2013-10-17 06:00---------------------------
ダイエットしたい!という欲求をガマンせよ!
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おはよう! 岡田斗司夫です。
今回もレコーディング・ダイエットについて。
2010年~2013年の夏にかけてリバウンドした僕は、早く痩せないと、と焦っていました。
なのでレコダイの基礎を忘れ、「とにかくカロリーを減らせ」とばっかり考えていました。
しかし、8月末から基本に戻り、キチンとレコダイをはじめました。
基本はやっぱり「書いたものをすぐにメモ」。
僕の場合、口に入れてから60秒以内にメモ、を心がけています。
苦い失敗に懲りたので、今回は「なにを食べたか」「カロリーは?」「時間帯は?」を一切気にせず、とにかく書くのみ。
毎日まいにち、ほんとうに
【 食べたものを 書くだけ 】
を続けました。
これ、あんがいしんどいです。
「食べるの -
俗物王・叶恭子
2013-10-16 06:00---------------------------
俗物王・叶恭子
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おはよう! 岡田斗司夫です。
先週は「読んで後悔した本」を書いたら、もう悪評プンプン。
「今度は役に立つ本を紹介してください」
「つまらない本の話はいりません」
自分の話術のヘタさを思い知りました。
マズい料理の話は盛り上がるのに、つまんない本の話って、なんて難しいんでしょう。
なので、今回は面白かった本。
面白かった、というか「これ、アリ?」な本です。
「 トリオリズム 」(小学館)
作者は【自称・セレブ】なお姉さん・叶恭子さん。
ネットでは「自分で書いていない」「ゴーストの代筆」とか勝手なこと書かれていますが、とんでもない。
プロの物書きとして断言します。
こんな内容を書けるゴーストライターなんて、日本には存在しません。
もちろん、ゴーストライターでは無く、編
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