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  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】「竹島にUFO上陸」~タケシマハ ワレワレノモノダ~ 第1号

    2012-09-16 18:30  
    220pt
    毎月第一月曜日はニコ生岡田斗司夫ゼミの放送日。9月3日(月)に放送した『ニコ生岡田斗司夫ゼミ「タブー完全無視の一問一答地獄」~ブロマガから領土問題まで~』から、運営S田(助田)がおすすめするハイライトを紹介します。
    9月ゼミのハイライトはズバリ領土問題の解決策。
    「領土問題、どうやって解決をしたらいいですか?」というゼミ生(視聴者)からの質問に、岡田先生はこう答えました……。
    岡田 :まず、視点を変えて「領土問題をどのように考えたらいいか?」でお話してみたいと思います。「これ、どうですか?」と訊かれると、何が正しいのか決めなきゃいけない。どう考えればいいのか?という問いなら、それは僕の出番です。
    竹島とかが揉めるのは「取り合い」をしているからなんです。美女を取り合いして男が戦うのは「ドラマ」になるんですけども、ブスを押し付けあうのは「コメディ」になるんですよ。
    そこで「竹島が要らない場合」という話を考えてみました。あのね、竹島に宇宙人が突如、着陸して、超レーザー兵器とかで武装して「タケシマハ、ワレワレノモノダ、チョウセンスルモノハコイ」っていうふうに言ったら、たぶん日本はですね、「確か、竹島は韓国のものでしたよね?どうぞ、どうぞ、どうぞ」って言うと思うんですよ(笑)。
    いやあ、あんなヤツらと(領土争いを)やっても絶対勝てねえって、宇宙人上陸したらどうするんだよって。
    だから、そうしたら韓国も「じゃあ竹島は俺たちのもの。日本は逃げた。俺たちだけで超レーザー兵器に立ち向かうぞ!」というふうには、さすがに言わないと思うんですよね。たぶんねえ、ちっちゃい声で「日本も確か…竹島に領有権を、とか言ってましたよねえ」とか「一緒にやりましょうよ」みたいなことを、絶対言ってくると思うんですよね。だから竹島には、宇宙人が着陸したほうがいいんじゃねえのって思います(笑)。
    で、宇宙人がアリなんだったら、じゃあ、宇宙人と似ないもので、もうちょっと現実的なものを考えたらどうなのかなあと思って、竹島に北朝鮮が上陸して、北朝鮮が「竹島は我々のものだ」とかいうふうに言ったらどうすんだろうって。
    日本は日本で、「ああ、北朝鮮は確か、あなたの国(韓国)のご兄弟でしたよね。どうぞ、どうぞ。」って言って、韓国は韓国で「いやいや、私達と北朝鮮の仲が悪くなったのはあんた(日本)にも関係があるでしょ、ちょっとケンカに付き合いなさいよ。」って言う、なんかあの「校舎裏に女生徒に呼び出される」みたいな感じで(笑)。やっぱり、日本は巻き込まれるんじゃないでしょうか。でも、問題の押し付け合いにしたら面白いなと。
    もし竹島を題材に映画を作るなら、たぶん韓国の人たちは「竹島を守るために…竹島が韓国の領土だとわからせるための、正しい感動的なムービー」という内容の映画を作ると思うんです。それに対して日本が作るべき映画は何かというと「竹島が宇宙人に侵略され、突如攻撃された時に、日本も韓国も物すごい逃げ腰だけど、力を合わせてやっと勝てて、宇宙人が「ワレワレハマタクルゾ(我々は、また来るぞ)」って言われて、日本人と韓国人が「あいつらには負けない!」って言って、両国で記念碑建てる」みたいな…。
    それ、めっちゃくちゃカッコいいじゃねえかって思います(笑)。