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【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】『4タイプ』を疑い続ける法則型。『人生の法則』を証明せよ第52号
2013-09-30 07:00220pt4回にわたってお届けした「あなたは何タイプ?人生を変える120分」最終回になりました。質疑応答パートをお届けします。
講演を聞きながらも、ずっと『4タイプ』の真偽を考え続けてきたあなたは法則型かもしれません。
『4タイプ』については岡田斗司夫の著書『人生の法則』にまとめられているので参考にして下さい。
しかし『4タイプ』は本当に「人生の法則」なのでしょうか。人類普遍の「法則」とまで呼んでいいものでしょうか。
まずは周囲を観察し事例を集め、信頼性があると思われたなら、数学用語で言う「予想」として使っていきましょう。新たな発見を導いてくれるかもしれません。
そしていつの日か「人生の法則」を証明しましょう。
4回に渡りお付き合いありがとうございました。無銘のマサフミでした。
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<質問者>
ああ、えっと、あたし、注目なんですけど——
<岡田>
そうですよね。はい。
「あたし注目ー、エヘヘ」って(笑)
<質問者>
エヘヘ。
対人関係で応用するっていう時に、周りの人がどれなのか、「パッと見でそれっぽい」っていう感じで判断しても良いですかー?
<岡田>
ダメに決まっているじゃないですか!
「パッと見でそれっぽい」って!(笑)
ダメに決まっているけども、でも、もうしょうがないですよね。
あの、僕らはやっぱり……僕もそれで判断しているんですよ、しょうがないから。
だから、その人が何か言った時に、明るい顔していたら相手に対する気遣いがあるので上半分の司令・注目だろうと決めているんですね。
次に、話し始めた時にすぐ用件に入ったら法則型。
で、挨拶みたいなものから言い出したら注目・理想だというふうに決めているんですね。
つまり、口ごもったり、あと、ご機嫌取ろうとしたら注目なんですね。
あなたは、今、僕の顔見ながらニコニコしながら頷いていますよね?
そんなことをするのは注目型だけですね。
司令型の人は頷くんですけど、もう少し“賢そうな顔”をしますね。
——というふうに。
あの、相手の見た目で判断する場合は、見た目というよりは、その人の話し方とか、行動とかから分析してやるんですけども。
まあ、100人ぐらい連続してやると慣れてくると思います。正直な話で言うと。
で、それでもハズレがあるで、あまり気にしない事。
僕らは“失敗しても平気なタイプ”ですから、これやるときのコツは、次々と相手に「何タイプですね?」、「何タイプですね?」、「何タイプですね?」、で、「このタイプっていうのはこうなんですよ!」と、さっきのテストの紙を見せていって。
相手が勝手に自己診断して「違う」って言ってくれたら、「あっ、しまったー!」って言ってデータを集めるのが一番良いですね。
つまり、“カワイく失敗する”こと。
〜中略〜
<質問者>
「人生2割りの力で生きていると言いふらすことで、周りの注目を集め、自分の理想を語るだけ語って自分の考えに近づいたところで、お互いの利益を最大限にしたところで妥協する譲歩する」っていうのは何タイプになるのでしょうか?
<岡田>
そういうふうにですね、「何タイプか特定できないだろう?」とか、そういう発想方法自体が理想的なんすよ。
で、今みたいな、そういうふうな行動をしたがるのは理想型だけです。他のタイプはそんなふうに考えたりしないんですね。発想しないんですよ。
例えば司令型だったら、僕のこの話を必要最低限の努力で理解して、次に必要最低限の力で応用して、有利に運ぼうって考えるんですね。
法則型は、まだ疑っているんですよ、答えを。
注目型はもう家に帰って誰かに話したいはずなんですね。
でも、理想型だけは「いや、そうとも言えない! こういう場合はどうなの? 」って、裏口だけ探す。
ですので、「どういうふうになるのでしょうか?」という質問に対しては、「そんなことを考えるのは理想型だけですから」となります。
ということで、最後とさせていただきたいと思います。
今日はどうも、長い間、皆さんありがとうございました。
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