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  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】号外『中学生からの評価経済社会』完結記念!

    2013-06-01 07:00  
    216pt
    岡田斗司夫が語る『評価経済社会』を、現役の塾講師が中学生にもわかるように講義する『中学生からの評価経済社会』。 FREEexメンバー:教え人のシゲル先生が、身近な具体例を豊富にまじえながら、分かりやすく解説するニコ生番組です。
    中学生からの評価経済社会  第一回「今の常識は昔の非常識」http://www.nicovideo.jp/watch/1347372216 第二回「学校が崩壊している」http://www.nicovideo.jp/watch/1348590203 第三回「正社員少数派」http://www.nicovideo.jp/watch/1351353710 第四回「一人でも家族」http://www.nicovideo.jp/watch/136284451 第五回「ニューパラダイムを生きる」http://www.nicovideo.jp/watch/1367335903
    お陰様で大好評をいただき、無事完結しました。 各回30分と、コンパクトにまとめられていますので、ぜひ、お楽しみください。
    『岡田斗司夫のニコ生では言えない話』では、シリーズ完結を記念して、シゲル先生のメイキング・エッセイと、番組用の膨大なアイディア出しのメモを、お届けします。
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    「シゲルさんに、お願いがあるんです」 焼肉屋の喧騒の中、いい加減酔っ払いおじさんとなっている僕に、黒縁メガネの男は話しかけた。 「ほねがひですか」 「ええ、ニコ生で評価経済社会の番組をやって欲しいんですよ」 「いいです!ホッケーです。やりまふ」
    注目型は断れない。
    ましてやFREEexメンバーと和気藹々と楽しく焼肉食っている時の依頼を断るなんて、これっぽっちも考えない。 二つ返事で引き受けた。酔いが覚めて考えた。これはエライことを引き受けてしまったのではないかいな、と。
    1995年、世の中がインターネット時代に突入する直前に岡田斗司夫が世に送り出したのが「僕達の洗脳社会」だった。ニフティでフォーラムを主宰していた僕はその本を読んで腰を抜かした。ああ、そういうことだったのか。 ネットで働くうちに感じてたことがひとつに繋がった。ボロボロボロと、目からうろこが音を立てて落ちていった。
    その後、 僕は本業以外にいくつも職を加えていった。僕達の洗脳社会からそのヒントを得たからだ。 その中の一つに専門学校の講師がある。職業訓練で大人相手に講義をするものだ。クリス・アンダーソンの「フリー」がフリーで配布されたころだった。僕は、職業訓練の講義にWeb概論があるのをいいことに、「僕達の洗脳社会」を「フリー」と結びつけながら講義したりしていた。
    2010年4月。立ち上がったばかりのオタキングexに参加する。その中で「僕達の洗脳社会」をリライトして「評価経済社会」の書籍にする活動があった。僕はウクレレを持って大阪に行き、「僕達の洗脳社会」の講義をした。「評価経済社会」に詳しい人達の前で講義できたので少し自信を持っていた。書籍「評価経済社会」にも協力者としてクレジットされている。
    監督はその経験を元に講義をすればいいと考えたのだろう。だがよく考えると、 評価経済社会の書籍をそのまま講義してもあまり意味が無いのではないだろうかと気がついた。講義の場はニコ生だ。目的は、「評価経済社会」をできるだけわかりやすく解説して本を読んでもらうこと。 そうなってくると、書籍をただ解説したって意味が無いし、そもそもそのやり方では、30分番組5回に収まるわけがない。監督に相談することにした。
    「あのですね、監督。内容はどうしましょう?」 「シゲルさんにお任せします」 「あ、はい」 「お任せしますが、 岡田斗司夫が出ない番組のトップを切っていただく のですから、やはり視聴数は取っていただきたい」 「はい」 「さらに、中学生でもわかるくらいのレベルで解説していただきたい」 「はい」 「あと、これは ライブラリー化して評価経済社会を説明するときに、これをみとけ! って言えるものにしたい」 「、、、、、あの、どんどんハードル上がってるような気がするのですが」 「シゲルさんはただの酔っ払いのおっさんじゃないんです。よろしくお願いします」
    司令や!こいつ絶対司令型や!注目型は司令に対して蛇に睨まれたカエル、鷹の前のスズメ、猫の前のネズミなのだ。逃げられない。しかたがない、全力で切り抜けよう。と覚悟を決める。
    そして始まる番組の準備。30分の番組準備をするのに走った距離は平均200km。 番組のアイディア出しはエアロバイクを漕ぎながらiPhoneでつぶやく方式。そのエアロバイクで走行した距離だ。 時間にして10時間。ツイートした文字数は1番組あたりおよそ1万字以上。文字通り汗の結晶としてアイディアを出した。
    番組の構成は、総論1回、各論3回、まとめ1回とした。総論の部分は今まで専門学校などで講義したのをそのまま使えばいい。だから、初回の収録は第1回と第2回の2本撮りとしてもらうことにした。
    僕は、講義の準備を周到にやる派である。30分の講義ならちゃんとストップウォッチで時間を計りながらリハーサルをする。毎回、最低2回はリハーサルをしてから本番に臨む。最初の講義はきつかった。2本撮るということはリハーサル含めて6本やるということだ。第1回はなんとか無難にまとめることができた。総論であるから、 歴史と絡めながらの講義だ。社会科の授業のように やればいい。
    問題は第2回。教育編だ。教育産業の端くれで33年働いてきた以上、 現在の教育に対しては言いたいことが山ほどある。 話しているうちについつい熱くなってしまうのだ。
    「つまりだ!自分の気持至上主義が子どもたちに行き渡っている時代に集団で授業を受けること自体不可能なのだ!がるるるるっぅ!」
    第2回をなんとか、収録を終えたのだが、納得がいかない。
    監督にお願いして、撮り直ししてもらうことにした。またリハも含めて3本やった。仕上がりは70%だけれどもよしとした。これが今の僕の限界だと感じたからだ。第3回でのリベンジを誓う。
    第3回は仕事編。職業訓練をしていたり、キャリアコンサルティングの経験からいくらでも組み立てられる。この回は、自分でも満足できるできだった。 スモールビジネスを組み合わせ、評価を高めて仕事を得るモデルは自分でも実践しているだけに説得力があったと思う。
    そして、第4回は11月末に予定した家族編だった。だが、ここで大事件がおこる。(以下12行削除)その結果、第4回の配信は2月終わりとなってしまった。内容は、 家族はすでに解体されていると言うショッキングなものだ。 喉元まででかかる(以下32文字削除)だった。
    ついに迎えた第5回。これこそ本当に好きなことをやってもいいという監督の許可を得て講義した。結果、 シゲルのお弁当塾ステマ みたいになってしまったが、これはこれで評価経済社会なのだ。
    すでに、評価経済社会に生きている僕ら。 かつてない大変化の中にあって、少しでも変化の苦しみから逃れて欲しい。そのヒントをたくさん散りばめた つもり、汗の結晶「中学生からの評価経済社会」をどうぞ、よろしく!
    次回は、 4タイプ超入門 (仮)番組でお会いしましょう。では!