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僕らが暮らしている町のビーチは数ある湘南の浜でも何年も前に海水浴場としては閉鎖されている。駐車場もなければ交通の便も悪い。クラブやエステとか、パンケーキやスムージなど東京の最先端をそのまま持ち込んだような不粋な海の家もない。だから、日本の夏の海に六本木や渋谷と同様の刺激を求める人々の姿もない。家族連れがメインのとても長閑なビーチだ。いつもは地元の人ばかりだけれど、お盆休みには都会からも夏休みの子供たちが続々と海水浴に訪れている。隣り近所の家々からいつもは聞こえない子供たちのはしゃぐ声が聞こえる。都会から遊びに来た色白の女の子に一年中真っ黒な地元の男の子が砂浜で仄かな恋心を抱いたりする、そんな季節だ。
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素敵な夏休みのワンシーンですね。11歳のお子さんも1歳のお子さんも、いっぱい経験して、いっぱい学んで、誰よりも素敵な自由研究ができていますよね。
写真の海と空の真夏の青、夏だ!という感じを視覚で楽しませていただくことができました。
小原信治(著者)
>>1
彼女は夏休みの宿題に、ビーチグラスでフォトフレームを作るそうです。誰と遊んだかは忘れても、ビーチグラスの話だは忘れられない夏の記憶になってくれるとうれしいのですが。