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2023年の総括 個人と社会の両面からの振り返り 懸念された最悪のシナリオは回避された年
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2023年の総括 個人と社会の両面からの振り返り 懸念された最悪のシナリオは回避された年

2023-12-31 23:46

    2023年も残り1時間ほどで終わりになります。


    今年は、個人としては、


    ・仕事(賃貸管理業の経営)は特に問題なく順調でした。


    ・作家としては、次に出版する予定の本の作成を行ってきました。図の原画はほぼ完成しているので、2024年中には出版予定です。

    また2022年の8月に出版した『フリーメイソン最上層部により隠されてきた民主主義の真の原理(Amazonのみで販売)』が1500冊を販売。出版社を通さない自己出版の本としては、大健闘の数字です。国際アナリストの北野幸伯さんを始め、ご紹介して頂いた方々、ご購入して頂いた方々にお礼を申し上げます。

    ただし12月にこの本の電子書籍版が、販売先のAmazonの「固定レイアウト式」の規約の厳格化により出版停止になってしまいました。現在、新しい形式(リフロー型)の作成に取り組んでいます。この形式は1月には完成する予定です。完成次第、再販します。



    社会情勢としては、ガザ紛争、ウクライナ戦争、世界的な物価上昇、日本の出生率の減少や超過死亡の上昇、自民党の安倍派の壊滅など様々ことがありました。


    そこで今年の2月4日に行った勉強会の「2023年の重要問題」として

    語った動画を振り返ってみます。



    ・米国の財政危機

    今のところ、デフォルトしない状態が続いています。

    しかしこの問題は米国政府の債務の上限問題と、通貨発行権が存在しないという問題が解決していません。

    そのため2024年もこの問題がぶり返されるでしょう。

    ・ウクライナ戦争の最悪のシナリオ

    核戦争という最悪の危機は回避されています。

    しかし戦争は未だに続いており、早く解決されることを願います。

    ・軍事費の増加の財源、

    これは税金もしくは社会保険の増加という形で考えているようですが、今のところは国債の発行でしのいでいます。

    いずれ早い時期に税金・社会保険料の増加という形で実現されそうです。

    ・中台戦争と日本

    今のところは緊張は高まっていません。

    2024年の1月に行われる台湾総統選の選挙如何で、緊張の高まりの増減が起こるでしょう。

    ・日本の銀行貸し出しの増加

    現在まで、銀行の貸出残高と設備投資の増加は続いています。

    (上記のグラフは青線が銀行の貸出残高、オレンジ線が貸出の設備資金向け 共に対前年同期比伸び率。 2023年12月31日 天野が日銀HPから作成)


    そのため、企業の設備投資が順調で、企業間取引が盛んでした。

    その影響で、失業率が減少し、労働不足に陥っています。

    またエネルギー高以外の、物価の上昇も起きており、

    2024年には、日銀は金利を引き上げるようになる可能性が高いです。


    以上をみると、上記の動画で解説した2023年の重要問題の多くは、2024年に先延ばしになっています。(ただしウクライナの反撃の失敗により、ロシアが核を使う事による核戦争の危機は起こりにくくなった)


    また経済動向では、日本の実体経済は十分とはいえないにしても、銀行貸出しの伸びの影響などもあり、上向きの状況が続いてきました。

    それが企業の売り上げの増加や、失業率の減少などに表れています。


    以上、個人と社会の振り返りでした。


    振り返ってみると、とりあえず最悪のシナリオは回避された年だといえるでしょう(問題は全く解決されてはいませんが)。


    それでは皆さん、良いお年を。

     


    (記事終了)


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