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<菊地成孔の日記 2021年8月6日午前5時記す>
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<菊地成孔の日記 2021年8月6日午前5時記す>

2021-08-06 10:00
  • 12

 今、「晴れたら空に豆まいて」の、喫煙スペース(店外)にいてこれを書いている。タバコを吸いながら書くことが多くなった。あと5分で本番である。音楽のライブではなく、無声映画に活弁士の片岡さんと、僕がDJで、即興的に無声映画を解釈してゆく。というイベントでコロナ前は人気イベントだったが、主催であるアーロン・ジェロー先生が日本に来れなくなり(来るのが大変困難になり)中断していた。その再開の初回である。なんと来週もある(なんと別の映画→小津の「東京の合唱」)。 

 

  *イベント開始→終わって同じ場所に戻ってきた。 

 

 ムルナウの「ノスフェラトゥ」は、最初の吸血鬼映画だ。このイベントは上映が終わったら、出演者3人のクロストークがあるのだが、状況が状況なので、以前のように好きなだけ喋り倒す。という訳にもいかず、全員時計を見ながら慌ててちょっとだけ喋った。オンタイムで語れなかった事をここに書くことにする。

 

 僕はトークイベントで「この映画を通俗的に見せるという目的で選曲した」と言ったのだけれども、ここでの「通俗性」というのは「愛とセックス推しで」という意味である。映画にとどまらず、多くの表現は、愛を直喩的に、セックスを暗喩的に描く(稀な例として、代々木忠のAVなどがある。セックスをそのまま見せ、愛を暗喩的 / 後景的に描く)。当然のことだが、暗喩の方が強烈である。暗喩が故に。

 
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他2件のコメントを表示
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>1

 ノスフェラトゥは2作リメイクがあるんですが、もう1本も珍作で笑、「原典に出演していた俳優が、実際に吸血鬼だった設定」になっています笑。オリジナルには「ポチョムキン」方式で、のちに付与されたOSTがなってるんですが、ひたすらリスト的な、神経質でゴシックなオーケストラが一瞬も休まずに笑、鳴りまくるんで、ある意味で珍品になってしまっています笑

No.3 40ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>2

 ありがとうございます!!!

No.4 40ヶ月前

亡くなった渡辺善太郎は、同級生で、中高の友人が入り混じりゴルフに行きました。東映の閉館には、菊地成孔さんが来たんだし、東映の古川くんが、善ちゃん経由で頼んだのかと思って、いつか、倉敷で、菊地さんとか、善太郎のライブを聴きと思って、小学校以来、古川くんに会って、ゴルフで話を聞こうとしたら、二、三日前に亡くなったんだとか、ゴルフの後、laundryを観て、重力ピエロ

No.5 40ヶ月前

>>3
ジョン・マルコヴィッチ、ウィレム・デフォーで、ちょっと捻ったリメイクがされていたのをネットで見てはじめて知りました。

オリジナルのコッテリとフルオケのサントラがついているモノは、YouTube にあるようで、是非とも見たいと思います。

No.6 40ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>5

 ううスンマセン。僕、渡辺善太郎さん(先日なくなりましたね)とのお仕事も、古川さんという方の記憶も曖昧で、「東映の閉館」と倉敷市の件も、全く記憶にない、というほどではない、程度の、うっすらした記憶しかなく、コメントをちゃんと受け取れていないと思います。もしよろしかったら、もう少々の詳述を頂けたらと思います。

No.7 40ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>6

 それが、オリジナルのキャストの1人が出てきて、実は本当に吸血鬼だった、という設定のものではないかと思います(僕は未見で、映画誌で読んだだけなので)。オリジナルのサントラは、だいたいヒッチコックの「レベッカ」みたいな感じで、とにかくずーっとオケが鳴ってますね笑。サイレント映画に後からOSTをつけたケースあるある何ですが。

No.8 40ヶ月前

東映をやってた、古川くんに聞いたら、こんな返事でした、、、

この前はどうも❗

菊地さんの件なんじゃけど、正直、場所を提供しただけで、あんまり覚えてない。

確か、現在佐賀県のシアターシエマの重松さんが岡山県立大学の学生で、岡山のサウダーヂな夜でバイトしてて、プロデュースがサウダーヂな夜で、県大の瀧本助教授と重松さんが企画したイベントだったと思うわ。

No.9 40ヶ月前

あと、この際、御礼なんですが、川勝さんの回の前のいつから、なんのきっかけか、解らないんですが、夜電波には、お世話になりっぱなし、キラースメルス、グリー、ワールドミュージック、ニューオーリンズから今に至るジャズ、瀬川さん、赤坂ラテンクォーターからキャバレーやら、ご幼少の鉄火場の思い出、ソウルに韓流、文武両道ヒップホップ、ニューヨークも、ユーロも、アラビアアフリカ南米北米を巡る菊地成孔さんセレクション、ウチの家と会社回りに炭素埋設して貰った百瀬さんと仲良しだった吉田さんは、バッファロードーターの旦那さんのミキサーの方の家にも埋設した話を聞いたり、去年の誕生日24-MAY-1963には、渋谷セルリアンで妻と息子と一緒に、翌日、恵比寿リキッドルームには、下北沢コフィアエクスピアリのオルガン林さんと一緒に行けて良かったぁ〜、まぁ、モーションブルーとか行けなかったし、ブルーノートも行きたかった、料理とフレンチキャバレーカルチャー、銚子良くも、下世話な愛のナチュラリスト歌舞伎町モードジャズ界隈、よろしくお願いします。

No.10 40ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>9

 ああ、なんとなーく思い出してきました笑(まだくっきりしていませんが、、、、)

No.11 40ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>10

 夜電波は、僕もリスナーの皆様から良いバイブスをたくさん頂きましたので、お礼はこちらこそです!

No.12 40ヶ月前
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