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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは……
UFCにはなぜ、ゲイの男子ファイターがいないのか(仮説)
UFCにはなぜ、ゲイの男子ファイターがいないのか(仮説)
アメリカ人の3~8%がゲイ(同性愛者)であるという調査結果があるという。
UFCの契約配下には現在、632人のファイターがいる(9月20日現在、UFCFightersInfoより)。UFCファイターはアメリカ人ばかりではないが、仮に上記の比率を当てはめるとすれば、統計的にはおよそ18人~50人のゲイのUFCファイターがいてもおかしくはない、ということになる。
うち男子選手は554人、女子選手は78人であるので、男子のおよそ16人~44人、女子のおよそ2人~6人が同性愛者である可能性がある。
ところで、女子ファイターの中には、ゲイであることを自らにオープンにしている選手が少なくない。バンタム級チャンピオンのアマンダ・ヌネスがそうだし、その恋人ニーナ・アンザロフもUFCストロー級のファイターだ。ラケル・ペニントンとその恋人のテーシャ・トレス、リズ・カムーシェ、ジェシカ・アンドラージ、トンヤ・エビンジャー、ジェシカ・アギラーもとっくにカミングアウトしている。ちょっと調べただけでも8人いるわけだから、すでに平均を軽く超えている。
しかし、男子ファイターで、ゲイであることを明らかにしている者は存在しない。現役選手だけでなく、UFCの24年の歴史上、1人もいないのだ。このことはごく素朴に、不思議なことだとは思われないだろうか。
●UFCゲイ発言史
UFCファイター自身はゲイについてどのように考えているのだろうか。良くも悪くも話題になった、主要選手の過去の発言を振り返ってみよう。
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