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記事 23件
  • 【UFC249電撃中止】ダナ・ホワイトと、ファイト・アイランドと、セックステープ

    2020-04-12 23:01  
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    和術慧舟會HEARTSの中田大貴が綴る世界のMMAシーン――今回のテーマは【UFC249電撃中止】ダナ・ホワイトと、ファイト・アイランドと、セックステープです!【1記事から購入できるバックナンバー】・「神興行(C)RIZIN」を12000字で振り返るRIZIN広報・笹原圭一インタビュー
    ・完全体・那須川天心――衝撃の大晦日徹底分析!!■鈴木秀明
    ・ハム・ソヒの強さが「キラー浜崎」を引き出した■藤井惠が見た年末女子格闘技
    ・北米を知り尽くした男が見た「RIZINvsベラトール対抗戦」■水垣偉弥


     世界中の会社が新型コロナウィルスの猛威によりその経済活動を停止せざるを得ない状況にある中、4月18日に予定されていたUFC249を開催させるたまに奔走した男がいた。言わずと知れたUFCプレジデントのダナ・ホワイトである。「オレは容赦しないぞ、試合はやると言った通り絶対やるんだ。そしてそれはESPNで世界中に放送される」と一向に強気な姿勢を見せていた。
    「地球上のどこかで」と喧伝されたUFC249の開催場所は、カリフォルニア州のカジノホテル、タチ・パレスに内定したと噂された。同ホテルはインディアン居留地にあるのでアスレチックコミッションの管理が及ばない。UFCはしばらくのあいだタチ・パレスを拠点に開催されるが、入国規制管理でアメリカに入ることができない海外ファイターのためにダナ・ホワイトは信じられないプランを匂わせた。
    地球上のどこかにある島を「UFC専用のプライベートファイト島」として用意するというのだ。ダナは「島との契約はもうすぐまとまる」とし、ファイターたちにこれまでと変わらぬ試合機会を与えると意気込んだ。
    ところが――4月10日、ダナ・ホワイトは神妙な面持ちを見せながらインタビューを受けていた。感情が昂ぶると顔がピンク色に紅潮することからダナピンクとも呼ばれる彼だが、今日のインタビューにおいても顔が紅潮していたことから、その心に様々な気持ちを抱えていたのであろう。
     「このパンデミックが始まった初日から今まで戦いが続いていた。オレたちは4月18日のUFC249を開催するために毎日昼も夜もノンストップで戦い続けていたんだ。でも今日、ディズニーとESPNの上層部から電話がかかってきた。ESPNとのパートナーシップは素晴らしいものであるし、彼らは我々にとても良くしてくれた。しかし土曜日のイベントは開催できなくなってしまった」


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  • サイモン・ケリー第5弾! IGF大晦日・小川直也vs藤田和之が噛み合わなかった理由

    2020-04-10 11:16  
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    アントニオ猪木の元・娘婿で新日本プロレスの社長を務めたサイモン・ケリーインタビュー第5弾。今回はIGF大晦日・小川直也vs藤田和之を振り返ります! プロレス頭をフル回転しながら読もう!(聞き手/ジャン斉藤)パート1はコチラ→「プロレスに関わることは倍賞美津子さんに大反対されました」パート2はコチラ→「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」パート3はコチラ→第5代新日本プロレス社長から見たシンニホン暗黒時代パート4はコチラ→「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!
    サイモン レッスルマニアが話題になってますけど、猪木さんがWWEの殿堂入りしたことを思い出したんですよ。
    ――レッスルマニアに合わせて式典が開催されるやつですね。猪木さんは2010年に殿堂入りして。
    サイモン あの当時、WWEのエージェントのジョニー・エースさんとたまに会って話をすることが多かったんですよね。
    ――情報交換じゃないですけど。
    サイモン そうそう。そのときに「アジア人プロレスラー初の殿堂入りは猪木さんしかいないですよね?」みたいな話を振ってて。 そうしたらWWEとしても猪木さんの殿堂入りを考えてたみたいなんですけど、内部でもハードルはあったみたいなんですよ。ビンス(・マクマホン)さん本人は猪木さんの思い出があまりなくて。お父さんのシニアさんなんですよね、猪木さんや新間(寿)さんと付き合いが深かったのは。
    ――ビンスの代になってからは新日本とWWEは疎遠になっちゃいましたね。
    サイモン それに猪木さんや新日本プロレスには「何をするかわからない団体」という危ないイメージがあったから、WWEの内部でも「本当に大丈夫か?」と心配する声もあったみたいです。ちゃんと殿堂の式典に出てくれるよね?と(笑)。
    ――ハハハハハハハ! 猪木さんが何を余計なことをやるんじゃないか?と(笑)。
    サイモン こっちとしては猪木さんのデビュー60周年の節目に殿堂入りが実現できて凄く嬉しかったですけど。猪木さんは、あまりピンと来てなかったんですよ。「どうでもいいよ」じゃないけど、そこまで乗り気ではなかったんですよね。
    ――猪木さんならそういう反応ですよね。いまさらWWEの殿堂なんて……という。 
    サイモン でも、 IGF側からすると、これは絶対に行ったほうがいいって話じゃないですか。猪木さんと一緒に大人数でレッスルマニア現地に行ったんですよね(笑)。行ったら行ったで猪木さんも喜んでましたからね。
    ――WWEなら超VIP待遇しますし。
    サイモン それはもちろん。 またレッスルマニアになると、ただでさえスケールの大きいWWEがさらに別世界になるんですよね。宿泊したホテル自体がWWの貸し切りだし、街全体がWWEの一色になっちゃってますからね。
    ――レッスルマニアの経済効果ってハンパじゃないんでしょうね。
    サイモン オリンピックじゃないですけど、「来年はウチの街でやってくれ」って誘致運動があって、それぐらい経済効果が凄いみたいですから。だって選手や関係者がホテルから会場に行くにもバス何台、リムジン何台っていう世界なんですよ 。それをパトカーが誘導して、交差点から高速道路まですべてブロックして一気に会場に突き進んで。こんなマネはさすがにどの団体もできないなっていうレベルだったので、あらためてWWEはスゲエなあって感じたんですよね。 
    ――猪木さんとビンスは会話したんですか?
    サイモン 猪木さんとビンスさん、2人で話していた瞬間を見ましたよ。
    ――おおっ!!
    サイモン そのとき周りには誰もいなかったんですけどね。だから何を話したかは公開されてないんですけど……。猪木さんとビンスさんのあいだにはちょっと緊張感は流れてんですけど、何十年ぶりかに会話をすることで、お互いにホッとした印象はあったように見えましたね。
    ――稀代のプロレスラーと稀代のプロモーター。いいシーンですねぇ。
    サイモン 猪木さんの殿堂入りのインダクター(紹介者)はスタン・ハンセンさんだったんですよね。
    ――そこもちゃんとアントニオ猪木というプロレスラーの歴史を考えてますよね。アメリカのプロレスファンからすれば、猪木さんとハンセンの関係は知られてないから拘る必要はないんですけど。
    サイモン WWEには本当に細かくやっていただいたというか。猪木さんのスピーチは短かったんですよね。通訳の俺が入っていても5分かかってないんじゃないかなって。周りも「あれ、もう終わり?」みたいな反応で。でも、最後は会場のみんなで「ダー!」をやったりしたので相当インパクトあったと思うんですね。
    ――「ワン、ツー、スリー!!  ダーッ!」ってやったやつですね(笑)。
    サイモン そういえば、あのときは邪道・外道の2人がプライベートでレッスルマニアを観戦に来てて、終わったあとにみんなで酒を飲まないかなって誘ったり。猪木さんの前だったので固くなってましたけどね。あと同じアリゾナ州のツーソンからドン・フライが遊びに来たりとか。そうだ、急に猪木さんが「ラスベガスに行きたい」と言い出して、予定変更してラスベガスに向かったんですよ。 
    ――猪木さん、アメリカ旅行を満喫してたんですね(笑)。
    サイモン そのあと日本人レスラーが殿堂入りしたのは藤波(辰爾)さんですよね。今年はライガーさんが選ばれるんじゃないか……って噂は出てますけど(※取材後、ライガーの殿堂入りが発表)。
    ――それで今日は大好評IGFエピソードの続きなんですけど。2010年大晦日『Dynamite!! 』で鈴川真一vsボブ・サップのMMAルールが組まれたじゃないですか。
    サイモン あー、サップが試合直前にドタキャンしたやつ。
    ――大会プロデューサーの谷川貞治さんいわく、サップが戦意喪失して控室に籠城したと。「ドタキャンした理由はわからない。二度と使わない」とサップ側に非があることを匂わしましたが……実際は何があったんですか?

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  • 具体的なことは何も言っていない榊原さんの緊急会見が面白かった理由

    2020-04-06 21:14  
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    この記事は「RIZIN緊急記者会見」を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)
    【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・「天下を取り損ねさえしなかった」元スーパーエリート中西学、引退
    ・W-1活動休止、NOAH新体制、全日本はWWEと接近?■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    ・「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!■サイモン・ケリー④
    ・女子プロレスの景色を変えた女帝・ブル中野■斎藤文彦INTERVIEWS
    新型コロナのせいで世の中、大変なことになってますね……。ボクは会場取材しない人間ですし、取材も電話やスカイプなんかで済ませてるから、ますます自宅に引きこもってますね。新型コロナの共にボクが提唱していた現場主義否定の時代が勝手にやってまいりましたよ。
    不特定多数の人間が出入りする会場取材は本当に命懸けですよねぇ。ターザン山本さんはK-1のたまアリに行ったり、あちこちウロウロしてて。あの人、72歳と危険水域に入ってますからね、ツイッターで行動をチェックしていますよ、ボクは。
    ターザンの話はともかく、今日のRIZIN緊急会見ですけど……こんなことを言うと怒られそうですけど、みんな榊原さんに壮大に騙されてますよ!
    よくよく内容を振り返ってみると、大したことは言ってないんですよ(笑)。横浜大会の中止以外は具体的なことを何も。とはいっても、これは国会でいえば所信表明演説みたいなもので具体的な政策を提案する場ではないので、詳細が出てないことを批判するのもちょっと違うわけです。大したことは言ってないのに面白かったのはなぜか。

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  • 【1記事から購入できる必読記事厳選集】DropkickバックナンバーBEST100

    2020-04-04 20:49  
    2000記事近くの中から必読人気記事をピックアップしました! 
    「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!■サイモン・ケリー④

    格闘技はあなたの人生を変える! 違法薬物からの更生……咲間“不良先輩”ヒロトの場合

    鈴木秀樹が中嶋勝彦戦30分フルタイムドローのすべてを語る

    レスリングを20年間、撮り続けきたカメラマン――保高幸子インタビュー

    「ケンドー・ナガサキの弟子」が語る桜田一男さんの最後■谷口裕一

    第5代新日本プロレス社長から見たシンニホン暗黒時代■サイモン・ケリー

    ボクシング界の闇……亀田兄弟vsJBCはなぜ揉めているのか?平田樹ONE狂乱ダンスの舞台裏■コーチ横田一則の証言
    サイモン・ケリー インタビュー②「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」

    鈴木秀樹×阿部史典 高円寺純情プロレスリング対談

    【14000字対談】小橋建太☓小
  • 【全文公開】中村倫也MMA転向表明で思い出す――山本KID徳郁デビュー前夜/朝日昇

    2020-04-04 20:09  
    2016年全日本選手権フリースタイル57キロ級優勝、2017年全日本選手権フリースタイル61キロ級優勝、2019年全日本選手権フリースタイル65キロ級準優勝……と輝かしい実績を誇る中村倫也がMMA転向をSNSで表明した。現在25歳の中村倫也は総合格闘技と縁深い。彼の父親は90年代の修斗をバックアップした龍車グループの代表だった。当時の修斗をよく知る朝日昇に中村倫也を語ってもらった。
    【1記事から購入できる朝日昇インタビューシリーズ】その1【隠蔽された修斗の黒歴史】「修斗を伝承した人間はみんな外に出ていったんですよ」
    その2 消された「2010年12月23日」――修斗に何が起きたのか
    最終回 修斗分裂騒動の裏側、着せられたクーデターの汚名
    倫也がレスリングの現役生活を終え、MMAに転向すると聞き、何か凄いなあ......と思っています。あの倫也が……と。
    倫也のお父さんは、かつて修斗の親会社
  • 【MMA転向宣言】全日本選手権覇者・中村倫也を育んだ“大宮”とは何か?/池田久雄

    2020-04-04 17:57  
    100pt
    レスリング全日本選手権優勝など実績を誇る中村倫也がMMA転向をSNSで表明。キッズレスリング時代の中村選手をよく知る元シューター池田久雄氏に話を伺った。【1記事から購入できるバックナンバー】・「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!■サイモン・ケリー④
    ・ 格闘技はあなたの人生を変える! 違法薬物からの更生……咲間“不良先輩”ヒロトの場合

    ・鈴木秀樹が中嶋勝彦戦30分フルタイムドローのすべてを語る
    ・ レスリングを20年間、撮り続けきたカメラマン――保高幸子インタビュー
     

    現在は上尾市でジムを運営する池田久雄氏――レスリングの中村倫也選手がMMA転向を宣言したことが大きな話題になっているんです。レスリングの実績もさることながら、修斗方面にも大きな縁があるそうですね。
    池田 倫也のことは産まれたときから知っていますね。ウチ(PUREBRED)はシューティング大宮、PUREBRED大宮を受け継いでいるジムなんですけど、いまでもウチがやっているキッズレスリングは倫也が幼稚園の頃に始めたもので。その第1号の生徒が倫也と(山本)アーセンなんですよ。
    ――始まりからして凄い!!(笑)。
    池田 でも、もう昔のことだから、いま通っている会員さんが誰も倫也のことは知らないんですよ。ジムの玄関に当時の写真が飾ってあって「この子がね……」なんて説明するときはあるんですけど。「倫也は東京オリンピックの最終予選まで残って、乙黒(拓斗)選手に勝てばプレーオフに進出できる。 オリンピック出場の可能性はまだあるから応援してね」と。結果はああいうかたちで残念だったんですけどね。
    ――中村選手のお父さんは当時の修斗の親会社だった龍車グループの会長・中村晃三氏というのも驚きで。こんな大河ドラマはないですよ!
    池田 晃三社長がいなかったらあの時代の修斗は大変だったわけですからね。1993年か1994年頃かな。私は高校時代レスリングをやっていたので卒業後は修斗をやろうと決めていて。修斗の後楽園ホール大会が終わったあとに佐山(聡)先生から直接「今度ジムを大宮に出す」という話を聞いたので通おうと。
    ――龍車グループが修斗のオーナーになったから大宮にジムも出せたんですよね。
    池田 龍車グループは「大宮健康センター ゆの郷」を経営していたので、修斗のラウンドガールが「大宮健康センター ゆの郷」のたすきを掛けてインターバル中に歩いてましたからね(笑)。
    ――最高です!(笑)。龍車グループにお世話になった格闘家、関係者を挙げればキリがないそうですけど、意外なところでは外国人格闘家カーロス・ニュートンの面倒を見ていたとか。
    池田 ああ、部屋を提供してもらったりして、滞在期間に面倒を見てもらってましたね。だからカーロスがUFCウェルター級チャンピオンになったときに、そのベルトを晃三社長に見せに来たんですよ。そのベルトを倫也が腰に巻いた写真を持ってるはずですね。
    ――そのベルトを実際に獲るために今度はMMAに……凄いドラマですねぇ。バーリトゥードジャパンも龍車グループのバックアップがなかったら開催できなかったわけですから、ということはヒクソン・グレイシーも来日してなかったということですし。



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  • 高まる自粛ムード…新日本プロレスも両国をやりたかった■事情通Zの「プロレス 点と線」

    2020-04-03 10:56  
    100pt
    プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは高まる自粛ムード…新日本プロレスも両国をやりたかったです!【1記事から購入できる過去記事】
    メイウェザー舞台裏…ケンタッキー60人前と剥がされた神童のバンテージ■笹原圭一RIZIN広報インタビューUのミライを見た女――高岡左千子「私は運気からUWFのスケジュールを組んでいたんです」

    運命のバリジャパ、安生道場破り、幻の長州戦真相――中村頼永インタビュー<ヒクソン来襲編>

    【2万字超えの激白】山本喧一インタビュー「高田延彦、田村潔司…真剣勝負とUインターの愛憎物語」山本宜久「ヒクソンと戦ってるとき、放送禁止用語が聞こえてきたんですよ…」 

    塩崎啓二 元レフェリーの衝撃告白「私はPRIDEで不正行為を指示されました……」 
    ――た、た、た、大変です!新型コロナウイルスの件で「IGFの自粛がいつになっても終わらない!」という冗談すら言えないですよ! 
    事情通Z プロレス格闘技界もホントに大変だよ。興行がまともにできないからプロレス団体や周辺関係者は死活問題。プロレス界に携わっている私のようなマスコミ、音響さん、リング屋さん……などなど、裏方さんの収入は激減。3月中旬まで影響があったのはメジャー団体周辺で、インディはそこまでじゃなかったけど……急にガッと来たね。
    ――じつはプロレスはけっこう興行をやってましたね。
    Z 会場が小規模だったから目立ってないところはあったし、3月に入って以降、世間はコロナの問題に緩んだところがあったんでしょ。
    ――海外の深刻さと比べて日本は大丈夫……という雰囲気に一瞬なりかけて。
    Z 「あ、興行ができるかも」ってことで、あちこちの団体が再開に動いていたけど、コロナは収束せず、そんなときにK-1のさいたまスーパーアリーナの件が……
    ――あの3連休から潮目が一気に変わりましたねぇ。
    Z K-1サイドの事情は凄くわかるんだよ。基本はインディと一緒というか、興行をやらなきゃ仕方ない。K-1の場合はすぐに潰れるというわけじゃないんだけど、ヘタしたら致命的なダメージを負いかねない。その事情は凄くわかるけど、世間的なタイミングからすると最悪だったなっていう。
    ――3月31日の新日本プロレス両国国技館大会も中止になって。Z 新日本の両国中止は23日に発表されたけど、マス席を4名で売っちゃってたから、濃厚接触を避けられないということで厳しいと。それでもギリギリまでやろうとしてたんだよ。ただまあ、その前の週末から情勢が一気に変わった。それまで開催に傾いていたんだけどね。


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  • ダナ・ホワイトの過激なリーダーシップ「コロナ? 俺は容赦しないぞ!! 試合はやると言ったらやるんだ」

    2020-04-03 10:28  
    100pt
    和術慧舟會HEARTSの中田大貴が綴る世界のMMAシーン――今回のテーマはダナ・ホワイトのリーダーシップです!【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・UFC249はどうなる? アメリカスポーツ界のコロナショックの対応
    ・証言:アデサニヤvsロメロの大凡戦事件――犯人は誰だ?
    ・MMAサイコ・サスペンス――ジョシュ・バーネットとドラッグテスト
    ・ハイドレーションテスト――ONE独自の計量システムを見る■中田大貴
     現在猛威を振るう新型コロナウィルスの影響により世界各国で外出禁止令や社会距離と云った言葉が話題になり、東京オリンピックを始め世界中のスポーツイベントが中止、または延期になる中、UFC代表のダナホワイトは4月18日に予定されているUFC249の開催を決行するために奔走している。
    ダナホワイトはpodcastにおいて強気な発言を繰り返した。
    「何かをこうしようという決定を下して、次の日起きたら世界は全く違うような変わっていってしまうんだ。前日に俺や社員が頑張って考えてたことが今日パァになってしまった。今日起きたらヌルマゴメドフが渡航禁止令で来れなくなってしまったと聞いたんだ。ただ朝起きただけで世界がクソ変わってしまうんだよ、また最初からやり直しだよ。でも、俺たちが言っているように今どうやろうかをみんなで頭を捻って考えているんだ。聞け!俺は容赦しないぞ、試合はやると言った通り絶対やるんだ」
    しかし予定どおりUFC249を開催をするとしても、いまだその場所は未定であり、消滅したライト級タイトルマッチのメインイベントをどう埋めるか、そしてこのような状況下においてイベントを開催することによる批判のリスクを負うことなど、ダナ・ホワイトとそのクルーはこれから様々な問題を乗り越えていかなければならない。

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  • コロナショックで裏レッスルマニアも中止! アメリカインディは力尽きるのか……?

    2020-04-02 10:23  
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    アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはコロナショックで裏レッスルマニアも中止! アメリカインディは力尽きるのか……です!<1記事から買える関連記事>
    黒人選手のための、黒人選手によるプロレス興行が行なわれるWWEが恐れる社会主義者デヴィッド・スターの闘争
    「あんたは日本で黒人女子レスラーに唾を吐いただろ?」……歴史的偉業達成者は人種差別主義者?
    奴らの「生きざま死にざま」を見たか?――GCW日本公演インサイドレポート「アメリカの大仁田信者」マット・トレモントの奇跡
    「たとえWWEがレッスルマニアを中止にしても、我々は “裏レッスルマニア”大会を開催し、インディー魂を見せてやる!」
    GCW (ゲーム・チェンジャー・レスリング)のオーナー、ブレット・ローダーデールは、コロナウイルスの脅威が増大してきた3月11日、このように宣言することにより自分自身の意志も貫ぬこうと考えていた。しかし、コロナウイルスは想像以上に手強かった……
    新型コロナウイルス感染が拡大し、WHO(世界保健機関)が「パンデミック宣言(感染症の世界的な大流行)」を出した3月11日、アメリカ国内でも、感染者数が1,000人を超えたため、ドナルド・トランプ米大統領は感染者の多い欧州からの米国入国を停止すると発表した。そして、NBA(アメリカプロバスケットボール)がシーズン中断を決定すると、WWE「レッスルマニア36」の開催も危ぶむ声が大きくなっていった。
    今年の「レッスルマニア36」は、4月5日にフロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムでの開催を予定しており、WWEと開催地であるタンパ市の両者は、11日の段階では予定通り開催すると表明していた。
    WWE以外のインディー団体も、レッスルマニアが行われる数日前からその界隈で様々な大会やイベントを行うのが恒例となっており、“裏レッスルマニア”や“レッスルマニア・ウィーク”と名づけられたその期間中、今年は昨年以上、これまでで最大規模となる約60近くもの興行が開催を予定されていた。
    その中でも、GCWが4月2日から4日まで主催する「The Collective ザ・コレクティブ」大会は、3日間で23もの興行、イベント等が組まれており、“裏レッスルマニア”の象徴的大会でもあった。

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  • 【1記事から購入できる!!】3月記事バックナンバー

    2020-04-01 00:00  
    1記事から購入できる3月記事バックナンバー
    1位 「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!■サイモン・ケリー④
    2位 格闘技はあなたの人生を変える! 違法薬物からの更生……咲間“不良先輩”ヒロトの場合
    3位 鈴木秀樹が中嶋勝彦戦30分フルタイムドローのすべてを語る
    4位  レスリングを20年間、撮り続けきたカメラマン――保高幸子インタビュー
    5位 「天下を取り損ねさえしなかった」元スーパーエリート中西学、引退
    【その他の3月記事】
    ・黒人選手のための、黒人選手によるプロレス興行が行なわれる

    ・スターダムが訴えられた! 「チャンピオンにする」という契約は有効なのか

    ・危ないヤツらが帰ってきた!!  血まみれのGCW“非日常”を語ろう■吉野恵悟×タカ中山
    ・ハイドレーションテスト――ONE独自の計量システムを見る■中田大貴
    ・井上直樹くんにとって金太郎選手はおいしい相