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【家入一真はなぜ炎上するのか】津田大介の「メディアの現場」vol.74
2013-04-26 23:53220pt起業家の家入一真さん(@hbkr)がクリエイターの若野桂さんにデザイン仕事を
依頼し、その後しばらくデザイン料が支払われていなかったことに端を発する
炎上事件が燃焼中です。そこで本メルマガでは、せっかくですからベスト(ワー
スト?)なタイミングで渦中の人物である家入さんと僕の対談記事を掲載でき
れば面白いかなと思いまして、今年2月に行われたJ-WAVEの「JAM THE WORLD」
にゲストとしてお招きしたときのインタビューを掲載いたします。っていうの
は半分冗談でして、このインタビューの掲載は1カ月ほど前から編成に組み込ま
れていたんですね。当然ながら対談のテーマは「炎上」ではないものの、家入
さんの生き方や価値観がよくわかる興味深い内容になっていると思います。家
入一真とは一体どのような人物なのか、なぜたびたび炎上事件を起こしてしま
うのか。ご本人の華麗なる炎上の歴史とともに振り返っていただければ幸いで
す。
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◆いまの時代、最大のリスクとは何か?
——家入一真が語る、ソーシャル時代のサバイバル術
(2013年2月19日 J-WAVE JAM THE WORLD「BREAKTHROUGH!」より)
出演:家入一真(起業家、投資家、クリエイター)、津田大介
構成:きたむらけんじ
津田:自民党が政権を奪還して早2カ月。安倍内閣が日本の経済再生に向けて掲
げる金融政策と財政政策、成長戦略——いわゆる「三本の矢」[*1] が注目を浴
び、早くも今年の流行語大賞にノミネートされるのではないかと言われていま
す。そこで『JAM THE WORLD』でも、今週は「BREAKTHROUGH!スペシャル『日本
の可能性を提示する、日本を元気にする5本の矢』」と題して、各曜日さまざま
な角度から未来を切り開く可能性の糸口を探っています。今夜のテーマは「今
の時代、最大のリスクとは何か?」。このテーマについて「最大のリスクとは
何もしないことだ」とおっしゃる、クラウドファンディング「CAMPFIRE」[*2]
の生みの親、家入一真さんと一緒に考えていきたいと思います。家入さんこん
ばんは、よろしくお願いします。
家入:……こんばんは。 -
【チェルノブイリ珍道中日記】津田大介の「メディアの現場」vol.73
2013-04-21 10:45220pt2010年から2011年にかけて、アラブ世界に広がった「アラブの春」と呼ばれる
大規模な民主化運動。チュニジア、エジプト、リビアでは反政府デモを受けて
独裁政権が崩壊し、日本や欧米諸国のメディアは、民主化が前進したと歓迎し
ました。しかし、アラブ世界にとって、「アラブの春」は本当に望ましい結果
をもたらしたのか。「アラブの春」から2年が経過した今、あらためて検証の必
要があります。そこで今回は、中東情勢の専門家でジャーナリストの重信メイ
さんにお話を伺いました。
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◆“アラブの春”その後を検証する
——民主化革命とメディア戦争
(2012年11月5日 朝日ニュースター [*1] 『ニュースの深層』[*2] より)
出演:重信メイ(中東問題・中東メディア専門家、ジャーナリスト)、下平さ
やか(テレビ朝日アナウンサー)、津田大介
下平:『ニュースの深層』です。月曜のキャスターは津田大介さんです、よろ
しくお願いいたします。
津田:よろしくお願いします。 -
【リニューアル合併特大号!】津田大介の「メディアの現場」vol.72
2013-04-06 09:20220pt作家、批評家の東浩紀さん(@hazuma)が提唱している「福島第一原発観光地化
計画」。その是非をめぐって、発表以来ネットを中心に賛否両論が渦巻いてい
ます。東さんは、福島について考えることは、日本の未来について考えること
だ、とおっしゃいます。その意図するところはいったい何なのか——。僕自身
もコアメンバーとして参加する福島第一原発観光地化計画の詳細、そしてそこ
に込められた本当の目的を、提唱者の東さんに伺いました。
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◆福島第一原発観光地化計画とはなにか
——東浩紀に聞く「フクシマ」のいまとこれから
(2012年10月16日 J-WAVE『JAM THE WORLD』「BREAKTHROUGH!」の内容を再構
成した『ゲンロンエトセトラ #6』[*1] の記事を転載)
出演:東浩紀(作家、批評家)、津田大介
企画構成:きたむらけんじ(『JAM THE WORLD』構成作家)
文章構成:ゲンロン [*2]
※本記事用に元記事のレイアウトを変更し、註を追加しました。
◇なぜ「観光」なのか
津田:今日は作家・思想家の東浩紀さんをお迎えして、東さんが先ごろ提唱し
て物議を醸している「福島第一原発観光地化計画」[*3](以下「フクイチ観光
地化計画」)を通して、福島県のいまとこれからについて、一緒に考えてみた
いと思います。東さん、こんばんは。よろしくお願いします。
東:こんばんは、よろしくお願いします。
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