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【『芸術祭の危機管理』発売します!】津田大介の「メディアの現場」vol. 399
2020-06-30 23:27220pt新型コロナウイルスの影響で長引く学校の休校措置により、今年4月末、にわかに注目を浴びた「9月入学制」。安倍総理や大阪府の吉村知事、東京都の小池知事が前向きな姿勢を見せたことから一時は今秋からの導入が現実味を帯びていましたが、その後、慎重派からの提言などを受けてトーンダウン。6月5日には萩生田光一文部科学相が見送りを正式に表明しました。そもそも9月入学制自体は以前から議論されていることですが、なぜ慎重になるべきなのでしょうか。5月中旬、上智大学教授の澤田稔さん(@MinoruSawada)にお話をうかがったときの模様をお届けします。 -
【コロナと民主主義の未来】津田大介の「メディアの現場」vol. 398
2020-06-30 22:37220pt新型コロナウイルス感染の拡大の結果、個人の身体の安全に対する権利と自由の尊重を両立させることが難しくなっています。自由か、それとも生命の保護か。さまざまな識者が議論しながらもなかなか答えが出ないこのテーマについて、あらためて徹底的に討論します。今回は弁護士でヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子さん、哲学者の萱野稔人さん、そして法学者のクリストフ・メラースさんという、それぞれに立場の違うお三方をゲストにお迎えしました。
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【コロナと日本人の「集団化」】津田大介の「メディアの現場」vol. 397
2020-06-30 17:15220pt6月に入り、段階的に解除された東京アラートに続き、6月19日には都道府県境を越えた移動の自粛要請も解除。街には日常が戻ったかのように見えます。日常から非日常へ、そしてまた日常へ移行する街の風景に、東日本大震災直後の風景を重ねた人もいるのではないでしょうか。そんな話から始まった、映画監督で作家の森達也さん(@MoriTatsuyaInfo)とのトーク。ドキュメンタリー映画『A』などで日本人の集団化や同調圧力に警鐘を鳴らしてきた森さんに、自粛要請期間中の社会に蔓延していた「空気」についても訊いてみました。 -
【コロナショックと外国人労働者】津田大介の「メディアの現場」vol. 396
2020-06-30 15:29220ptここ数年、日本で働く外国人労働者をめぐる問題をニュースなどで目にする機会が増えました。外国人技能実習制度に代表されるように、外国人労働者の多くは不安定な立場での労働を余儀なくされています。そんな彼らは、コロナウイルスの感染拡大でどのような状況に置かれているのでしょうか。コロナの感染拡大が問題になって間もない3月、NPO法人「POSSE」外国人労働サポートセンターの岩橋誠さん(@makotoiwahashi1)にお話をうかがったときの模様をお届けします。岩橋さんによると、3カ月が経ったいま、外国人労働者からの相談件数はさらに増え、生活困窮が深刻になっているとのこと。だれもが不安を感じているいま、つい忘れがちなわれわれより弱い立場の人びと──外国人労働者の方たちのことを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
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