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2014年1月の記事 12件

【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その7

みなさんこんにちは。津田大介です。 津田マガ都知事選号外その7をお届けします。初めに今回の掲載本数から。実は今日も5本です。原稿ラッシュになってきて整理も追いつかなくなってきております……。 今回は結局脱原発を目指す側の人が宇都宮候補を支持すればいいのか、細川候補を支持すればいいのか、またそれを考えるうえで持っておきたいほかの視点は何かということにフォーカスして原稿をコンパイルしました。最後の原稿を執筆された浅井隆さんは、現在太っ腹なことに小泉元首相が「脱原発」に転じるきっかけとなった映画『100,000年後の安全』を都知事選が終了するまでYouTubeで無料公開しており、なぜ無料公開に至ったのか、原稿を読むことで浅井さんの思いを知ることができます。今回の都知事選で脱原発を争点にすべきと考えている人も、そうでない人も、この映画は見ておいて損はしない素晴らしい映画です。ぜひお時間を作って都知事選が終わるまでに鑑賞するようにしてくださいね。 さて、お決まりのフレーズを。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう! 今日はこれから青森に出張です。出張中も原稿整理はしないといけません。まだまだまだまだポリタスを盛り上げていきたいので皆様もご協力よろしくお願いします。

【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その6

津田マガ都知事選号外その6をお届けします。 ありがたいことに、ここにきて依頼させていただいた多くの著者の方々から原稿がすごい勢いで入稿されておりまして、その整理だけで一日数時間が平気で過ぎていく……そんな日々を送っております。皆様いかがお過ごしでしょうか。そんなこともありまして、今日の配信では5本の原稿をお届けします。だんだん号外もボリューミーになってきてしまいましたね……。原発を争点にするべきなのかという大きな問題について濃密な論考もあり、それとは違う軸で投票先を選ぶべきという意見もあり、今回もいろいろなことを考えるとても良いきっかけになること間違いなしです。ぜひ、じっくり何度も読み返してみてくださいね。 そして、しつこいとお思いの方も多いでしょうが、気にせずお決まりのフレーズ行きます。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう! 5本と原稿の量が多いので、移動中などに細切れにして読むことをオススメしたいところですが、今回は原稿の並び順にもこだわったので、ぜひ一気に通して読んでみてください。よろしくお願いします。

【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その4

みなさんこんにちは。津田大介です。 津田マガ都知事選号外その4をお届けします。 思ったよりハイペースでさまざまな原稿が送られてきて、編集長的にはうれしい悲鳴を上げる毎日です。ギャー!(悲鳴) 本日は日曜日ですし、じっくり読む時間がある人も多いでしょう。ということで本日配信分は今までより1本多い4本の原稿を掲載することにいたしました。 また、ポリタスのウェブサイト( http://politas.jp/ )も稼働し始めました。メルマガでは配信していない僕の原稿( http://politas.jp/articles/7 )と、都知事の仕組みがとてもよくわかる佐々木信夫さんの『都知事—権力と都政』(中公新書)の第1章の丸ごと転載記事( http://politas.jp/articles/8 )。号外のコラムを読む前にこの転載記事を読むことで、都知事選を考えるうえでの基礎知識を一通り学ぶことができます。ぜひ皆様面倒でもご一読(そして面白いと思った方は『都知事—権力と都政』をご購入)いただければ幸いです。 そして、そろそろ飽きてきたかと思いますし、毎日の繰り返しフレーズなんですが(ちなみにこれは2月9日までずっと巻頭言で言い続けると思いますので覚悟してください)、みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートします。号外配信が始まってまた感想ツイートも活発化しており、僕もうれしい限りです。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう! ということで本日分も、まったく角度や視点が違う4本の原稿が集まりました。都知事選がどうというより、日本の未来を考えるうえで重要なことは何なのか、政治の本質を考えさせられる原稿が揃っています。ぜひお楽しみくださいね。

【「神戸の壁」と「東北ライブハウス大作戦」】津田大介の「メディアの現場」vol.108

1995年1月17日午前5時46分に発生し、兵庫県南部地震に起因した阪神・淡路大震災から丸19年。そして、2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震によって引き起こされ、東北から関東地方にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらした東日本大震災からもうすぐ丸3年。昨年発売された『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』に寄稿したルポで、「我々が本質的に戦わなければならない敵——ヤツの名は『風化』だ」と書きました。広島も、長崎も、神戸も、福島も、大きな災厄に見舞われた当事者は常に負の記憶を遺すこと、遺さないことについて考えます。負の記憶をきちんと後世に伝えなければ、人は同じ過ちを繰り返すものです。しかし、人はそれが辛い記憶であればあるほど、そこから目を背け、早く忘れたいと思ってしまうものでもあります。そして、時間が経てば経つほど、当事者の生々しい記憶や証言は消えていき、記憶の風化が進んでいく。昨年4月に行ったチェルノブイリ取材でもっとも印象に残ったのは、負の記憶を遺すため、風化と戦い続けているウクライナ人たちの姿勢でした。翻って日本はといえば、まだ東日本大震災から3年しか経っていないのに、震災関連、とりわけ福島のニュースが話題に上ることは日増しに少なくなってきています。「伝える」ことを生業としている自分が、このような状況に対してできることは何なのか。そのことを改めて自分に問い直す意味も込めて、「風化」をテーマにしたシリーズ企画を始めることにしました。本号の発行日1月17日は阪神・淡路大震災の発生日です。今号から東日本大震災が発生した3月11日まで「負の記憶を遺し、伝えることで風化と戦う」というテーマについて、さまざまな角度から記事を作っていきます。この2カ月間、僕と一緒に「風化」という重く、難しい問題について考えていただければ幸いです。 シリーズ企画第2回となる今回、part.1では「震災遺構」をテーマに取り上げます。東日本大震災の被災地では、震災による被害——とりわけ津波の恐ろしさを後世に伝えるために、被害のあった建造物を「震災遺構」として保存すべきか解体すべきかをめぐり、町を二分するような事態が起こっています。津波によって宮城県気仙沼市の市街地に打ち上げられた大型漁船「第十八共徳丸」[*1]や 、宮城県南三陸町の防災対策庁舎 [*2] のように、これまで被災地の「象徴」とされていた遺構の解体が決定され、わずかに残された震災遺構をどうしていくべきか、各自治体が岐路に立たされています。震災の当事者にとっては被災時のつらい記憶を思い出させるものであるうえ、修復と保存に莫大な費用がかかる震災遺構。復興の妨げになるとして撤去を求める声があがる一方、震災の教訓を後世に伝えるためにはどうしても必要だという声もあり、苦渋の決断を迫られるケースが相次いでいます。遺すべきか、壊すべきか。阪神・淡路大震災の被災地で住民による保存活動が起こった「神戸の壁」に注目し、そこから見えてくるものについて考えたいと思います。

津田大介の「メディアの現場」

テレビ、ラジオ、Twitter、ニコニコ生放送、Ustream……。マスメディアからソーシャルメディアまで、新旧両メディアで縦横無尽に活動するジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介が、日々の取材活動を通じて見えてきた「現実の問題点」や、激変する「メディアの現場」を多角的な視点でレポートします。津田大介が現在構想している「政策にフォーカスした新しい政治ネットメディア」の制作過程なども随時お伝えしていく予定です。

著者イメージ

津田大介

ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。関西大学総合情報学部特任教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。NHK「NEWS WEB 24」ネットナビゲーター。TOKYO MX「ゴールデンアワー」木曜MC。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。

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