海賊版サイト「漫画村」がその規模と影響力の大きさから社会問題になり、ブロッキング対象として名指しされたのち閉鎖されてから約5カ月。いまもネットではブロッキングの是非が議論されており、政府も対応を決めきれていない状況です。出版社や著者を守るために、ブロッキング以外の方法はないのか、もしあるのなら、それはなんなのか。漫画家の赤松健さん（@KenAkamatsu）、ライターのさやわかさん（@someru）と一緒に、インターネットにおける漫画の未来について考えました。

先日も本メルマガでお伝えした、うなぎをめぐる問題。今回は、市販されているうなぎの蒲焼きのDNA検査をおこない、結果を公表している北里大学海洋生命科学部准教授の吉永龍起さんをゲストにお迎えしました。吉永さんが言うには「生物としてのうなぎ」が絶滅するのと、「食べ物としてのうなぎ」が絶滅するのでは意味が違うとのこと。それはいったいどういう意味なのでしょうか。うなぎをきっかけに、日本の食文化とはなにかにまで思いをめぐらせる興味深いお話を聞くことができました。

9月30日の投開票が迫り、注目が高まる沖縄県知事選。選挙には7人が立候補していますが、実際にはオール沖縄が支援する玉城デニー候補と、自民、公明、維新、希望の党が推薦する佐喜真淳候補の一騎打ちだと言われています。そのうち玉城デニーさんは、翁長雄志前知事が後継に指名したとされる人物。“沖縄保守政界のプリンス”と目されてきた翁長さんが、基地問題をめぐり国と闘う姿勢を見せるようになったのはなぜなのか、どんな思いで玉城さんを後継に指名したのか。そして、沖縄知事選はどうなるのか。先日、ジャーナリストの青木理さんをゲストに迎えて放送したニコ生番組でのトークを採録します。

東日本大震災から7年半が過ぎようとしているなか、これまでおこなわれてきた「復興」に一石を投じる書籍が発売されました。その名も『新復興論』。本メルマガにも何度か登場してくれたことのある小名浜在住の小松理虔さん（@riken_komatsu）が、地元の食品メーカーの広報担当者として、フリーランスのライターとして、あるいはいわきの小名浜で暮らす生活者として、震災から7年のあいだに関わってきたさまざまな取り組みを伝える一冊です。『新復興論』は従来の「復興論」とどこが違うのか、小松理虔はこれからどこへ向かうのか。ご本人をネオローグに招き、お話をうかがいました。