受動喫煙対策が世界でも最低レベルだとされている日本。2020年五輪・パラリンピックを機に、公共の場での屋内全面禁煙をWHOに求められています。その要請を受け、今年3月、厚生労働省は受動喫煙を防止する対策をまとめましたが、自民党のたばこ議連の激しい反対を受けて通常国会の提出は困難な状況に。このままオリンピックを迎えては国際的な非難を浴びかねないと憂慮する声は少なくありません。なぜ日本では受動喫煙対策が進まないのか、そして、五輪までの屋内全面禁煙化は可能なのか。医師で日本対がん協会参事の望月友美子さん、弁護士の岡本光樹さんにお話を伺いました。

政府は今年6月に「女性活躍加速のための重点方針2017」を決定。女性が輝く社会づくりを促進していますが、思うような効果は上げられていません。なぜ日本では、女性の社会進出が遅れたままなのでしょうか。そこで今回は、ランクアップ代表の岩崎裕美子さん、AsMama社長の甲田恵子さん（@AsMama_keiko）、ファマリーCEOの藤井悠夏さん（@yukafuji）という注目の女性起業家3人をゲストにお迎え。彼女たちがどのようなキャリアを経て起業に至ったのか、事業を成功させた秘訣はなにか、そして仕事とプライベートの両立はどうしているのかといったことまで、気になる質問をぶつけてみました。

玉石混交のニュースが矢継ぎ早に配信される昨今。そんな環境のもと猛威をふるう「ポスト真実」やフェイクニュースに対抗する手段として、いま世界中のメディアが「スロージャーナリズム」に注目しています。スロージャーナリズムとは、1980年代にイタリアで始まったスローフード運動の流れをくむ、その名のとおり調査に時間をかけた高水準の報道のこと。従来の「調査報道」を現代風にアップデートしたものだとも言えるかもしれません。今回は、日本でスロージャーナリズムを標榜した新しいウェブメディアを立ち上げようとしている、一般社団法人リディラバ代表の安部敏樹さん（@toshikiabe）をゲストに、スロージャーナリズムの可能性についてお話をうかがいました。