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【宗教右派とジェンダー(前編)】津田大介の「メディアの現場」vol. 503
2022-09-30 22:30220pt安倍晋三元首相の銃撃事件以来、メディアでさかんに取り上げられている統一教会と自民党の関係。両者の癒着はジェンダー関連の研究者たちが2000年代からずっと指摘していたことで、自民党の保守派が掲げる性的マイノリティの権利擁護やジェンダーにかんする政策が、統一教会をはじめとする宗教右派の価値観に近いことから、宗教団体が政治に食い込み、影響を与えるようになったのではないかと言われてきました。そこで今回は富山大学非常勤講師の斉藤正美さん(@msmsaito)とモンタナ州立大学准教授の山口智美さん(@yamtom)をゲストに、政治と新宗教の関係についてジェンダーの観点からあらためてお話をうかがいます。 -
【山上容疑者のツイッターと複雑な人物像】津田大介の「メディアの現場」vol. 502
2022-09-30 20:08220pt安倍元首相の銃撃事件直後、山上徹也容疑者本人のものと思われるツイッターアカウントがあきらかになって注目されました。2019年10月14日にはじまり、2022年6月30日まで更新がつづいたツイートの数は、全部で1363件。なかには統一教会への強い恨みを感じさせるものも多数含まれていました。ツイッターへの投稿から見えてくる、山上容疑者の人物像や思想はどんなものなのか。今回はそれらのツイートをメディア論的な観点から分析した、成蹊大学文学部教授の伊藤昌亮さん(@maito1212)にお話をうかがいました。 -
【学生運動と統一教会、銃撃事件の闇】津田大介の「メディアの現場」vol. 501
2022-09-30 17:35220pt1972年11月に早稲田大学で起こったリンチ殺人事件を描く『彼は早稲田で死んだ ──大学構内リンチ殺人事件の永遠』と、1987年に起こったいわゆる赤報隊事件のひとつ朝日新聞阪神支局襲撃事件の真相を追う『記者襲撃 ──赤報隊事件30年目の真実』という2冊の書籍。ともにすばらしいノンフィクションですが、これら2冊は著者の樋田毅さん(@hida0407)の近辺で起こった事件についての本というだけでなく、ともに統一教会が登場する点でも共通しています。学生時代に統一教会と袖振り合い、新聞記者になってから赤報隊事件を追うことになった樋田さんは、安倍元首相の銃撃事件をどう見たのか。2冊の本には出てこない秘話も含め、統一教会との50年についてお話をうかがいました。 -
【スピリチュアリティとナショナリズムの危うい関係】津田大介の「メディアの現場」vol. 500
2022-09-28 22:34220pt安倍晋三元首相の銃撃事件以来、宗教と政治の不適切な関係にスポットが当たっています。ポリタスTVではとくにジェンダーの観点から、宗教と政治の双方が保守的な価値観を共有し、お互いを利用する関係が90年代後半からずっとつづいていたことを指摘してきました。今回は「妊娠をめぐるスピリチュアリティとナショナリズムの意外な関係」をテーマに、社会学者で立教大学社会学部兼任講師の橋迫瑞穂さん(@_keroko)にお話をうかがいます。
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