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2013年11月の記事 4件

【津田マガのこれまでと津田大介のこれから】津田大介の「メディアの現場」vol.100

2011年9月にスタートし、今号で無事100号を迎えることができた本メルマガですが、今回はとっておきの特別企画を用意しました。独立ネットメディア界の最古参にして孤高の存在『ほぼ日刊イトイ新聞』[*1] 編集長・糸井重里さん(@itoi_shigesato)と僕の対談です。2時間にわたって行われた対談では、「ほぼ日」のコンテンツ、組織運営論から、情報の価値の本質とはなにか、震災が変えた我々の意識、そして津田大介は今後どうしていけばいいのかといった話題まで糸井さんに縦横無尽に語っていただきました。自分としても大きな発見があった今回の対談——もしかしたらこの対談をきっかけに100号以降の本メルマガの方向性が大きく変わるかもしれません。最初から最後まで読み飛ばしできない濃密な糸井さんの言葉をぜひじっくり噛みしめながらお読みいただければ。今回は前編になります。 ====================================================================== ◇自分が「会いたいな」と思わない人とは会わない 津田:今日は急な対談申し込みにも関わらずご快諾いただきありがとうございます。 糸井:こちらこそ、よろしくお願いします。

【なぜ銀行業界は暴力団との関係を絶てないのか】津田大介の「メディアの現場」vol.98

2013年9月27日、金融庁がみずほ銀行に業務改善命令を出したことで発覚した暴 力団への融資問題。みずほ銀行が反社会勢力への融資を把握していながら放置 していたこの問題は、翌日には主要な新聞の朝刊の1面トップを飾ったほか、テ レビやネットメディアのニュースでも大々的に報じられ、瞬く間に世間の関心 を集めました。今回、金融庁が問題視したのは何だったのか、問題の本質はど こにあるのか。経済ジャーナリストの須田慎一郎さんにお話を伺いました。 ====================================================================== ◆銀行業界と暴力団はズブズブの関係!?    ——須田慎一郎が解説する、みずほによる暴力団融資問題 (2013年10月15日 J-WAVE『JAM THE WORLD』「BREAKTHROUGH!」より) 出演:須田慎一郎(経済ジャーナリスト)、津田大介 企画構成:きたむらけんじ(『JAM THE WORLD』構成作家) 津田:9月27日、金融庁がみずほ銀行に業務改善命令 [*1] を出し、同行による 暴力団への融資が発覚して [*2] 世間を騒然とさせました。反社会勢力との取 り引きの存在を知りながら抜本的な対策を取ってこなかったことが問題となっ たわけですが、おりしも銀行内部での不正を扱って大ヒットしたテレビドラマ 『半沢直樹』の最終回が放送された5日後の報道だったこともあり、「みずほに は半沢直樹はいなかったのか?」[*3] と大きな注目を集めることに。こういっ た問題を目にしたとき、僕らは「そりゃ暴力団はダメだろう」ということで思 考停止しがちなのですが、ではなぜ暴力団に融資してはいけないのか、同じよ うなことをしている銀行はほかにないのかといったことは実はよくわかってい ません。そこで今回は、銀行や金融業界の舞台裏に詳しい、経済ジャーナリス トの須田慎一郎さんにお話を伺います。須田さん、よろしくお願いします。 須田:よろしくお願いします。

津田大介の「メディアの現場」

テレビ、ラジオ、Twitter、ニコニコ生放送、Ustream……。マスメディアからソーシャルメディアまで、新旧両メディアで縦横無尽に活動するジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介が、日々の取材活動を通じて見えてきた「現実の問題点」や、激変する「メディアの現場」を多角的な視点でレポートします。津田大介が現在構想している「政策にフォーカスした新しい政治ネットメディア」の制作過程なども随時お伝えしていく予定です。

著者イメージ

津田大介

ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。関西大学総合情報学部特任教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。NHK「NEWS WEB 24」ネットナビゲーター。TOKYO MX「ゴールデンアワー」木曜MC。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。

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