昨年、野党は国会にLGBT差別解消法案を提出しましたが、衆議院が解散したせいで廃案になってしまいました。その後、昨年末になって、兵庫県尼崎市の保健所に所属するバイセクシュアルの職員が、2019年に保健所幹部から「性的指向を市民に明かすのは不適切である」と指導された結果、退職していたことが発覚。新聞などでも報道され、波紋を呼びました。この保健所幹部の指導に問題はなかったのか。前衆議院議員で、LGBT政策情報センター代表理事の尾辻かな子さん（@otsujikanako）にお話をうかがいました。

今月17日に開会した通常国会。19日に始まった各党の岸田文雄首相の施政方針演説に対する代表質問では、新しく立憲民主党の顔となった泉健太代表が「政策提案型」と「追及型」のバランスを取った質問を繰り出しました。現時点では泉新代表の手腕は未知数で、立憲の今後を悲観する報道も目にしますが、新体制に期待する声も少なくありません。今回は、昨年の総選挙と立憲の代表選に希望を見出したという“野党専門”ジャーナリスト、尾中香尚里さん（@onakak）にお話をうかがいました。

これまでにイラクや東ティモールなど34の国と地域で活動し、55回の災害緊急出動をおこなってきた国際協力NGOピースウィンズ・ジャパンをご存じでしょうか。人道支援や災害支援を専門にしてきた日本発のNGOで、業界では知らぬ者はいない存在ですが、一般にはあまり知られていません。今回、代表の大西健丞さんにお会いできる貴重な機会をいただき、広島県にあるピースウィンズ・ジャパンの本部を訪ねました。映像メディアで話すのは10年ぶりだという大西さんへのインタビューをお楽しみください。

インタビューでも言及していますが、現在、ピースウィンズ・ジャパンでは「生理に関する『沈黙を破る』 ケニアの女の子が生理でも笑顔で暮らせる環境をつくりたい！」と題したクラウドファンディングを実施中です。期間は1月28日までなので、大西さんのお話に共感した方は、ぜひご支援を。

https://a-port.asahi.com/projects/pwjKenya/