昨年末、東京・虎ノ門に10日間の期間限定で登場した「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」をご存じでしょうか。このカフェの接客スタッフは、すべてロボット。そのロボットを遠隔操作していたのは、ALS患者や障がい者、引きこもりなどの人たちです。「あらゆる人達に、社会参加、仲間たちと働く自由を」と掲げてオープンしたこのカフェに、僕も招待いただいたのですが、利用してみて感じたのは半端ない「未来キタコレ感」。これは多くの人に知ってもらうべきと思い、その後すぐにカフェで働いていた分身ロボットの開発者である吉藤オリィさん（@origamicat）をラジオのゲストに呼びました。今回は、そのときの放送の模様をお届けします。

本メルマガの書評連載でもおなじみ、速水健朗さん（@gotanda6）がパーソナリティを務める「クロノス・フライデー」に呼んでもらい、新刊『情報戦争を生き抜く』について話したときの模様をお届けします。書評家でもある速水さんがうまい具合に本の読みどころを引き出してくれたほか、後半では「あいちトリエンナーレ2019」の話も。僕にとってトリエンナーレの芸術監督は『情報戦争を生き抜く』と同様に、この数年の仕事の総括でもあります。「なぜ津田がアートを？」と疑問に感じている人にも納得してもらえるよう説明したつもりなので、ぜひご一読くださいませ。

大好評のトランプ政権定期点検シリーズ第7弾。今回は、昨年11月におこなわれた中間選挙を徹底分析します。選挙の結果、上院では共和党が過半数を維持したものの、下院では民主党が30以上議席を伸ばして多数派を奪還。トランプ大統領はツイッターで「勝利宣言」しましたが、はたして共和党は勝ったと言えるのか。そして、2020年の次期大統領選挙において、民主党の候補にふさわしいのはだれなのか。本シリーズでおなじみ、双日総研チーフエコノミストの吉崎達彦さん、国際教養大学客員教授の小西克哉さんにお話を伺いました。

昨年末、2日連続で開催した『情報戦争を生き抜く』刊行記念イベント。第一弾のゲスト米重克洋さんに続き、第二弾のゲストとして登壇してくれたのは、編集者の中川淳一郎さん（@unkotaberuno）です。2009年に書籍『ウェブはバカと暇人のもの』を上梓し、早くからインターネットがもつ負の側面に警鐘を鳴らしていた中川さん。古くからの友人でもある彼と一緒に、現在のネットやメディア業界をめぐる状況、そして「四十路から考える俺たちの老後のインターネット」について語りました。