つい先日、第93回アカデミー賞授賞式がおこなわれましたが、その前哨戦といわれる今年のゴールデングローブ賞をめぐり、ある疑惑が囁かれていたことをご存じでしょうか。ゴールデングローブ賞テレビ部門にノミネートされたNeflixのドラマ『エミリー、パリへ行く』の制作会社が、賞を主催するハリウッド外国人記者協会の会員を接待したのではないか。そんな疑問を呈しつつ、ハリウッド外国人記者協会の体質を批判する報道がにわかに注目を集めました。ゴールデングローブ賞とはどんな賞なのか、接待は本当におこなわれたのか。アカデミー賞をはじめとするほかの賞はどうなのか。朝日新聞記者の藤えりかさん（@erika_asahi）にお話をうかがいました。

今年2月、かつてアップルジャパンや日本マクドナルドの社長を務めた原田泳幸さんが、都内の自宅で妻に暴力をふるったとして、暴行の疑いで逮捕されました。折しもコロナでDVやモラハラ被害が増えていると言われているさなかにあきらかになったニュースだったので、これを機に、今回はDVについて考えます。ゲストは、話題の書籍『これからの男の子たちへ』の著者で弁護士の太田啓子さん（@katepanda2）です。太田さんの弁護士としての経験、そして男の子をもつ母親としての経験から見えてきた、DVや性暴力にもつながりかねないという「有害な男らしさ」についてお話をうかがいました。

森喜朗さんによる女性蔑視発言、それを擁護する二階幹事長の発言、さらには森発言を受けての経済界重鎮たちのコメントなど、いわゆる「意思決定層」の不適切発言がつづいています。なぜ日本の意思決定層のジェンダー意識は変わらないのか。森さんの後任として東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の新会長に就任した橋本聖子さんへの期待と懸念も含めて、ジャーナリストの浜田敬子さん（@hamakoto）にお話をうかがいました。

昨年末に閣議決定された第5次男女共同参画基本計画から「選択的夫婦別姓」の文言が削除されました。選択的夫婦別姓制度の導入へ向けて前進するどこか、第4次男女共同参画基本計画と比べても「後退」していると批判が噴出したのは記憶に新しいところです。僕もこの決定には強い怒りを感じましたが、落ち着いて考えてみると一見は「後退」ながら、「やや前進」といえるところもあるかもしれないと感じるように。そもそも、前進が確実だった政府案が最終的になぜ「後退」することになったのか、この結果を受けてわれわれがすべきことはなんなのか。「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」事務局長の井田奈穂さん（@nana77rey1）にお話をうかがいました。