東京電力福島第一原発を取材した主人公たちの鼻血、そして福島県における除染を取り上げた際の描写が話題となった漫画『美味しんぼ 福島の真実編 その22〜24』（小学館「週刊ビックコミックスピリッツ」掲載）。この問題に対しては、多くの識者の方々が意見を寄せています。今号では、東日本大震災以降原発問題をウオッチしている小嶋裕一がビッグコミックスピリッツに掲載された批判や意見をもとに、『美味しんぼ』一連の表現がなぜ話題となったのか、何が問題とされたのか検証しました。

2014年3月、埼玉県富士見市で起きたベビーシッター事件。その痛ましさに母親への同情が集まる一方で、インターネットサイトを介して子守を依頼したことを避難する声が散見されたのも事実です。そこで今回は、子育て支援を続けているNPO法人「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹さん（@Hiroki_Komazaki）に、この事件の背景にあるベビーシッター業界の現状、そしてそこから見えてくる子育ての現場をめぐる問題についてお話を伺いました。

今回のテーマは先週業界を騒がせたKADOKAWAとドワンゴの経営統合についてです。なぜKADOKAWAの角川歴彦会長はドワンゴの川上会長を新会社のリーダーに据えたのか。2人と長年付き合ってきた立場から読み解きます。

5月7日、細川護煕元首相と小泉純一郎元首相が脱原発を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立。今年11月の福島県知事選挙で脱原発を訴える候補者の支援も視野に入れていると報じられています。「ポリタス」としても注目している地方選挙ですが、ネット選挙解禁後の参院選、都知事選に引き続き、選挙戦を掻き回すようなネット世代の候補者が現れないかと期待したいところです。そこで今回は、昨年の参院選に立候補し、独自の選挙活動で17万票を獲得したミュージシャンの三宅洋平さん（@MIYAKE_YOHEI）に、これからの新しい選挙のかたちについてお話を伺います。話題になっている細川護煕元首相とのエピソードもお話しいただいたので、お楽しみに。

昨年出版した池上彰さんとの共著『メディアの仕組み』に引き続き、今年1月、青森県庁主催の対談イベントで池上さんとご一緒する機会をいただきました。新聞やテレビに加え、インターネットからの情報も欠かせなくなった昨今、それぞれのメディアを適切に読み解くにはどうすればいいのか。池上さんにご自身のメディア活用術をはじめ、メディアの未来についてもお話を伺いました。