2024年4月1日以降、「自動車運転の業務」に対して年間の時間外労働時間の上限が960時間に制限されることで発生すると言われる「2024年問題」。タイムリミットが迫るなか、メディアでも頻繁にその名前を目にするようになりましたが、本質である企業間物流において、トラックドライバーがどんな負担を強いられているかについては一般に周知されていません。国はドライバーの負担軽減のための対策に乗り出しており、たとえば今年1月に発表された高速道路の深夜割引の見直しもそのひとつ。ところが物流の現場では見直しによって負担が増えるとの懸念が広がっているそうです。なぜ深夜割引の見直しはトラックドライバーたちに歓迎されないのか、僕たちからは見えないトラックドライバーが抱える問題とはどのようなものなのか。フリーライターの橋本愛喜さん（@AikiHashimoto）にお話をうかがいました。

G7広島サミットの成功による支持率の上昇を背景に、濃厚になった6月解散説。その後、岸田首相が今国会中の衆院解散は見送ると表明したことで可能性は消滅しましたが、いまも年内の解散が囁かれつづけています。ネット選挙の解禁から10年が経ち選挙のネット戦略がかつてとは大きく変わった昨今、各党が次の選挙に向けてどんな準備をしているのか気になるところ。前回の参院選で各党が注力したYouTubeは得票につながるのか、そもそもネット選挙の解禁は政治参加を促しているのか。SNSアナリストの中村佳美さん（@_yoshipan_）にお話をうかがいました。

ここ数年、元祖フェミニストとして、とくに若年層から熱い支持を受けている田嶋陽子さん。今年2月に田嶋さんとの対談本『田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?』を上梓した作家のアルテイシアさん（@artesia59）もそのひとりです。なぜいま田嶋陽子さんの再評価が進んでいるのか、一方の田嶋さんは昨今の第4派フェミニズムの盛り上がりをどう見ているのか。アルテイシアさんをゲストにお話をうかがいました。

今年に入って新型コロナウイルスが落ち着きはじめて以降、自治体による「官製婚活」が再燃していると言われています。1月には東京都国立市でおこなわれた自治体主催の婚活パーティーの申込条件に男女で年齢差があったことがわかり物議を醸しました。この騒動が広く知られるようになったことからも、官製婚活の活性化とその注目度が見てとれます。そもそもなぜ自治体が「官製婚活」をおこなうようになったのか、その過程を詳らかにすると見えてくる政治的な意図とはなんなのか。富山大学非常勤講師の斉藤正美さん（@msmsaito）にお話をうかがいました。