現職の国会議員夫妻が、参院選のために地方議員らを買収した罪で有罪判決を受け、政界を揺るがせた河井夫妻大規模買収事件。合計100人に、計3000万円近くを手渡した前代未聞の買収事件の全貌を記録した書籍『ばらまき ──河井夫妻大規模買収事件全記録』が話題になっています。このような事件がなぜ起こったのか、地元紙として事件を追いかけつづけた中国新聞たちが、取材をつづけるなかでたどり着いた本当の“巨悪”とはなんなのか。中国新聞編集委員室次長で、取材班のデスクを務めた荒木紀貴さんにお話をうかがいました。

ロシアによるウクライナ侵攻がはじまって以来、頻繁にウクライナ関連の話題をお届けしていますが、今回注目したのは「アメリカの動き」です。侵攻がはじまるまでの段階で、アメリカはどんな役割を果たしてきたのか。バイデン大統領が頑なに軍事介入を拒む理由はなんなのか、今後、軍事介入の可能性はあるのか。そして、停戦に向けてアメリカに求められる役割とはなんなのか。国際政治学者で同志社大学大学院准教授の三牧聖子さん（@SeikoMimaki）にお話をうかがいました。

さすがにウクライナへ侵攻することはないだろう──そんな多くの専門家の見方を覆し、全面侵攻へ踏み切ったロシアのプーチン大統領。プーチンの精神状態は正常なのか、停戦が実現するとしたらどんなシナリオなのか、ロシアに対して弱腰になっているように見えるアメリカは、台湾有事の際は派兵するのか。気になる質問の数々を、元外務審議官で日本総合研究所国際戦略研究所理事長の田中均さん（@TanakaDiplomat）にぶつけてみました。

今年1月にラグビーの新リーグとして開幕した「リーグワン」。新型コロナウイルス感染再拡大や所属選手の逮捕などに見舞われながらも徐々に盛り上がりを見せてきた印象ですが、リーグ立ち上げの水面下では、ラグビー協会改革の失敗や度重なる人事異動などのドタバタがあったことをご存じでしょうか。プロリーグの準備を進める過程でラグビー協会内になにが起こっていたのか、問題の本質とはなんなのか。前年まで法人準備室長・審査委員長を務め、書籍『おっさんの掟:「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」』を上梓した谷口真由美さんにお話をうかがいました。