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記事 9件
  • 【「震災自体の記憶」と「生活の記憶」を残すために】津田大介の「メディアの現場」vol.110

    2014-02-22 14:38  
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    1995年1月17日午前5時46分に発生し、兵庫県南部地震に起因した阪神・淡路大震災から丸19年。そして、2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震によって引き起こされ、東北から関東地方にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらした東日本大震災からもうすぐ丸3年。昨年発売された『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』に寄稿したルポで、「我々が本質的に戦わなければならない敵——ヤツの名は『風化』だ」と書きました。広島も、長崎も、神戸も、福島も、大きな災厄に見舞われた当事者は常に負の記憶を遺すこと、遺さないことについて考えます。負の記憶をきちんと後世に伝えなければ、人は同じ過ちを繰り返すものです。しかし、人はそれが辛い記憶であればあるほど、そこから目を背け、早く忘れたいと思ってしまうものでもあります。そして、時間が経てば経つほど、当事者の生々しい記憶や証言は消えていき、記憶の風化が進んでいく。昨年4月に行ったチェルノブイリ取材でもっとも印象に残ったのは、負の記憶を遺すため、風化と戦い続けているウクライナ人たちの姿勢でした。翻って日本はといえば、まだ東日本大震災から3年しか経っていないのに、震災関連、とりわけ福島のニュースが話題に上ることは日増しに少なくなってきています。「伝える」ことを生業としている自分が、このような状況に対してできることは何なのか。そのことを改めて自分に問い直す意味も込めて、「風化」をテーマにしたシリーズ企画を始めることにしました。本企画第1回の発行日1月17日は阪神・淡路大震災の発生日です。東日本大震災が発生した3月11日まで「負の記憶を遺し、伝えることで風化と戦う」というテーマについて、さまざまな角度から記事を作っていきます。この2カ月間、僕と一緒に「風化」という重く、難しい問題について考えていただければ幸いです。

    2013年、名古屋市で開催された「あいちトリエンナーレ」。国内外から集まった展示作品のなかでも特に大きな注目を集めたのが、建築家・宮本佳明さんによる福島第一原発をモチーフとした作品『福島第一さかえ原発』と、原子炉建屋に屋根を載せて神社に見立てた建築作品『福島第一原発神社』でした。阪神・淡路大震災での被災体験を経て、震災の記憶をどう残していくかを意識して活動してきた宮本さんが両作品に込めた思いとは。さらに、東日本大震災の被災地にも関わるなかで感じたという、震災と記憶の関係を語る際の2つの視点——「震災自体の記憶」と「生活の記憶」とは。「記憶をつなぐ建築」をテーマに作品づくりを続ける宮本さんに、「残すこと」の意義について伺いました。

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  • 【震災の記憶アーカイブとユニバーサルデザイン】津田大介の「メディアの現場」vol.109

    2014-02-18 22:33  
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    1995年1月17日午前5時46分に発生し、兵庫県南部地震に起因した阪神・淡路大震災から丸19年。そして、2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震によって引き起こされ、東北から関東地方にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらした東日本大震災からもうすぐ丸3年。昨年発売された『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』に寄稿したルポで、「我々が本質的に戦わなければならない敵——ヤツの名は『風化』だ」と書きました。広島も、長崎も、神戸も、福島も、大きな災厄に見舞われた当事者は常に負の記憶を遺すこと、遺さないことについて考えます。負の記憶をきちんと後世に伝えなければ、人は同じ過ちを繰り返すものです。しかし、人はそれが辛い記憶であればあるほど、そこから目を背け、早く忘れたいと思ってしまうものでもあります。そして、時間が経てば経つほど、当事者の生々しい記憶や証言は消えていき、記憶の風化が進んでいく。昨年4月に行ったチェルノブイリ取材でもっとも印象に残ったのは、負の記憶を遺すため、風化と戦い続けているウクライナ人たちの姿勢でした。翻って日本はといえば、まだ東日本大震災から3年しか経っていないのに、震災関連、とりわけ福島のニュースが話題に上ることは日増しに少なくなってきています。「伝える」ことを生業としている自分が、このような状況に対してできることは何なのか。そのことを改めて自分に問い直す意味も込めて、「風化」をテーマにしたシリーズ企画を始めることにしました。本号の発行日1月17日は阪神・淡路大震災の発生日です。今号から東日本大震災が発生した3月11日まで「負の記憶を遺し、伝えることで風化と戦う」というテーマについて、さまざまな角度から記事を作っていきます。この2カ月間、僕と一緒に「風化」という重く、難しい問題について考えていただければ幸いです。

    シリーズ企画の1回目では阪神・淡路大震災の教訓を伝える災害ミュージアム「人と防災未来センター」を紹介し、震災の記録を保存・公開することの意義について考えました。同センターは阪神・淡路大震災から7年後の2002年に開館しましたが、膨大な震災資料の収集・保存を震災直後から始めていたということはすでにお伝えした通りです。では、東日本大震災から丸3年が経とうとしているいま、東北の被災地での災害記録伝承事業はどうなっているのか。「人と防災未来センター」のように、大規模な災害ミュージアムの構想はあるのか。調べてみたところ、現地ではいまだ復旧活動が続くなか、「伝える」取り組みのために立ち上がったさまざまな施設・団体があることがわかりました。今回はその一例として、東北大学が進めるアーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」と、宮城県気仙沼市のリアス・アーク美術館の取り組みをレポートします。

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  • 【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その16

    2014-02-07 23:50  
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    みなさんこんにちは。津田大介です。

    津田マガ都知事選号外その16をお届けします。

    特別号外の発行は恐らくこれが最後になると思います。これ以降原稿が届くようなことがあったらポリタスの方に掲載するかもしれませんが号外としては出さず、ポリタスの方に今後は注力していきたいなと。最後の本数は11本となりました。テンション高い原稿やそんな論点があったのかと感じる読ませる原稿が多く、最後にじっくり読むにはうってつけですね。いやとにかく、今回この企画始めていろいろな原稿を読むことができたわけですが、大変ですが楽しかったですし、個人的にも勉強になりましたね。本当に毎日これだけの原稿が集まるとは思ってなかったので、特別号外企画としては良い形で終えることができそうです。今回ポリタスが行った情報提供について言えば、間違いなくマスメディア・ネットメディアどちらも合わせてトップを走れたんじゃないかと自負しています。寄稿者の皆さんと弊社スタッフ、ツイートで盛り上げてくださった読者の皆さんには感謝しきりです。ありがとうございます。

    ということで最後のコピペ。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。そして、もう津田マガの感想としてじゃなくても結構です(ぶっちゃけこの号外企画であまり読者数は増えませんでした。なので大赤字確定ですw)。ポリタス記事にリンクして皆様思いの丈をつぶやいていただければ。

    都知事選、僕は8割方誰に入れるか決めました。あと二日で都知事が決まります。もう既に僕は都知事選後に何をするか、というモードになっています。都知事選は終わりではなく、始まりに過ぎません。日本の政治をもっと身近なものにすべく、今後もネットを使って頑張っていきたいですね。

    ウェブで政治を動かす!

    ——今回の企画で、ようやくその遠大な目標につながる糸口が見えたような気がしています。

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  • 【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その15

    2014-02-06 22:00  
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    みなさんこんにちは。津田大介です。

    津田マガ都知事選号外その15をお届けします。

    決戦が近づいて来ましたね。本日は緊張感のある原稿を中心に8本コンパイルしました。かなり面白い号になったのではないかと思います。

    ポリタスの方もラストスパートです。実はここのところずっと津田マガ号外&ポリタスの作業をしながら、ある原稿に悩まされていたんですよね。

    この僕が、小説の文庫化に伴う解説文を依頼されたのです。普段僕はあんま小説読まないので、それを引き受けるというのはよほどテーマが僕向きか、それとも僕が大ファンかということなのですが、結論から言うと後者です。本メルマガを取っている人であれば「あぁ、多分あの人だろう」という予想ができるんじゃないかと思います。はい、それで正解です。本メルマガ読者の方であればとても楽しく読めるソリッドな解説文が書けたと思います。発表できるタイミングになりましたら告知しますので皆様ぜひ書店で手にとってくださいね。そうなんですよ、まだちゃんと緩くない原稿とか、ゴーストライター使わずに自分で書くことができるんです俺は!

    ずっとこの解説原稿が頭の中で引っかかっていたので、ひとまずこれが落ち着いたことで頭をほぼ100%ポリタスに集中できるようになりました。何とかマスメディアの予想とは違うムーブメントがネットで少し起きた、みたいなことを実現したいと思っています。皆様ぜひお付き合いください。

    この号外メルマガが発行されるのも恐らくあと2回です。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう!

    気合い入れて行くぞーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

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  • 【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その14

    2014-02-05 20:58  
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    みなさんこんにちは。津田大介です。

    津田マガ都知事選号外その14をお届けします。

    いよいよ都知事選も終盤に近づいてまいりました。恐らく号外を発行するのもこの号を含めてあと3回もしくは4回ということになると思います。

    本日の原稿は6本です。今日はできる未来志向の原稿を集め、選挙後のことを考えることに主眼を置きました。また、ポリタスでは毎日新聞の「えらぼーと」さんとのコラボが始まっていますが、新たにTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」さんとのコラボも実施します。こちらも考える材料としては非常に有用かと思います。ぜひチェックしてみてください。

    みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう!

    あらゆる仕事が終わらない……。

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  • 【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その13

    2014-02-04 21:10  
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    みなさんこんにちは。津田大介です。

    津田マガ都知事選号外その13をお届けします。

    突然ですが告知を。今週7日金曜日に発行予定だった通常号の配信をお休みさせていただきます。……いや無理をすれば出せないことはないのですが、これだけ毎日号外が出ていると、せっかく興味深い記事を作っても読んだり感想をもらえなかったりして埋もれてしまう可能性が高いので、読者の方には都知事選から日本の政治の未来を考えてもらうことに集中してもらおうと思いました。

    本日の原稿も5本です。そもそも都知事選ってどういう意味があるんだっけ? という原点を確認させてくれる原稿を5本集めました。頭をリフレッシュする意味でも、有用なのではないかと思います。

    はい、それは行きますよ。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう!

    あと少し……。

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  • 【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その12

    2014-02-03 10:00  
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    みなさんこんにちは。津田大介です。

    津田マガ都知事選号外その12をお届けします。都知事選前最後の1週間が始まりました。泣いても笑っても今週末には新しい東京都のリーダーが誕生することになります。もちろん今週も毎日配信していきますので、ぜひさまざまな意見に触れることで、悔いのない選択をしてくださいね。東京都以外の方もぜひ、今回の都知事選を政治に興味を持つきっかけにしていただければ幸いです。

    本日の掲載原稿は5本です。月曜日ということもあるので、都知事選を違った角度から見られるような原稿を多めにしてみました。もしかしたら号外のなかで一番ゆるいのが今号かもしれません。

    さて、あと残り1週間。僕もコピペできるのもあと6回です。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう!

    最後まで走り抜けるぞー!

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  • 【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その11

    2014-02-02 17:00  
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    みなさんこんにちは。津田大介です。

    津田マガ都知事選号外その11をお届けします。もう疲れも限界なのでシンプルに行きます。本日の掲載原稿も7本です。日曜日なのでちょっと濃いめの原稿でもいいか、という感じなので皆様ぜひすべての原稿をじっくりと楽しんでください。

    以下テンプレです。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう!

    いきましょう……。

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  • 【特別号外】津田大介の「メディアの現場」東京都知事選2014特別号外 その10

    2014-02-01 16:00  
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    みなさんこんにちは。津田大介です。

    津田マガ都知事選号外その10をお届けします。ついに号外なのに二桁に到達してしまいました。投票日前の最後の週末というということで、皆様にじっくり考えていただくため、本日も7本の原稿を掲載いたします。

    いよいよ来週から都知事選も終盤戦。本日の原稿は、来週に向けてどう多面的にこの都知事選を捉えればいいのか、その視点から原稿をチョイスいたしました。どの原稿も固定化しがちな都知事選の見方を変えてくれること間違いなしです。じっくり時間をかけて味わっていただければ幸いです。

    それではいつものやつ行きます。みなさん配信された原稿を読んだら、ぜひ感想をツイートしてくださいね。感想ツイートは僕がもれなくリツイートしますので。ぜひ皆さんの力でツイッター上の議論を活発化させ、都知事選そのものを盛り上げていきましょう!

    そして、地獄の週末は始まったばかりだ……!

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