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【日本は「アート後進国」なのか】津田大介の「メディアの現場」vol. 368
2019-10-31 22:06220ptみなさんもご存じのとおり、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」騒動が起こって以降、僕が出演を予定していたさまざまなイベントが中止になる、あるいは僕の出演がキャンセルされるという憂き目に遭いました。そんななか、予定通り僕を呼んでくれた「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2019」でのトークを採録します。「表現の不自由展・その後」の出展作品解説から、文化庁による補助金不交付をめぐる経緯についてまで、ほかの場所ではあまり語っていないことを口にしていますのでぜひご一読を。 -
【町山智浩×津田大介 トリエンナーレ渦中の対談】津田大介の「メディアの現場」vol. 367
2019-10-31 17:41220pt『ホドロフスキーのサイコマジック』や『さよならテレビ』『共犯者たち』など、国内外の話題作を揃えたあいちトリエンナーレの映像プログラム。今回は、来日中だった映画評論家の町山智浩さん(@TomoMachi)にお願いし、『共犯者たち』のアフタートークに急きょ出演いただいたときの模様をお届けします。同作品では韓国政府とメディアの関係が「共犯者」として告発されますが、日本にも同様の構造があります。日韓、そして米国の例も引き合いにした、辛辣ながらもユーモアに満ちた町山節をお楽しみください。 -
【国威発揚&派遣労働の実態は】津田大介の「メディアの現場」vol. 366
2019-10-31 15:07220pt有名イラストレーターが手がけた「安倍晋三侍」の絵や、総理の吉本新喜劇出演、改憲ソングの発売など、ここ最近、国がアートやカルチャーとコラボレーションし、僕たちの生活にぐいぐい入ってくる事案が増加しています。はたしてこれらはプロパガンダなのか。もしプロパガンダだとしたら、受け止める側はどう対処すればいいのか。今年5月、古今東西のプロパガンダ研究で知られる辻田真佐憲さん(@reichsneet)と一緒に登壇したゲンロンカフェでのイベントの模様をお届けします。 -
【あいトリ女性作家があぶり出す日常に潜む女性差別】津田大介の「メディアの現場」vol. 365
2019-10-01 08:51220pt「表現の不自由展・その後」の中止をめぐる愛知県の検証委員会による中間報告が発表されたばかりのあいちトリエンナーレですが、本来であれば男女比5:5を達成した、女性をエンパワーメントする芸術祭になるはずでした。そこで今回は騒動をいったん離れ、ジェンダー平等を象徴するような女性作家の作品を中心に紹介します。なかにはモニカ・メイヤーさんやタニア・ブルゲラさんなど、「表現の不自由展・その後」の展示中止を受けて展示内容を変更・中止した作家の作品も含まれていますが、そもそも僕があいちトリエンナーレをどういう芸術祭にしたかったのか、少しはわかっていただけるのではないかと思います。
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