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【福島から見たコロナ禍】津田大介の「メディアの現場」vol. 456
2021-09-30 23:02220ptコロナ禍が長引くなか、コロナの危険性やワクチンの安全性をめぐってSNSでは情報が錯綜し、人びとが分断されています。この状況は、原発事故後の福島をめぐる状況とよく似ているのではないか。コロナのパンデミック当初からそんな指摘がなされていました。たしかに原発事故でもコロナでも、政府や行政が的確な情報発信をできず、世の中に玉石混交の情報があふれていく状況には既視感があります。そこで今回は、原発事故の直後に福島でボランティア団体を立ち上げた安東量子さん(@ando_ryoko)をゲストに、危機下におけるリスクコミュニケーションのあり方について、福島での経験をふまえてお話をうかがいました。 -
【笛美さんインタビュー】津田大介の「メディアの現場」vol. 455
2021-09-30 18:17220pt今年7月に出版された書籍『ぜんぶ運命だったんかい ──おじさん社会と女子の一生』。発売から2カ月が過ぎたいまもSNSなどで話題なので、読んだことがある、あるいはツイッターで書名を見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。著者は、2020年5月にツイッターで起こったムーブメント「#検察庁法改正案に抗議します」をつくった笛美さん(@fuemiad)。広告業界で働く会社員の彼女がなぜフェミニストになったのかが赤裸々に綴られています。本が発売された直後、読ませてもらって率直に「おもしろい!」と思ったので、ポリタスTVにお呼びして根掘り葉掘りお話をうかがいました。性別を問わず、フェミニズムに苦手意識があるという人にこそぜひ読んでほしい内容です。 -
【なぜ大阪名古屋の不自由展は揉めたのか】津田大介の「メディアの現場」vol. 454
2021-09-27 23:19220ptあいちトリエンナーレの騒動の発端となった「表現の不自由展・その後」。今夏、東京と名古屋、大阪での展示が決まっていましたが、やはり今回も展示への抗議や脅迫が相次ぎ、予定どおりの開催は困難な状況に追い込まれました。どの会場にも共通していたのは、会場となった施設が安全確保のむずかしさを理由に施設の利用を断ったことです。施設側の対応に問題はなかったのか、「表現の自由」と「市民の安全」はどちらが優先されるべきなのか。武蔵野美術大学教授の志田陽子さん(@YyYySinger)にお話をうかがいました。 -
【ワクチン議論がすれ違う理由】津田大介の「メディアの現場」vol. 453
2021-09-27 16:38220pt政府は今月13日、新型コロナワクチンの2回目の接種率が国民の50.9%に上ったと発表しました。日本の接種率はアメリカに迫る勢いで伸びていますが、とはいえまだまだ国民の半数。感染力の強いデルタ株の広がりもあり、集団免疫による感染封じ込めは当面むずかしいと見られています。一方、ワクチン接種による健康被害も一定数報告されており、SNSでは急進的なワクチン推奨派と、いわゆる反ワクチンやワクチンによる健康被害者が対立し、お互いが一歩も譲らない過激な議論に発展することも。なぜワクチンをめぐる議論はこんなにもすれ違ってしまうのか、社会学者の橋迫瑞穂さん(@_keroko)にお話をうかがいました。
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