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2013年6月の記事 4件

【政治メディアもうすぐオープン】津田大介の「メディアの現場」vol.83

今年2月に発売された僕の新刊『Tweet & Shout』と、音楽プロデューサー・ 牧村憲一さん(@makiji)の新刊『ニッポン・ポップス・クロニクル1969-1989』。 牧村さんとは以前に共著『未来型サバイバル音楽論』を出した仲でもあったの ですが、偶然にも、今回の僕らの新刊を担当した編集者が同じだったんです。 そこで、2冊の刊行記念トークイベントを急遽開催したところ、これがとても面 白い内容だったので、メルマガにも掲載することに。フリッパーズ・ギターの プロデュースをはじめ、数多くの楽曲を手がけてきた牧村さんが語る、音楽業 界の歩みと現状、そしてこれからとは。音楽に興味がある方もそうでない方も 楽しめる内容になっていると思います。 ====================================================================== ◆音楽業界の未来とは    ——2011年以降の新たな風景を語る (2013年4月24日開催『Tweet & Shout』[*1] &『ニッポン・ポップス・クロニク ル1969-1989』[*2] 刊行記念トークイベント 「未来のつくり方〜2011年以降の 新たな風景を語る」[*3] より) 出演:牧村憲一(音楽プロデューサー)、津田大介 津田:こんばんは。津田大介です。よろしくお願いいたします。 牧村:牧村憲一です。よろしくお願いします。

【海士町が示す日本の課題解決の未来】津田大介の「メディアの現場」vol.82

「海士町(あまちょう)」という場所を知っていますか? 日本海に浮かぶ小さ な島にある、人口たった2400人ほどの小さな町。離島ゆえの不便さから人口の 流出が加速し、全国の自治体に先立って「少子高齢化」「人口減少」「財政赤 字」といった問題に悩まされてきました。そんな海士町に、今、全国の元気な 若者たちがどんどん移り住んでいるというのです。若者たちはなぜ海士町を目 指すのか、彼らと地域住民が一丸となって取り組む地域振興とはどのようなも のなのか、そして、海士町が理想的な地域社会として掲げる「持続可能な町」 とは何なのか——。今年の4月、以前から興味のあった海士町を訪ね、町おこし のキーパーソンである山内道雄町長と、Iターンして町の教育問題に携わる岩本 悠さんにお話をうかがいました。 ====================================================================== ◆小さな離島・海士町から日本を変える 〜その1   ——「攻め」と「守り」の行政改革から、持続可能な町づくりへ 津田:島根県の沖合い約60km、日本海に浮かぶ隠岐諸島のひとつ「中ノ島」に ある唯一の町・海士町 [*1] 。僕がこの人口約2400人 [*2] の小さな島の存在 を知ったのは今から3年ほど前のことでした。「IターンやUターン [*3] の若者 をどんどん受け入れ、町おこしに成功しつつある面白い島があるらしい」—— そんな噂を人づてに聞いて、以来、ずっと取材に行ってみたいと思っていたん です。ところがその後、東日本大震災が起こって東北にばかり足を運んでいる うちに、ずいぶん時間がたってしまいました。今回は念願叶って海士町に来れ たというわけで、いろいろな人に会うのが本当に楽しみなのですが、まずはもっ ともお会いしたかった人物のひとり——町の行政改革と産業創出の音頭を取る、 海士町の山内道雄町長にお話をうかがいたいと思います。山内さん、よろしく お願いします。 山内:よろしくお願いします。今日は遠いところお越しいただきありがとうご ざいます。

【「Soup Stock Tokyo」誕生秘話】津田大介の「メディアの現場」vol.81

「食べるスープ」と居心地の良い空間が女性に好評を博し、東京を中心に店舗 を展開する「Soup Stock Tokyo」。創業者の遠山正道さん(@masatoyama)は、 そのほかにも新しいコンセプトのリサイクルショップ「PASS THE BATON」やネ クタイブランド「giraffe」など異なる業界に進出し、独自のブランディングで 成功を収めています。そのオリジナリティあふれるビジネスアイデアはどこか ら生まれるのか、事業として軌道にのせる秘訣は何なのか。「Soup Stock  Tokyo」誕生秘話から運営会社株式会社スマイルズの企業理念、ビジネスパーソ ンや学生へのアドバイスまで、さまざまなことをお話しいただきました。 ====================================================================== ◆世の中の体温を上げる   ――「Soup Stock Tokyo」創業者の経営術とは? (2012年11月26日 レッツノート15周年企画「ビジネス スキルアップ アカデミー」 [*1] 第3回 特別編『世の中の体温をあげる「Soup Stock Tokyo」[*2] 創業者 が語るクリエイティブ思考』より) 出演:遠山正道(スマイルズ代表)、津田大介 津田:皆さんこんにちは。「情報人になる」をテーマに2012年から開講してい る「レッツノートビジネススキルアップアカデミー」、第3回公開収録となる今 回は、ゲストに株式会社スマイルズ [*3] 代表取締役社長の遠山正道さん [*4] をお迎えして『世の中の体温をあげる「Soup Stock Tokyo」創業者が語るク リエイティブ思考』というテーマでお送りします。「Soup Stock Tokyo」は、 1999年に東京・お台場でスタートし、今や約60店舗を全国で展開。非常に激し い競争にさらされる日本の外食産業の中にありながら、独自のブランディング をもとに外食にとどまらない多角的な立場を築かれています。なぜ、そういう 発想が生まれてくるのか。遠山さんからクリエイティブな仕事術、思考術を学 んでいきたいなと思います。 普段は六本木ヒルズ内のアカデミーヒルズで行っているこの講座ですが、本日 は特別に、早稲田大学早稲田キャンパス14号館で開催しています。場所柄、ビ ジネスパーソンの方だけでなく、これから就職してビジネスマンになっていく うえで、自分がやりたいことをするにはどうすればいいか悩んでいる学生の方 も多いんじゃないでしょうか。遠山さんは三菱商事の社内ベンチャーから起業 した方なので、その具体的な方法論などもお伺いしていきたいと思います。 遠山:遠山です。こんにちは。私も講演する機会が多いんですけれど、大体、 社会人の人は前から席が詰まるんです。学生は後ろから埋まって、前の席が空 いちゃう。今日のこの感じを見ると社会人の方が多いんじゃないかなという気 がしますね。あと、今日はワセジョの人にお会いできるんじゃないかと思って 楽しみにしています(笑)。

【チェルノブイリ没原稿と坂口新総理対談】津田大介の「メディアの現場」vol.80

今年の3月28日夜、高円寺にあるネオローグオフィスで緊急対談が行われました。 相手は、新政府初代内閣総理大臣、建築家、アーティスト……とさまざまな顔 をもつ坂口恭平さん(@zhtsss)。実はこの企画、対談が始まる十数時間前にツ イッターのやりとりで決定し、急遽実施したものだったのです。坂口恭平とは 何者なのか? 新政府が目指すものは何なのか? 生い立ちから現在、そして今 後のことまで、興味深いエピソードをたっぷり語っていただきました。 ====================================================================== ◆“新政府”内閣総理大臣・坂口恭平のつくりかた   ——テレビ番組ジャック、市長選出馬……総理の新たな挑戦 (2013年3月28日 ブロマガ津田大介チャンネル [*1]「緊急対談 坂口恭平×津 田大介」より) 出演:坂口恭平(新政府初代内閣総理大臣)、津田大介 ※配信した映像をもとに本メルマガ用に再構成しました。 津田:ブロマガの津田大介チャンネルをご覧のみなさん、こんばんは。今日は 急遽決まった緊急特別対談ということで、高円寺にあるネオローグのオフィス からお届けしています。ゲストは“新政府”内閣総理大臣の坂口恭平さんです。 なぜ坂口さんが総理を名乗っているかは、自身の著書『独立国家のつくりかた』 [*2] に詳しいのですが、要するに今の政府とは別の政府を自分でつくって、初 代内閣総理大臣に就任した人だと。どういうことなのか? 詳しくはのちほどご 本人から説明していただくとして、さっそくご紹介しましょう。坂口さん、よ ろしくお願いします。 坂口:どうも! 坂口恭平です。

津田大介の「メディアの現場」

テレビ、ラジオ、Twitter、ニコニコ生放送、Ustream……。マスメディアからソーシャルメディアまで、新旧両メディアで縦横無尽に活動するジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介が、日々の取材活動を通じて見えてきた「現実の問題点」や、激変する「メディアの現場」を多角的な視点でレポートします。津田大介が現在構想している「政策にフォーカスした新しい政治ネットメディア」の制作過程なども随時お伝えしていく予定です。

著者イメージ

津田大介

ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。関西大学総合情報学部特任教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。NHK「NEWS WEB 24」ネットナビゲーター。TOKYO MX「ゴールデンアワー」木曜MC。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。

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