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 シンガポールは何度も行ったことあるし、何ならマレーシアと一緒にジャズフェスで公演もした事あるけれども、そもそもリゾート北朝鮮みたいな国なんだからあんなもん出来レースだろう笑。表現の自由ガーとか国旗ガーとかヤング政治専門(以下「ヤン政」)の人なんかが言うのはもうX国の国民性で、シンガポールが旗揚げたら追放ですよと言ってるのと一緒だから良いけど、どうしてもアレだよね欧州列強がアジア漫遊して、意識の高さを査定してるみたいで嫌だわー「日本はヌルいな。全体的に」って思ってるよ絶対笑。でも欧州列強つってもブリストルでしょ笑、行った事あるけど、イギリス人がいっぱい住んでるだけで、函館を汚くしたみたいな貧相な港町よ(函館は素晴らしいけど、偉ぶんないからさ)。90年代の話だけど。

 

 ていうか、何で誰も楽曲の話をしない笑。マジで笑。オレもう、だんだん怖くなってきたんだけど笑。「マッシヴアタックの楽曲は十

 Voviousの操作と、画面提供は、ついつい本名で「浦野くん」と呼んじゃいますが、工房ネーム「花守コウ」君です。「文字のが確実か、音声のが確実か」は、まあ、結局、わかんないんで、一応、文字情報も付けときます。

 

 主人公の男性は、もともと気が弱いが、それでもナンパせざるを得なかった。場所は何となくボストンもしくはシアトル辺り。北米の両極ぐらい離れているのに何故似ているか?カフェ文化が豊かで、学生がいっぱいいて、治安が良く清潔だからである。タッド・ベーカリーは日本に1店舗もないが、スターバックスは各駅にあるが、似たようなものだ。

 

 ウインドウ沿いの1人席で黒人の女の子がどうやら勉強している。1日に同様の客はどれほどか?50人はくだらないはずだ。あの席たった1席だけでも。客がごった返してはいない。彼女が座っている列には彼女しかいない。ナンパのチャンスであることには間違いない。しかし、男性は、前述、そして後の劇中、嫌というほどのチキンであることがわかる。彼女が、特に変わった何かをしているわけでもない。何故彼は「らしくもなく」ナンパに出たのだろうか?

 

 余りに主人公の女性が魅力的だったからだ。「魅力」とは何だろうか? と、何故か、一瞬だけ問いが脳裏をよぎるが、すぐにかき消される。恋愛映画の中で、主人公が主人公に一目惚れするのは魔法であって、そういう風に撮っているし、演じているからだろう。そんなモンにいちいち理由を書き込んでたらハリウッド・エンディングのラブコメ量産体制位なんて破綻するよ。この「決めつけ」に、本作は鉄槌を下す。

 
ビュロ菊だより

「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。

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菊地成孔

音楽家/文筆家/音楽講師 ジャズメンとして活動/思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、ジャンル横断的な音楽/著述活動を旺盛に展開し、ラジオ/テレビ番組でのナヴィゲーター、選曲家、批評家、ファッションブランドとのコラボレーター、映画/テレビの音楽監督、プロデューサー、パーティーオーガナイザー等々としても評価が高い。

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