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2025年5月の記事 20件

【記事15本14万字】男祭り、佐藤将光、、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明……

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【記事15本14万字】男祭り、佐藤将光、、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明……

2016年大晦日のRIZINは何を考えていたのか

10周年を迎えるRIZIN。大会後の笹原さんインタビューは恒例となっていますが、始まりは2016年大晦日のものでした。<2025年の感想つき>であらためて振り返ってみましょう!<聞き手/ジャン斉藤>【1記事から購入できるバックナンバー】・世界のTK“引退激勝”高阪剛16000字インタビュー ・西川大和のサステイン契約問題■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク ・強くて面白くて恐ろしいムエタイ・吉成名高は何を考えているのか ・日本格闘技界はドーピングにどう向き合うべきか■大沢ケンジ☓タケ ダイグウジ <この記事は2017年1月に掲載されたものです>――年末はお疲れさまでした! 笹原 本当に疲れました……想定外のことがいろいろと起きましたから。 ――たとえば欠場が相次ぎましたね。ヴァンダレイ・シウバや神取忍の欠場、大会直前にはチャールズ“クレイジー・ホース”ベネット(木村ミノルとのMMAリマッチ)がアメリカを出国できないというトラブルに見舞われたり。 笹原 ベネットはビザ問題で出国できなくなっちゃったんですけど、今回のトラブルは本当に謎なんですねぇ。前回RIZINに出たときは、なんの問題もなかったですし、11月にはシュートボクシングさんの試合にも出たじゃないですか。 ――ベネットにはドラッグ等の犯罪歴があったにせよ、急に出国できなくなったんですか。 笹原 外国人選手には出国トラブルやビザ問題はつきもので、いままではなんとか解決できたんですけど、今回はどうやっても無理でした。ベネットはたしかに犯罪歴がありますけど、本人は更生したいと強く考えていたんです。そのためにはRIZINで試合をして稼いで……という道が閉ざされてしまったかもしれないんですよね。 ――うーん。 笹原 ベネットはマイアミの領事館で「俺はどうやって更生したらいいんだ!? 日本に行かせてくれ!」って2時間くらい粘ったみたいですけど、やっぱりダメで。 ――更生の道を作ってあげたいですねぇ。 笹原 嘆願書運動とかやっても難しいんだろなぁ。 ――なんとかなってもらいたいです! それで今日はRIZINについていろいろとお伺いしたいんですけど。笹原さんはおぼえてるかどうかはわからないですが、笹原さんがRIZINに関わるかどうかまだ決まってない頃に「PRIDEをやってる頃と比べてもう若くもないし、新しいイベントに携わったとしても、うまくやっていける自信がない」と言ってたんですね。 笹原 あ、おぼえてますよ。たしかに言ってました。 ――この言葉が印象的だったんです。 笹原 ……まあ、いまだに自信はないんですけど。 ――あ、いまだに。 笹原 いまだにね、自信はないんですよ(笑)。これは社長(榊原信行)とも話したんですけど、「昔のPRIDEの頃のように何も考えずに突き進んでいくのはさすがに無理だろう」と。だからこそ、いま凄く焦ってるんですよね。この2~3年のあいだにRIZINのかたちというか、しっかりとした土台を作らないといけないという焦りですよね。 ――軌道に乗る土台作りが必要ということですね。 笹原 だから毎回毎回が勝負というか。若い頃のような持続的なパワーはもうないからですね。もちろん地道な努力が求められる世界ですけど、「これから10年かけて大きくして行きましょう!」という考えはあまりないです。なので周りが考えてる以上に焦ってるところはありますよ。 <2025年の感想> 旗揚げ時点では、時間をかけて大きくしていくつもりはなかった……という姿勢が面白い! ――興行師って経験も重要だとは思うんですが、プロレス格闘技界で“仕掛け人”と呼ばれる方々って後年になると凄くズレてくるなっていう印象が強いんですね。 笹原 うーん、それはですね、他人の話を聞かなくなるんじゃないですか(笑)。 ――あー、なるほど。 笹原 だと思います。過去に成功を収めてきた経験があるので「自分が正しい!」と思いがちじゃないですか。若僧が何を言っても「おまえはわかってない!!」と突き放しがちですよね。 ――成功体験を追い求めてしまうんですね。 笹原 そうそう。 ――笹原さんはPRIDEやDREAMに関わってこの業界はずいぶんと長いわけですが、いまのMMAの世界にどうも馴染めないところってありますか? 笹原 社長は格闘技イベントに携わるのはPRIDE以来ですから、もしかしたらまだ細かい部分でフィットしないところがあるかもしれません。ただ、言っていることは相変わらずスケールがデカいんですけど(笑)。 ――年末2日間開催とかちょっとおかしいですね(笑)。 <2025年の感想> この頃の榊原さんは久しぶりに格闘技界に帰ってきた「浦島太郎」状態だった。旗揚げのコンセプト「SARABA」と「IZA」は榊原さん自身に向けられたものでもあった。 笹原 自分のことを言えば、DREAMにも関わっていて、日本のメジャーイベントが沈んでいくことを体感してきたので……。 ――冬の時代を体感したわけですね。 笹原 UFCがどんどん大きくなっていくところを実体験したんで。だからRIZINをやると話を聞いたときに「いやいや、絶対に無理だろ」という考えがあったんですね。 ――UFCがMMA市場を寡占している以上、メジャー志向のイベントは厳しいんじゃないか、と。 笹原 そうですね。「UFCにはどうやっても敵わない」というイメージは強かったので、RIZINに関わるかどうかの迷いはあったんですね。実際にやってみたら.....そんなこと全然気にすることはなかった(笑)。 ――それは想像以上の手応えがRIZINにあったということですか?  笹原 いや、「このイベントを成功させる!」という気持ちになったら、ほかのイベントがどうこう言っているヒマなんてないんですよ。ヒマがないというか、そんなものにかまっていられないというか。で、自分で言うのもなんですが……よくやってるほうだと思いますよっ!(ドン)。 ――おお!! エンジンがかかってきました 笹原 自画自賛ですけど(笑)。 ――たしかにUFCなんかに選手を独占されて、こんなに欠場者が出た中、よくまとまりましたね。 笹原 今回の大晦日も超目玉カードが用意できたわけでもなく、手持ちの材料で、RIZINの世界観を見せられたんじゃないかなって。 2016年12月29日のカード 北岡悟 vsダロン・クルックシャンク ワジム・ネムコフ vsアリソン・ヴィセンテ 浅倉カンナ vsアリーシャ・ガルシア 矢地祐介 vsマリオ・シスムンド 和田竜光 vsカイ・カラフランス 元谷友貴 vsアラン・ナシメント 宮田和幸 vsアンディ・サワー 那須川天心 vsニキータ・サプン 中井りん vs村田夏南子 ワレンティン・モルダフスキー vsシモン・バヨル アミール・アリアックバリ vsヒース・ヒーリング バルト vs髙阪剛 ミルコ・クロコップ vsキング・モー 2016年12月31日のカード 那須川天心 vs カウイカ・オリージョ ミルコ・クロコップ vs バルト アミール・アリアックバリ vs ワレンティン・モルダフスキー 桜井“マッハ”速人vs 坂田亘 ギャビ・ガルシア vs 堀田祐美子  才賀紀左衛門 vsディラン・ウエスト  アンディ・ウィン vs山本美憂 RENA vsハンナ・タイソン 所英男 vs 山本アーセン 川尻達也 vsクロン・グレイシー ミルコ・クロコップ vs アミール・アリアックバリ <2025年の感想> 那須川天心のRIZIN初参戦、MMAデビュー戦、2連戦! とはいえ、このときの那須川天心の知名度はゼロに等しかった。地上波向けのカードはギャビ・ガルシアvs神取忍(欠場で堀田祐美子)、桜井“マッハ”速人vs 坂田亘。ミルコ、RENA、山本美憂、所英男と知名度のあるファイターを揃えて凌いだ感じです。天心が出場したこの回より、RIZINは新生K-1とは没交渉に……。当時のK-1は他のキック団体と交流することを歓迎してなかった。 ――でも、どうしても“PRIDE基準”からRIZINを厳しく見られてしまうところってありますよね。 笹原 ああ、PRIDEと比較されるのはしょうがないというか……あの頃のPRIDEを知ってる人からすると物足りないとは思うでしょうし。ただ、UFCと比較されることは腹が立ちますね。 ――腹が立つ!?(笑)。 笹原 UFCはこういうところがちゃんとしてるけど、RIZINはちゃんとしてないとか言われるじゃないですか。腹が立つというか、そこは「ちょっと待って」とは思いますね。 ――UFCが絶対正義じゃないということですね。 笹原 そうです。もうちょっとちゃんと考察してくれよ、って思いますよ。そんなに簡単に白黒つけられる話じゃないだろって。もちろん逆のパターンもありますよ。例えば日本の格闘技にはドラマがあって、UFCにはドラマがないとか。そんなわけないじゃんって話じゃないですか。なんか、これまでに耳にした言説や報道みたいなものを無条件に信じている姿を見ると、こう怒りがふつふつと湧いてくるんです(笑)。 ――怒りがRIZINの原動力(笑)。“PRIDE基準”じゃなくて、DREAMや戦極が消え去ったあとの“焼け野原”目線で見ると、RIZINは凄く頑張ってると思うんですけど。 笹原 ありがとうございます。誰も褒めてくれないんですけどね(笑)。 ――あら、そうなんですか。 笹原 いや、多くのファンの方からは喜びの声は伝わってきますよ。 ――業界内からは伝わってこないってことですか? 笹原 そうですねぇ。「失敗すればいいのに……」という声は聞こえてきますけど(笑)。 ――ひえっ!? 被害妄想じゃないんですか? <2025年の感想> 選手や関係者(とくに旧ABEMA界隈)の「RIZIN、失敗しろ」「こんなやり方じゃダメだ」という声はすごかったですね……。 笹原 RIZINが失敗して「だから言わんこっちゃない」とか、「最初からこうなることがわかっていた」みたいなことを、言いたい空気というか。誰かがチャレンジしているところを、高みから偉そうに言うのって楽だし、自分が偉くなったような気がするじゃないですか。私もRIZINに関わっていなかったら、同じようなことを言っていた気がします(笑)。 ――ハハハハハ! そこは嫉妬というか、人間として素直な感情かもしれません。・RIZINオリジナルの飛び道具を作りたい ・堀口恭司はRIZINの吉田秀彦だった? ・K-1と敵対してまで獲得した那須川天心 ・天心は18歳にしてプロモーター目線だった ・クロンとヒクソンの親子喧嘩 ・2016年のRIZINのキーワードは若手と女子…15000字の記事はまだまだ続く この続きとRIZIN男祭り、佐藤将光、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明…などの「記事15本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2216127   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

2016年大晦日のRIZINは何を考えていたのか

アメトーーク、ダンスプロレス、出待ち禁止……女子プロレスのエクセトラ■事情通Z

プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマはアメトーーク、ダンスプロレス、出待ち……女子プロレスのエクセトラです! 【1記事から購入できるバックナンバー】・【最終回】長井満也「私のプロレス界最後のボスは藤波辰爾さんです」 ・ボクらの「アキラ兄さん」の説教は何が問題なのか■プロレス事情通Z ・内藤哲也の新日本プロレス退団と2つの派閥■プロレス事情通Z ・佐々木健介が嫌われる“正直スマンかった”理由■松澤チョロの脱線プロレス ――Zさん! 人気バラエテイ番組『アメトーーク』で「今熱い!!女子プロレス芸人」が放送されました! 事情通Z 『アメトーーク』ではいままでも女子プロレスを取り上げる回はあったけど、過去モノが中心。今回は現在進行形の女子プロレスを取り上げた。このコーナーで何度も解説してるけど、男子のほうが規模は大きいけど、ビジネスになっているのは女子プロ。言葉としてはちょっとあれだけど、いわゆるアイドル商法というか。推しを目当てに会場に足を運んで、物販でグッズを購入して楽しむ文化が定着した。今回の『アメトーーク』でも「こんなかわいい子がプロレスをやっている!」というセールポイントになっていた。 ――『アメトーーク』でも「グラビアアイドル愛川ゆず季のプロレス転向でシーンで変わった」という解説がされてましたね。 Z 90年代の全女ブーム、対抗戦ムードが終わったあとの女子プロはジャンルとして沈んでいったんだけど、愛川ゆず季からゲームチェンジした感はあった。昭和の全女もアイドル商法とは異なるとはいえ、親衛隊がサポートしていたんだけどね。信者が支えることに変わりはないし、いまの時代のやり方に変わっただけだよね。 ――各女子プロレス団体を取り上げてましたが、そのバランスはどうでした?・政治がなかったアメトーーク・「ダンス」という言葉を使っちゃいけない・スターダムvsマリーゴールドの対抗戦は近い将来、実現する?・出待ちは絶対に禁止すべきこれだけの理由……まだまだ続く この続きとRIZIN男祭り、佐藤将光、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明…などの「記事15本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2216127   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

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皇治参戦で修斗の株が下がった理由

ジャン斉藤の配信をインタビュー形式に無理やり改造した「皇治参戦で修斗の株が下がった理由」です!【1記事から購入できるバックナンバー】・堀口恭司の勝利にかかっている? UFC日本大会の可能性■シュウ・ヒラタ ・【舌打ちトーク26,000字】チャーリー柏木「堀口恭司vs◯◯◯◯を狙っています」 ・朝倉未来vs平本蓮に見えた打撃のプレッシャーとブランク■水垣偉弥 ・笹原圭一の「泣いて、笑って大晦日RIZIN」を語ろう【17000字!!】 ――皇治社長から「ほな、絶対記事にすんなよハゲチャビン」というお叱りの声が飛んできてましたね。 斉藤 「昼・夜の部のメインがそれぞれ怪我で飛んで、昇格した試合は体重超過で中止。もう1試合体重超過で調整中。オシャレ坊主・皇治のエキシありとカオスすぎる修斗…」というポストに対してですよね。とくだん怒られる内容でもないし、ボクはハゲチャビンじゃないし、ニュースサイトをやってないから記事にするわけないので、きっと◯◯◯さんのアカウントと間違えて送ってしまったんでしょう。 ――もうオシャレ坊主にもできない◯◯◯さんにパスしないでくださいよ。 斉藤 ボクに文句を言うにしても、めちゃくちゃ文句を言っていたRIZIN男祭りのシナ・カリミアン戦の関連ポストに噛みついてほしかったですよ。まあ、それとの合わせ技一本なのかもしれないです。 ――RIZIN RIDIOで「男気のなかった選手は?」というトークテーマでは特に答えなかったのに、あとになってXで「男気がなかったのは皇治」とポストしたんだから、そりゃあ皇治社長もいい気はしないですよ。 斉藤 RIZIN RIDIOはいちおうRIZINのオフィシャル番組だから、選手の悪口を言っていいものか迷ったんですよね。皇治vsシナ・カリミアンは試合前後を含めてホントに酷かったから書かずにはいられなかった。交通事故もわざと起こしたわけではないから仕方ないというか、誰もケガしなかったことは不幸中の幸い。ただ、それをネタに転がそうとするのがホントに不愉快だし、誰が禊マッチを求めてたのかって話だし、それでもやるんだったら「おいしくない試合」を組むべきで。カリミアンはたしかに物理的に危険ですけど、負けても価値は下がらない。レオナ・ペタス戦やそれこそ無名で実力派のキックボクサーとやるならまだわかるんですよ。・皇治の相手は◯◯◯にすべきだった・修斗だけが言われてしまうのは…このあとへ続く この続きとRIZIN男祭り、佐藤将光、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明…などの「記事15本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2216127   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

皇治参戦で修斗の株が下がった理由

キャッチはどこへ消えたのか? 宮戸優光×中井祐樹「プロ・レスリング」の文化と競技論

noteにバックナンバーの引っ越しに伴いDropkickブロマガにも再掲載! 2018年4月に掲載された宮戸優光×中井祐樹「プロ・レスリング」対談です。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■新旧UWFで活躍してUWFインターでは「頭脳」と呼ばれ、現在は高円寺で「C.A.C.C.スネークピットジャパン」を運営する宮戸優光氏と、日本総合格闘技のレジェンド中井祐樹氏の1万字対談が実現! 【1記事から購入できるバックナンバー】・【青春と金】格闘探偵団バトラーツの悲しき思い出……■臼田勝美インタビュー③ ・【ダンダン、ダダン!!】「PRIDEのテーマ」を使った理由■RIZIN演出統括・佐藤大輔 ・「Uの原点」新日本前座経験者から見たリデットUWF■AKIRA ・ダチョウ倶楽部・上島竜兵とプロレス ――宮戸さんと中井さんは『プロレス激本』というプロレスムックで対談されています。いまから20年前のことになりますが……。 宮戸 中井先生がここ(『C.A.C.C.スネークピットジャパン』)にいらしたことはおぼえてますけど、何をしゃべったかは忘れちゃいましたねぇ。 中井 ボクはおぼえてますよ。 宮戸 ああ、それは凄いですね(笑)。 中井 でも、いまからするとトンチンカンなことばっか言ってたので、思い起こすと恥ずかしいんですよ(笑)。まだまだ視野が狭かった頃なので。 宮戸 ハハハハハハ。あのときビル・ロビンソン先生がジムにいたことだけはおぼえてるんですよ。 中井 ロビンソン先生、いらっしゃいましたよね。空気を読んでか読まずか「ジャンボ鶴田戦を見ました!」と言って困らせてました(苦笑)。 宮戸 中井先生とはあのときが初めてですよね? 中井 そうですね。でも、ボクからすれば、宮戸先生は「シューティングの先輩」という認識ですよ。あの対談もそういうお話から始まった記憶があって。「タイガージムインストラクターの宮戸先生」として見てましたから。 宮戸 ハハハハハハ。 中井 やっぱりボクはマニア筋の人ですから。雑誌があれば隅から隅まで読んで「インストラクターはどういう人なんだろう?」と。  宮戸 インストラクターとしてお世話になったのは、1984年のことですからね。いまから35年も前のことですよ 中井 対談をさせていただいたときすら、20年前ということですよね。あれはPRIDEができた頃だったので「修斗を東京ドームで見せるためにはどうすればいいか?」ということなんかも考えていて。PRIDEという大きな舞台ができて格闘技自体が揺れ動いたときだったんですよね。修斗も大きな舞台で見せたいという葛藤があって、本当に伝わるのか、競技がビジネスになっていくのか、なろうとしてるのか……という時期でしたね。あれはボクがブラジリアン柔術の指導者をやり始めて間もない頃もあるんです。 宮戸 ブラジリアン柔術に出会ったのは、もっと前のことですよね? 中井 94年夏過ぎですかね。エンセン井上を通して知ったんですが、それもいつか戦うであろうグレイシー対策だったので。洗練された技術体系を持っていたので驚かされましたけど、まさか自分が柔術家になるとはまったく思ってなかったですね。 宮戸 ああ、そうだったんですか。 中井 目をケガしたあとに周囲は「ブラジリアン柔術をやったら」と勧めてくれたんですが、自分としてはあまりその気はなくて。ボクの先輩の朝日(昇)さんがホイラー・グレイシーに負けたときに、やっと踏ん切りがついて柔術に挑戦してみようと。ボクがホイラーぐらい柔術が強くなれば、柔術の技術はあたりまえのようになるし、誰かがグレイシーを倒せるんじゃないか? という単純な発想ですね。 宮戸 あくまでグレイシーを倒す目的だったんですね。 中井 あともうひとつ、これはグレイシーが描いてた形じゃないかもしれないですが、ブラジリアン柔術は誰もができるスポーツだと思ったんです。そういう捉え方をした人は当時は少なかったはずですね。ブラジリアン柔術には失礼な言い方になっちゃいますが、格闘技をやるうえで一般人の入り口にはちょうどいいかもしれないって。 宮戸 それは柔術をやり始めてすぐに感じられたことなんですか? 中井 はい。逆にお聞きしますが、宮戸先生はブラジリアン柔術という存在をどういう風に捉えてたんですか? 宮戸 ボクの人生において、ロビンソン先生と出会ったことと、そして髙田(延彦)さんがヒクソンと戦ったこと、この2つは凄く大きかったんですね。ロビンソン先生と出会ったのは92年のことなんですが、そのときに「あれ? これは俺らが教わったレスリングとは違うな」って驚いたんです。 中井 なるほど。 宮戸 高田さんがヒクソンに負けたことはショックだったんですけども、はたしてロビンソン先生やそれ以前のキャッチ・アズ・キャッチ・キャン(以下CACC)があった時代においても、同じような結果になったんだろうか? っていう疑問を感じて。アド・サンテルというレスラーは道着を着て、日本の柔道家にそれこそ一度も負けなかったんですよ。 中井 アド・サンテルはルー・テーズさんにも教えたんですよね。 宮戸 はい。そういう先輩がいたということがわかってきた中で、あの当時CACCを教わることができたのはロビンソン先生、ルー・テーズさん、カール・ゴッチさんくらい。イギリスにはビリー・ジョイスという師匠格が生きてはいましたけど、現場の人間ではなかったですからね。 中井 それでロビンソン先生を師事されたんですね。 宮戸 日本の柔道は柔術の部分を捨ててしまったが、日本の裏側のブラジルでブラジリアン柔術として発展を遂げていたわけですよね。CACCも誰かが何とかしないと永遠に見ることができなくなってしまうという中で、このジムを99年に開いたんですね。 中井 ちょうど対談をした頃ですね。 宮戸 ちょっと話が長くなっちゃいましたけど、ブラジリアン柔術はボクらからすれば最初は敵にも見えたものでしたが、彼らによってある意味プロレスというものをあらためて気付かせてくれたというか。あの気づきがなければ、いまのようにCACCを残すような考えは起きなかったかもしれない。ロビンソン先生も「グレイシーが出てきたことはいいことだ」とおっしゃってましたからね。 中井 ボクもその話を聞きました。ロビンソン先生がそう考えていたって凄いですね。 宮戸 それはグレイシーがプロレス界が失ってしまったものを気づかせてくれた。それを取り戻せるんだからいいことじゃないかと。ロビンソン先生は「グレイシーはグッドレスラーだ」くらいの言い方をしてましたからね。 中井 やっぱりロビンソン先生はさすがですね。 宮戸 実際にグレイシーは裸で戦ってましたし、ロビンソン先生は「我々のセオリーに非常に似ている」と。ロビンソン先生からすると、本当のレスリングというものはいわゆる極めっこではないんんですね。レスリングは「フィジカル・チェス」と呼ばれるように、術を使い相手の心を崩していく。「グレイシーの戦い方も同じだ」とロビンソン先生は言うんです。「相手にプレッシャーをかけ、心を仕留めていく。いまの奴らはただ狙って取りにいくだろ? そうじゃない、グレイシーのように戦うべきなんだ」と。 中井 ボクも似てるという認識は持ってました。これはだいぶのあとのことであるんですが、ロビンソン先生の自伝(『高円寺のレスリング・マスター人間風車 ビル・ロビンソン自伝』)を『ゴング格闘技』の推薦図書として挙げたことがあるんですよ。 宮戸 それはありがとうございます(笑)。 中井 昔の練習方法とか「そうだよな」って頷けることがたくさん載っていて。自分も取り入れてることがあって、もの凄く感銘を受けたんですよね。 ――以前の対談で宮戸さんは「中井さんはプロレスラーです」と言ってるんですね。 中井 おぼえてます。大変光栄でしたね(ニッコリ)。 宮戸 ロビンソン先生がグレイシーをプロレスラーと言ったのと同じですね(笑)。 中井 なんて言うんでしょうか。「ちゃんとしたものを見せている」というプライドがボクの中にあったのは事実です。ちゃんとした格闘技の技術を見せている。そういう意味では「レスリングのプロである」という気持ちがあったのはたしかです。だから、そう言われたのはその当時は凄くありがたかったですね。 宮戸 いやいや、とんでもないですよ(笑)。 中井 宮戸先生がロビンソン先生の技術に驚かれるのは当然かもしれませんが、いままでとは何が違ったんですか? ・ロビンソンとゴッチの違い ・ロビンソン「猪木戦はCACCでやった」 ・ルー・テーズ「下から攻めても勝てるのが本物だ」 ・ゴッチ「新しい技なんてないんだ」 ・大衆化することでなくなるものも出てくる……10000字インタビューはまだまだ続く  

キャッチはどこへ消えたのか? 宮戸優光×中井祐樹「プロ・レスリング」の文化と競技論

【RIZIN男祭り】川尻達也「朝倉未来は楽に勝とうとせず、あの頃に戻っていた」

RIZINフンドシ・アベンジャーズの川尻達也が語るRIZIN男祭り17000字です!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・いま最も幻想がある格闘家!日本拳法“史上最高傑作”木村柊也インタビュー ・「高田さんは相当強いっすよ……」ブラジリアン柔術家・高田延彦を語ろう■橋本欽也 ・鶴屋浩 ロマンと執念の「THE BLACKBELT JAPAN」 ・キックボクサーのMMA転向とは何か■久保優太【キャリア2年半・3勝1敗】 ──RIZIN男祭りにオープニング、川尻さんにはびっくりさせられましたね。大人ぶって匂わせないから。 川尻 ああ、フンドシですね(笑)。まったく匂わせなかったでしょ。エラいでしょ。 ──カッコつけないで🔥マークで匂わせてくださいよ(笑)。 川尻 いまはみんな匂わすからね。でも、今回は誰も匂わせなかったからプロですよ。ボクも家族以外の誰にも言ってないです。 ──不思議がられなかったですか?「なんで身体を鍛えてるんの?」とか。 川尻 ちょうどジムの会員さんがRIZINと同じ5月4日に推しのライブがあるから「それまで3キロ痩せて腹筋を割る」って宣言してたから「ボクも一緒にやります」ってことにして、有酸素運動をやってました。急に痩せると怪しまれるから。 ──べつに怪しまれないんじゃないですか。 川尻 「なんで痩せてるんですか?試合するんですか?」みたいに言われたら嫌じゃないですか。期待値が太鼓より上にいっちゃうから。 ──たしかに。いつぐらいにフンドシのオファーがあったんですか? 川尻  3月19日ですかね。笹原さんから話があって「10周年で、みんなで太鼓をやるからやってくれない?」って。最初は法被を着る予定だったんですよ。 ――フンドシではなかった。 川尻 東京ドームってファイターとしてじゃなくても、なかなか立てないから、ぜひやりたいんですけど、他人に見せられる身体はしてないから「法被でお願いします」と言ってたんですよ。でも、RIZIN香川の打ち上げのときに佐藤大輔さんが「そこはやっぱりフンドシでしょ」と言い始めて。石渡くんはめっちゃイヤがってるって聞いてたし、「石渡くんもイヤがってるし、身体がしょぼいですもん」って断っているのに、「TKはやるって言ってるよ」と。 ──うわぁ、出た!(笑)。 川尻 先輩の高阪さんがやる気なのに俺が「イヤです」って言えないじゃないですか。石渡くんには「川尻はやる」って言ってたらしくて、TKには「川尻くんと石渡くんはやるらしいよ」と。要は3人とも騙されたんですよ!(笑)。 ──悪い大人だよ(笑)。 川尻 怖いんですよ、佐藤さんと笹原さんの2人は。 ──川尻さんは20年前から騙されてるわけですよ(笑)。そのときはまだ高田(延彦)さんが出てくるかもしれなかったわけですよね。 川尻 あ、そうなんですか?高田さんにもオファーしたんですよね。 ──高田さんは「出て来いや!」の掛け声だけのオファーだったみたいです。 川尻 そうなんだ。「出て来いや!」を誰がやるのか決まってなかったらしくて。桜庭(和志)さんでもいいんじゃないですか。桜庭さんにバックステージで会ったときに「桜庭さんにも太鼓をやってほしかったですよ」って言ったら、「ボクもやりたかったよ」って。 ──桜庭さんがやると、いったんは仲違いした高田さんへ嫌味になっちゃうからですかね。 川尻 どうなんすかね。そこはちょっとわかんないけど。 ──神取(忍)さんの太鼓参戦はびっくりしましたよ。 川尻 神取さんとは、ブレイキングダウンでよく会ってたから。 ──審査員の繋がりがある(笑)。 川尻 知らない仲じゃないんですよ。でも、神取さん、大変そうでしたね。太鼓はめちゃくちゃ体力を使うんですよ。最初の予定では選手入場のときも全員で太鼓をやり続ける予定だったんですけど、あまりにもキツいから、ボクらは最初の2試合と最後の2試合ぐらいで捌けて。高阪さんは全部やってましたけど。 ──TKすごい! 川尻 すごいですよ。あれは2~3分やるだけでめっちゃキツいですよ。そういえば、佐藤(大輔)さんはインスタのストーリーでこの件を匂わせてたんですよ。 ──全然知らなかった。 川尻 「親しい友達(限定公開)」だから広がってなかったですけど。 ──佐伯さんと一緒に榊原さんの脇を固めた笹原さんがフンドシにならなかった理由が最高で。「佐伯さんの裸が本当に汚いから」。面白すぎて榊原さんが目立たない(笑)。 川尻 たしかに面白すぎますもんね(笑)。 ──しかし、まさか川尻さんがああいう役目をやるとは想像つかなかった。 川尻 キャラじゃない? ──いまだったらわかるんですけど、PRIDE武士道の頃を考えたら、20年後にフンドシになるのは誰かといえば、五味(隆典)ちゃんや青木真也なのかなと。 川尻 そうっすかね? 逆に五味ちゃんなんか絶対やんなそうっすけどね。 ──たしかにやんないですね。アオシン(DEEP佐伯社長夫人がつけた青木真也のあだ名)はオファーに面倒くさいことを言いそうだし。川尻さんが大人だからこそなんでしょうね。 川尻 そうかもしれないですね。大人になったんですよ、ボクも(笑)。楽しかったですよ。いまは減量する機会もないし、何か目標を持って生活できましたから。でも、ブアカーオがやることにはびっくりした。 ──マーク・コールマンやイリーは日本の文化を理解してますけど、外国人からするとけっこう恥ずかしい行為なんですよね。 川尻 ですよね。ケツが丸出しですからね。 ──川尻さん、前日のリハーサルはどんな格好でした? 川尻 リハーサルは普通に服を着てましたよ。 ──イリーはリハーサルからフンドシだったんですよね?(笑)。 川尻 そうだっけかな。イリーは早く帰りたがってましたよ。「いつ終わるんだ。このあと用事があるんだ」ってずっと言ってましたよ(笑)。コールマンもフンドシ姿でずっとウロウロしてて。俺は恥ずかしくて当日以外は履けなかったっすね。会場は盛り上がってました?自分では全然わかんないから。 ──歓声は聞こえないんですか? 川尻 全然。スモークで会場の様子も全然見えないし。あの格好のまま第1試合の実況席に座ったじゃないですか。進行台本にTKとボクは「フンドシのまま」って書いてあるんですよ。 ──あのフンドシ解説は最高でしたよ!(笑)。 川尻 いや、ただの恥ずかしめじゃないですか。だってケツが後ろの観客に丸見えですよ(笑)。 ──紹介されたときに2人揃って凛々しい顔をしていたから爆笑しましたよ。 川尻 本当?ジャンさんを笑わせたんだったらうれしいですね。誰か1人でも笑顔にすることができれば光栄ですよ。もうファイターじゃないから、いじられるぐらいがちょうどいいの、おじさんは。 ――RIZINの会場に毎回のように来ている娘さんの反応はどうでしたでしょうか? 川尻 娘はね、怒ってるんですよ。休憩時間に恒例だったRIZINガールのライブがなくなったじゃないですか。そのためにRIZINに来てるのに今回はなかったから、めっちゃ怒りのLINEがあって。「私のメインイベントがない。もう帰る!」みたいな。――RIZINガール大好きさん(笑)。 川尻 台本には休憩の予定としてホリエモンとRIZINガールのライブが書いてあったんですよ。でも、時間的にたぶん押してたんですよね。 ──東京ドームって野球もそうなんですけど、21時半になると、鳴り物を使っちゃダメなんですよね。マイクも使えなくなっちゃうから、メインで勝ったシェイドライフがマイクなしでボソボソとキリギス語を喋る可能性があったという(笑)。 川尻 前半も押してて実況解説にも巻きの指示があったんですよ。結局、時間どおりに終わったんですけど、ホリエモンをやるんだったらRIZINガールのほうがいいじゃんって。ホリエモンのライブは盛り上がってたのかな?スポンサー案件なのかな? ──昭和の昔から、休憩中に出てくる演歌歌手のスポンサーで興行は成り立ってるんですよ(笑)。現地の熱気はどうでした? 川尻 かなり入ってましたよね。外野席、バックホームのサイドだけ席を潰しただけで、すごい入ってましたよ。 ──あんなに入るとは思わなかったですね。井上尚弥vsルイス・ネリや、天心vs武尊の「THE MATCH」が満員になるのは総決算的なイベントだからわかるんですよね。でも、今回のRIZINは片手間とは言わないけども、壊れかけた興行なのに、こんだけ入るってすさまじいなと思いましたね。 川尻 ただの1大会ですもんね。なんであんなにファンの熱がすごいんですか?ホントにすごかったですよ。 ──大会残り1週間ぐらいの券売の売れ行きがPRIDE時代でも考えられないぐらい伸びたとか。 川尻 え、マジっすか? ──さっき「ホリエモンはいるのか」という話が出ましたけど、今回のRIZINってプロモーションのためにいろんな企画を投げたじゃないですか。一見無駄に見えることでも、その熱がジワジワと繋がっていったんじゃないかなと。 川尻 だからRIZINガールのダンスも必要なんですよ(笑)。 ――試合の話も聞きたいんですけど……朝倉未来vs鈴木千裕のブレイクかける・かけない問題。川尻さんは解説しながらどう思いました? ・朝倉未来のブレイク対策 ・朝倉未来はミドルキックがポイントだった ・Youtubeスパーの弊害 ・30歳を超えたら組み重視 ・鈴木千裕の選択は間違っていない ・UFCは理想郷ではない ・生まれ変わったサバテロ ・シェイドライフはUFC王者クラスか ・皇治はオシャレ坊主 ・中村大介は回転体ではない? ・ペレイラの塩対応 ・ストライカーは様子を見るな ・ベイダータイムはつまらない……17000字はまだまだ続く この続きとRIZIN男祭り、佐藤将光、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明…などの「記事15本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2216127   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

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スネーク加藤の追憶「ホテルラウンジ」

皆さんご存知、格闘技プロレスライター・スネーク加藤の東奔西走を追うエッセイがスタートしました。スネーク加藤さんに伺ったお話をもとにしていますが、あくまでフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません(文:丸井タカオ) スネーク加藤は格闘技プロレス雑誌の編集者だった。加藤が関わっていた媒体はとうの昔にどれも休刊しており、現在は格闘技プロレスの雑務ならどんなものでも引き受ける「なんでも屋」として食いつないでいる。この日、加藤は格闘技イベント「サンダー」の記者会見を取材し、疲れた足取りで帰路につこうとした。ホテルのロビーラウンを横切るその瞬間、何気なく店内に目を見やると、見覚えのある男がコーヒーカップを手に談笑していた。 「立岡……立岡洋二だ」 かつて存在した格闘技メジャーイベント「スピリット」。そのプロデューサーが立岡洋二だった。加藤は「スピリット」の大会パンフレットで立岡の連載インタビューの担当をしており、この同じラウンジで何度もランチを共にしながら話を聞いてきた。 「立岡がまた戻っているとは聞いていたが……」 立岡は関係者らしき男たちと談笑している。加藤の胸に、懐かしさと疑問が同時に湧き上がった。「このカフェはコーヒー1杯、2000円はするはずだが、立岡は払えるのかな……」 この続きとRIZIN男祭り、佐藤将光、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明…などの「記事15本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2216127   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

スネーク加藤の追憶「ホテルラウンジ」

ありがとう、西村修さん、グラン浜田さん、永島勝司さん■小佐野景浩

プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回は西村修さん、グラン浜田さん、永島勝司さんを語ります!(3月に配信されたものを編集した記事です) <1記事から¥100から購入できる連載記事! クリックすると試し読みできます!> 追悼・小林邦昭さん 孤高のプロレスラー、小川良成引退 最高のプロレスラーだった曙さん 令和の女子プロ! 小佐野景浩の東京女子プロレス講座 中嶋勝彦を見よう/「プロレスの仕組み」論 追悼“テキサスブロンコ”テリー・ファンク 清宮海斗の「顔面蹴り」と「平和ボケ」 私が愛した“若獅子”アントニオ猪木この旦那にしてこの妻あり!! 天龍源一郎を支えたまき代さん 頑固一徹! 追悼・ターザン後藤さん 『至高の三冠王者 三沢光晴』を書いた理由 プロレスと結婚した風間ルミさん 武田有弘☓小佐野景浩 「これまでのノアと、これからのノア」 『ゴング』と東スポの元記者が語るプロレスマスコミ黄金時代/小佐野景浩☓寿浦恵一 【14000字対談】小橋建太☓小佐野景浩「あの頃の全日本プロレスを語ろう」 北尾はなぜ大成しなかったのか■柴田惣一☓小佐野景浩 マスコミ大御所第2弾柴田惣一☓小佐野景浩 プロレスマスコミ大御所対談「スクープ合戦はガチンコの闘いだった」全日本プロレスの「うっかり八兵衛」が明かす全日本秘話あの日の全日本プロレス、SWSを語ろう■北原光騎×小佐野景浩嗚呼、阿修羅・原……修羅ごときそのレスラー人生!! 冬木弘道は「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った… ――今回は、先日お亡くなりました西村修さん、グラン浜田さん、永島勝司さんのことの思い出を振り返っていただきます。まず西村さんは闘病中でしたが、退院したばかりだったので急でした。 小佐野 まだ53歳、若すぎるよねぇ。 ――西村さんとは古いお付き合いですよね。 小佐野 そうですね。いつ西村くんと知り合いになったのかをたどってたんですが、思い出せない。たぶん新日本プロレス時代なんだけど、もしかしたら海外修行から帰ってきたぐらいなのかなあ。去年の今頃、癌がステージ4だということがわかって、8月にドリー・ファンク・ジュニアとタッグを組んで大仁田厚との電流爆破デスマッチをやりましたよね。 ――84歳のドリーさんと癌ステージ4の西村さんの電流爆破……。 小佐野 ドリーのトークショーや試合後のインタビューなんかは西村くんがセッティングしてくれて。「体調はどうなの?」って聞いたら「ドリーさんが帰国したらまた入院します」なんて言っててね。 ――いろんな意味で身体を張ってたわけですねぇ。 小佐野 ここ何年間かはドリーが来日するとGスピリッツでインタビューを毎回してたんだけども、毎回西村くんがセッティングしてくれたんです。 ――それはドリーさんから信頼されていたってことですか? 小佐野 そういうことだよね。ドリーさんの奥さんであるマーティ夫人は、まあ一部のファンに知られているけどもけっこう強烈な御方で(笑)。2人の面倒を見られる日本人は西村修だったわけですよ。 ――弟のテリー・ファンクとドリーの仲がこじれたのはマーティ夫人の存在も理由のひとつと言われてますね(笑)。西村さんはマーティ夫人もコントロールできると。 小佐野 ドリーさんがやってるフロルダのローカル団体で西村くんがチャンピオンだったんだけど、知らないあいだにベルトを落としたんだよ。「あれ、いつベルトを取られちゃったの?」って聞いたら「いや、マーティさんとケンカして剥奪されました(笑)」って。 ――ハハハハハ!世界最強のコミッショナーですね(笑)。 小佐野 で、また仲直りするとまたチャンピオンに返り咲くと(笑)。西村さんのお通夜には出させてもらったんですが、びっくりしたのがジョー・マレンコに会いました。 ――わざわざフロリダから! 小佐野 マスコミの人もあんまり気づかなかったんじゃないかな。 ――そこはカール・ゴッチさん繋がりなんですかね? 晩年のゴッチさんをお世話してたのは西村さんですよね。 小佐野 そうそう。ほら、ゴッチさんのお墓を南千住の回向院に作るときもジョー・マレンコがゴッチさんのお骨を持ってきたでしょ。ちなみに回向院の住職は私が高校生時代にやっていた新日本ファンクラブ『炎のファイター』の会員だったんです(笑)。 ――すごい繋がりです(笑)。 小佐野 あの電流爆破のあとの10月に、映画『いかレスラー』20周年記念と西村修を応援しようという上映会イベントが池袋であったんですよ。 ――西村さんは伝説のカルト映画『いかレスラー』の主演でしたねぇ。 小佐野 そのときの西村くんはかなり具合が悪くてね。いつもはすごく理路整然と喋れるんだけど、質問されて答えてるうちに質問を忘れてしまう状態だったんですね。本人もあらかじめ「受け答えがおかしくなっちゃうけど、勘弁してください」と言っていて。でも、今年の新日本イッテンヨン東京ドームを家族で観戦に来てたときは脳の手術も終わってて。一時期むくんでいた顔もシュッとしていたし、普通に会話ができていたから。その矢先のことだったんで……。 ・西村修の藤波辰爾への思い ・前代未聞だった無我離脱 ・グラン浜田がいなかったら日本のルチャはない ・永島勝司の重要な役割 ・東スポ流は永島さんから始まった?……10000字の記事はまだまだ続く この続きとRIZIN男祭り、佐藤将光、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明…などの「記事15本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2216127   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

ありがとう、西村修さん、グラン浜田さん、永島勝司さん■小佐野景浩

朝倉未来に人生を変えられた「GP8番目の男」、ついに頂きへ■水野新太

キャリア5戦でDEEPフェザー級GP「8番目」に抜擢され、決勝戦に進出した水野新太インタビューです!(聞き手/松下ミワ)【1記事から購入できるバックナンバー】・セコンド大塚隆史が見た朝倉未来戦「蓮くんは五輪アスリート級の取り組み方だった」 ・赤田プレイボイ功輝ロングインタビュー ・浅倉カンナ、第二の人生へ「これで終わるんだ、これで最後なんだ……」 ・大晦日プロデビュー!! 「美しきドブネズミの伴走者」平本丈インタビュー ――DEEPフェザー級GP準決勝の海飛戦、激闘の末の勝利でめちゃめちゃ面白かったです! 水野 ありがとうございます! けっこうそういう声が多くてうれしいですね。 ――3ラウンド残り30秒で水野選手が流血して。金髪が赤く染まっていくのも凄く絵になる試合でした。 水野 本当はあんなケガしたくないですけど、いつの間にか血が出てましたね。あと倒された右フックが効きました。フラッシュダウン的な感じで一瞬、何も見えなくて。自分も打ち気になってたんで、たぶんガードが甘くしたからパンチをもらったんだと思うんですけど。だから、しがみついて最後はひたすら耐えました。 ――カットはヒジだったんですかね? 水野 そうです。自分では「金網で擦ったのかな?」と思ったんですけど、どうもヒジだったらしくて。最後の最後でケガしちゃいましたけど、めっちゃ楽しかったです! ただ、最後の殴り合いは大沢(ケンジ)さんの声がけっこうイヤで(苦笑)。 ――ああ~(笑)。大沢さんは海飛選手のセコンドでしたけど、不滅の鉄喉から大声で指示を飛ばしてましたよね。 水野 その指示がまた的確なんですよ。「効いたぞ!」「イヤがってるぞ!」とか。べつにイヤがってはないんだけど、たしかにちょっとイヤなタイミングってあるじゃないですか。それを指摘されると意識しちゃって、逆に攻められたりしたところもあったんで。で、3ラウンドに大沢さんの「最後、行け!」みたいな指示で海飛さんも倒しに来てたんで。ボクも「じゃあ、やってやるか」と思って打ち気になったところで効かされたんでね。 ――そう聞くと大沢さんの声って惑わされますね(笑)。 水野 めっちゃイヤですよ(苦笑)。指示が的確なのがよけいにやりづらいっす。 ――今回はタックルも織り交ぜながらの粘り強い戦い方が印象的でしたが、戦前はどういう作戦を立てていたんですか? 水野 自分ってけっこう練習でも体力あるタイプというか、瞬発型ではないんですけど。みんなが練習でバテてるときも自分はバテてないことが多いんで、大塚(隆史)さんがそれに目をつけてくれたんですよね。海飛さんは瞬発型なんで、作戦では「相手を疲れさせよう」と。テイクダウンも切られる想定だったんですけど、切られてもとりあえず行く。クリーンにテイクダウンできなくても相手は立つ動きだけで疲れるんで。 ――相手の瞬発力を消すために、とにかく疲れさせる。 水野 それで最後の最後に仕留める作戦だったんですけど、思った以上に汗で滑ったり、自分も力を使いすぎたり、あとは海飛さんが意外と体力が残ってたりして、そこは想定外でしたね。 ――少し想定外のことがあったとはいえ、ほぼ作戦どおりですね。 水野 大塚さんと2人でつくり上げたものがハマったなと思いました。自分はそれを信じて戦ってたんで、本当に大塚さんの声をずっと聞いてましたね。 ――これまでの水野選手の試合を見ると打撃の印象が強かったですけど、今回でいろんな戦い方ができるんだなと。 水野 これまではあんまり見せてこなかったですけど、自分は全部できるようになるのがカッコいい格闘家だと思うので。石司(晃一)さんがまさにそうじゃないですか。 ――水野選手は石司選手と親交が深いですもんね。 水野 石司さんって全部できるし、自分の憧れている人なんで。だから打撃だけやってテイク切って寝技をやらないというんじゃなくて、べつにそこでも勝負できるし、全部で勝負したほうが普通にいいなというのが最初からあるので。 ――見ているほうは水野選手がこのトーナメントで試合ごとに覚醒している印象で。実際、注目度もどんどん上がってますよね。 水野 なんか、勝っていったらいつの間にか上がってました(笑)。友達からもめっちゃ連絡くるし、SNSとかも応援してくれてる人が増えたんで、それはめっちゃうれしいなって。なんですかね、いま波に乗れてるなって感じです。 ――そんな水野選手は、朝倉未来選手への憧れから格闘技をはじめたそうで。 水野 ああ、そうなんですよ。 ――そういう意味では、DEEPの前日に行われたRIZIN東京ドーム大会の朝倉未来vs鈴木千裕はどうご覧になったんですか? 水野 いやあもう、ボクがあの海飛戦で作戦を実行できたのは、正直、未来選手の試合のおかげもあって。未来選手、けっこう泥臭く戦ってたじゃないですか。それに勇気をもらいました。未来選手でもああいう戦い方をするし、連敗しててああいう大きな舞台で勝つというのは……(しみじみと)。自分はそのとき計量が終わってリカバリーしてて。焼肉を食いながら未来選手の試合を観てたんですけど、緊張してご飯が食えないんですよ(苦笑)。 ――そのくらい思い入れを持って観てたんですね(笑)。 水野 鈴木選手もパンチを振るから「危ない! 怖い、怖い!」みたいな。だから勝ったときは正直、泣きそうになりましたねぇ。 ――自分の大一番を前に! 未来選手は連敗でしたし、一度引退もされてたわけですけど。 水野 でも、なんか最近はだんだん選手目線で見てるというか、いまはもう同じ立場なんでね。昔とはちょっと違う感覚にはなりました。だから、アマチュア時代に観たクレベル・コイケ戦とかはもう号泣です! ――めちゃめちゃファン(笑)。 水野 マジで悔しくて大号泣したし、試合観ながら「三角絞めから逃げてくれ~!」みたいな。それぐらい好きでしたね。 ――でも、水野選手って平本蓮選手ともちょっと近いというか。大塚さんのところで練習するときに一緒になったりしますよね? 水野 そうなんです(苦笑)。だから複雑ではあるんですけど、平本さんも仲間思いでめっちゃいい人だし、これから一緒に練習しようという話になってて。けど、そこは未来選手と平本さんの2人の関係なんでボクは関係ないし。だから2人の世界には入らないって感じっす。とりあえず2人ともボクは好きです。 ――ちなみに、水野選手は鈴木千裕選手とも地元が一緒ということで。 水野 そうなんですよ。話したこともないので、単に地元が一緒ってだけなんですけどね(笑)。けど、鈴木選手もめちゃくちゃ好きですよ。とりあえずボクはファンから入ってるので、全ファイターが好きです! ――ファイティングスピリットが鈴木選手に似てるなんて声もありますが、水野選手も毎回めっちゃ試合が面白いじゃないですか。それは、自分の中で何か課してるものがあるんですか? 水野 いやー、まったくないです。今回もドロドロの展開で勝とうと思ってたんで、逆にあんまり面白くない試合になると思ってたんですけどね。まさかこんな激しい試合になるとは思わなかったです。 ――打撃戦で引かないのも凄いですし。 水野 たぶん練習でも負けたくないというのが強いんですよ。練習で激しい打ち合いはしないですけど、やっぱりもらったら返したくなるし、やられたらやり返したくなるし。 ――じゃあ、あまりお客さんを意識してというわけでもないんですかね? 水野 ないです。自然とそういう試合になることが多いですね。 ――もう天性のエンターテイナーなんですね。子供の頃はどんな子だったんですか? 水野 子供のときはすぐ暴れる“異常者”でした。 ――ど、どういうことですか? ・朝倉未来のYouTubeに出会って… ・背中で語る石司晃一 ・DEEPに憧れて ・入場曲『翼をください』は、お母さんのため ・コーチ大塚隆史 ・平本蓮とのスパーはヤバかった ・とにかく朝倉未来のマネをした……12000字インタビューはまだまだ続く この続きとRIZIN男祭り、佐藤将光、水野新太、木村響子、ウナギ・サヤカvs前田日明…などの「記事15本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2216127   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

朝倉未来に人生を変えられた「GP8番目の男」、ついに頂きへ■水野新太

【過去記事】シュウ・ヒラタが「RIZIN大好きさん」とのバトルの内幕を激白!

noteにバックナンバーの引っ越しに伴いDropkickブロマガにも再掲載! 2020年8月に掲載されたシュウ・ヒラタが「RIZIN大好きさん」とのバトルの内幕を激白!をお届けします 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・赤田プレイボイ功輝ロングインタビュー・佐藤大輔☓笹原圭一■格闘技の煽り方にまつわる雑談24,000字 ・【舌打ちトーク26,000字】チャーリー柏木「堀口恭司vs◯◯◯◯を狙っています」 ・RIZINガールからRIZIN広報に! 横島加奈さんインタビュー ――癌を偽り選手から励ましのメッセージをもらうばかりか、選手が試合で使用したコスチュームなんかをプレゼントしてもらったり、ネットでの盛り上がりを受けてRIZINが癌チャリティーTシャツを作成しする話に発展……以前のこのコーナーでも名前を伏せて取り上げた「RIZIN大好きさん」の件で突如大きな動きがありました。今年の初め頃からシュウさんは「この方はちょっと怪しいんじゃないか?」という話をしていましたが……。 シュウ はい、けっこう前から話はしてましたね。 ――最近になって「癌ではないのでは?」という疑惑がクローズアップされてきましたが、とくに大きな広がりを見せることなく収束するかと思いきや、なんと「RIZIN大好きさん」本人が別件でシュウさんに噛み付いてくるという事態に。それをきっかけにシュウさんが「RIZIN大好きさん」を追求。最終的に「RIZIN大好きさん」の奥さんがRIZINを通して、癌であることは嘘だったと謝罪することに。 シュウ あれは、なんで絡んできたんでしょう?(苦笑)。 ――なぜそこで絡んでくるんだ?って感じですよね。 シュウ 彼が「日本で行なわれた格闘技の試合映像を、頼まれてATT(アメリカン・トップチーム)などに送っていた」と発信したことに、ボクが「それはあり得ない」と異論を唱えたことだったわけですけど。ATTから「仕事のオファーが来た」というのはボクは調べなくても真っ赤なウソだと思っていたし、確認も取ってウソだと判明しました。ただ、ひとつ可能性があるとすると、もしかしたら彼は昔からの格闘技ファンで、一方的にどんどんビデオを送っていた可能性はあるな、と。 ――それは、どういうことですか? シュウ あの時代って、インターネットはあったけれども本当に格闘好きの人ってK-1やPRIDEや修斗のビデオを日本のファンから買い取ったり送ってもらったり、そういうアクティビティって凄くいっぱいあったんですよ。 ――ああ、それってプロレスでもよくありますね。 シュウ だからプロレスのローカル大会の売店では堂々と「これ海賊ビデオでしょ?」と言いたくなるようなVHSが並んでいましたよ。で、ボクがなぜその可能性を指摘したかというと、じつはいまのUFCのマッチメーカーであるミック・メイナード、彼は10年前とかは普通のいち格闘技ファンで、そういう映像を凄くたくさん送ってもらったりしていたんですって。そのビデオは彼の宝物で、いまでも捨てずに全部家のガレージにあると言うんです。誰に送ってもらったかも名前もわかると言うんですね。それで「RIZIN大好きさん」の本名を伝えてミックに確認してもらったんですが、「RIZIN大好きさん」の本名で送られてきたVHSのテープはなかったそうです。 ――そこまで調査してるんですか! シュウ しかし、普通ボクみたいな業界人にATTのダン・ランバードのことで噛み付いてくるか? って話ですよ(苦笑)。 ――ここは勝てると踏んだんですかね。 シュウ ちなみにダンって会社を100社以上経営していて、ホテルは2軒持ってるし、クルーズシップの会社も持ってますし。彼の家って31部屋ある23億円ぐらいの大邸宅ですからね。ボードデックも3つあるから同時に巨大な船を3隻停めることできますし。キッチンだってメイン、サマー用、アウトドア用と何種類かあるんですよ。で、もちろんオーシャンビューなんですがけど、360度ではなくて650度のオーシャンビューなんです。と言われてもよくわからないかもしれないですけど、とてつもない大金持ち、大実業家ですね。 ――650度のオーシャンビュー(笑)。 シュウ つまり、説明しなくてもわかると思いますが、ダンは忙しい人なんですよ。だから、勝手に送られているDVDやVHSなんか把握しているわけないんです。でも、ボクは一応「こういう人、知ってる?」と裏は取りましたよ。当然答えは「知らん」ですよ。仕事のオファーだったら何度もやり取りしているわけですし記憶にも残るはずなのに。さらに、あの当時のATTというと日本には内田統子さんという代理人がいましたが、ボクは彼女に頼まれて試合映像をダビングしていた人も知っていますからね。 ――そんな人がいたんですね(笑)。 シュウ 裏を取る前からあり得ないと思ったのはそこなんです。だから、本当に業界にいる人たちを舐めちゃいけないということですよ。 ――その件も含めて、最近ネットでは「RIZIN大好きさん」の疑惑がいろいろ出ていたわけですが、じつは病気に関する疑惑についても、シュウさんは数ヵ月前からその物証は確保していたわけですよね。 シュウ 少なくとも4月には完璧な証拠は持ってました。 ・グッズ収集家から選手を守る ・当事者の奥さんと14分30秒の電話 ・アメリカの女子MMA団体インヴィクタでも似たような事件が ・矢沢永吉の出待ち対策……まだまだ続く  

【過去記事】シュウ・ヒラタが「RIZIN大好きさん」とのバトルの内幕を激白!
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