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2025年8月の記事 18件

【記事13本14万字】金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC…

非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! 記事13本15万字で800円!!(税込み) ◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉ ◎【引退インタビュー】金原正徳「やっと終わったな。無事に帰ってこれたな」 ◎長い!熱い!! 面白かった超RIZIN4を17000字で語ろう■笹原圭一 ◎秋元強真「萩原京平選手はオレに負けたら引退レベルです」 ◎水垣偉弥「フライ級残留、バンタム級再転向でも、朝倉海選手は厳しい道になる」 ◎日本MMA審判機構JMOCとは何か■豊永稔☓福田正人 ◎井上直樹はRIZIN残留か、UFCか……■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク ◎弥益ドミネーター聡志「岡田遼さんとの試合は、“何もなかったあの頃”を思い出します」 ◎北岡悟「いまのMMAは打撃競技。だけどグラップリングをやっていないと、いざというときに…」 プロレス事情通Z ・マリーゴールドのレフェリーはなぜ止めなかったのか ・追悼橋本友彦さん/WWEドキュメント/ウナギ・サヤカ1600万円赤字 ・G1クライマックスは大失敗!新日本プロレスは身売りするしかない! ・【外様のG1優勝】嫌われたKONOSUKE TAKESHITA ◎【ロングインタビュー】“道頓堀ブロンコ”佐々木幹矢の謎に迫る ◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉ YA-MAN戦後に引退表明した金原正徳13000字インタビューです!(聞き手/ジャン斉藤) ――取材場所に世田谷ロータスを指定されたときはビックリしたんですよ。引退を表明したけど、もう練習再開してるのかな?って。 金原 いや、試合が終わってからロータスに挨拶に来てなかったんですよ。 ――ああ、そういうことなんですか(笑)。 金原 引退した後も格闘技の練習はやると思います。だけど、もう強い人たちとはやらないです。首や肩が痛くなるんでね。所英男くらいとやるのがちょうどいいかなって(笑)。 ――すぐそこにいる所さんに聞こえますよ!(笑)。引退を宣言してから1週間近く経ちましたけども、いまの心境はどうなんですか? 金原 何も変わらないですね。まあでもちょっと安堵感があるか……。「やっと終わったな」「無事に帰ってこれたな」って。首のケガ(ヘルニア)のこともあったけど、大きな事故に至らずに。お医者さんから「何か強い衝撃を受けたら、何かしら不随が残ってしまう可能性もある」と言われてて。 ――そ、そんな状態だったんですか……。 金原 それは鈴木千裕戦の前に言われたんですよ。そのとき初めて戦うことに対して恐怖を感じました。いろいろ話を聞いたし、実際に身近にそういう人がいるわけじゃないですか。他人事とは思えなくなって、前回の鈴木千裕戦のときから「無事にリングを降りたいな」って自分の中でも恐怖との葛藤があって。 ――大きな衝撃というのは具体的にどのレベルのものなんですか? 金原 それはわからないんですよ。そもそも殴られたときに自分が反応できているか、反応できていないかにもよるだろうし。 ――格闘技って相手の攻撃を防御できない場合もありますね。万全の状態で臨んでも大ケガを負う可能性がある競技で。 金原 だから具体的な説明はできないです。ただ、大きい衝撃を受けたときに不随になる可能性がある。診てもらったのは首や頸椎関連で有名な大きい病院だったんです。そのお医者さんがいい人で「試合の日は当直で夜中までいますので、何かあったら電話ください。他の病院に行くよりも自分のところに来てください」と。 ――症状がわかってるから対応が早いってことですね。しかし、そんな恐怖を抱えながらよく戦いましたね。 金原 ね?(笑)。いい加減、年齢を考えろって言われますよ。 ――そこは格闘技にケジメをつけたい思いがあったんですか? 金原 鈴木千裕戦の負け方では燃え尽きられなかったんじゃないですかね。あのときは恐怖もあったし、自分では納得がいく内容ではなかったんで。なので今回やってダメだったら、もういいやと。 ――もしYA-MANに勝っていたら、現役を続けていたんですか? 金原 勝ったらまた違うかもしれないですけど、勝っても負けてもやめようとは思ってました。勝ったら引退のことを言うつもりはなかったです。また1年後、やりたくなったらやればいいし。でも負けたら言おうとは決めてました。引っ張るつもりはなかったです。 ――首のヘルニアは改善するものでもないわけですね。 金原 これも何かやったわけじゃなくて急になったんですよ。急に痺れて、力が入らなくなった。まあ、ほとんどのケガってダメージの蓄積的なものなのか、気づかぬうちにに何かのスイッチが入っちゃって、そういう症状が出てきちゃうものだから。 ――MMAは比較的新しいジャンルだから、ケガのデータはまだまだ出揃ってないところはありますね。しかも10年前とは打撃偏重で競技性も変わってきてますし。 金原 今回は水抜きの量もいつもより1キロ少なくしたりして。水抜きの量でダメージも変わってくるだろうから。いろんなことを変えましたね。 ――最近立て続けに起きているボクシングの事故も、水抜きの減量がひとつの原因じゃないかという説も出ていますよね。 金原 水抜きが脳にダメージを与えるのがけっこう大きいって言われてますね。だから水抜きの量を減らしたり。 ――格闘技は「死と隣り合わせ」の危険なスポーツと言われますけど……。 金原 こういうとあれですけど、死にたくはないですよ。でも、正直、死なないことも怖いんですよ。 ――たとえば残された家族がずっと面倒を見なきゃならなくなって。 金原 そうそう。お金もかかるし、苦労も負担もかけてしまうので。 ――試合が決まってからリングに上がるまでは、自分との戦いみたいなところもあったわけですね。 金原 試合の取り組み方も変えたし、いろんな意味で不安もあるし。これが成功したらワンチャンもう1回いけるのかなっていう願望もあったり。 ――できるんだったらまだ戦いたい。 金原 新しいことをやってるから新鮮だし、これが合ってるのかどうかはわからないけども、いろんな方法を試してましたね。 ――そんな状態で強打のYA-MANを指名するのは怖くなかったんですか? 金原 だからこそスリルがあるんじゃないですか? ――怖いけど、スリルを楽しみたいわけですか? 金原 やっぱそういうスリルがなければつまんないし。弱い相手を指名したとてね……中途半端なグラップラーの人とやるより、こういう試合のほうが絶対に楽しいし。 ――セコンドの皆さんは身体の状態を知ってたんですか? 金原 自分の状態は伝えてるし、組んでるときに自分の力が弱いのか強いのかを知ってもらいたいから。ずっと長くやってきてるから、健康だったとき、ケガしたとき、減量したとき、ビフォーアフターが全部わかる仲間と組むようにしましたね。 ――試合のコンディションはどうだったんですか? 金原 試合のコンディションはね、よかったと思います。よかったです。減量してくると細くなってくるので、神経に触れる部分がけっこうあって。何もしてないのに痺れがあって、そのときに「ヤバイ、またか……」ってときはあったんですけど。リカバリーしたときはちゃんと戻ってきましたね。 ――試合のほうなんですが、1ラウンド目を見るかぎり、このまま極めちゃうんじゃないかっていう内容で。 金原 自分の中ではその予定だったんですけどね。でも、あんまり追いすぎないようにして。向こうは絶対に組みを切ってくるじゃないですか。自分が追いすぎると、ヘタっちゃって相手のペースになるから。自分から組んで展開を作るけども、ポジションを取れなかったら無理に追いすぎないようにしようと。1ラウンド目はうまく戦えて、YA-MANも疲れてたからけっこういい感じだなと思ってて。2ラウンド目は仕留めに行こうと。疲れてるYA-MANを追っかけすぎて、自分の体力が逆になくなっちゃって。そこは舐めてた部分というか、「いけるんじゃないのかな」って強引に追いかけすぎちゃったんですね。そこは結果論だけども、今回は格闘技の練習をそんなにできなかったがゆえに……きつい練習をあんまりやってなかったんで。 ――今回はコンディション中心の練習メニューだったんですよね。 金原 走り込みとか体力作りをメインでやってきたんですけど、格闘技の体力とはまた違うジャンルになってくるんで。そこをやってこなかったから、2ラウンド目の失速があったのかなって感じましたね。 ――仮に格闘技の練習をメインにやっていたら、万全のコンディションで試合に臨めていたかはわからないわけですね。 金原 格闘技の練習をやりすぎちゃうと、ケガが増えるだろうし。そのぶん、格闘技の完成度が上がってくるけども……。そこのバランスをどうやって取るのか。今回はクロスフィットに懸けて、身体作りに全力を注いだんですけどね。 ――スタミナといってもまた違ってくるんですね。 金原 走ってるときの数値だけ見ると、そんなに差はなかったんから自分の中では手応えはあったんですけど。こんなに競り合うと正直、思わなかったです。組んじゃえば、ガガガッと行けちゃう気がしたんで。思ったよりYA-MANは受けが強かったし、絶対に寝かせられないぞっていう気合いというか、覚悟は大きかったですよね。 ――前日会見のマイクで「MMAやれんの?」って呼びかけましたけど、YA-MAN選手はMMAをやってきたわけですね。 金原 ちゃんとやってましたねぇ。真面目ですよね。伝わってきましたね、MMAをすごい真面目にやってるなって感じがします。 ――ドロドロのMMAですよね(笑)。 金原 向こうも向こうで、ゲロを吐くぐらいバテてたし(笑)。最後は本当に紙一重かなあ。ボクもダメージがあって倒れたっていうよりは、「もう疲れた!」みたいな感じで。そこは紙一重だったけど、やっぱYA-MANも全然、下がらず、どんどん前に出てきてたし。若い子とああいう勝負をやっちゃったら勝てるわけないですよね、やっぱ一回り違うんだから。 ――泥沼の戦いになる前に仕留めたかったわけですね。 金原 YA-MANの得意なところで勝負しちゃって負けましたね。でも、そこで勝負できて燃え尽きれたんでよかったですけどね。うまく逃げてもつまらないし、そこでガッと最後に燃え尽きたのかなって。 記事13本14万字の詰め合わせセットはまだまだ続く……  

【記事13本14万字】金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC…

水垣偉弥「フライ級残留、バンタム級再転向でも、朝倉海選手は厳しい道になる」

北米MMAを知り尽くした男・水垣偉弥が「エリオットvs朝倉海」を語りまくります(聞き手/ジャン斉藤) ☆この記事はDropkickニコ生で配信されたものを再構成したものです 【1記事から購入できるバックナンバー】・「レスリング虎の穴」のストライカー野村駿太インタビュー ・世界を知る男が語る「RTU大惨敗」■水垣偉弥 ・【RIZIN狂った季節】斎藤裕「朝倉未来選手とは一緒に船を作っていたんだよなあ……」・【タメになる15,000字】扇久保博正が語る「格闘技の深淵」 ――ティム・エリオットvs朝倉海はリアルタイムでご覧になったんですか? 水垣 はい。そのあとにも何回か見ました。海選手は1ラウンドはいい感じで戦っていて「勝てるかな」と見てたんですけど。終盤にテイクダウンされたじゃないですか。流れが変わっちゃうかもしれないな……とは思いました。で、2ラウンドになって打撃の流れが悪くなったところでテイクダウンされて極められてしまったので。思ったよりあっさりテイクダウンされちゃいましたねぇ……。 ――1ラウンドの後半のテイクダウンはハイキックを掴まれてのテイクダウンですよね。2度目とは違ってクリーンテイクダウンではないけど、そこから打撃の流れは変わるもんなんですね。 水垣 エリオットが寝かせちゃったあと、朝倉選手は抑え込まれたまま動けなかった。そこでエリオットが何を感じたのか?ですよね。打撃で朝倉選手のほうが分があったわけだから、組んで寝かせれば「なんとかなる!」って気持ちが強くなったのかもしれないんですよ。 ――ああ、なるほど。スタンドでもなんとか凌いで組もう……と頑張れるわけですね。 水垣 エリオットは組めばなんとかなると思った。逆に朝倉選手も組まれるのは嫌がるし、そうすると打撃が出しにくくなったりすることで、試合の流れが全然変わるんですよね。あのテイクダウンで何かされたわけじゃないけど、精神的に影響があったんじゃないかなと。あの1ラウンドは海選手が取ったんですけど、イヤな雰囲気を感じましたね。 ――変な話ですけど、あそこでハイキックを出さずにテイクダウンされてなかったら、2ラウンドの展開も違ったかもしれないってことですか? 水垣 全然変わったと思いますね。1ラウンドの打撃の流れのまま次のラウンドに入れたと思いますし。もちろんどこで試合が動くかはわからないんですけど、2ラウンドの入りは違ったんじゃないかなって思いますね。それまでがすごくよかっただけに、流れが変わっちゃいましたね。 ――実際、2ラウンドになってから変わりましたよね。海選手の手が出なくなったというか……。 水垣 スタンドの流れも少し変わったし、エリオットが前に出てきましたよね。1ラウンドはエリオットが下がってる展開が長かったんですけど、2ラウンドは逆に朝倉選手が下がるシーンが多かったので。 ――エリオットは「組めば、なんとかなる!」と前に出てきたと。 水垣 ただ、エリオットって特別にテイクダウンが強い選手じゃないんですよね。どうやってテイクダウンするのかなと思ったんですけど、わりとサクッと一発で取れちゃったことが気になりましたねぇ。 ――なんで簡単にテイクダウンされちゃったんですか? 水垣 うーん……まずエリットが朝倉選手の打撃を怖がってないところがひとつ大きい理由ですよね。朝倉選手のパンチ力ってかなりあると思うんですよ。「これは食らったら倒れるな」と引いちゃう選手と、逆に前に出られる選手。エリオットは前に出てテイクダウンすればいいと覚悟を決めた。 ――引いたら、やられるだけですし……。 水垣 そのときに「寝かせちゃえば、なんとかなる」という心の支えがあれば、前に出られるし、テイクダウンを常に狙っていた。だからあのタイミングでパッと取れたんだと思うんですよね。 ――エリオットはある程度、被弾しても前に出るぞと。 水垣 そこのメンタルはけっこう大きかったんじゃないですかね。 ――朝倉選手ってテイクダウンをされる印象はそんなにないんですけど……階級をフライに下げた影響もあると言われてますが、どう思われますか? 水垣 それも考えられますよね。エジソン・バルボーザ がフェザーに落としたときも腰が軽くなった気がしたんですよね。ジョゼ・アルドがバンタムに落としたときも同様に 感じたので、階級に適応する時間がかかるのかなって。そもそも体重自体が軽くなるんで、以前より踏ん張れなかったりするとは思うんですよね。 ――海選手はフライ級2戦目ですけども、まだしっくりきてない可能性があるわけですね。ギロチンチョークのフィニッシュに至るまでの流れはどう見ましたか? 水垣 ギロチンを巻かれたときの対処が一歩遅れたし、相手を抱えた判断がまずかったかなって。あれだと首をケアできない。デメトリアス・ジョンソンがこのシーンを解説してましたけど、「ボクがジョセフ・ベナビデスにギロチンをやられたときの対処法をすればよかったんだ」と。相手の腰の下に手を入れながら押して緩めて、中の手で首も解除する。中に手があったほうが逃げやすいんですよね。朝倉選手は手を抜いて外から抱えてしまった判断がミスでしたね。 ――朝倉選手はそういったデフェンス技術が身についてないのか、それともあの状況の中で判断をミスってしまったのか。 水垣 いや、もう判断をミスったと思いますね。朝倉選手はたぶん練習でもそんなにテイクダウンされないと思うんですよね。試合でもああいう戦い方をされた経験はそこまでないこともあって、一瞬の判断が遅れてミスに繋がったというところですかね。エリオット相手にどういう対策をしてきたかはわからないですけど、ギロチンが武器の相手とやるときは、そこも想定はするとは思うんですけど。実際にはうまく対応できなかったということですね。 ――1戦目のパントージャはチョークが得意。エリオットもギロチンが得意という情報をわかっていながらその罠にハマってしまったと。 水垣 わかっているからこそ対策はやってきたと思うんですけど。パントージャに関してはバックを取られないことは徹底してたように見えて、そのうえで取られちゃったんで。そこはしょうがないというか、準備していたけど技量の差があったなという印象なんですけど。 ――パントージャがうまかった。 水垣 パントージャが上だなっていう感じがしましたけど、今回に関してはどうなんだろう。朝倉選手はどちらかというと、「テイクダウンされないで打撃を当てる」ということにフォーカスしてたんじゃないかなと。テイクダウンされずに打撃でやりきる。そこの練習に注力してたんじゃないかなって試合を見てて思いました。そこでパッとテイクダウンされちゃったことが致命的なミスに繋がったんじゃないかなと。 ――寝技の対策は練ってきたけど、テイクダウンされずに打撃で倒すことがメインテーマだった。そんな海選手からすれば判断ミスをしやすいシチュエーションになってしまったっと。 水垣 1ラウンド目にテイクダウンされたときにそのまま抑え込まれたじゃないですか。残りの時間は少なかったですし、「このラウンドは取ってるだろうな」っていう感触があったからかもしれないですけど、わりと抑えられたまま、とくに何もしなかったんですよね。 ――ラウンドは取っているし、無理に動く必要はないと。 水垣 もっと動いてもよかったんじゃないかなって思ったんですよ。で、2ラウンド目にテイクダウンされたときはある程度時間は残ってるし、ラウンドを取ってる手応えはなかったから、そこでスクランブルして上を取り返して……というのが頭だったと思うんですよね。だけど、朝倉選手はスタンド勝負の準備に時間を割いていたような気がしましたねぇ。 ――2戦連続一本負け。31歳という年齢的にも技術的な向上は望めるんでしょうか。 ・朝倉海の契約がネックか ・バンタムでもフライでも茨の道 ・海選手は寝技を怠けてるわけではなく… ・平良達郎は荒々しさが出た ・スラムされる前に離さない理由 ・井上直樹がUFCに行くのはいまか ・セコンドを選ぶのは選手本人の責任…14000字インタビューはまだまだ続く この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

水垣偉弥「フライ級残留、バンタム級再転向でも、朝倉海選手は厳しい道になる」

秋元強真「萩原京平選手はオレに負けたら引退レベルです」

萩原京平戦が濃厚となった秋元強真インタビュー!(聞き手/松下ミワ)【1記事から購入できるバックナンバー】・朝倉未来に人生を変えられた「GP8番目の男」、ついに頂きへ■水野新太・朝久泰央「K-1がブレイキングダウンに負けたと言われるわけにはいかなかった」 ・ベラトール全面対抗戦実現の舞台裏■RIZIN海外事業部・柏木信吾 ・恐るべき北の闘争家!! 修斗世界ライト級王者・西川大和インタビュー ――超RIZIN.4が遠い昔に感じるぐらい、試合後は秋元選手の周りでいろんなことが起きてましたね。とくに、太田忍選手の件とか。 秋元 ああ、太田選手のことはもう全然、気にしてないですけどね。オレから逃げたときはムカついたっすけど、それ以外はもうなんでもいいです。 ――当初、秋元選手が対戦する予定だったカルシャガ・ダウトベック選手がケガで欠場してしまって。代わりの対戦相手として浮上したのが太田選手でしたが、いろいろあって最終的に対戦を断られるという……。 秋元 もう興味ないっすよ。 ――その太田選手というと、たしか秋元選手が以前パラエストラ千葉ネットワーク(現THE BLACKBELT JAPAN)に所属していたときに、一緒の時期もありましたよね? 秋元 ありました。でも、そのときからスカしていたんで。なんか、こっちがあいさつしても、返すときもあれば返さないときもあったんで。 ――なるほど(笑)。かつては会見で和やかに話していたシーンもあって。RIZIN.48のカード発表会見で、太田選手が秋元選手にインタビューするみたいやりとりがあったり。 秋元 そのときはひさびさに会って「やさしくなったのかな?」と思ってたんですけど。まあ、扇久保(博正)選手と神龍(誠)選手みたいに揉めたりはしてないですけど、なんか勘違いしてる人なんだなって思ってました。 ――そういうのもあって、太田選手の件はもういいや、と。 秋元 全然興味ないです。たぶんやっても盛り上がらないですよ。 ――きっぱり言いますね(笑)。秋元選手ってその実力が若くして注目される一方で、なかなかどんな人柄なのかわかりにくかったんですけど、今回の太田選手やリング上での萩原京平選手への言動を含め、キレたときの言葉に凄く狂気を感じました! 秋元 いや、あれはキレてないですよ。思ったことは言いますけど、キレてはないです。べつにオレ、ヤンキーでもないし。 ――思ったことがストレートに出ただけですか。 秋元 昔から思ったことは言ってたんで、それがヤンキーになるのかわかんないですけど。そんな昔から悪いことはしてこなかったし、警察のお世話になったこともないですし。 ――秋元選手のああいう煽りを初めて見た身としては、萩原選手への言葉の強さにもビックリしたんですけど、萩原選手には試合後にもともと対戦表明しようと思っていたんですか? 秋元 そうですね。なんか5月のRIZIN男祭りが終わったあとに「秋元と試合して、勝って朝倉未来とやれるなら秋元と試合する」みたいなこと言ってて。「それ、どの目線で言ってるのかな?」と思って。そこからムカついてたっす。 ――ダウトベック選手の欠場を受けて、萩原選手が「日曜日か、ちょうど空いてるな」とSNSで対戦を匂わせていましたけど、もうそれ以前から腹が立っていてたんですね。 秋元 そうそう。萩原選手のYouTubeでそういうふうに言ってるのを知って、なぜか“絶対王者”の立ち位置から言ってきてたんで、よくその戦績で言えるよなと思って。 ――未来選手にいろいろちょっかいを出してるのも、秋元選手としては気に食わない部分なんですか? 秋元 いや、気に食わないというか、未来さんにリベンジしたいって気持ちはわかるんですけど、そのために「秋元とやる」と言ってるのがムカついたっすね。 ――なるほど。“踏み台”みたいな扱いをしてくることに腹が立ってるわけですね。「この雑魚、相手にしますんで」みたいな言葉も凄かったです! 秋元 まあ、本当に弱いと思ってるんで。そもそも強い選手だったらあんな成績にはならないですし。だから「なんでそんな上から言ってるのかな」というのが一発目にムカついたことです。それでいうと、未来さんは復帰して、いま鈴木千裕選手やクレベル・コイケ選手のような元チャンピオンに勝っていってるわけじゃないですか。なんで未来さんに執着して“飛び級”しようとしてるの? って。もう少しちゃんと勝っていればわかるんですけど。 ――それにしても、萩原選手のリングに上がってくる反射神経も凄かったですよね。向こうが想像以上にキレてたのはどう思ったんですか? 秋元 いや、べつに。「まだキレてるな」とは思ったんですけど、こっちがどう思うとかはなかったです。 ――逆に、なぜ萩原選手がそこまでキレてくるのかわからなかったってことですか? 秋元 さあ、わからなかったですね。 ――……これは想像ですけど、萩原選手も10歳下の選手に“雑魚”呼ばわりされて、自分でも予想以上に火がついたのかな、と。 秋元 そもそも、それで怒っちゃってるようだったら、それまでの人なんだなと思いますよ。オレだったら、あんなこと年下に言われても本当に自信あるんだったら、べつに怒らずに「じゃあ、やろうね」というくらいだと思うんで。 ――自信のなさの表れなんじゃないか、と。 秋元 焦ってるんじゃないですか? 知らないですけど。それでオレに負けたらもう引退レベルですけどね(キッパリ)。 ――怖い! 秋元選手としては言いたいことがあれば年上であっても言っちゃう感じですか。 秋元 そこに抵抗とかは全然ないですね。だって、格闘技は年齢関係ないと思ってるんで。もちろん、普段はそんな言うことはないですよ。……まあ、なんかあったら言うかもしれないですけど。 ――そこはちゃんと自分の筋を通すし、格闘技はより強いほうが上だという感覚なんですね。 秋元 そうです。まあ、それより前にも萩原選手はRIZIN男祭りのときにオレから逃げたみたいな噂も聞いたんで。 ――未来選手が「萩原京平は東京ドームの秋元戦を断った」とか言ってた件ですかね。 秋元 ボクは本当はダウトベック選手とやりたいですけど、萩原選手とやって盛り上がるんだったら、それもいいのかなって感じですね。 ――太田選手との試合は盛り上がらないけど、萩原選手との試合は盛り上がるという、そこの感覚の違いはどこにあるんですかね? 秋元 うーん、違いはないですけど、太田選手に関してはシンプルに1回対戦できる機会を逃したのはあの人の事情なんで、そっちはもういいかなって感じです。 ――しかし、超RIZIN.4の一連の流れを見ていて、秋元選手の未来選手への愛情の強さみたいなのを感じました。 ・大会後の朝倉未来とのツーショット写真は… ・平本蓮選手と会話したのは… ・伊澤さんとタイムアタックは誤解 ・赤田選手には感謝している ・萩原選手よりダウトベックとやりたいが……続きはこのあとへ この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

秋元強真「萩原京平選手はオレに負けたら引退レベルです」

【外様のG1優勝】嫌われたKONOSUKE TAKESHITA■プロレス事情通Z

プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマは嫌われたKONOSUKE TAKESHITAです!(聞き手/非常ベル野郎) 【1記事から購入できるバックナンバー】・猪木が泣いている!新日本プロレスは終わった!ドームから撤退すべき■事情通Z ・「本物のプロレスが見たい」んじゃなくて 「今のプロレス」をバカにしたいだけだろ■事情通Z ・新日本プロレスの業績不調は試合に“闘い”がないからである■プロレス事情通Z ・キャッチはどこへ消えたのか? 宮戸優光×中井祐樹「プロ・レスリング」の文化と競技論 ――Zさん、非常ベルがリンリンガンガン鳴ってます!今年のG1優勝者はKONOSUKE TAKESHITA(以下、竹下)ですか、想像上に新日本ファンから反感を買ってるというか……やっぱり“闘い”のないDDT出身だからですかねぇ。 Z 黙れよ、時間が止まったままの「非常ベル野郎」! 今回はなぜ竹下選手の優勝が反感を買ったのか。そして竹下選手が新日本プロレスの明るい未来のキーになのかを解説する。 ――「竹下の試合を見逃さないほうがいい」と非常ベルが鳴らすわけですね! Z もともと竹下選手ってファンからの支持を得にくい選手だった。それはDDTのリングでもそうだった。チャンピオンなのにDDTドラマティック総選挙という人気投票企画で上位に入らなかったり。 ――その理由はなんですか? ・いまの新日本ファンは「あの頃のDDTファン」でもある ・巡業に出てない問題 ・ウルフ アロンのデビュー戦の相手、EVIL説 ・新日本若手群像劇 ・フルスロットルのTAKESHITAが見られるのはあと4年?……続きはこのあとへ この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

【外様のG1優勝】嫌われたKONOSUKE TAKESHITA■プロレス事情通Z

北岡悟「いまのMMAは打撃競技。だけどグラップリングをやっていないと、いざというときに…」

北岡悟が語るクレベルvs朝倉未来、喧嘩論、ギロチンうまいマン……15000字で格闘技を語り尽くします!この原稿はニコ生、Youtubeメンバーシップで配信されたものを構成したものです(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】・朝倉未来に人生を変えられた「GP8番目の男」、ついに頂きへ■水野新太 ・いぶし銀のMMA職人・佐藤将光のアタマの中 ・「レスリング虎の穴」のストライカー野村駿太インタビュー ・北岡悟の格闘哲学18000字「どれくらい格闘技に懸けているのか?」 ──みなさん聞こえますでしょうか。Dropkickのジャン斉藤です。今日は北岡悟さんをお呼びして、いろいろなお話を伺っていきたいと思います。 北岡 よろしくお願いします。 ──前回は漫画喫茶の非常階段からの配信という異常事態でしたけど(笑)、今日はどちらからでしょうか。 北岡 今日は私のジム、パンクラスイズム横浜からやらせていただいてます。 ──前回との違いをいえば、北岡さんにはお子さんがお生まれになりました。おめでとうございます! 北岡 ありがとうございます。いまジムにいますね(笑)。 ──かわいいなあ。いいんですか、こんな夜遅くまで起きてて。 北岡 この時間まで自然に起きてることが多くて。 ──まだ1ヵ月経ってないですよね。 北岡 3週間ちょいですね、あぁ、泣きそう泣きそう……。 ──パパが怖いんですか?(笑)。 北岡 パパは怖くはないと思います。 ──失礼しました(笑)。もうかわいくてしょうがないんじゃないですか? 北岡 そうですね。みんな自分の子をかわいがる理由は「こういうことか!」と。親になって知ることが多い3週間ですね。ジャンさんもたまにXで娘さんネタをちょっと投げたりしてるじゃないですか。「そういうことか!」と納得いくというか。 ──ボクも北岡さんも年齢的には遅めのお子さんですよね。 北岡 世の中で言われるやつじゃないですか。「年を取ってからの子供はかわいい」みたいな。 ──ボクも45歳のときですからね。 北岡 なるほど。自分と同じですね ──子供が生まれて思ったことは、これが若いときだったら体力もあったし、もっといろんなことができたんじゃないかなと思ったんですけど。年を取ってると大人になってるんで、達観して子育てに取り組めてるかなって感じはありますね。 北岡 おっしゃるとおりだと思います。男や雄っていうよりも、父としての立ち位置が大事になるのかなって思いますよね。 ──みんな格闘技の話を聞きに来てるのに、いきなり子供の話をしてもしょうがないので、そろそろ話題を変えたいと思います(笑)。 北岡 ジャン斉藤と北岡悟の子供の話、誰が聞きたいねん(笑)。 ──超RIZIN4のクレベル・コイケvs朝倉未来の判定なんですけど、率直に思われました? 北岡 その試合は寿司をつまみながら……。 ──寿司をつまみながら?(笑)。 北岡 はい、回転寿司屋さんで、寿司を食べながらスマホで見てたんですけど。ボクは朝倉未来選手の勝利だろうなと思ってたんですけど。判定だと最初の1人がクレベルに付けましたよね。「ああ、そう見えたんだ」「いまのMMAのジャッジでクレベルに入るかあ……」とは思いましたよね。で、もう1票入ってクレベルの判定勝ちになったら「まずくないかなあ」。この試合内容で朝倉未来選手が負けになるのは、よろしくないだろうって思いました。 ──いまのMMAのジャッジの基準からすると、この内容で朝倉未来を負けにしちゃうのは、よろしくないと。 北岡 「この試合内容で」ですね。それでいて朝倉未来が勝ったほうが業界的にもいいだろうし。 ──逆にクレベルについた理由はわかりますか? 北岡 あらためて試合映像を見直したんですけど、クレベルのほうがアグレッシブはアグレッシブだったじゃないですか。アテンプト、チャレンジも全然多いし、仕掛けもクレベルから作ってる感は多いかなとは思いました。だからクレベル本人はこの判定に憤慨してるのかなと。そこまで客観視ができてるとは思わないし、人間は主観が強いとは思いましたけれど。 ──クレベルを評価するんだったらそこですよね。ただ、いまのMMAのジャッジの基準だと、クレベルにはポイントがつきにくい。 北岡 そうなんですよ。レスリングコントロールできてないし、サブミッションも鋭いかたちになりましたか?見直したけどなってないですよね。それでもJMOCの中の1人がクレベルにつけてるっていうことだから、アグレッシブとアテンプトなのかなと。 ──ボクも断然、朝倉未来の判定勝ちなんですけど、クレベルについてもおかしくはないとは思ったんですよね。可能性の話です。 北岡 でも、これでスプリット(2-1)ではないかなと。ユナニマス(3-0)でも、もっと微差の試合ってあるじゃないですか。 扇久保(博正)と(ホセ・)トーレスの試合もそうですよね。 ──北岡さんは扇久保博正vsホセ・トーレスをどう見ました? 北岡 ボクは扇久保だと思いました。 ──この試合とクレベルvs未来の判定を混ぜて語ってる人もいますけど、これはまったく違う試合ですよね。 北岡 違うと思いますけどね。扇久保選手が組みのアテンプトを混ぜているから同じように扱ってるのかもしれないけど、扇久保の打撃がきれいにヒットしてるし、それでいて混ぜてるし。ボクは格闘技選手であり、指導者であり、識者としてこうやって場を設けてもらってるわけですけど、ジャッジがお仕事でもなんでもないし、試合を見ながら有効打をチェックしてるわけではないんですけど。扇久保の打撃が有効に見えました。 ──後半トーレスが戻してる印象が強いけども、オギちゃんも打撃を当ててるし、なおかつアタックしてるから、クレベルvs未来とはちょっと違いますよね。 北岡 そうなんですよ。でも、それこそ扇久保の試合も「わかんないな」ってジャンさんも思いましたよね? ──はい。わかんないなと思いました。扇久保選手の試合もクレベルの試合も、反対につける人がいてもおかしくないなというか。それは可能性の話ですね。 北岡 「10人中何人つけたのか」ってことですよね。扇久保vsトーレスだったら、トーレスにつける人が10人いたら3人いるとするじゃないですか。クレベルと朝倉未来だったら、クレベルは1人か2人だと思うんですよ。 ──その差はありますよね。 北岡 で、クレベルの試合のジャッジ3人の中に、その1人がいたみたいな感じじゃないですか。だからこそ、朝倉未来が負けにならなくてよかったなって思います。ちなみにボクは、キャリアの中でスプリットで負けてる試合、けっこう多いんですよ。この5年間だけでもスプリットで負けたのは3試合。DEEPの泉(武志)戦、上迫(博仁)戦、RIZINの久米(鷹介)戦、この5年間で3試合。スプリットで3つ負けてる。 ──判定を告げられるときに「相手につくかもな」っていう予感はありました? 北岡 泉戦のときは厳しいかもしれないけど、「俺の勝ちでもいいよね」ぐらいは思ってて。上迫のときは「俺の勝ちでいいじゃん」。久米に関しては、「俺、勝ったでしょ」と思った。 ──久米戦はそういう声が多かったですよね。 北岡 だけど、負けといわれたら負けというのもわかってます。 ──この10年くらいでジャッジの評価も変わりましたよね。組んでいるだけではポイントにならない。 北岡 変わりましたね。イメージとしてはキックボクシング、打撃の競技にグラップリングがついているというもんですからね。 ──組みの競技に打撃がついてるわけではないと。前回はクレベルが三角で仕留めたんですけども、今回は朝倉未来選手の組みに対するディフェンス力が上がってるってことでよろしいんですか? 北岡 うーん。 ──違うんですか?(笑)。 北岡 一応、前の試合も見ました。なんだろう、前の試合より知識は入ったのかもしれないですよね。「手の位置ここがいい」「こういう姿勢がいい」という知識が入ったのは間違いないんじゃないですか。だから組手ができあがった。それをいうと、2人ともやっぱり変わったんですよね、この4年間の間で。いろいろな経験を積んで、知識も入って、選手としてレベルが上がったともいえるし、ある種、大人しくなったともいえる。 ――あー、大人しくなった……。 北岡 キレや殺気が落ちたともいえるかもしれないですね。荒々しさがなくなった。選手として精度が上がったけど、その代わり失ったものがあるという話。 ──やっぱり若いときは怖いものなしで荒々しく前に出れるけど、負けの経験を積んでいくと、ギャンブルしなくなるわけですね。 北岡 朝倉未来選手の打撃の鋭さは4年前のほうがあったんじゃないかなと思いましたね。パッと見た感じ、4年前のほうが痛そう。失ったものがあるけど、得てるものがあるという、ありがちな話ですよね。たとえば、打撃の選手は組み技を覚えすぎると打撃のキレが落ちることがよくあるんですよ。逆にボク自身が経験してることだけど、打撃のことをいろいろ覚えすぎると、組みで飲み込む力が弱くなる。 ──北岡さんも打撃をやることで組みにも影響することを痛感してきてたんですね。 北岡 はい、そこは間違いなくあると思います。 ──すごく難しいですね、MMAって。何かを補っても何か確実に失われていくものがある。 北岡 それでいて、やっぱり総合力も大事っていう話だし。答えはないというか、その場で勝利が出たら、その場の正解ではあるわけじゃないですか。スプリットだろうといったん勝ちになっちゃえば、その場では正解。でも、時間が経って、その場で正解が出たせいで、あとでいっぱい負けることもあったりすると思うし。 ──あー、なるほど。微差の判定で勝ったけども、勝ったおかげで何かが狂っていく可能性もある。変な話ですけど、勝たなきゃよかった試合もあったかもしれないですね。 北岡 極端なことをいうと。 ──今回の試合は、クレベルも未来選手も「大人になった2人」が戦った試合と言えるわけですね。 北岡 そうですね、間違いなく。それをすぐ「衰えた」とか「落ちた」という意味では言ってないんですよ。変化です。成長って安易に言うことではないけれど。 ・打撃の競技だけど、グラップリングが強くなければいけない。 ・ピットブルvs野村駿太は組みができてこその打撃戦 ・格闘技の喧嘩とは? ・金ちゃんの引退の仕方は幸せだと思う ・北岡悟のギロチンチョーク論……15000字インタビューはまだまだ続く この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

北岡悟「いまのMMAは打撃競技。だけどグラップリングをやっていないと、いざというときに…」

【男だったら天龍同盟】北原光騎インタビュー「俺にとって天龍さんは“神様”だよ」

noteにバックナンバー引っ越し中に伴いブロマガにも再掲載!全日本プロレス、SWS、WARと天龍源一郎・激動の時代を知る男、北原光騎ロングインタビュー。佐山サトルに憧れていたスーパータイガージムのインストラクターがなぜ天龍源一郎を支えることになったのか? 師匠・天龍引退を万感の思いで語ってくれた!2015年3月に掲載された記事になります(聞き手/ジャン斉藤)――現役時代と変わらず、お若いですね。 北原 いつも若い人に囲まれてるから(笑)。 ――リングからを離れると、皆さん太ったりするもんですけど。 北原 これでも減量したんだよ。いま93キロくらいで現役のときは120キロくらいあったから。いまはプロレス界と全然関わってないんだけど、俺の子供がFacebookをやりだしてね。そこで天龍さんが引退することを知って。 ――天龍さんは本日引退記者会見を行うそうです。 北原 ついに来るときがきたって感じがした。…………これで俺も引退できるよ。 ――あ、北原さんが引退宣言をされていなかったのは、そういう理由があったんですね。 北原 全日時代から天龍さんとやってきて現役なのは俺だけだろ。首のヘルニアが酷くて、試合はとっくにできないんだけど。大将より先にやめるわけにはいかないだろ。こういうことを言うとさ、大将からは「何を言ってるんだ馬鹿野郎!」って鼻で笑われるかもしれないけどね(笑)。 ――天龍さんとはどれくらい会われてないんですか? 北原 4年くらいかなあ。娘の誕生日に天龍さんの興行に出たとき以来だね。 ――最近はご無沙汰とはいえ、天龍さんと北原さんの付き合いは長いですよね。 北原 もう長いなんてもんじゃないよ(笑)。 ――そもそも北原さんはスーパータイガージムから全日本プロレスに入るという異色の経歴ですよね。 北原 全日本じゃなくてジャパンプロレスなんだけどね。俺も当時はどこがどうとはあんまり深く考えたことはなかったんだけど。 ――最初の師匠は佐山(聡)さんで。 北原 あれは佐山さんが旧UWFをやめる頃だよ。俺は極真空手をやってて、立ち技と寝技ができる佐山さんに憧れてたんだよね。それで福岡から上京したんだけど、佐山さんはUWFの人だと思ってたら、UWFに行ったんだよ。UWFの試合は見たことなかったんだけど、ただ佐山さんの弟子になりたくてね。結局テストは落ちたんだけど、その頃のUWFは新しい選手はいらなかったみたいなんだよね。 ――UWFは経営的に厳しかったですし。それでスーパータイガージムに入会したわけですね。 北原 佐山さんと接点を作るためにスーパータイガージムに入会して。1カ月くらい通ったんだけど、なかなか佐山さんには会えなかったんだよ。やっと佐山さんがジムにいたときに「これはチャンスだ!」と思って、サンドバックをボコボコ蹴ってたんだよね。そのときインストラクターとして宮戸(優光)さんがいたんだけど。 ――のちに新生UWFやUWFインターで活躍される宮戸さん。 北原 宮戸さんからしたら、そこまでボコボコ蹴ってる奴がいなかったから異様に見えたんじゃないかな。そのアピールが届いたのか、佐山さんに呼ばれたんだよね。俺は佐山さんの前ですぐに正座して「弟子にしてください!」と頼みましたよ。そこからジムのインストラクター。 ――当時の佐山さんはかなりギラギラされていたんじゃないですか。 北原 そりゃあ厳しかったよ。佐山さんはシューティング(修斗)を一刻も早く確立させないといけない時期だったから。練習になると、もの凄い目つきで竹刀を持ってね。でも、一般会員にも自分たちにも優しかった。誤解されてるかもしれないけど、佐山さんは優しい人。で、俺がインストラクターになった頃にUWFの内部がゴタゴタしてて。 ――前田(日明)さんたちと対立した佐山さんがUWFから離れることになるんですよね。 北原 そのとき宮戸さんがジムをやめて、前田さんのとこに行くことになったんだよね。 ――佐山さんの下にいた宮戸さんが、前田さんらのもとに移るのは興味深いですね。 北原 宮戸さんとあんまりそういう話はしたことないから理由はわからないけど。あのときジムにいたのはヨリかな。中村頼永ね。 ――ジークンドーの中村頼永さん。 北原 ヨリとは兄弟弟子だから。2人で佐山さんの家によく行ったり、砧公園とかでガチンコの練習をやったりしたよね。 ――タイガージムのインストラクターだった山崎(一夫)さんとの接点もあったんですか? 北原 山崎さんとはすれ違った。山崎さんはUに行って宮戸さんは指導員で残ってたから。 ――下の世代でいうと、仮面シューター・スーパー・ライダーの渡部優一さんとか。 北原 ナベちゃんは俺が教えてた。坂本一弘も後輩だし。自分がいたときに大阪から上京してきて。芦原空手やっててサバキがうまかったんだよ。だからあだ名が「あしはら」で。 ――当時のシューティングは、選手に変わったあだ名を付けてましたね(笑)。 北原 俺が付けたあだ名は歌舞伎町から通ってる奴が「歌舞伎町」、入会したときにお釣りを300円渡し奴は「お釣り300円」。だから練習中にも「おい、お釣り300円!」って呼んでいて(笑)。 ――たけし軍団的なネーミングセンスですね(笑)そういえば、北原さんはスーパータイガージム時代に『風雲!たけし城』に出演されて、最終決戦まで進出されましたよね。 北原 なんで知ってるの?(笑)。あれ、面白い話があって。あのときはナベちゃんと川口健次と出たんだけど、たけしさんがFRIDAYに殴り込んだ事件で謹慎中で。ラッシャー板前がたけしさんの変わりだったんだよね。7~8年前にTBSから「あのときの映像をBSで再放送したい」って電話があったんだよ。いまは再放送するのにも出演者の許可がないと流せないんだって。「お金くれるの?」って聞いたら「振り込みます」と。それで何ヵ月後にいくら振り込まれたと思う? ――うーん、そんなに多くは払わないですよねぇ。5000円くらいですか? 北原 いやいや、60円だよ(笑)。 ――「お釣り300円」以下! 北原 あれには笑ったよ。「何を買おうか」なんて思ってたのに(笑)。 ――振込手数料のほうがかかりますよね(笑)。北原さんはそのあとにジャパンプロレスに移ったわけですよね。 北原 なんでだろうねぇ。やっぱりお金がほしかったのかな。まだシューテングはプロ化されてなかったから。試合もできなかったしね。 ――ジャパンプロレスに伝手はあったんですか? 北原 ナベちゃんがレスリングつながりで谷津(嘉章)さんを紹介してくれて。 ――渡部さんは高校のレスリング部時代に三沢(光晴)さんと同級生で、川田(利明)さんの先輩に当たりますね。 北原 谷津さんはジャパンプロレスのときにアマレスの全日本選手権に出て勝っただろ。「凄いな」と思って。それで谷津さんに付いて行こうと。 ――佐山さんと同じく谷津さんも強さに惹かれたわけですね。 北原 そこだけ。ジャパンに入ったのはお金がないからだけど。入ってみたのはいいものの、ちょうどジャパンが割れたときだから池尻の道場で1人で練習してたんだよ。結局ジャパンは分裂しちゃって谷津さんも療養中。そのままクビになるところを助けてくれたのが天龍さん。「俺の付き人をやれ」ってね。それで全日本に残ることができたんだよ。 ――それまで天龍さんと接点はあったんですか。 北原 なかった。 ――どうして北原さんのことを気にかけてくれたんでしょうね。 北原 いまでもわからない。だってほら、天龍さんは“神様”みたいなもんだから。“神様”に質問できないだろ。いまでこそ天龍さんが何をしゃべってるかわからないってみんな笑ってるけどさ、俺のときは“神様”だよ。 ――当時は天龍さんの言葉は聞き取れましたよね。 北原 聞き取れなかった(笑)。 ――20年前から!(笑)。 北原 でも、聞いているうちにわかるようになるんだよね(笑)。考えるに、天龍さんが俺を拾ったのは小川(良成)さんから付き人を代えたかったのかもしれないし、佐山さんのところにいたからかもしれない。プロレスラーって「プロレスはこういうものだ!」って頭が固い人が多いけど、天龍さんは考え方が柔らかいから、いろいろと吸収したかったのかも。たまに「関節を教えろ」とか言ってきたし。 ――格闘技的な強さに憧れていた北原さんのプロレスに対する認識はどういうものだったんですか? ・全日本プロレスの道場論 ・ダイナマイトキッドとガチンコの練習 ・ブラックハーツとのシュートマッチ ・メガネスーパーSWS移籍の裏側 ・SWSの派閥争い ・アポロ菅原vs鈴木みのる、北尾vsテンタの不穏試合 ・WARの最後……12000字インタビューはまだまだ続く  

【男だったら天龍同盟】北原光騎インタビュー「俺にとって天龍さんは“神様”だよ」

【引退インタビュー】金原正徳「やっと終わったな。無事に帰ってこれたな」

YA-MAN戦後に引退表明した金原正徳13000字インタビューです!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・“怪物”安藤達也が遅れてやってきた理由12000字インタビュー ・平本蓮ロングインタビュー「MMAに転向して本当によかった」 ・斎藤裕「次の試合で終わるかもしれないという緊張感、危機感はあります」 ・「これがRIZINか……」佐藤将光、センターラインを超える ――取材場所に世田谷ロータスを指定されたときはビックリしたんですよ。引退を表明したけど、もう練習再開してるのかな?って。 金原 いや、試合が終わってからロータスに挨拶に来てなかったんですよ。 ――ああ、そういうことなんですか(笑)。 金原 引退した後も格闘技の練習はやると思います。だけど、もう強い人たちとはやらないです。首や肩が痛くなるんでね。所英男くらいとやるのがちょうどいいかなって(笑)。 ――すぐそこにいる所さんに聞こえますよ!(笑)。引退を宣言してから1週間近く経ちましたけども、いまの心境はどうなんですか? 金原 何も変わらないですね。まあでもちょっと安堵感があるか……。「やっと終わったな」「無事に帰ってこれたな」って。首のケガ(ヘルニア)のこともあったけど、大きな事故に至らずに。お医者さんから「何か強い衝撃を受けたら、何かしら不随が残ってしまう可能性もある」と言われてて。 ――そ、そんな状態だったんですか……。 金原 それは鈴木千裕戦の前に言われたんですよ。そのとき初めて戦うことに対して恐怖を感じました。いろいろ話を聞いたし、実際に身近にそういう人がいるわけじゃないですか。他人事とは思えなくなって、前回の鈴木千裕戦のときから「無事にリングを降りたいな」って自分の中でも恐怖との葛藤があって。 ――大きな衝撃というのは具体的にどのレベルのものなんですか? 金原 それはわからないんですよ。そもそも殴られたときに自分が反応できているか、反応できていないかにもよるだろうし。 ――格闘技って相手の攻撃を防御できない場合もありますね。万全の状態で臨んでも大ケガを負う可能性がある競技で。 金原 だから具体的な説明はできないです。ただ、大きい衝撃を受けたときに不随になる可能性がある。診てもらったのは首や頸椎関連で有名な大きい病院だったんです。そのお医者さんがいい人で「試合の日は当直で夜中までいますので、何かあったら電話ください。他の病院に行くよりも自分のところに来てください」と。 ――症状がわかってるから対応が早いってことですね。しかし、そんな恐怖を抱えながらよく戦いましたね。 金原 ね?(笑)。いい加減、年齢を考えろって言われますよ。 ――そこは格闘技にケジメをつけたい思いがあったんですか? 金原 鈴木千裕戦の負け方では燃え尽きられなかったんじゃないですかね。あのときは恐怖もあったし、自分では納得がいく内容ではなかったんで。なので今回やってダメだったら、もういいやと。 ――もしYA-MANに勝っていたら、現役を続けていたんですか? 金原 勝ったらまた違うかもしれないですけど、勝っても負けてもやめようとは思ってました。勝ったら引退のことを言うつもりはなかったです。また1年後、やりたくなったらやればいいし。でも負けたら言おうとは決めてました。引っ張るつもりはなかったです。 ――首のヘルニアは改善するものでもないわけですね。 金原 これも何かやったわけじゃなくて急になったんですよ。急に痺れて、力が入らなくなった。まあ、ほとんどのケガってダメージの蓄積的なものなのか、気づかぬうちにに何かのスイッチが入っちゃって、そういう症状が出てきちゃうものだから。 ――MMAは比較的新しいジャンルだから、ケガのデータはまだまだ出揃ってないところはありますね。しかも10年前とは打撃偏重で競技性も変わってきてますし。 金原 今回は水抜きの量もいつもより1キロ少なくしたりして。水抜きの量でダメージも変わってくるだろうから。いろんなことを変えましたね。 ――最近立て続けに起きているボクシングの事故も、水抜きの減量がひとつの原因じゃないかという説も出ていますよね。 金原 水抜きが脳にダメージを与えるのがけっこう大きいって言われてますね。だから水抜きの量を減らしたり。 ――格闘技は「死と隣り合わせ」の危険なスポーツと言われますけど……。 金原 こういうとあれですけど、死にたくはないですよ。でも、正直、死なないことも怖いんですよ。 ――たとえば残された家族がずっと面倒を見なきゃならなくなって。 金原 そうそう。お金もかかるし、苦労も負担もかけてしまうので。 ――試合が決まってからリングに上がるまでは、自分との戦いみたいなところもあったわけですね。 金原 試合の取り組み方も変えたし、いろんな意味で不安もあるし。これが成功したらワンチャンもう1回いけるのかなっていう願望もあったり。 ――できるんだったらまだ戦いたい。 金原 新しいことをやってるから新鮮だし、これが合ってるのかどうかはわからないけども、いろんな方法を試してましたね。 ――そんな状態で強打のYA-MANを指名するのは怖くなかったんですか? 金原 だからこそスリルがあるんじゃないですか? ――怖いけど、スリルを楽しみたいわけですか? 金原 やっぱそういうスリルがなければつまんないし。弱い相手を指名したとてね……中途半端なグラップラーの人とやるより、こういう試合のほうが絶対に楽しいし。 ――セコンドの皆さんは身体の状態を知ってたんですか? 金原 自分の状態は伝えてるし、組んでるときに自分の力が弱いのか強いのかを知ってもらいたいから。ずっと長くやってきてるから、健康だったとき、ケガしたとき、減量したとき、ビフォーアフターが全部わかる仲間と組むようにしましたね。 ――試合のコンディションはどうだったんですか? 金原 試合のコンディションはね、よかったと思います。よかったです。減量してくると細くなってくるので、神経に触れる部分がけっこうあって。何もしてないのに痺れがあって、そのときに「ヤバイ、またか……」ってときはあったんですけど。リカバリーしたときはちゃんと戻ってきましたね。 ――試合のほうなんですが、1ラウンド目を見るかぎり、このまま極めちゃうんじゃないかっていう内容で。 金原 自分の中ではその予定だったんですけどね。でも、あんまり追いすぎないようにして。向こうは絶対に組みを切ってくるじゃないですか。自分が追いすぎると、ヘタっちゃって相手のペースになるから。自分から組んで展開を作るけども、ポジションを取れなかったら無理に追いすぎないようにしようと。1ラウンド目はうまく戦えて、YA-MANも疲れてたからけっこういい感じだなと思ってて。2ラウンド目は仕留めに行こうと。疲れてるYA-MANを追っかけすぎて、自分の体力が逆になくなっちゃって。そこは舐めてた部分というか、「いけるんじゃないのかな」って強引に追いかけすぎちゃったんですね。そこは結果論だけども、今回は格闘技の練習をそんなにできなかったがゆえに……きつい練習をあんまりやってなかったんで。 ――今回はコンディション中心の練習メニューだったんですよね。 金原 走り込みとか体力作りをメインでやってきたんですけど、格闘技の体力とはまた違うジャンルになってくるんで。そこをやってこなかったから、2ラウンド目の失速があったのかなって感じましたね。 ――仮に格闘技の練習をメインにやっていたら、万全のコンディションで試合に臨めていたかはわからないわけですね。 金原 格闘技の練習をやりすぎちゃうと、ケガが増えるだろうし。そのぶん、格闘技の完成度が上がってくるけども……。そこのバランスをどうやって取るのか。今回はクロスフィットに懸けて、身体作りに全力を注いだんですけどね。 ――スタミナといってもまた違ってくるんですね。 金原 走ってるときの数値だけ見ると、そんなに差はなかったんから自分の中では手応えはあったんですけど。こんなに競り合うと正直、思わなかったです。組んじゃえば、ガガガッと行けちゃう気がしたんで。思ったよりYA-MANは受けが強かったし、絶対に寝かせられないぞっていう気合いというか、覚悟は大きかったですよね。 ――前日会見のマイクで「MMAやれんの?」って呼びかけましたけど、YA-MAN選手はMMAをやってきたわけですね。 金原 ちゃんとやってましたねぇ。真面目ですよね。伝わってきましたね、MMAをすごい真面目にやってるなって感じがします。 ――ドロドロのMMAですよね(笑)。 金原 向こうも向こうで、ゲロを吐くぐらいバテてたし(笑)。最後は本当に紙一重かなあ。ボクもダメージがあって倒れたっていうよりは、「もう疲れた!」みたいな感じで。そこは紙一重だったけど、やっぱYA-MANも全然、下がらず、どんどん前に出てきてたし。若い子とああいう勝負をやっちゃったら勝てるわけないですよね、やっぱ一回り違うんだから。 ――泥沼の戦いになる前に仕留めたかったわけですね。 金原 YA-MANの得意なところで勝負しちゃって負けましたね。でも、そこで勝負できて燃え尽きれたんでよかったですけどね。うまく逃げてもつまらないし、そこでガッと最後に燃え尽きたのかなって。 ・RIZINでやめられたのは幸せだった ・知識がつくことは強さには繋がらない ・ストライカーのスタイルチェンジは難しい ・ボクも所英男も浦島太郎みたいなもの ・稼げることが格闘家の勘違いを生む ・昔のMMAファイターはモテなかった・生まれ変わったらSNSで頑張ってブレイキングダウンに出てRIZINに……13000字インタビューはまだまだ続く この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

【引退インタビュー】金原正徳「やっと終わったな。無事に帰ってこれたな」

G1クライマックスは大失敗!新日本プロレスは身売りするしかない!■プロレス事情通

プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマはG1クライマックスは大失敗!新日本プロレスは身売りするしかない!です!(聞き手/非常ベル野郎) 【1記事から購入できるバックナンバー】・有田哲平はなぜNOAHを拒否したのか■プロレス事情通Z ・猪木さんと会えなかった新間寿さんの無念■小佐野景浩 ・新倉史祐が見た昭和・新日本伝説「猪木さんは本当に強かった」 ・佐々木健介が嫌われる“正直スマンかった”理由■松澤チョロの脱線プロレス ――Zさん、新日本プロレスはもう終わりです! ブシロードの決算発表によれば、観客動員は伸び悩み、減収になりました。G1も昨年と比べて観客減です。“闘い”を捨てた罰が当たりました! ボクはこうなることがわかってました。ケケケケケ! Z うるせえ黙れ! じゃあ、“闘い”があったという昭和・新日本がなんで飽きられたんだよ? 猪木さんオーナー時代の新日本がなぜ暗黒になったのか? IGFがなんでズンドコだったのか言ってみろ! ――怒らないでくださいよ。まあねえ、そりゃあそれぞれ理由がありますよ。いまの新日本プロレスが赤字になったのは“闘い”がないことはあきらかです。証拠は、いまのプロレスをろくに見てない元プロレスファンがそう書き込んでいます!(決めつけ刑事風) Z じゃあブシロード体制の新日本が歴史的安定を続いてきたことも認めろよ。 ――でも、観客がは減っているのは事実ですからねぇ。数字は正義!  Z だからずっと黒字だったんだよ! だいたい内藤哲也が離脱して、残された「V字回復組」の棚橋弘至が引退をする。好調なわけがないんだよ。 ――あー、言った、言った、ついに認めたあ! Zさんもいまの新日本がダメだってことを認めましたね! 「ダメ=闘いがない」! 「非常ベルが鳴っている!」ことにようやくみんな気がついたんですよ! Z おまえは30年近くずっと「非常ベルが鳴っている!」と言い続きてきてるだけだろ!「非常ベルが鳴っている!」って80年代のプロレス用語。非常ベルがじゃなくておまえの時計が止まってるんだよ、この「非常ベル野郎」!――「非常ベル野郎」って「ファイト野郎」みたい! Z 伝わらないたとえをするんじゃないよ!――とにかく!ブシロードはもう新日本を売るしかないですよ~~。 Z 「売却=アウト」と捉える人って古い世代だと思う。 ・「親が息子の試合をレフェリーしていいのか」問題。 ・乱入はプロレスの華なのか ・KONOSUKE TAKESHITAのG1優勝は納得いかない ・新日本の厳しい状況は続く ・ウルフ アロンは未知数 ・ブレイキングダウンにファンを奪われる?……続きはこのあとへ この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

G1クライマックスは大失敗!新日本プロレスは身売りするしかない!■プロレス事情通

弥益ドミネーター聡志「岡田遼さんとの試合は、“何もなかったあの頃”を思い出します」

修斗の新シリーズ「Lemino修斗」で岡田遼引退試合の相手を務める弥益ドミネーター聡志インタビュー。年に一度は格闘技界の賢者ドミさんの話に耳を傾けて脳のリフレッシュしたい!12000字でお届けします(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・いぶし銀のMMA職人・佐藤将光のアタマの中 ・金原正徳「そんなことで騒いで、日本の格闘技界は平和だなあって」 ・西川大和はなぜライト級にこだわるのか■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク・“怪物”安藤達也が遅れてやってきた理由12000字インタビュー ――久しぶりの試合がまさかの修斗になりました! 弥益 ホントに自分でも驚きですね(笑)。前回の試合(2023年RIZIN大晦日・新居すぐる戦)からだいぶ空いちゃいましたし。いまはRIZIN以外のイベントでいえば、DEEPにめちゃくちゃ勢いがあって。他団体からRIZINを経てDEEPに参戦したりして、結果的に選手がDEEPに集まっていく流れがある中で、逆ですよね。他にないムーブをしてるなと思ったり。 ――弥益選手がRIZINに参戦して、DEEPで試合をしなくなった頃からDEEPがどんどん元気になって。いまや国内ナンバーワンですよね。 弥益 正直、DEEPの調子がいいことにはちょっと悔しいですよ(笑)。 ――ハハハハハ! 弥益選手が貧乏神みたいに聞こえたら申し訳ないですけど、弥益選手が王者だった頃のDEEPとはちょっと違いますよね。 弥益 あの頃は「弥益は本当にチケットを売らない」と言われ続けたわけですけど(笑)、いまのDEEPは毎回満員ですよね。 ――カードも出し惜しみしてないけど、「DEEPだから見に行こう」という雰囲気もあって。 弥益 DEEPのブランドがそれだけ価値が出てるということですね。だから悔しいです(笑)。 ――弥益選手は絶好調のDEEPではなく修斗に上がると。 弥益 修斗に出ることはまったく想定してませんでしたし、もちろん岡田(亮)さんと戦うことだって、一度も考えたことなかったですね。岡田さんとは言うほど密に練習していたわけではないんですけど、お互いに名前がない頃から意識はしていたというか。経歴がちょっと似てる部分もありますし。 ――2人とも大学院卒ですね。 弥益 岡田さんのほうが頭角が現わすのがすごく早かったので、自分からすると「こんな人がいるんだから自分も頑張ろう」という気持ちはあって。初めてお会いしたのはパラエストラ松戸(現ブラックベルトジャパン)だったと思うんですけど、すごく考えが近いところもありましたし、それもあって意識はしていましたね。練習自体は本当に数える程度でしたけど、それでもよく喋りましたし、個人的に一緒にお酒を飲んだこともあるし。最近だと、岡田さんが錦糸町にご自身のパーソナルジムをオープンされたときも、そのオープニングレセプションに招待していただいて。ボクのことをすごく気にかけてくれてるというか、練習以外の付き合いもちょこちょこあったりして。「戦う相手」という認識が一切なかったので、こういうオファーを咀嚼するというか、飲み込むことに時間がかかっちゃいました。 ――オファーを受けてから1週間くらい考えたそうですね。 弥益 そうですね。いままでのオファーって置いても1日ぐらいだったんですけど。今回は身近な人に相談したわけじゃないんですけど、周囲に話をしたときに「やらなくていいんじゃないの?」という声もけっこうあったりして。それを受けてちょっと悩んでしまったところはありましたね ――それはどういった理由で断ったほうがいいと? 弥益 まず舞台がRIZINじゃないってところはあったと思うんですよ。「RIZINに出られるんだったら、注目されるところのほうがいいんじゃないの?」と。あとは今回は岡田さんの引退試合ということに加えて、1階級下の選手ですし、非常にリスクが高い。勝っても引退する選手で、階級も下。プラスはほぼないという判断で「無理にやる必要ないんじゃないの?」と反対してました。でも、自分としては「ここでやらないと、ずっと試合をすることはないんじゃないかな……」という気もしましたし。 ――この試合を受けないと、もう試合ができないんじゃないかと。 弥益 岡田さんはそれぐらい自分の中で特別な方ではあって。さっきも申し上げたんですけど、自分と同じ国立大の経歴で。それまでは格闘技のバックボーンを一切なく、卒業されてから就職をせず格闘技一本に全力を懸けてやられていたので「こういう人を目指して頑張ろう」「自分ももしかしたら近づくことができるかもしれない」と。自分は普通に就職してしまったので、手が届くという認識はなかったんですけど。その岡田さんが数年前に「もうそろそろ引退します」という話をされていて。その理由としては目標としていたUFCには行けそうにないと。 ――岡田選手が修斗王者になりましたが、UFCのチャンスはなかなか得られず……。 弥益 そのインタビューを読んだときに、岡田遼という格闘家が引退してしまう悲しさもありましたし、経歴が近いからこそ自分が怖くて進めなかった道を歩んでいた岡田さんが、目指していた場所(UFC)に手が届かず、それで区切りをつける。一方で「自分は何をしてるんだろう」という居づらさみたいなものを味わいまして。その後なんだかんだ岡田さんはRIZINで何戦かされてはいるんですけど。今回引退試合を決意されて、その最後の相手として自分を選んでくれた。光栄というよりは、岡田さんからチャンスをいただいた感覚ですね。 ――弥益選手にとっては「チャンス」なんですね。 弥益 はい。岡田さんを指標としていた時期があり、岡田さんみたいな格闘家人生を送りたいと憧れていた。でも怖くていけなかった中で、ここで交われるチャンスをいただいたという認識です。やっぱり歳を重ねてくると、ここまで感情が高ぶるオファーはなかなかないんです。まあ、だいぶ感情がバカになっちゃってるところもあるんですけど(苦笑)。自分はいま2連敗中ですし、ここまで気持ちが高ぶる試合を断ったら、この先に試合ができないんじゃないか、ここまでの気持ちになる試合は今度あるのかな……っていう思いもあって、とっさに掴んだ感じはありますね。 ――ボクもめちゃくちゃいいカードだなって思ったんですよね。 弥益 ありがとうございます。自分はここ数年、「表を向いてない格闘家」ってことをあらためて実感していて。RIZINに出たことでたくさんの人に見ていただいて、自分のことを知ってくださっている方も増えた。本来であれば、そういう方々に向けて「どういう試合が求められているのか」ってことを考えながらやっていくのが、プロとしてあるべき姿だと思うんですけど。結局、自分は自分が楽しいからやってるし、自分の人生を少しでも肯定するために格闘技をやってる。たくさんの人に夢を見せるような心躍る冒険譚を書くこともできないし、現実離れしたSFみたいな格闘技人生を送れるわけではない。自分が書けるのはもう私小説というか。 ――「弥益ドミネーター聡志」は私小説ですか(笑)。 弥益 私小説です(笑)。あくまで自分の中で完結している小説しか書けないんですけど、それを楽しんでくれる数少ない人もいらっしゃいますし……。 ――少なくないと思いますよ!(笑)。 弥益 ハハハハハハハ。自分が楽しめるような人生を歩んでるだけだけど、それを面白く解釈してくれる方々がいらっしゃって。そうやって大人な楽しみ方をしてくれるのはありがたいですね。 ――弥益選手ってRIZINに上がってから、試合をすることのハードルが上がってないですか? 弥益 ああ、そこは正直ありますね。ちょっとハードルは上がりはしました。でも、それは家庭環境というか、子供が生まれたことで、自由に動けるわけではなくなったこともあります。言ってしまうと身体のダメージもありますし、家庭もあるし、仕事もある。もちろんRIZINに出たことはすごく大きなターニングポイントではあったんですけど、それと並行して自分を取り巻く環境も変わってはいるので。そういう意味ではやっぱりホイホイ試合を積み重ねていきづらくはなっている現状はありますね。だから大人気のDEEPに出られずに悔しい思いをしています(笑)。 ――ハハハハハ。以前は年間2~3試合ペースでしたけど、朝倉未来戦以降は年に1回あるかないかですもんね。 弥益 もう年間1回できればいいほうで。それでよくオファーをいただけるなっていう嬉しさはありますけど。試合をするという意味付けみたいなものを自分でしていかないと、気持ちを作れないところも正直あります。やっぱりなんの縁もゆかりもない選手とやって、どこまで試合に向けて追い込めるかってなると……もちろんプロであるならば、そんなこと関係なく練習で追い込んでいくべきですけど(苦笑)。ちょっと恥ずかしながら自分はもうなんだろうなあ……乗らないと作れなくなってますねぇ。 ――どうしても「なんで、こんなにつらい練習を……」って頭をよぎってしまう瞬間はあるんですかね。 弥益 練習自体は好きなんですよ。でも、やっぱり試合が決まると楽しいだけの練習だけじゃ済まないですし、パフォーマンスを上げていくための練習を絶対にしなくちゃならなくて。「じゃあ、その練習がやりたいか」と言われれば、必ずしもそうでもなかったりしますよね。 ――「格闘技の練習」と「試合に向けて練習する」ことはまた微妙に違ってくるんですね。 弥益 「格闘家ごっこ」の楽しさは正直あるんですけど、とはいえ試合をするからには何かしらの理由付け、試合をする意味、自分にとってどういう立ち位置なのか……とか、ある程度自分の中で納得できていないと頑張れない。無意識に妥協に繋がっちゃうところは正直あると自分では思っていて。 ――心のなかで「妥協しないぞ!」といくら思っても。 弥益 好きなことだけやって強くなれるんだったら、それはもう幸せなんですけど。いかにきつい練習を無感情でやれるか。感情が捨てられないんだったら、いかにそこで自分の中で意義を見つけていくかが大事になってくる。そういう意味で今回の試合は岡田さんに対して恥ずかしい試合はできないし、誠意を見せたい。失礼のないように試合に向けて作っていきたいという思いが本当に強いですね。 ――弥益さんの中で大きな意義があるわけですね。 弥益 はい。たぶん過去一ぐらい練習は詰め込んでますし、岡田さんのおかげでキツイこともできてる認識はあります。そういう意味では、この試合を受けてホントによかったと思ってますね。 ・プロを諦めた瞬間 ・あの頃の格闘技界には希望がなかった ・いまは新人が格闘技でビジネスできる ・頑張ってきた人がRIZINで輝いている ・スピンオフ作品が多すぎ問題 ・リング禍について ・趣味に引退はない……12000字インタビューはまだまだ続く この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

弥益ドミネーター聡志「岡田遼さんとの試合は、“何もなかったあの頃”を思い出します」

井上直樹はRIZIN残留か、UFCか……■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー!今回は20000字でお送りします!(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】・西川大和はなぜライト級にこだわるのか■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク ・井上直樹“契約最終試合”の相手は誰なのか■シュウ・ヒラタ ・堀口恭司の勝利にかかっている? UFC日本大会の可能性■シュウ・ヒラタ・75億円はGFLではなくRIZINに投資したほうがいい■シュウ・ヒラタ ――8月の「UFC日本人祭り」が始まりましたね(この原稿は8月3日に取材したものです)。 シュウ そうですね。昨晩も2人(平良達郎、中村倫也)がしっかり勝ってくれてよかったですね。ただ、平良選手はかわいそうだったよね、対戦相手が変わっちゃって。 ――ランキング4位のアルバジがメディカルチェックが通らず、急遽パク・ヒャンソンとの対戦することになって。 シュウ 完勝だったからいうわけじゃないですけど、やっぱり実力差がありすぎたじゃないですか。アルバジとやって勝っていれば、タイトルショットがもっと強調されたと思います。 ――パク・ヒャンソンは期待の選手とはいえ、ランカー外の評価であるってことですね。 シュウ 3連勝してるとはいえランク外の若い選手ですし。たぶん他の選手にもオファーしたけど、断られたんだと思いますよ。それだけ平良選手は警戒されているファイターってことなんですけどね。 ――パク・ヒャンソンは本来この試合の1週間後にスティーブ・エルセグとの試合が決まってたんですけど、エルセグにもオファーはあったみたいです。ヒャンソンも何度も断ったけど、最終的に受けたと。 シュウ マッチメーカーが何回交渉してもダメだったから、現場責任者のハンター・キャンベルがヒャンソンに直接電話して頼んだみたいですね。 ――メインイベントとはいえファイトナイトのカードにハンター・キャンベルが出張ってくるのは、よっぽどのことですよね。 シュウ あのメインイベントを飛ばすわけにはいかなかったし、彼は現場が切羽詰まっているときしか出てこないですからね。最終的にはお金や契約内容で物を言わせたと思うんですよね。契約をやり直したというのは聞いていたんで。彼のマネジメントがいろんな条件をつけたのかもしれないですね。やっぱり無理をしてくれた選手には配慮するってことですね。平良選手も相手がどうであれ、タイトルマッチのレールには乗ってるとは思いますけど、次の試合をどうするかですね。 ――フライ級王者パントージャは12月にジョシュア・バン相手に防衛戦をやるんですけど。その次のタイトルショットとなれば、かなり試合期間が空いちゃうんですよねね。 シュウ そこまでもう1試合やるとなれば、やっぱり強いランカーとの試合になるから、そこをしっかりと乗り越えなくちゃいけないってことですよね。中村選手も良い勝ち方をしたし、すごく評価が上がったんじゃないかなと思います。いままでにない武器で勝ったじゃないですか。 ――三日月蹴りで決めましたね。 シュウ 新しい武器を身につけたことで評価も変わってきますよね。あんなインパクトのある勝ち方をしたのに5万ドルのパフォーマンス・ボーナスが出ないのはかわいそうですよ。 ――たしかに5万ドルの手応えですよね(笑)。中村選手はこれでUFC3勝目ですけど、初フィニッシュでいい勝ち方だったので、またすぐに試合が組まれる可能性は高いですね。 シュウ サイクルとしては次の試合は12月か1月くらいですけど、ケガしてないと思いますし、アピールすればすぐに組まれるんじゃないですかね。今回ボクが知りたいのは、UFCを配信するU-NEXTの視聴数がどれくらいあったのかってことですね。 ――8月のUFCは風間敏臣選手のエイペックス、鶴屋怜選手の上海(この配信後、怪我で欠場することが発表)もあるし、数字が比較されてますね。 シュウ そうなんですよ。そこが試合結果の次に気になるところです。 ――U-NEXTからUFCにデータは送られるでしょうし、それによって日本市場の戦略がまた変わってくる。ちなみにこれまでU-NEXTの格闘技コンテンツで一番数字を取ったのは、ぶっちぎりでパントージャvs朝倉海みたいです。 シュウ RIZINで活躍した朝倉海選手や堀口(恭司)選手は長いあいだジャパンでキャンペーンしてたわけだから、日本で数字を稼ぐのはあたりまえなんですよ。メジャーリーグだって、日本で大活躍していた選手と、それなりの活躍だった選手とでは注目度が違いますよね。野球ファンではないんで、この比較論が正しいかどうか定かではないですけど、一昔前なら、松井秀喜選手と松井稼頭央選手とでは、日本での報道も違ったじゃないですか。 ――同じ松井でも扱いは違いましたねぇ。今度の朝倉海vsエリオットと、他の日本人選手の数字の違いは知りたいですし、その数字の落差ってRIZINファンが見てるかどうかじゃないかと。 シュウ そうなんですよね。そこでUFCを見ているコアなファンの数も知れますし。 ――U-NEXTって月額2189円でなんでも見れるわけじゃないですか。RIZINのPPVは5,000円近くしますけど、日本人が誰も出ていないUFCエイペックスやPFLとどっちの数字が上なんだろうなと(笑)。 シュウ RIZINのPPVは、RIZINでもやってるし、ABEMAでもPPVがあるから、いろんなプラットフォームでやれている強みがありますよね。 ――昔はテレビの視聴率が公開されてモノサシになってましたけど、いまはブラックボックスになってますね。 シュウ いまってもっと詳しくデータがわかってるはずなんです。何分見てやめたかとか全部わかる。見せていただきたいくらいですけどね(笑)。 ――このあいだUFC7勝1敗のヘビー級ファイターが契約更新してもらえなかったんですけど、判定勝ちが多かったので、あらゆる数字の面からと商品として扱えないという判断を下したのかなと。 シュウ あとはそのファイターに何か問題があったかですよね。モカエフ選手も無敗だったのに問題が多すぎるということでハンター・キャンベルに切られちゃったから。今度風間選手の試合でラスベガスの現場に行くから、そこでいろいろ聞いてみようかなと。こういうのってメールで聞くことではないじゃないですか(笑)。 ――シュウさんはラスベガスのあとに日本に来るんですよね。 シュウ そうですね。そのとき井上直樹選手と一緒にRIZIN事務所に行って今後のお話をしなくちゃいけないので……。 ――井上選手は福田龍彌戦で契約満了なんですよね。その話はあとにするとして……超RIZIN4はもちろんご覧になったんですよね。 シュウ はい。時差があるのでニューヨークだと朝まで起きて見る感じです。マネジメントしている選手が勝ったら最後にビールを飲むんですけど、今回ビールを飲んだのは朝8時ですからね(笑)。 ――大変だ(笑)。今回の超RIZIN4は試合数も多くて長かったですよね。 シュウ 長いですねぇ(笑)。でも、UFCと違って飽きさせないようなエンターテイメント感はありますよね。 ――UFCの長さとはまた違いますね。UFCの場合は最初から見なくてもいいという構成で。 シュウ だからUFCってプレリムのときはお客さんが入ってなかったりするんですよね。RIZINの場合は格闘技がそこまで好きじゃない人でも見ていられるエンターテイメント感があるんじゃないですかね。 ――演出を工夫したりとか。 シュウ そうです。今回の超RIZIN4もオープニングセレモニーが2回もあったじゃないですか。ボクの場合はマネジメントしている神龍誠選手の試合もあったから、初めから最後まで見てたんですけど、4部構成みたいに分けられていてストーリー性がありましたよね。 ――フライ級GPの神龍選手は山本アーセンに見事な一本勝ち。 シュウ 神龍選手はすごくいい勝ち方をしてくれましたね。ただ、ボクはアーセン選手のこともよく知ってるからね。ニューヨークに来たときにウチの子供とよく遊んでくれたし、すごい良い子なんですけど……。 ――あっさり極められすぎましたね……。 シュウ しかも自分のコーナーまで持っていって、テイクダウンしてこれから……ってときですからね。 ――神龍選手がうまいってところはあるんでしょうけど。 シュウ そうだと思います。とくに序盤だと汗もかいてないからハマっちゃうと抜けにくいんですよ。 ――神龍選手は勝ったんですけど、2回戦に進出できるかどうかは『フライ級GP総選挙』の結果次第で。フライ級GPは8人制から急遽10名制に変更されましたが、どう思いました? シュウ まあ、この件に限らず選手と話をするんだけども、行き着くところはもうこれがRIZINってことですよね。 ――This is RIZIN(笑)。 シュウ RIZINが作ってる舞台、ステージ、世界がこれ。RIZINのやり方が不満だったら他の団体と契約するしかないんですよ。それに落選した選手の救済プランが明確になってて、納得できるものだったからいいんじゃないかと思ってました。落選しても試合は用意されて、ちゃんと稼げるわけですし。「試合ができる=ギャランティがもらえる」ってことですからね。 ――落選してそのまま試合もできないんだったら残酷すぎるけど、救済プランは存在するわけですね。それでも落選はしたくないとはいえ(笑)。 シュウ たとえばリザーブに回されて1回勝ったら次はタイトルマッチが用意されるとか、いろんなパターンを考えられると思うんですけどね。 ・MMAはトータルマストのほうが合っている ・井上直樹はRIZINか、UFCか ・商品価値のためにもフィニッシュが必要 ・「UFC中毒」に陥ってはいけない ・北米MMA大恐慌の足音  ・ONE財務表の見方 ・RIZINのせいで日本の格闘技が衰退している?……2万字の大ボリュームの続きはこのあとへ この続きと金原正徳、超RIZIN4、秋元強真、朝倉海連敗、新日本身売り、井上直樹UFC……などの「記事13本14万字詰め合わせ」が800円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2220414この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

井上直樹はRIZIN残留か、UFCか……■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク
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