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  • 佐藤大輔☓笹原圭一■格闘技の煽り方にまつわる雑談24,000字

    2025-03-07 20:25会員無料1
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    佐藤大輔さんと笹原圭一さん、格闘技の煽り方にまつわる雑談24,000字です(聞き手/ジャン斉藤)
    *この記事は配信されたものをまとめたものです。






    ──
    どうもDropkickのジャン斉藤です。今日のニコ生Dropkickスタジオトークのゲストは、このおふたりです。

    佐藤 佐藤映像の佐藤です。

    笹原
     RIZIN笹原です。よろしくお願いします。

    佐藤
     これはYouTubeでも流れてるんですよね。このあいだ、高谷(裕之)さんのYouTubeチャンネルに出たら、コメント欄に「佐藤さんの顔を初めて見たけど面白い顔してる」と(笑)。

    ──
    それは不満なんですか?

    佐藤
     ……「面白い顔」と言われてどうですか?

    笹原
     ボクも顔出しすると「笹原さん、顔が疲れてますよね」ってよく言われますけどね。

    佐藤
     疲れてるよね?

    笹原
     否定はしないですけど、まぁ「うるせえよ」とは思いますね(笑)。

    ──
    SNSって無邪気に何か言ってきますよね。

    佐藤
     こういうものには出るもんじゃないんですよ。表に出れば出るほど力を失いますからね、我々のような仕事は。

    笹原
     所詮は裏方ですからね。

    佐藤
     日枝(久)さんと一緒ですよ。さあ、今日はフジテレビの話しかしないですよ!

    ──
    元フジテレビとして(笑)。今日はPRIDEからRIZINまで「格闘技の煽り方」についていろいろと伺っていきます。直近の話でいうと、平本蓮vs朝倉未来の再戦が大晦日に発表されましたけど、どうやってリリースするかの話し合いがあったんですよね?(*編集部注・この配信対談は平本蓮vs朝倉未来2中止の前に収録。煽り方の話なので気にせずお読みください)

    佐藤
     もちろんありましたよ。大晦日前に発表しようかとか。榊原さんの意向としては大晦日までには絶対に発表したいと。

    笹原
     最良のタイミングを探ってたんですけど、大晦日が迫ってきたので「じゃあ、そこで発表しましょう」と。そこは両サイドの了承は得てたんですけど。問題はどんなかたちで発表するかですよね。

    佐藤
     そこは朝倉未来選手の引退を撤回させなきゃいけないじゃないですか。だって引退って重いものでしょ。

    ──朝倉未来が引退するとなったら、みんな「いままでありがとう」というムードになりましたし。

    佐藤
     当初のプランでは、榊原さんと未来選手が「雷神番外地」の最後にリングインして「ここで重大発表があります」ということで引退撤回してもらって、平本選手との再戦も発表する。

    笹原
     ストレートなやり方ですね。

    佐藤
     でも、そんなのは小芝居になるじゃん。

    笹原
     だから大輔さんが「もっと別のやり方があるんじゃないの?」って。そこから再考したんですよ。で、最終的には大輔さん案で発表した、ということですね。

    佐藤
     そこはパワハラっぽくやらないと。榊原さんはフジテレビっぽいし(笑)。

    ──いまどき「フジテレビっぽい」は問題発言ですよ(笑)。でも、こういうときは勢いが重要ってことですね。小賢しいストーリーを作るよりも「いいから、やっちゃえよ!」って。

    笹原
     一番楽なのは朝倉未来が平本蓮と同じようなノリで、「ボクも引退撤回しますよ」って言ってくれればいいんですけど、それはまた違うじゃないですか。

    ──
    朝倉未来はそういうキャラじゃないですよね。

    佐藤
     だからもうパワハラなんですよ。東京ドームも抑えたし、再戦決定で「お前ら、全部やり直し」と。

    笹原
     再戦を発表した映像の社長インタビュー、よかったですね。

    ──
    「お前ら、全部やり直し」のコピーもよかったですね。

    佐藤
     あれはDropkickでもおなじみの松下ミワさんが考えた。女性なのに荒っぽい人ですよ(笑)。それにいろいろなネタも詰まってたじゃないですか。東京ドームという箱、THE MACHT というネーミング。それに「雷神番外地」のオープニングでいきなり発表したのもよかったよね。2人がステージに出てきて握手して。

    笹原
     「雷神番外地」のオープニングでカード発表して、最後は2人が握手する流れでやりましょうと。そこで懸念してたのは「雷神番外地」のオープニングってあんまりお客さんはいないんじゃないの?って。やっぱりお客さんがパンパンに入ってる第2部のRIZINのほうがいいんじゃないかなと。でも、「雷神番外地」で発表したらSNSが騒ぎ始めるし、「え?何が起こったの?」と思わせたほうが結局、大きな騒ぎになるんじゃないかって。

    佐藤
     その場面を無料で流して、ひいては大会全体に火を付けるってことですね。

    ──
    さっき言われたようにTHE MATCHとネーミングしたことが議論になっているし、再戦理由のひとつにドーピング問題もある。そこも煽りに入れないといけないわけですよね。

    佐藤
     俺、ドーピング絡みの話題はなるべく見ないようにしてる。

    ――わかります。よけいなノイズが多すぎますよね。

    佐藤
     でも、触れないわけにいかないんだろうなあ。

    笹原 どう料理したらいいのか、ホントに難しいですよね。もちろんソフト的な料理とは別に、真面目に向き合わなきゃいけないですし。

    佐藤
     ちゃんと検査はするわけだよね。

    笹原
     もちろん。

    佐藤
     それを撮影できないの?

    笹原
     やろうと思えばできますよ。ドーピング検査って採尿するときにドクターがトイレの個室の中に一緒に入って、尿を出すところを確認してコップに取るんですよ。

    佐藤
     それをGoProで撮って……さすがに無理かあ(笑)。

    ──
    そんなの前代未聞の煽りVですよ(笑)。いまはSNSがあるから、主催者が煽る前に勝手に転がっていくことが多いですね。

    佐藤
     総じてね。PRIDE、DREAMとは全然違います。

    笹原
     どうしてもSNSの動向を気にせざるをえないというか。

    佐藤 RIZINって選手を放し飼いにしてますよね。

    笹原
     基本、放し飼いですよ。ソフトのことを考えたら好きにやらせたほうがいいなとは思ってはいるんですけど、まぁここでは言えないような大変なことが次から次へと起こりますけどね(笑)。

    ──
    PRIDE、DREAMの頃は団体が選手をコントロールしていたと思いますよ。たとえばインタビューチェックだと、昔は「俺」は「ボク」に直されてたり、敬語の「ですます調」になったり。

    佐藤
     いまはコンプライアンスが逆行してるわけだね。だから、もう何も隠せない時代ってことですよね。フジテレビと一緒ですよ。

    ──
    ちょいちょいフジテレビを挟み込んできますね(笑)。

    佐藤
     いまは虚実が入り混じる時代ではないんですよ。『めちゃイケ』みたいな番組は作れないんだよね。

    笹原
     まさにその話を大輔さんとしたんですよ。格闘技ってファンタジーの上に成り立っているコンテンツだと思うんですけど、ドーピングみたいな生々しい話になるとファンタジーとして楽しめなくなっちゃう。SNSも含めて、むき出しになっている現実をうまくパッケージしてファンに届けるのは難しいなって話をしてました。

    佐藤
     ただ、むき出しになっているから広がりも出るわけですよね。だって朝倉未来も、平本蓮も、格闘技の外からお客さんたくさんを連れてきてくれるから。

    ──
    「管理がずさんなサファリパーク」だからこそスリルがあって。たまに「地獄のプロモーター」が上空に拳銃をバーンと撃って、猛獣たちに「おとなしくしろ!」と脅すときがありますけど(笑)。

    笹原
     相手に銃口を向けて撃つときありますけどね(笑)。

    ──
    今日ここに来る前に前回の朝倉未来vs平本蓮の煽りVを見てきたんですよ。COMPLEXの「BE MY  BABY」が使用曲で、コピーは「愛で殺せ」。すごくいい煽りV。

    佐藤 あの2人、COMPLEXの吉川晃司と布袋寅泰っぽくないですか。1990年に解散したけど、2011年の東北大震災直後にいまこそ手を結ぼうということで再結成。東京ドームで「日本一心」という伝説的なライブをやった。そのオープニングは両サイドから吉川晃司と布袋寅泰の2人が歩いてきて、ステージ中央で手を握った。大晦日の2人みたいじゃないですか。どっちが吉川で、どっちが布袋か……。

    ──
    「日本一心」的なシーンだったんですね。今度は決着をつけるということですね。

    佐藤
     決着をつけたい人います?

    ──
    どうしたんですか、急に(笑)。

    佐藤
     ドーピングをしてまで勝ちたい人?

    ──
    もうそんな歳じゃないですね。

    佐藤
     俺もいなくなってきたなあ。

    ──
    若い頃はいました?

    佐藤
     それはもう。

    笹原
     しょっちゅうケンカしてましたからね(笑)。

    佐藤
     「全員、◯してやる!」ってマシンガンをぶっ放してましたよ……愛で。

    ──
    「愛で殺せ」(笑)。

    笹原
     さすがに佐藤大輔も丸くなったなと思いますけど。この業界って舐められたらおしまいみたいなところがあるんで。

    佐藤
     でも、笹原さんのスタンスとしては「舐められてなんぼ」みたいなところはない?

    笹原
     選手はべつとして、同じ業界の人たちに「RIZINはたいしたことないじゃん」と思われるのは、すごくしゃくなので、「舐めたら◯すぞ」というナイフは常に持ってますよ(笑)。

    佐藤
     そこはPRIDEやDREAMのときとはちょっと変わったよね。

    笹原
     RIZINをやるようになって、ナイフを抜くことをためらわくなったかもしれない(笑)。

    佐藤
     だってDREAMのときって「Mr.昼行燈」みたいな感じだったでしょ。

    ──それこそ舐めめてる二つ名ですよ(笑)。

    佐藤
     打ち入りを果たす前の赤穂浪士の大石内蔵助じゃないけど。

    笹原
     ある意味で最高の褒め言葉です(笑)。

    佐藤
     でも、いまはまさに「時は来た!」って感じなんだろうね。

    笹原
     DREAMのときはボクは表に出て喋って、裏側では加藤(浩之)さんが責任を持ってやっていた。その二重構造はいろいろと大変だったんですけど。

    佐藤
     加藤さんが言っていたよ。「大輔、表に出たら力を失うんやで」と。

    笹原
     でも社長も、ダナ(・ホワイト)も、ビンス(・マクマホン)も顔を晒して批判も肥やしにしながら、影響力を持ち続けてますし。表に出て失うくらいの影響力なら、なくなったほうがいいですよ(笑)。

    佐藤
     だから相談役ってポジションはこの世からもうなくなったほうがいいよ。

    ──またフジテレビネタですか(笑)。

    佐藤
     (コメントを見ながら)「佐藤大輔さんはガチ相撲で藤井健太郎さんにキレたり、ももクロで佐々木Dにキレたりしてました」。いや、それはジャン斉藤とか格闘マスコミが変に煽るからだよね。

    ──否定できないです。

    笹原
     佐々木さんとはもう仲良しですよね?

    佐藤
     1年ぐらい前にフジテレビの前でばったり会って「おぉ、大輔。写真を撮ろう」と。面倒くさいかったですけど、写真を撮りました(笑)。

    笹原
     (コメントを見ながら)「ABEMAの北野雄司さんにも切れてましたね」。


    ・DREAMの煽りVが文芸作品だったのは
    ・映像が試合に勝ってしまうとき
    ・煽りVにヒョードルが怒った
    ・天心vs武尊の煽りVの奇跡
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  • 中野たむvs上谷沙弥の「引退マッチ」に騙されたい■プロレス事情通Z

    2025-03-05 18:11会員無料
    プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマは中野たむvs上谷沙弥に騙されたいです!


    【1記事から購入できるバックナンバー】

    【バチバチ最終回】臼田勝美「ありがとうバトラーツ」





    ――
    Zさん! 中野たむvs上谷沙弥の敗者スターダム退団マッチですが、いろいろと物議を醸してます!ボクもあの結末は許せないですよっ! 試合は見てないですけど、切り抜き動画だけで充分わかります!詐欺だ、インチキだ、猪木が泣いている!(イノ泣き)。

    Z 無料配信だったんだから見ろよ!!たしかに後楽園の結末は怒る人がいてもおかしくない。でも、そうやって「怒れる群衆」としてこの物語に組み込まれているんだよ! 

    ――いつのまにかモブ化! 

    Z ドラマやマンガなんかも「次回」を見ないで評価はできない。もちろん「次回」に興味を惹かせられるかどうかは重要。こういうと「台本どおり」とかしたり顔で言い出す人間もいるけど、こうやって賛否両論を巻き起こす「世間と戦うプロレス」を上谷沙弥と中野たむの2人は身体を張って、精神を削ってやってるの!いったい何年プロレスを見てるんだよ。

    ――す、すいません。どうしても「いまのプロレスはダメだあ!」という「イノ泣き」視点が捨てられなくて……切り抜き動画を見ただけでついつい偉そうに物申しちゃうんですよ。

    Z たしかに今回の結末を受けて「これだからプロレスは……」という反応があちこちで挙がっている。そんな声を黙らせる戦いを見せられるかどうか。それって猪木さんをはじめとするレジェンドレスラーがやってきた「世間との戦い」でしょ。

    ――たしかに昭和のプロレスはもっともっとバカにされてましたねぇ。

    Z そんな上谷沙弥vs中野たむを真正面から楽しみながら、メタ的に解説してあげる熱狂と観察がプロレス者の努めだろ。今回の「退団マッチ」からの「負けたら即引退」は、どちらかの引退ありきの逆算で始まってるんじゃないかと。

    ――逆算から始まっていると。


    ・「引退マッチ」の狙いは何か
    ・ロッシー小川的なスターダム
    ・岡田代表は信頼されている……続きは会員ページへ


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  • 「生殺与奪」を跳ね返したシュートボクサー、奥山貴大インタビュー

    2025-03-04 13:11会員無料
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    DEEPフェザー級GPに参戦する奥山貴大インタビュー!MMAデビュー戦となった白川陸斗戦から振り返っていただきました!(聞き手/ジャン斉藤)


    【1記事から購入できるバックナンバー】

    ・【ダンダン、ダダン!!】「PRIDEのテーマ」を使った理由■RIZIN演出統括・佐藤大輔






    ――
    MMA2戦目にしてDEEPフェザー級GPにエントリーした奥山選手ですが、シュートボクシングで行われたMMAデビュー戦の白川陸斗戦の一本勝ちは衝撃でした!反響は大きかったんじゃないですか?

    奥山
     はい。反響は凄かったですね。

    ――
    MMAデビュー戦の自信はどれくらいあったんですか?

    奥山
     自信というか……自信とか……そのへんはあんまり考えてなかったんです。相手云々よりもMMAをやれることがとにかく楽しみで。もちろん初めてのMMAルールだったのでムチャクチャ緊張感しましたけど。

    ――
    寝技でフィニッシュできるイメージってありました?

    奥山
     いや、まったくイメージはしてなかったです。

    ――
    あ、そうなんですか。

    奥山
     結果的にああいうかたちで勝てたんですけど、とくに十字を狙っていたわけではなかったですね。

    ――
    じゃあ自分でもびっくりというか。

    奥山
     そうですね。

    ――
    シュートボクシングの前は柔道を熱心にやられてたんですよね。

    奥山
     小さい頃から高校まで柔道はずっとやってました。

    ――
    MMAの練習もしてきたから、試合で出せたということですね。

    奥山
     いや、そういうわけでもなくて……。

    ――
    どういうことですか?

    奥山
     正直、練習でも十字は意識してなかったんですよね。

    ――
    えっ、そうなんですか? 

    奥山
     はい。たぶん柔道時代の貯金じゃないですかね。

    ――
    貯金といっても、かなり昔のことになっちゃいますよね。

    奥山
     もちろん空いてます。でも柔道はかなりやってきたんで。そこはホントにやってきました。

    ――
    その貯金がいまになって引き出せたと。

    奥山
     そう言えると思います。

    ――
    ゲームプランはどういうものだったんですか? やっぱり打撃で倒すことだったと思うんですが……。

    奥山
     ゲームプランでいえば、ボクの周りの「相手はストライカーだから……」という話をそのまま鵜呑みにしてたんで。寝技の展開がないと思い込んでいて。

    ――
    えっ、そうだったんですか? 意外な答えが次々と(笑)。

    奥山
     ゲームプランとしては、もう本当に打撃で打ち合うというイメージでした。

    ――
    たしかに分類すれば白川選手はストライカーですが……白川選手が組んできたときはどう思いました?

    奥山
     びっくりしました(笑)。

    ――
    ハハハハハハハ。

    奥山
     びっくりして反応が遅れてるんですよね。そこは動画を見てもらえばわかると思います。組まれたときの反応は遅れてます。

    ――
    でも、そのあとはうまく対応してましたよね。

    奥山
     そこはそうですね。「ヤバイ!」と慌てたんですけど、ロープに跳ね返って……ギリギリで対応できましたね。

    ――
    外掛けで片ヒザを付かされされましたが、バックに回ってそこから腕十字の態勢に。

    奥山
     あのときは反射的に背中をマットにつかないようにしたというか。柔道は畳に背中をつけたら負けの競技なんで、勝手に身体がそう動きました。

    ――
    そこから腕を極めるまで自然に動けたということなんですね。

    奥山
     本当にそうなんですけど、ああいうかたちで勝つ予定ではなかったですねぇ。

    ――
    てっきり寝技にも自信があったんだと思いました。

    奥山
     特技だったわけではないです。

    ――
    奥山選手が最初の打撃戦で主導権を握りかけたように見えたんですが、短い試合とはいえ白川選手の打撃はどうでした?

    奥山
     白川選手は打撃ですか? うーん……距離がめちゃくちゃ近いなと。MMAとキックって距離が違うじゃないですか。

    ――
    MMAのほうが遠いですよね。

    奥山
     MMAのわりにはめちゃくちゃ距離が近いなと思ってて。ボクもジャブとストレートのパンチ2発しか出してないし、本当に一瞬の打撃戦だったんで、感想を言えるほどのデータがないというか。最初のジャブがうまいこと入ったんで、このあと打ち合ってくるのかな……と思っていたところのタックルだったので。

    ――
    白川選手は打撃戦をやるつもりはなかったんじゃないかなって思いますけどね。最初からテイクダウンを狙う作戦だったのかもしれないですけど。

    奥山
     打ち合ってくると思ったんですけどねぇ。

    ――
    打ち合うつもりはなかったと思いますよ!(笑)。

    奥山
     ハハハハハ。いやもう打撃で来ると思ってました。ボク的には正直打ち合いを楽しみにしてたくらいの感じだったんで。

    ――
    ちなみにMMAの練習は、どういうスケジュールでやられてきたんですか?

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