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2026年8月の記事 19件

【記事18本15万字】笹原圭一、伊藤裕樹、追悼ドリー、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス……

非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! 記事18本15万字で900円!!(税込み) ◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉ ◎笹原圭一の「嘘をつかず、真摯に、誠実にRIZINに向き合う」18000字! ◎RIZINで輝き、RIZINで苦しんで……山本アーセン「もう何回も、もう無理だって」 ◎UFC日本大会の誘致費は5億円以上?神龍誠UFC可能性■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク ◎2019年12月“MMA転向前”の平本蓮インタビュー ◎朝倉未来、平本蓮、シェイドゥラエフのNetflixデビューの可能性■シュウ・ヒラタ ◎21勝1敗2分の「消えた格闘家」鈴木隼人はFIGHTER’S FLOWを支えていた ◎セコンドから見た伊藤裕樹のRIZINドリーム!!■梅村寛 ◎パッチー・ミックスが衰えたのはドーピングができないから?■水垣偉弥 ◎Uのミライを見た女――高岡左千子「私は運気からUWFのスケジュールを組んでいたんです」 ◎WJを旗揚げ前から終わっていた!? X-1は3000万円の赤字!■谷津嘉章 ◎プロレスの達人!ドリー・ファンク・ジュニア■小佐野景浩 「事情通Zvs非常ベル」シリーズ ◎ブシロードショックを吹き飛ばす上村優也vs大岩陵平のG1クライマックス ◎飯伏幸太の新日本退団暴露記事?/ブシロード木谷が再炎上 ◎猪木・孫のケブラーダ/白石伸生のガチンコプロレス/タニマチのプロレスチャレンジの厄介さ ◎ビクトリア弓月のマイクが最高すぎた/「マリゴ意外と絶好調」説 ◎プロレス界に詐欺・未払いが多発!?/スターダム野次問題/長州小力やっぱり復帰 ◎小川良成の清宮海斗批判/マリゴ真夏の怪談/高橋ヒロムWWEか/あの時限爆弾が作動中!? ◎白石伸生のガチンコプロレス再参入/スターダムのリングサイドカメラマン問題 ◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉ 大会後恒例!RIZIN広報の笹原圭一さんがRIZIN54を総括します!(聞き手/ジャン斉藤)   ――やっぱりRIZINはスキャンダルが似合いますね。 笹原 え?なんかスキャンダルなんてありました? ――休憩後の2カードが計量オーバーという大スキャンダルですよ!(笑)。 笹原 ああ、そんなこともありましたねぇ(遠い目)。RIZIN54が大成功に終わったので、記憶からすっかり消えてましたよ(笑)。 ――実際はかなり大変だったんじゃないんですか? 笹原 2人とも全然無理っぽいってなったときには「何やってんだよ!」って怒り心頭だったんですけど、というのも同時期開催のONE SAMURAIがあんなことになったじゃないですか。 ――ちょっと待ってください。「あんなこと」ってなんですか!?  大田区住民の笹原さんから詳しい解説をお願いしますっ! 笹原 (無視して)RIZIN54はチケット完売で大爆発の流れができているのに、その勢いに水を差すようなことしやがって!という怒りですけど、そこは「尊敬・謙虚・名誉・誠実」の精神を思い出してぐっとこらえたんですよ(笑)。 ――ハハハハ! SAMURAIの精神で我慢したと(笑)。 笹原 蓋を開けてみたら、選手たちの頑張りでそのネガティブ要素すらプラスに変えてくれましたね。あとは試合順を変えたのも功を奏しました。 ――ノーコンテストルールが2試合続くのはキツイですよね……パッチーvs佐藤将光はセミのまま、伊藤裕樹vsガジャマトフを早めの試合順に変えて。 笹原 試合順を変更するのも、じつは簡単じゃないんですよ。実況アナウンサー、レフェリーやジャッジの割り振りや演出、印刷物なんかも試合前日の夜にすべて変わるわけですからね。それでもお客さんの目線で見たときに変えたほうがいいだろうと。そこまでこだわった結果、格闘技の神様が微笑んでくれましたねぇ。 ――なんだかんだ、うまく転がったと。それぞれの計量オーバーを聞きたいんですけど、パッチーは来日後、セコンドにも実際の体重を報告してなかったみたいですね。 笹原 そうなんですよ。計量の前日かな。パッチーのセコンドが柏木さんに「パッチーがあと3キロだと言ってる」と。「それなら大丈夫だね」と思っていたら、最初の計量で4キロオーバーだったんですよ……。 ――よ、よ、よ、4キロ!? 規定時間内に絶対に落ちないじゃないですか!? 笹原 あのときの計量会場の雰囲気は「え?これって現実のこと?」みたいな空気で、横で柏木さんが般若みたいな顔してるし(笑)。 ――震えますよねぇ。これが1キロだったら「もうちょっと頑張れ!」と応援するんですけど。 笹原 さすがに4キロだと主催者としても試合が組めないです。計量オーバーに理想も何もないですが、感覚的にはせめて2キロ以下ですよ。べつに2キロ以下だったらOKという決まりがあるわけじゃないですけど、あまりにも酷過ぎるだろと。 ――フェザー級で4キロは犯罪ですよ。もはやライト級ですから! 笹原 なので「落とせないにしてもギリギリまで頑張ってくれ」と。それでも2・8キロなんですけど…… ――「日本の夏は減量が難しい」というフォローもあるんですけど。プロなんだから、戦う国の気候も調べて臨んでくれって話なんですよね。 笹原 おっしゃるとおりです。夏は体重が落としづらいのは間違いなくて。かつて前田日明さんは「夏は暑いから夏に落ちないのは論外!」と語ってたみたいですけど(笑)。 ――それに前田さんが過ごした昭和・新日本のプレハブ道場はサウナ状態だから特殊なんですよ!(笑)。 笹原 だからって日本の夏が特別じゃないですよ。将光選手は「ラスベガスも夏は暑いだろ!」って正論を言ってましたけど(笑)。 ――しかも今年の日本の夏はそうでもないですからね。 笹原 そこも選手にとっては同じ条件ですからね。問題は自分のセコンドにも柏木さんも正確な情報を教えてないってことですよ。ギャビ・ガルシア状態です。 ――セコンドに伝えてない時点で、パッチーを管理する人がチームにいないんだなって思ったんですよ。おそらく自分の好きな練習しかしてないというか、彼を追い込む体制が確立されてないんじゃないかなと。じゃないと、この2年のあいだでここまでパフォーマンスが落ちる説明がつかないですね。 笹原 その可能性ありますね。あとはホントにハートの問題じゃないですか。UFCをリリースされて、秋元強真にKO負けして心が折れる、ってそこまでは分かりますけど、心が折られていることに無自覚というか、なんか体重オーバーも人ごとのような感じなんですよね。 ――RIZINとの契約はあと1試合あるみたいですね。 笹原 あと1試合あるんですけど、当然いままでの条件ではやれないですよね。バンタムでは怖くてオファーできないですし。 ――バンタムで計量オーバーしたので、フェザー級でオファーしたら2・9キロ超過したアーチュレッタという 例もありますよ! 笹原 もうこうなったらアーチュレッタvsパッチーをやるしかないですよ(笑)。 ――ハハハハハハ!パッチーって秋元強真に勝っていればシェイドゥラエフ戦もありえたし、今回の試合に勝てばサバテロ戦もありえましたよね。 笹原 結果次第ですけど、そういうプランもありました。あれだけ実績を残して、一時期は「バンタム級最強の男」と呼ばれていたのに……悲しいですよねぇ。ホントにもったいないです。あと1試合はどんなマッチメイクをするかはまだわからないですけど。 ――変な意味で注目が集まってるから楽しみではあります(笑)。超過したほうがレッドカードスタートのノーコンテストルールも議論になってますね。超過側がフィニッシュしてもノーコンテストだから緊張感にかけると。 笹原 正直、計量オーバーした時点で、絶対的な正解は存在しないんですよねぇ。 ――みんながあれこれ打開策を提案してるけど、笹原さんたちもは当然、考えてますもんね。 笹原 その議論は200周くらいしてるから、ボクの体重が落ちてますよ(笑)。 ――その中で出てきたのはノーコンテストルール。 笹原 1グラムでもオーバーしたら競技として試合中止が一番楽なんですよ。たまにそういうことを言う方がいますけど、まったくの正論だけど、ボクはこういうときだけ競技を持ち出して競技に責任を押し付けるのは卑怯な気がするんですよね。 ――競技的な厳格さを求めるのであれば、体重だけじゃなくて他にもあるし、同じ対応しなきゃ辻褄が合わないだろってことですよね。 笹原 そうです。クリアしている選手や観客や配信局やスポンサーさんがいるわけですから、試合を成立させるために我々が汗をかいて知恵を絞るしかない。批判があっても甘んじて受け入れて、それでも試合成立を最優先に考えるしかない。どっちのやり方が正しいという話じゃないんですよ。 ――北米式のキャッチウェイトを推す声もあるんですけど、じゃあ今回2・8キロオーバーのパッチーの判定勝ちで納得できるのか?という話なんですよね。どのみち不満は残るし、キャッチウェイトがあると計量を頑張らない選手も出てくるんだろうなと。 笹原 今回2・8キロオーバーだから一番重いレッドカード、要は2点減点からスタートしたじゃないですか。でも10−8を付けやすいデュアルマストシステムだと、超過側に甘いんじゃないかなと。そこはちょっと考えたほうがいいなと思いました。 ――ああ、なるほど。デュアルマストシステムだと、レッドカードでも選手が3ラウンドすべて取れば、判定で勝てる。つまりノーコンテストには持ち込めるわけですね。今回のパッチーも3ラウンド取ればノーコンテストにはできたけど、笹原さんはもっと厳しくしたいんですか?  笹原 そこをもっと厳しくしてもいいのかなと思うし、その反面あまりに勝ち目をなくしてしまうと選手のやる気を削ぐ懸念もあるんですよね。 ――「だったら試合に出ない」と言いかねない。 笹原 「頑張ればノーコンテストにできるかもしれない」と思わないと選手も頑張らないですからね。ちょっと前のLemino修斗でもあったじゃないですか。 ――外国人選手が50グラムオーバーしたら、罰金+毎ラウンド減点1スタートを科せられたので、試合拒否をしたやつですよね。 笹原 厳しくしすぎると、そうなっちゃうんですよ。だからって甘くもしたくないんですけど、そこのバランスはあらためて考えたいです。 

【記事18本15万字】笹原圭一、伊藤裕樹、追悼ドリー、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス……

白石伸生のガチンコプロレス再参入/スターダムのリングサイドカメラマン問題

プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマは白石伸生のガチンコプロレス再参入/スターダムのリングサイドカメラマン問題です!(聞き手/非常ベル野郎) 【1記事から購入できるバックナンバー】・吉田豪が語る「スマッシング・マシーンとPRIDE、紙プロの狂った時代」<前編18000字> ・吉田豪が語る「スマッシング・マシーンとPRIDE、紙プロの狂った時代」<後編18000字> ――Zさん、プロレス界に非常ベルが鳴ってます!元・全日本プロレスオーナーの白石(伸生)さんがプロレス界の再参入を宣言しました! ついに日本のプロレスが「ガチンコプロレス」に生まれ変わるんですよおおおお!  Z いまのところ各団体の関係者は「なんで突然?」みたいな反応。現場の選手はそもそも白石さんのことを知らない。だって白石さんが全日本のオーナーだったのは10年以上も前のことだよ。 ――勉強不足にもほどがあるなあ。白石さんの「ガチンコプロレス」には非常ベル野郎も賛同しますよ!プロレスラーたちは「ガチンコプロレス」から逃げるなっ! Z 黙れ思考停止野郎! 頭の回転が止まってんだから非常ベルも止めやがれ。「ガチンコプロレス」をやらせたいなら「払うものを払え」って話だよ。いいか、よく聞け。プロレスとは興行だぞ。プロレスラーが受け身を取るのは木戸銭を払ってくれるお客様を楽しませるため。ハードなプロレスを毎日毎日できるわけがない。ケガをして数ヵ月休む危険性だってある。だったら1試合で1~3ヵ月分のギャラを払うべきだよ。「ガチンコプロレス」が怖いんじゃねえんだよ、やりたくねえんじゃねえよ。プロレスラーはプロレスを続けたいんだよ。「ガチンコプロレス」には、そこまでやる価値はあるのか? ・本気で参入しようとしているのか ・白石さんに新日本を売るわけがない ・カネに困った団体が…… ・カメラマンも立場によって違う ・昔よりは減っているのに批判の声が上がるのは… ・チケット価格の高騰は世界水準? ……続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

白石伸生のガチンコプロレス再参入/スターダムのリングサイドカメラマン問題

2019年12月“MMA転向前”の平本蓮インタビュー

2019年12月ベラトールジャパン大会芦田崇宏戦直前に収録した平本蓮インタビューです!MMA転向前の平本蓮は何を語っていたのか?(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・セコンド大塚隆史が見た朝倉未来戦「蓮くんは五輪アスリート級の取り組み方だった」 ・「オマエは何でもできすぎるからダメだ」――平本丈が追い求めるMMAの最終形 ・説明しない男、高木凌「アイツのことは、もういいです」 ・秋元強真が世界に見つかった! スーパースター誕生と世界戦略の裏側■笹原圭一の16000字! ――平本選手のRIZIN参戦にはビックリしましたが……その赤く染め上げた髪の毛も凄いですねぇ。 平本 K-1だと試合中に整髪料をつけても大丈夫なんですけど、RIZINさんはダメなので短くしたんです。黒髪のままだと他の格闘家と変わらないし、自分らしさを出そうと染めてみて。K-1は若い選手中心なのでオシャレだったり、奇抜な選手が多いんですけど、RIZINはオシャレというより男らしさがある感じですね。 ――それはつまりMMAファイターはオシャレ度が薄いってことですかね(笑)。ジャンルによって違うもんですか? 平本 ボクの中ではキックボクシングや立ち技は不良あがり、ヤンチャあがりが多いイメージで。MMAは柔道やレスリング、体育会系の人が多いから、そういう違いが出るのかなって。 ――平本選手はRIZIN会見でもかなり目立ってましたね。 平本 格闘家ってやっぱり見られてナンボ、自分を出してナンボだと思ってるので。目立ちたいからやっているというよりは、自分の好きな髪型やファッションをしてるだけですけどね。K-1の会見だとスーツをガッチリ着る人もいますけど、意外と個性派な選手が多いのかなと。それでもダサい奴はいっぱいいるんですけど(笑)。 ――かなりズバズバ言いますね(笑)。 今回RIZINと契約して年末29日のベラトールジャパンに参戦することへの反響はどうでしたか? 平本 反響は思った以上にありましたね。「けっこうくるかな~」と思ってたんですけど、想像以上で。試合をしてなかったこの2年間で増えたファンがいたのかなと。2年前よりは格闘技は盛り上がってると思うんですけど、そのあいだボクの試合をYouTubeで見たりして格闘技のファンになった人は「そういえば、この平本はいま何をしてるんだろう?」と気になってたと思うんですよね。そういう人たちも巻き込めたのかなと。 ――露出しないことで逆に存在感を高められたんじゃないかと。会見では「いまでもK-1ファイターだ」とおっしゃってましたね。 平本 今年(2019年)の11月1日にK-1の所属契約が満了して、RIZINさんと契約したことでこれからはRIZINファイターとして戦うんですけど、会見でも言ったとおり気持ちはK-1ファイターです。 それで「昔のK-1」をボクが体現できたらなと。 ――「昔のK-1」ですか? 平本 「昔のK-1」は最強を決める戦いだったじゃないですか。それはいまのK-1を否定してるんじゃなくて、いまのK-1のやり方もボクは納得してるというか、素晴らしいイベントだとは思ってます。でも、ボクは「昔のK-1」をやっていきたいなと。 ――平本選手の中では「昔のK-1」ってどういうイメージなんですか? 平本 ボクの中ではK-1MAXですね。それは魔娑斗さんがやっていた異種格闘技戦を含めてK-1だったと思ってるので。K-1自体も始まりは異種格闘技戦じゃないですか。キック、空手、カンフー、拳法……その「昔のK-1」を体現できるのは現状ではボクしかいないんじゃないかって。 ――21歳なのにそういうロマンを意識しているのは凄いですね。いつ頃からそんな考えを持ち始めたんですか? 平本 K-1最後の試合は19歳のときのゲーオ・ウィラサクレック戦なんですけど、ゲーオは憧れだったので「この試合が終わったら燃え尽きちゃうんじゃないのか……」って思ったんですね。「引退しちゃうかもしれない」と試合中に初めて燃えたというか。そのときはK-1の中で最強を目指して戦っていたけど、「いまの自分が最強と言えるのか」といえば、違うかなって。ゲーオ戦が終わってこれから「昔のK-1」を体現できる、 世界を変えることができるのは自分しかいないんじゃないかって奮い立ったんです。どうせなら大きな夢を目指したいと。 ――そのロマンだけでK-1を離れようと。それで契約切れまで待ったんですか。 平本 あのままK-1に残っていれば……レベルはやっぱり高いので、もちろん厳しい戦いにはなってたと思いますけど、ベルトは獲れていたという自信はあったので。でも、あのまま残って戦うのは何か嫌だったんですね。K-1のベルトを巻いても最強と言えないなって。 ――でも、K-1は立ち技の軽量級でいえば最強を名乗ってもおかしくないですよね。そのリングを飛び出して最強を求めるとすれば、意地悪な言い方になっちゃいますけど、全局面格闘技のMMAに出るしかないと思うんですよ。 平本 そうですよね。なのでMMAもやります。 ――えっ!? 平本 キックをやりながら、たまにMMAをやる……という中途半端なものじゃなくて、その際は完全にMMAファイターに「転向」します。 ――そ、そこまでの決意なんですか! 平本 そもそも立ち技という限られたルールの中で「K-1最強」と言っても、それはK-1の中の最強でしかなくて。ゆくゆくはMMAのルールの中で「K-1最強」を証明したいなって。 MMA をナメてるわけではないです。いまはまだ練習中なので、しっかりグラップリングができるようになってから……やっぱり負け戦(いくさ)はしたくないですから(笑)。 ――準備が整ったら討って出る!と。 平本 「勝てる!」と見込みができたらMMAに転向します。挑戦じゃなくて転向ですね。MMAでも実力を証明してこそ最強だと思うので。立ち技もレベルも高いけど、MMAでもK-1の実力を見せたいですね。 ――というと、MMA世界最高峰のUFCもチェックされてるんですか? 平本 見てます。UFCはカッコイイですし、(イスラエル・)アデサンヤに憧れていますね。 ――UFCミドル級チャンプの! 平本 アデサンヤはリングコールをされたときに『DEATH NOTE』に相手の名前を書く動きをするじゃないですか。あれ、メチャクチャ好きで(笑)。 ――『NARUTO』のロック・リーの挑発ポーズもやってますよね。 平本 ボクは『NARUTO』も好きですし、『週刊ジャンプ』自体が好きで。 ――だから『ジョジョの奇妙な冒険』のジョースター家の星のタトゥーを背中に入れてるんですね。 平本 「中2病」なんですよね(笑)。一生「中2病」でいいや!ってのがあるんですよね。歳を取ってもファンキーなおじいちゃんでいたいなって。それで今回のインタビューで一番言いたいことがあって。 ――なんでしょう? 平本 K-1という木の幹を内側から支えられるのは、武尊選手の役目だと思ってて。この一番大事な役目は武尊選手にしかできないけど、外側からボクがK-1の実力を証明したい。武尊選手にはK-1で「K-1最強」を証明していて欲しいし、ボクは「K-1は村社会だ」と言ってるファンを実力で黙らせたいなと。 ――それぞれK-1を守る役割があるってことですか。 平本 武尊選手は(那須川)天心との件でいろいろと言われがちですけど、武尊選手は自分の立場を理解して迷走しないで欲しい。ボクはうるさい外野の声をかき消したいなって。やっぱりひとりひとり大事な役目ってあると思うので。いまのK-1を内側から支えられるのはスターの武尊選手にしかできないと思ってるし、外側からやれるのはボクだけだなって。 ――K-1の皇治選手も他団体出撃をアピールしてますよね。 ・天心vs武尊は宗教戦争 ・格闘技は「安定」より「ブーム」 ・「アイツ、好き勝手に生きてるな」って言われたい ・K-1の契約切れ待ちの2年間は「夏休み」 ・K-1には義理を通した……続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

2019年12月“MMA転向前”の平本蓮インタビュー

パッチー・ミックスが衰えたのはドーピングができないから?■水垣偉弥

北米MMAを知り尽くした男・水垣偉弥がここ最近のMMAシーンを語りまくります(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】・【28000字】超RIZIN5マッチメイクの裏側!広島大会振り返り!! ACAと対抗戦!?■笹原圭一 ・軽量級レジェンド・マモルが語る「MMA首相撲の有効性と落とし穴」 ・「殺し」と小さな幸せ――佐藤将光、人生の教え ・【セコンドの証言】井上直樹の敗因はバックが取れてしまったから?■水垣偉弥 ――水垣さんは現役中にスランプというか、思ったより動けないと悩んだ時期はあったんですか? 水垣 UFCとACBを挟んで4連敗したときは「いきなりパンチもらっちゃう。なんで?」と。いま振り返っても原因はわからないですよね。そこは打たれ弱さもあるのかもしれないですけど、「なんでこんなパンチをもらうの?」みたいな感じでダウンしちゃうんですよ。 ――なんでそんな質問をしたかといえば、パッチー・ミックスが急激に動きが悪くなったので…… 水垣 パッチーはUFCの初戦でマリオ・バティスタにサンドバッグにされちゃいましたけど。ああいう負け方をしちゃうと、穴が見えちゃったところもありますね。 ――RIZINでは秋元強真にKO負けして、ますますドツボにハマるという……。 水垣 ちょっと調子が悪いときに、若くて反射神経めっちゃいい相手はイヤでしょうねぇ。そこでも負けちゃって、いよいよ崩れていった感じがしますけどね。 ――今回も、佐藤将光選手の打撃で棒立ちになるシーンがあったじゃないですか。 水垣 そうなんですよね。カーフも効いてましたし、やっぱりバティスタ戦の負け方から攻略法が明らかになっちゃったので、みんなその穴に付け込んでいる気はしますよね。 ――昔からそういうケースってよくありますよね。無双してた選手が負けた瞬間、ピラニアのごとく群がって食い尽くすという……。 水垣 パッチーは、ある程度のビッグネームじゃないですか。実力的にそれなりの相手と戦うから、どんどん崩れやすいのかもしれないですね。 ――チューンナップファイトができない。軽い相手と調整ができないということですよね。 水垣 ある程度のファイトマネーをもらってると、ヌルい相手に調子を取り戻すことはできないですねぇ。ボクがUFCをクビになったあとにロシア(ACB)に行ったんですけど、そのときもある程度ファイトマネーをくれるぶん、これから上がっていく勢いのある若手をぶつけられて。まあ、エサですよね(笑)。そういう扱いをされることは覚悟していたんですけど。 ――トニー・ファーガソンなんか典型的ですけど、上のクラスで名前があると下の選手とマッチアップしづらいから、連敗が止まらなくなっちゃうんでしょうね。 水垣 あ、ファーガソンもそうでしたよね。逆にいうと、ジム・ミラーぐらいだと、まだ下の選手とやらせてもらえるのでサバイブしやすい。相撲でいうと横綱はもう番付から落ちないぶん、負けられない難しいポジション。そういう扱いに近いですよね。 ――パッチーも1ラウンドはバックチョークを極めかけて、さすがの動きでしたけど、そのあとは……。 水垣 実際は計量失敗してるから調整もあんまりうまくいってなかったところもあると思います。ちょっと疲れて動きが止まって蹴られて……みたいな。3ラウンドはテイクダウンを奪ってポジションキープしましたけど、2ラウンドは体力的な部分からあえて捨てたと思うんですよね。 ――ああ、なるほど。ベラトールの堀口恭司戦の戦術と同じだ。 水垣 1ラウンドで極められなかったら、そういう作戦だったのかなと。ただ、計量オーバーでレッドカードの減点をもらってるから、それだと判定負けになっちゃうから「どうなのかな」と思ったんですけど。 ――視聴者からコメントで「激闘型なら衰えはわかるが、グラップラーのパッチーが急に衰える現象ってなんだろう」。たしかに日本の格闘家で40代でもやってるのは組み主体のスタイルが多いですね。 水垣 組めば戦えると思うんですけど、組みに行くまでの打撃に反応できなくてやられてるじゃないですか。そのスタイルの弱さが出ちゃってるの感じですかね。 ――パッチーがトップだったのは3年前。彼のスタイルも分析されて、MMAのレベルも上がってる。時代に追いつける武器を増やせなかった。 水垣 それもあると思いますね。あとはモチベーション的なものも……。やっぱりUFCクビになって、どういう気持ちで格闘技と向き合っているのかなと。 ――コメント欄に「パッチーが衰えたのはドーピングのせいじゃないか」ってあるんですけども、ドーピングのせいなら、抜き打ち検査のないRIZINで元気になってるはずなんですよ(笑)。 水垣 もしドーピングをやってたとしたら、できるわけですもんね(笑)。ただ、パッチーはやってる感じはないですよね。 ――不調の原因はいろんな要素が絡み合ってるわけですね。今回の件でいえば、外国人は基本的に計量を甘くみてるんじゃないかなって。 水垣 ボクもサウナで減量していたら、相手の選手がやってきて「キャッチウェイトにしてくれないか」って誘われたんですよ。「コイツ、キツイんだな」と思って「絶対にイヤだよ」って追い返したんです。そうしたら30分後ぐらいに、そいつは「体重が落ちた!」とサウナから出ていって、ボクはそこから2時間半ぐらい残ってたんですけど(笑)。 ――誘ってきたほうが先にクリアした(笑)。 水垣 キツイのはボクのほうなのに、30分ちょっとの水抜きもイヤで、キャッチウェイトを交渉してくる。外国人はそんな感覚なんですよ。「余裕で落ちるのにそんな交渉しちゃうの?」みたいな。 ――しかし、2時間半サウナですか……。 水垣 それはロシアのサウナだったんですけど、かなり熱くて鼻を火傷しましたからね(苦笑)。 キャッチウェイトの交渉でいえば、ジャンさんがXで上げていたピットブルとケイタの…… ――ケイタがキャッチウェイトを懇願するやつですね。まだ規定時間まで90分もあるのに(笑)。 水垣 あの動画を見て、いろいろと思い出しました(笑)。 ――あのときのピットブルは結局キャッチウェイトを拒否しましたけど、やっぱり相手の態度ですよね。リカバリー食片手に「見逃してくれよ」と頼まれても「ふざけんな」ってなりますよ(笑)。計量トラブルって相手陣営の態度が原因じゃないかなと。 水垣 ホントそうです。今回パッチーも公開計量のときにベルトを巻くポーズをしちゃうから余計に反感を買ったと思うんですよね。 ――佐藤将光選手は受けたけど、2.8キロオーバーであんな態度を取られたらバカバカしいですよね。 水垣 吉田善行さんがUFCでアンソニー・ジョンソンに計量オーバーされたじゃないですか。 ――6ポンド(約2.7キロ)オーバーですね。 水垣 あのときは家族とかを呼んでて、試合を流したくない事情があってキャッチウェイトで受けたんですけど、負けてしまって。次の試合も負けたことでUFCをリリースされてしまったんですよね。それ以降はキャッチウェイトでも試合を受けないって決めたんですよ。それでタイタンファイトのときに2ポンドオーバーでも断ってるんですよね。 ――主催者が条件を含めて譲歩したけど、吉田さんは受け入れなかったんですよね。ONEで海人選手がグレゴリアンの400グラムオーバーでもキャッチウェイトを拒否したじゃないですか。よっぽどグレゴリアンの態度が悪かったんだろうなと。議論になってますけど、水垣さんはキャッチウェイト派、それともノーコンテストルール派? 水垣 ボクはずっとキャッチウェイトのところにいたんで、やるならやるで「負けてもノーコンテストでしょ」みたいな状況で試合したくない。それだと自分自身が燃えないというか、やる気が出ないです。これは完全に個人的な好みですけど。 ――仮にジムの選手がそういう状況に置かれたらどうします? 水垣 いやあ、それまた別だなあ……。他人事だと変わってきますねぇ。 ――難しいですよね。仮に何キロオーバーしているかにもよるじゃないですか。2.8キロはキャッチウェイトでもやりたくないですよ。・選手に命令できる環境 ・Tapology問題 ・減量苦は夏のせいじゃない ・シェイドvs秋元は「7-3」 ・武田光司のダーティテクニック ・シェイドvsAJマッキーはAJ有利 ・UFCのマットは滑るのか ・経験者じゃなくてもコーチはできる……11000字の続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

パッチー・ミックスが衰えたのはドーピングができないから?■水垣偉弥

セコンドから見た伊藤裕樹のRIZINドリーム!!■梅村寛

伊藤裕樹が所属するネックススポーツ代表・梅村寛さんにお話を伺いました!(聞き手/松下ミワ) 【1記事から購入できるバックナンバー】・「オマエは何でもできすぎるからダメだ」――平本丈が追い求めるMMAの最終形 ・【RIZIN福岡】ズマガジーと戦う天弥がいろいろ怖くて面白い! ・【掌底時代から現代のパンクラスまで】窪田幸生「今日、前田さんのことをやるからと言われて…」 ・スパーですら負けなし? “柔術ギャング”の首領ヒクソン・グレイシーの震える話 ――梅村先生もセコンドにつかれたRIZIN.54伊藤裕樹選手の試合は、会場が爆発するようなむちゃくちゃいい試合でした! 梅村 凄かったですねえ。ピンチがあっての逆転だったんで、よけいに爆発したと思いますけど、会場も温まってましたよね。いい会場でしたし、ギュッと凝縮しているような感じで。 ――勝利後の伊藤選手は、もう目をブッ飛ばして倒れてましたけど(笑)。 梅村 あれは酸欠です。勝って叫んで、興奮して息を吐ききって酸欠を起こして倒れたという。試合で出し切ったところだったんで。 ――本人は「インターバル中に水がもらえなかったからだ」と言われてましたが。 梅村 あれは水が原因じゃないと思います。たしかに、水はセコンドが渡しそびれたんですけど……。じつは、水を渡す役割の子がインターバル中に水を持って上がってきてなかったんですよ。それにボクも気づいてなくて。 ――あらら。 梅村 慌てて「取ってきて!」と言ったのが、まあ間に合わなかったですねえ。 ――そうだったんですね。それに、伊藤選手が喜びすぎてコーナーに上がったときに「梅村先生の手を踏んでしまった」と言っていて。かなり曲がって危なかったみたいですね。 梅村 そうそう。ボクもうれしくてコーナーに上ろうとしてロープに手をかけたときに、ちょうど裕樹がロープに飛び込んできて。裕樹の足とボクの手がちょうどにバッティングしておもいきり指を蹴られました(苦笑)。 ――喜びたいのに、痛くて喜べない! 梅村 むちゃくちゃ痛かったです。しばらくジーンと痺れてたんで、一番喜びたいときに手を押さえてうずくまってました。 ――ハハハハハ! そもそも、アリベク・ガジャマトフに対してはどういう作戦を練っていたんですか? 梅村 まあ、タックルを切っての打撃戦ですよね。漬けられるのは避けたい、と。寝かされても凌いで、裕樹の一番強いところで勝負するという作戦でした。ガジャマトフは1ラウンドが強いのは覚悟してたんで、徐々にペースを上げて3ラウンドかけて倒していこうという話でしたね。 ――1ラウンドのガジャマトフは、それほど出力が凄いんですね。 梅村 他の試合を見ててもそれは明らかなんで。今回は計量オーバーもあったじゃないですか。そういうのもあって、たぶん1ラウンド目に出てくるだろうな、と。 ――ただ、1ラウンドも2ラウンドも、組みに対して伊藤選手はビビってなかったですよね。 梅村 なんか、裕樹はグラウンドができないイメージを持たれていますよね。もちろん、まだまだ伸びしろはあると思うんですけど、もうずっと練習はしてますし、ボクらはべつに寝技ができないとは思ってないんですよ。 ――今回の試合も寝かされても冷静でしたし、とくに足で4の字を組まれたシーンもしっかり脱出してました。 梅村 まあ、できればああいう体勢にはなりたくないですけど、そのシチュエーションドリルもやってますから。取られたところからのシチュエーションドリルは、疲れたところからスタートしたり、さんざんやってるんで。 ――となると、梅村さんもそこは自信がありました? 梅村 いや、ヒヤヒヤはしますよ。安心はしていられないですよね。ただ、そんな簡単な話じゃないし、彼から一本獲るのは難しいと思います。だから、ちゃんと対処していれば大丈夫だなと思ってました。ボクらからは逆コーナーだったから、ちょっと見づらいところがあって心配は心配だったんですけど。でも、まだ体力的に疲れてもいなかったし大丈夫かな、と。 ――そして最後のラッシュ。伊藤選手は最後の詰めも凄いですよね。 梅村 やれと言われても、普通はあんまりできないことですよ。だいたいの選手は失速すると思うんですけど、裕樹はあそこで出ていって逆転するパターンもけっこうありますから。 ――しかも、打たれ強いという。けっこう大きい攻撃を食らっても復活してくるイメージもありますよね。 梅村 まあ、セコンドとしてはそういうシーンはできれば見たくはないですけどねえ。たしかにニアダウンみたいなシーンはけっこうあります。ただ、ボクは裕樹が特別打たれ強い選手だとは思わないですね。ただ、裕樹は足が止まらないし、身体を起こして距離を見ながら戦うんで、もらったときは少し倒れやすいというか。身体が起きてるぶん尻もちをつきやすいのかもしれないです。 ――見た目ほどのダメージは負ってない可能性もある、と。 梅村 実際、昨日(大会3日後)から練習も開始してますし、今回の試合でもダメージはそんなにないと思います。 ――お盆も休まず試合&練習なんですね。そして、うかがいたいのはガジャマトフの計量オーバーの件です。1.75キロオーバーって、これけっこうなことですよね。 梅村 1.75はけっこうですねえ。じつは、前日に裕樹とセコンドメンバーでホテルのジムエリアでランニングマシンを走りに行ったときに、ガジャマトフ選手陣営もいて。ボクはその場にいなかったんですけど、向こうのセコンドから「体重、キャッチにしないか」という話があったみたいなんですよ。 ――ええっ! どういうことですか? 梅村 裕樹と一緒にいた人間に詳しく聞くと「キャッチにしてくれないか? 我々はファイトマネー20パーセントダウンを支払う用意がある」みたいなことを言われたらしくて。 ――細かい条件まで(笑)。 梅村 「梅村さん、どうしましょう」と。ボク、ちょうどその頃は佐伯(繁・DEEP代表)さんと一緒に食事してたんですけど、そういう内容のLINEが飛んできたんで、佐伯さんに「こんなこと言ってるらしいんですけど、これどうします? 無視でいいですよね?」という話をして。佐伯さんも「もちろん無視だし、何かあるならRIZINに言え」と。そういうやり取りが前日にありました。 ――直接交渉するなんて掟破りすぎます。 梅村 だから「ひょっとしたら計量オーバーあるんじゃないか」という予測もあって。裕樹もずっとフィジカルトレーニングを続けてて、身体も大きくなってきてるんで、だんだん計量はきつくなっているんですけど、逆にガジャマトフ陣営からそういう話があって「ちょっと元気出てきました」と。 ――相手もキツいんだなと。 梅村 そう、ぜんぜんネガティブな感じじゃなく「相手もしんどいんだよね」「俺、ちゃんと落として試合頑張ろう」という心の準備ができたというか。だから、あんまりショックは受けなくて、実際に計量オーバーになっても「やっぱりね!」みたいな。 ――伊藤選手も「事前に教えてくれてたら、こっちもムダな減量をしなくてすんだのに」と、ちょっと冗談半分でコメントしてましたけど。 梅村 まあ、事前に教えてくれといっても、前日に聞かされてもそれは無理だろうという話で。「2週間前ぐらいに言ってくれりゃなあ」くらいのことは言ってましたね、冗談で。 ――でも、ジムエリアでそんな話を仕掛けてくるというのは、向こうサイドも大胆ですね。 梅村 だから、こっち側では「それは相手の作戦かもしれないから」とも言っていて。 ――うわー、たしかにありえますね! 陽動作戦というか。 梅村 やっぱり日本人の感覚とは違うかもしれないんでね。そこは、そういう作戦も使ってくるかもしれないから「気にすんな」と。「こっちは、ちゃんとやるべきことをやりましょう」という話で、チーム内では決着がつきました。 ・今回は勝ち急ぐのはやめよう ・勝率100%!海外勢に強い理由 ・「最近」強くなったわけではない ・アナコンダは入会当初からの得意技 ・敗戦後、1年半の引きこもり時期 ・“いいアーセン”が来る ・佐伯さんは中学校の先輩・後輩……続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

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小川良成の清宮海斗批判/マリゴ真夏の怪談/高橋ヒロムWWEか/あの時限爆弾が作動中!?

プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマは小川良成の清宮海斗批判/マリゴ真夏の怪談/高橋ヒロムWWEか/あの時限爆弾が作動中!?です!(聞き手/非常ベル野郎) 【1記事から購入できるバックナンバー】・新倉史祐が見た昭和・新日本伝説「猪木さんは本当に強かった」 ・猪木さんと会えなかった新間寿さんの無念■小佐野景浩 ・【林下詩美退団】マリーゴールドの非常ベルはなぜ鳴ってしまったのか? ・BUSHIの自伝告知が火を付けた!? 内藤哲也の告発記事をどう読むか■プロレス事情通Z ――Zさん、今日もプロレス界に非常ベルが鳴ってます! みんなG1決勝戦の上村優也vs大岩陵平をみんな褒めすぎですよ! リストロックvsヘッドロックはたしかに新鮮だったけど、昭和・新日本と違って極め方が甘いんだよなあ(ブツブツ)。 Z 褒めすぎも何も素晴らしい試合だから褒めてるんだよ! 自分が気に食わないからって無理筋な批判するんじゃないよ。サマソニでメタリカの「Enter Sandman」をカバーしたadoを叩く老害洋楽マニアかよ! 今日はプロレスファンじゃなくて音楽ファンに謝罪しなさい。 ――あのときは近田春夫や湯川れい子に乗っかって、十番煎じのBABYMETAL批判を繰り広げて申し訳ありませんでした。 Z ポップなものを批判すればロックを気取れると思ったら大間違いだぞ。 ――その大岩陵平をNOAHのコーチ小川良成も褒めていました。一方で小川良成はNOAHの清宮海斗を低評価! これは猪木さんとジャイアント馬場、どっちが優秀だったか結論が出たんじゃないですかね。新日本のほうがやっぱり正しかった!!!!! Z 何かと「猪木vs馬場」の構図に持ち込むのは昭和ファンの悪い癖だよ!「馬場さんの経営はなってなかった!」って新日本はそれ以上にドンブリ勘定だっただろ。小川良成の清宮批判は前向きなものだよ。むしろ優しい。・小川良成の清宮海斗批判・マリーゴールド「新人デビュー戦中止」の怪談・高橋ヒロムWWEか・あの時限爆弾が作動中!?……続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

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ブシロードショックを吹き飛ばす上村優也vs大岩陵平のG1クライマックス

プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマはブシロードショックを吹き飛ばす上村優也vs大岩陵平のG1クライマックです!(聞き手/非常ベル野郎) 【1記事から購入できるバックナンバー】・『週プロ』はなぜ安齊勇馬を表紙にしなかったのか?/鈴木秀樹優勝に見える好調・全日本 ・BUSHIの自伝告知が火を付けた!? 内藤哲也の告発記事をどう読むか■プロレス事情通Z ・EVILが退団したのは新日本プロレスの扱いが悪いからだ■事情通vs非常ベル野郎 ・【新日本は終わった!?】視聴率は最悪!辻陽太はセンスなし!海野翔太は炎上!■事情通Z ――Zさん、新日本プロレスに非常ベルが鳴ってます! 今年のG1クライマックスの優勝者が大岩陵平! 出場者決定戦から出場した選手に優勝されるなんて、他のプロレスラーは情けないかぎり。大岩だか高岩竜一だがよく知らないですが、昭和にG1があったら完全実力主義で猪木さんが10連覇してるのに! Z 猪木さんは第1回IWGP決勝戦で事前のストーリーどおり進めず、自作自演の失神KO負けで、ホーガンを優勝させてるんだよ! あっと驚かせるという意味では大岩優勝は猪木イズムだろ。決勝戦の大岩陵平vs上村優也は超面白かったし、大岩優勝で文句なし。100点満点中99点のG1だった。なぜ1点減点かは、あとで説明するけど……。 ――しかし、大岩だかグリズリー岩本だがよく知らないですが、どうせストーリーどおりの優勝ですよお。 Z そのストーリーを全うすることがプロレスラーの仕事だし、大岩選手は満点回答をした。それにG1は昔から直前まで誰が勝つかわからないという話がある。 ――えっ、ブックがないんですか! Z ブックなんてネットスラングが業界用語として存在しねえんだよ! なぜG1は直前まで誰が優勝するかわからないか。 ・プランAは海野vs大岩だった? ・両国だから跳ねたリストロックvsヘッドロック ・最悪だったAI猪木 ・「第3世代」再評価 ・どうする辻陽太……続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

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【MVP MMA誕生!】朝倉未来、平本蓮、シェイドゥラエフのNetflixデビューの可能性■シュウ・ヒラタ

多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー!今回は19000字でお送りします!(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】・UFC日本大会の誘致費は5億円以上?神龍誠UFC可能性■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク ・井上直樹、神龍誠の勝利! プロとして勝つためにお金をどう使うか ・「平良達郎が負けてもUFC本大会はやれる」「井上直樹PFL参戦の裏側」■シュウ・ヒラタ ・外国人だったらブレイキングダウンを利用する■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク ――シュウさん、PFLとMVPの合併という大事件が起きました! シュウ ポイントになったのはPFLを去った元CEOのドン・デイビスです。今回は、彼が影の仕掛け人的な役割を果たしたらしいです。彼はもともとジェイク・ポールと、MVPもう一人のトップのナキサ(・ビダリアン)とも交流があったんですよ。 ――ナキサはUFCの幹部だった人物ですね。 シュウ 最終的にはドン・デイビスが裏で動いて、この話をまとめたらしいですけども。オフィシャルとしては関わってないんですが、ひとりのビジネスマンとして合併案を持ち込んだってことでしょうね。 ――PFLはしばらくしてから「MVP MMA」というかたちに変わるそうですけど、PFLは単体での運営はギブアップしたというか……。 シュウ 吸収合併みたいな捉え方もできないわけではないですよね。MVPはESPNの配信をベースに女子のボクシングに力を入れて、それこそ今度は日本の吉田実代ちゃんも出る予定だったんですけども(相手のケガでキャンセル)。それ以外にはNetflixでボクシングやMMAのビッグイベントをやってますけど、それは年に1回か2回。PFLと合併することで定期的にMMAイベントをやれるわけですよね。いまのジャンさんの質問に答えると、PFLがギブアップしたのは間違いじゃないでしょう。報道されているように、PFLの現CEOジョン・マーティンはそのままMVP MMAのCEOになるらしいですし、MVPのファイト帝国の中のひとつのMMAディビジョンがPFLになったと。力関係的にはESPNやNetflixという大きいプラットフォームを持ってるMVPのほうがどうしても上になると思います。 ――PFLのESPNの配信は2026年末で終了で、そのあとのプラットフォームは未定だったみたいですね。 シュウ いろんな意味でも不安定なフューチャーがあったわけですから、それだったらMVPに乗っかっちゃったほうがいいと。そもそも大きなプラットフォームなんて限られてるじゃないですか。たとえばAmazon PrimeでONEを配信しても、全然ウケなかった。少なくともアメリカの話ですけど、Amazon Primeでスポーツを見る感覚はあんまりなかったんです。最近はNBAの試合を配信しているんで、そのイメージはだいぶ薄れてこましたが。となると、ファイトスポーツを受け入れるようなプラットフォームは他にはDAZNくらいしかなくなってくるわけですよ。でも、DAZNはアメリカではいまいちですし。 ――以前DAZNでベラトールをやってましたけども、なかなか反響なかったですね。 シュウ やっぱりDAZNは料金が高いですから。たとえばパラマウントやNetflixだったら映画も見れて、ESPNは他のスポーツも見れる。DAZNはその広がりがあんまりないんですよね。だったらPFLはMVPに乗ったほうがいい。PFLもトーナメントをやって、ランキングを作って、チャンピオンもいて……とMMA団体としてやるべきことをやったけど、それでもUFCの城塞を崩せなかったわけですよ。崩せないどころか、全然近づいてもいないわけですよ。お金だけかかって(笑)。 ――200億円以上かけてるのに(笑)。 シュウ MVPの強みを知っていただきたいんですけど、まずMVPのブランドがそれなりにあるということ。いまやスターになってるダナ・ホワイトじゃないですけど、トップに立ってるジェイク・ポールのパーソナリティも強いんですよ。そういう意味ではダナに対抗できる人物であることはたしかなんですよね。 ――たしかにPFLやベラトールにはフロントマンはいなかったですもんね。 シュウ どうしてもスコット・コーカーとか、ファイトスポーツファンに限られたアイコンになっちゃったんですよね。でもジェイク・ポールは一般層に響く。Z世代にとってはダナ・ホワイトよりジョー・ローガンのほうが有名だから、ジョー・ローガンからUFCを見る層もいます。ジェイク・ポールはどっちかというとジョー・ローガンの客層とマッチングするのかなと。 ――たとえばブレイキングダウンも朝倉未来がやっていたことで見たファンは多かったですね。溝口勇児さんもいまは有名になっているけど、初期はそうじゃなかったですし。 シュウ Z世代のエンターテインメントスポーツのPRの仕方としては、ジェイク・ポール、というかポール兄弟の存在はでかいんですよね。 ――ただ、MVPがPFLを丸ごと背負うのはけっこうリスクがあるんじゃないかなと思ったんですよね。 シュウ MVPがMMAディビジョンをやりたいという話はずっと聞いてたんで、スクラッチの状態から始めることを考えたら、PFLを吸収したほうが早いし、安いし、簡単だと考えたんじゃないですか。PFLにはスタッフもいますし。新規でスタッフを探していこうとしたら、この業界を知らない人を連れてくることになりかねないじゃないですか。それに「どれだけの選手を抑えられるんですか?」という話にもなりますし。 ――イチから作るのは大変ってことですね。たとえばPFLはベラトールをとんでもない金額で買ったじゃないですか。今回MVPが買収したわけではないんですよね? シュウ あくまで合併という話ですよね。今後報道でいろいろと判明するんじゃないかと思いますね。 ――いまのところわかってるのは、PFLがMVPの軒先を借りると。 シュウ そういうことですね。やっぱりそこはNetflixの存在が大きいですよ。前回の大会が一部では失敗したという見方があるとはいえ、やっぱりすごい話題になって、視聴世帯の数はめちゃめちゃ多かったわけですし。そうなるとNetflixにとってもジェイク・ポールがプロモートするMMAは魅力のあるコンテンツになるわけですし、間違いなく次の大会の企画は動いてますから。 ――ジョン・マーティンも「ロンダ・ラウジーvsサイボーグの可能性はある」と言ってますし、そのカード1枚あれば全然できますもんね。 シュウ その話はいろんなところで出回ってるんですよ。 ――サイボーグは次のPFLで引退試合という予定ですけど!(笑)。 シュウ ロンダもこないだのジーナ戦で引退表明してるじゃないですか。だけど、2人ともいくらでもやりそうです(笑)。ここはちょっと悲しいですけど、現役のMMAファイターよりはロンダ・ラウジーのほうがNetflix的には魅力的だということですよ。 ――PFLは従来どおりMVP MMAとして開催して、それプラス年に1~2回、Netflixのスーパーイベントが行われる座組みってことですね。 シュウ ボクはそう読んでますね。MVPのいいところはファイトマネーはいいし、そこまで契約で拘束しないことですね。ジェイク・ポールは昔からUFCの契約形態を否定してるじゃないですか。だからUFCほど長く拘束しないはずだし、チャンピオンでもわりとフリーな契約にすると思うんですよ。長くても1年とか。ですから、これはじわじわとボディショットのようにUFCには効いてくる舞台になるかもしれません。なぜかというと、若い選手がMVPで有名になっちゃったら、UFCが契約するにしても高い買い物になる。やっぱりUFCもNetflixに出た選手の視聴者数を無視するわけにいかない。やっぱりUFC内だけで育つ選手だったら限られちゃうじゃないですか。ダナ・ホワイトはまだ強気で「誰も見てない2つの団体が一緒になって誰も見ないさらに大きい団体を作った」と言ってますけど(笑)。たしかにそれは当たりではあるんですけども、これが10年単位で続けたら流れは変わってくるかなと思います。 ――それにライバル団体があったほうが業界的にも潤うんですよね。 ・Netflixが求めるのは朝倉未来や平本蓮 ・シェイドゥラエフはMVPルート? ・モカエフvs神龍誠は実現するか ・ACAとの対抗戦は響かない ・1試合10万ドルでもアメリカ暮らしにはキツイ ・コミッションのファイトマネーを信じるな……19000字の続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

【MVP MMA誕生!】朝倉未来、平本蓮、シェイドゥラエフのNetflixデビューの可能性■シュウ・ヒラタ

笹原圭一の「嘘をつかず、真摯に、誠実にRIZINに向き合う」 18000字!

大会後恒例!RIZIN広報の笹原圭一さんがRIZIN54を総括します!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・【28000字】超RIZIN5マッチメイクの裏側!広島大会振り返り!! ACAと対抗戦!?■笹原圭一 ・大感動!! 扇久保vs神龍の“鶴屋プロレス”とは何か■笹原圭一 ・武尊、井上尚弥、平良達郎の「聖なる試合」と、RIZIN神戸■笹原圭一 ・【2万字】ファイターvsプロモーターの対立は必要■笹原圭一   ――やっぱりRIZINはスキャンダルが似合いますね。 笹原 え?なんかスキャンダルなんてありました? ――休憩後の2カードが計量オーバーという大スキャンダルですよ!(笑)。 笹原 ああ、そんなこともありましたねぇ(遠い目)。RIZIN54が大成功に終わったので、記憶からすっかり消えてましたよ(笑)。 ――実際はかなり大変だったんじゃないんですか? 笹原 2人とも全然無理っぽいってなったときには「何やってんだよ!」って怒り心頭だったんですけど、というのも同時期開催のONE SAMURAIがあんなことになったじゃないですか。 ――ちょっと待ってください。「あんなこと」ってなんですか!?  大田区住民の笹原さんから詳しい解説をお願いしますっ! 笹原 (無視して)RIZIN54はチケット完売で大爆発の流れができているのに、その勢いに水を差すようなことしやがって!という怒りですけど、そこは「尊敬・謙虚・名誉・誠実」の精神を思い出してぐっとこらえたんですよ(笑)。 ――ハハハハ! SAMURAIの精神で我慢したと(笑)。 笹原 蓋を開けてみたら、選手たちの頑張りでそのネガティブ要素すらプラスに変えてくれましたね。あとは試合順を変えたのも功を奏しました。 ――ノーコンテストルールが2試合続くのはキツイですよね……パッチーvs佐藤将光はセミのまま、伊藤裕樹vsガジャマトフを早めの試合順に変えて。 笹原 試合順を変更するのも、じつは簡単じゃないんですよ。実況アナウンサー、レフェリーやジャッジの割り振りや演出、印刷物なんかも試合前日の夜にすべて変わるわけですからね。それでもお客さんの目線で見たときに変えたほうがいいだろうと。そこまでこだわった結果、格闘技の神様が微笑んでくれましたねぇ。 ――なんだかんだ、うまく転がったと。それぞれの計量オーバーを聞きたいんですけど、パッチーは来日後、セコンドにも実際の体重を報告してなかったみたいですね。 笹原 そうなんですよ。計量の前日かな。パッチーのセコンドが柏木さんに「パッチーがあと3キロだと言ってる」と。「それなら大丈夫だね」と思っていたら、最初の計量で4キロオーバーだったんですよ……。 ――よ、よ、よ、4キロ!? 規定時間内に絶対に落ちないじゃないですか!? 笹原 あのときの計量会場の雰囲気は「え?これって現実のこと?」みたいな空気で、横で柏木さんが般若みたいな顔してるし(笑)。 ――震えますよねぇ。これが1キロだったら「もうちょっと頑張れ!」と応援するんですけど。 笹原 さすがに4キロだと主催者としても試合が組めないです。計量オーバーに理想も何もないですが、感覚的にはせめて2キロ以下ですよ。べつに2キロ以下だったらOKという決まりがあるわけじゃないですけど、あまりにも酷過ぎるだろと。 ――フェザー級で4キロは犯罪ですよ。もはやライト級ですから! 笹原 なので「落とせないにしてもギリギリまで頑張ってくれ」と。それでも2・8キロなんですけど…… ――「日本の夏は減量が難しい」というフォローもあるんですけど。プロなんだから、戦う国の気候も調べて臨んでくれって話なんですよね。 笹原 おっしゃるとおりです。夏は体重が落としづらいのは間違いなくて。かつて前田日明さんは「夏は暑いから夏に落ちないのは論外!」と語ってたみたいですけど(笑)。 ――それに前田さんが過ごした昭和・新日本のプレハブ道場はサウナ状態だから特殊なんですよ!(笑)。 笹原 だからって日本の夏が特別じゃないですよ。将光選手は「ラスベガスも夏は暑いだろ!」って正論を言ってましたけど(笑)。 ――しかも今年の日本の夏はそうでもないですからね。 笹原 そこも選手にとっては同じ条件ですからね。問題は自分のセコンドにも柏木さんも正確な情報を教えてないってことですよ。ギャビ・ガルシア状態です。 ――セコンドに伝えてない時点で、パッチーを管理する人がチームにいないんだなって思ったんですよ。おそらく自分の好きな練習しかしてないというか、彼を追い込む体制が確立されてないんじゃないかなと。じゃないと、この2年のあいだでここまでパフォーマンスが落ちる説明がつかないですね。 笹原 その可能性ありますね。あとはホントにハートの問題じゃないですか。UFCをリリースされて、秋元強真にKO負けして心が折れる、ってそこまでは分かりますけど、心が折られていることに無自覚というか、なんか体重オーバーも人ごとのような感じなんですよね。 ――RIZINとの契約はあと1試合あるみたいですね。 笹原 あと1試合あるんですけど、当然いままでの条件ではやれないですよね。バンタムでは怖くてオファーできないですし。 ――バンタムで計量オーバーしたので、フェザー級でオファーしたら2・9キロ超過したアーチュレッタという 例もありますよ! 笹原 もうこうなったらアーチュレッタvsパッチーをやるしかないですよ(笑)。 ――ハハハハハハ!パッチーって秋元強真に勝っていればシェイドゥラエフ戦もありえたし、今回の試合に勝てばサバテロ戦もありえましたよね。 笹原 結果次第ですけど、そういうプランもありました。あれだけ実績を残して、一時期は「バンタム級最強の男」と呼ばれていたのに……悲しいですよねぇ。ホントにもったいないです。あと1試合はどんなマッチメイクをするかはまだわからないですけど。 ――変な意味で注目が集まってるから楽しみではあります(笑)。超過したほうがレッドカードスタートのノーコンテストルールも議論になってますね。超過側がフィニッシュしてもノーコンテストだから緊張感にかけると。 笹原 正直、計量オーバーした時点で、絶対的な正解は存在しないんですよねぇ。 ――みんながあれこれ打開策を提案してるけど、笹原さんたちもは当然、考えてますもんね。 笹原 その議論は200周くらいしてるから、ボクの体重が落ちてますよ(笑)。 ――その中で出てきたのはノーコンテストルール。 笹原 1グラムでもオーバーしたら競技として試合中止が一番楽なんですよ。たまにそういうことを言う方がいますけど、まったくの正論だけど、ボクはこういうときだけ競技を持ち出して競技に責任を押し付けるのは卑怯な気がするんですよね。 ――競技的な厳格さを求めるのであれば、体重だけじゃなくて他にもあるし、同じ対応しなきゃ辻褄が合わないだろってことですよね。 笹原 そうです。クリアしている選手や観客や配信局やスポンサーさんがいるわけですから、試合を成立させるために我々が汗をかいて知恵を絞るしかない。批判があっても甘んじて受け入れて、それでも試合成立を最優先に考えるしかない。どっちのやり方が正しいという話じゃないんですよ。 ――北米式のキャッチウェイトを推す声もあるんですけど、じゃあ今回2・8キロオーバーのパッチーの判定勝ちで納得できるのか?という話なんですよね。どのみち不満は残るし、キャッチウェイトがあると計量を頑張らない選手も出てくるんだろうなと。 笹原 今回2・8キロオーバーだから一番重いレッドカード、要は2点減点からスタートしたじゃないですか。でも10−8を付けやすいデュアルマストシステムだと、超過側に甘いんじゃないかなと。そこはちょっと考えたほうがいいなと思いました。 ――ああ、なるほど。デュアルマストシステムだと、レッドカードでも選手が3ラウンドすべて取れば、判定で勝てる。つまりノーコンテストには持ち込めるわけですね。今回のパッチーも3ラウンド取ればノーコンテストにはできたけど、笹原さんはもっと厳しくしたいんですか?  笹原 そこをもっと厳しくしてもいいのかなと思うし、その反面あまりに勝ち目をなくしてしまうと選手のやる気を削ぐ懸念もあるんですよね。 ――「だったら試合に出ない」と言いかねない。 笹原 「頑張ればノーコンテストにできるかもしれない」と思わないと選手も頑張らないですからね。ちょっと前のLemino修斗でもあったじゃないですか。 ――外国人選手が50グラムオーバーしたら、罰金+毎ラウンド減点1スタートを科せられたので、試合拒否をしたやつですよね。 笹原 厳しくしすぎると、そうなっちゃうんですよ。だからって甘くもしたくないんですけど、そこのバランスはあらためて考えたいです。 ・200周している計量オーバー対策の議論 ・「DEEP病」とは何か ・試合後のマイクは超大事 ・「初めてRIZINを見ました」人に強いジョリー ・武田光司のマリーシア ・伊藤裕樹の爆発的人気 ・ACAは来日したのか ・スコットコーカーとは会ってない ・プラットフォームは1本化したかった ・ABEMA「北野の呪い」 ・ボクシング界は那須川天心をもっと盛り上げろ……18000字の続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

笹原圭一の「嘘をつかず、真摯に、誠実にRIZINに向き合う」 18000字!

WJを旗揚げ前から終わっていた!? X-1は3000万円の赤字!■谷津嘉章

レスリングオリンピック代表からプロレスに転向、新日本プロレス、ジャパンプロレス、全日本プロレス、SWS、SPWF、PRIDE出場……流浪のプロレス人生を送ってきた谷津嘉章がすべてを語るインタビュー連載の第5回! 今回は「マサ斎藤さんの思い出」「WJの内幕」を語ります!(2018年に掲載されたものです)【谷津嘉章シリーズ】 谷津嘉章①「昭和・新日本の練習はガチばっかだけど、誘われなかった」 谷津嘉章②「昭和の新日本のプロレスは早漏、全日本は遅漏だったよ」 谷津嘉章③「田中八郎はプロレスを真剣勝負だと思い込んでいた」 谷津嘉章④ 「プロレスとヤクザ…興行という灰色の世界」 谷津  マサさん、亡くなっちゃったねぇ(2018年に掲載されたものです) ――突然のことでビックリしました……いや、闘病中で75歳という高齢ではあったんですが。谷津さんはマサさんは古くからの付き合いでしたよね。 谷津 維新軍の頃からの関係ですよ。あの人はね、ナチュラルなんですよ。 ――ナチュラル? 谷津 自然体。いまの言葉でいえば天然だな。他人とは別のところに執着心を持っていて、たとえば筋肉フェチ。「マサさん、ちょっと二頭筋が落ちたんじゃないんですか?」なんて言ったらもう大変だよ。「おお、そうか?」ってトレーニングをガンガン始めるんだよね(笑)。  ――軽々しく筋肉には触れられなんですね(笑)。 谷津 アメリカでの生活が長かったこともあって、食にも強いこだわりを持ってたよね。炭水化物をいっさい取らないでプロテインばっかり。ゆで卵1日20個くらい食べて、あとは鶏肉。自分の肉体のことにしか興味がなくて、世の中の動向のことがよくわかってない。 ――マサさんが活躍していた頃のアメリカって筋肉信仰全盛期でしたもんね。谷津さんはマサさんからどんなことを教わったんですか? ・監獄固めの秘話 ・巌流島の猪木さんの相手はマサさんしかできなかった ・長州「なんでこれしか売れてねえんだ?」 ・WJは金銭感覚が狂っていた ・呆れて会議の途中で退席した ・長州力との因縁をアングルしたかったが…続きはこのあとへ この続きと笹原圭一、伊藤裕樹、非常ベル7本、山本アーセン、飯伏暴露、ガチンコプロレス…などの「記事18本15万字」が900円(税込み)が読める詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2236565この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  

WJを旗揚げ前から終わっていた!? X-1は3000万円の赤字!■谷津嘉章
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