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記事 8件
  • 「嫌いな娯楽を禁止しろとは言わない」小林よしのりライジング Vol.19

    2012-12-25 16:00  
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    こんなことをいちいち書くのは気が引けるが、あえて書いておく。  わしはタバコが嫌いだ。小児喘息の発作が激しかったのは、ヘビースモーカーの父親のせいだったのではないかと思っている。  今でも煙草の副流煙が苦手で、煙を吸うと一気に思考力が低下して、眠気とだるさが襲い、著しく体調が悪くなる。その体調の変化が本当に「激変」と言っていいくらいに著しいのだ。  レストランでタバコの臭いが少しでもすると、一気に食事がまずくなるので、席を替わってもらうことにしている。  だからこそ食事はなるべく禁煙の高級店を選ぶのだが、長年通っている店の中にも珍しく喫煙が許可されているところもある。禁煙になればいいのにと内心思ってるが、もちろんそんな要求はしない。  さらに言うと、わしはタバコを吸う女性とは付き合わない。昔付き合った女性が、キスする時、タバコの臭いがしたために一気に熱が冷めた経験がある。   だが、そのくらいタバコが苦手でも、わしは絶対に禁煙運動には加担しない。  わしの前で吸わぬこと、部屋にタバコの臭いを付けぬこと、これを守ってくれさえすれば、どこかで勝手に吸ってりゃいいのだ。  マナーさえ守ってくれればいい。禁煙運動なんか絶対にしない。   自分が嫌いなものを禁止しろと言うのは愚かなことだ。  わしの父は肺気腫になって手術したが、タバコは癌になる危険もあるし、副流煙を吸った人も喘息になったり、癌になったりする。  かなり迷惑な嗜好品だが、わしが公に禁止を求めることはない。   タバコのように、人に嫌われるものとして、パチンコや競輪・競馬・競艇・麻雀・花札などの賭け事や、風俗がある。  子供の頃、土曜日になると、我が家に親戚か近所の大人がやってきて、夜通し麻雀をしていた。麻雀のガラガラと牌を混ぜる音と、大笑いする声が聞こえるたびにイライラして、小学生の頃、いっぺん大人たちを怒鳴りつけたことがある。   「うるせー!明日は試験なのに、ジャラジャラ、ゲラゲラやってんじゃねえ!」 両親含めて大人たちが静まり返ってしまった。  これ以降、庭にプレハブが建ち始めて、わしはそこに入れられてしまったのである。あれ以来、麻雀は嫌いだ。  だが、麻雀を禁止しろなんて言わない。子供が試験勉強をしているときは、大人は麻雀をしない方がいいよとだけ言っておく。  『おぼっちゃまくん』のパチンコは、実は2回しかやったことがない。ホールの五月蠅さが耐えられないのだ。それに瞬間的に負けて、玉がゼロになる。全く勝てない。  昔のパチンコは、一個、一個、親指で丁寧に慎重に狙って打てたのに、今のパチンコは自動的にあれよあれよと玉が発射されて、一瞬でなくなる。  あちこちが開いたり、音が鳴ったり、アニメが始まったり、大騒動で、何が起こってるのか、まったくわからない。  何度やっても一瞬で終わって、へぽ―――――んとしてしまう。  わしはゲームもインベーダーゲームからこっち、熱心にやってないし、最近のパチンコはもう複雑で難解で、わしの努力を受け入れてくれるものではないようだ。  そもそもわしは賭け事が苦手だ。競馬だろうと、麻雀だろうと、バクチに勝つ人格ではない。  だがわしは、大学生の頃、女の子をパチンコ屋に連れて行って、「俺って大人の世界を知ってるぜ」的な雰囲気で、惚れさせたりしたこともある。特に景品を持って、パチンコ店の裏にある薄暗い路地に入った場所で、現金に換えてみせたりすれば、女はもう濡れているものだった。  そういうわけでパチンコにはチンコの思い出があるので、悪感情がない。  『おぼっちゃまくん』をパチンコ化したことで、執拗にわしをバッシングしてくるネトウヨは、そういうチンコな思い出がないのだろう。女を悪い遊びに誘って口説いたりするような経験がない。  アニメ好きで、ネットでエロ動画を見るくせに、生身の女を口説くことには執着がない、リアルな充足感を持たない内弁慶がネトウヨの体質なのだろう。    お部屋の中の内弁慶が、ネットを通して社会に興味を持つと、排外主義と陰謀論が自分のストレスを晴らす痛快な娯楽になり、社会の真実を知ったような錯覚を覚えてしまう。 「すべては朝鮮人の陰謀だったのか!」「すべては朝日新聞と日教組の陰謀だったのか!」 と、見当違いの正義感を振りかざすのは、かつてわしが 「純粋まっすぐ君」 と批判したオウム真理教の信者に似た性質を持っているようだ。  最近もわしが安倍晋三を批判すると、「ゴー宣道場」の応募申し込みのアクセスを使って、ネトウヨが 「朝鮮人!」「国に帰れ!」 と悪罵を書き込んできている。  わしは思うのだが、若い頃は少しくらい不良をやってた方がいいのではないか? 引きこもりの内弁慶がネットで天下国家に関心を持つと、ネトウヨにしかならないから問題なのだ。  最近は女や主婦もネトウヨになっている。これは安倍晋三シンパの統一協会の信者だったり、在特会その他の右派行動団体の者だったりするが、多くはネットの情報で釣られて社会問題に関心を持った教養のない女たちである。   男にしろ、女にしろ、家族や地域共同体から遊離した「浮遊した個」「砂粒の個」が、インターネットで社会と繋がると、てきめんに右傾化する。 彼ら彼女らは個が弱いから、「優しいサヨクの言葉」より、「強硬なウヨクの言葉」の方が精神を安定させられるのだ。
  • クルシマズ景気・大放談

    2012-12-20 22:15  
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv118983828選挙も終わり、クリスマス前の生放送!! 21日金曜夜9時より! 作家・泉美木蘭をパートナーに、よしりんが世相を斬りまくる! 新政権の景気対策は本当に功を奏するのか? 本当に「日本を取り戻す」ことはできるのか? 政治・経済の話から、走り出したらどこに行くやらわからない脱線トークまで、一切予測不能! お楽しみに!!
  • 「安倍晋三が約束した9つの課題を後押ししよう!」小林よしのりライジング Vol.18

    2012-12-18 19:40  
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     衆院選は事前の世論調査通りの結果が出た。自公圧勝、325議席、民主党は57議席で惨敗した。  投票率は過去最低で、自民党の投票率が大して伸びてないようだから、民主党の票が第三局に分散して、維新の会の54議席という躍進に繋がったのだろう。  日本人的な判官びいきなど一切なく、ひたすら民主党に対する逆風のみが吹き荒れて、一度は愛想尽かして出てきた親元に帰るかのように、国民は自民党の懐に抱かれたのである。   「官から民へ」「自民党をぶっ壊す」 と叫ぶ小泉改革に熱狂し、 「美しい国へ」 と言って格差を拡大させた安倍総理の汚物まみれの退陣に失望し、 「国民の生活が第一」「コンクリートから人へ」 と吠えた民主党への政権交代に熱狂し、ついに一周回って 「公共投資で景気回復」 の古い自民党に、国民は戻って来てしまった。  もともと国民には何を望めばいいのかわからないのだから、政治家が国家ビジョンを指し示すしかないのだが、残念ながらこの国の置かれている状況を正しく把握して、産業構造の転換を図らねばならないことに気づく政治家も、知識人も、国民もいないようだ。  まだまだ国民は同じ地点をぐるぐる周回するしかないのだろう。ぐずぐずしている暇はないと思うのだが。坂の上の雲のその先に、まだ上るべき坂があると妄信しているから、公共投資で景気回復のホラ話に騙される。  公共投資は目先の些細な利益のためにやるのではなくて、次世代の雇用と生きがいを回復するため、脱原発と産業構造を転換するために、ダイナミックにやる必要があるのだが、一般大衆及び政治家のスケールの小ささでは、思いもつかないことなのだろう。  結果、国の借金を積み上げることにしか結びつかない公共事業に、10年で200兆も投じるという。まあ、やりたまえよ。  安倍晋三は今ごろ得意の絶頂にいて、カツカレーに舌鼓を打ち、慌ててアサコールを飲んでいることだろう。副作用が現われるのはもう間もなくかもしれない。  『週刊文春』12月6日号によれば、安倍は 「国債を日銀に買わせる」 発言などで批判された時、周囲にこう言い放ったという。   「今は野党の党首だから何を言ってもいいんだよ。オレだって総理になったらそんなことは言わないよ」  冗談ではない。  言ったことには責任をもってもらう。   ここで、安倍が言ってきたことから、今後必ずやるべきことを9点ピックアップし、大いに後押ししてみることにした。 ① 公共投資で本当に景気を良くしてみろ!   安倍晋三は2%のインフレターゲットを設定するというギャンブルで、公共投資でカネをばらまいて景気を回復すると約束した。  それで忽ち庶民にまでカネが循環してきて、モノがどんどん売れるようになって、多くの企業の給料が上がり、さらに消費意欲が高まって、デフレ脱出となり、税収も上がると安倍は言ったし、国民は期待している。   「風が吹いたら桶屋が儲かる」 じゃあるまいし、タワケかと言いたいが、我慢しよう。大いにやってみるがいい。  目先の景気対策で公共投資をしたって、建設業界での一時的な需要発生と、維持費というコストの固定化でカネの流出を招き、中長期的なリターンが取れない。 「一過性の無駄遣い+維持費負担」は国家の財政をさらに苦境に追いやるはず。 企業は輸入している化石エネルギーがコスト高になって、円安メリットは相殺されるだろう。   国内には耐久消費財はもう供給過多で、将来は少子高齢化が進み、人口が激減していく。年金は、若者一人で一人の老人を支える時代になる。  そのような状態では、企業の利益は内部留保、個人の収入は貯蓄になるのは当然だ。  鼻先にニンジンぶら下げる旧弊な公共事業で、カネが循環すると楽観的に考えるのはどうかしている。  建築業界などの限られた一部分で小規模なバブルは起こるだろうが、社会全体の景気回復には到底結びつかない。  しかも国債が暴落する危険もある。   それでも国民はインフレと公共投資で借金を積み上げる政策を選んだのだ!遠慮はいらん!ガンガン、公共投資せよ!! ② 尖閣諸島に船溜まりを造り、公務員を常駐させろ!  既に東京都は、尖閣に船だまりを作るのは技術上も財政上も不可能だと発表している。もっとも簡易な防波堤タイプでも建設費が数百億円かかり、工期が10年以上かかる可能性もあると推計されるという。  だが「国土強靭化計画」でガンガン公共投資するのだから、その程度の出費は何でもないだろう。すぐ実行に移せ!  野田首相は尖閣の公務員常駐・船だまり建設について、 「人が常駐すれば、他国が人を寄せてくる。船だまりを造れば、他国の船もその船だまりに寄ってくる。(他国を)おびき寄せる話だ」 と批判したが、その通りなのである。   嵐の時、船だまりに日本船しか入れないというわけにはいかない。国際法上も、避難してきた船は受け入れなければならない。 となると、どうなるかは火を見るより明らかだ。船だまりを造ってしまったが最後、大して海が荒れていなくても、嵐を口実に中国船が大挙して「避難」してきて、あっという間に占領してしまうに決まっている。   それを強制的に排除しようとすれば、中国軍が「自国民保護」のために乗り出してきて、局地戦くらいは起きるだろう。   実際に公務員の常駐だの、船だまりの建設だのをやろうとしたら、おそらくアメリカが反対する。 わざわざ火種をつくるようなことをしておいて、いざとなったら日米同盟だ、助けてくれと言われたのでは迷惑千万というものだ。  アメリカだって何も好きこのんで中国と戦争したがっているわけではない。何の国益にもならないことで、アメリカの若者を戦死させたいとは思っていないだろう。  だが、国民が尖閣についてそこまで熟慮した形跡はない。 国民は安倍晋三のタカ派発言にしびれたのだ。  絶対に、尖閣に船溜まりを造って、公務員を常駐させろよ! ③ 河野談話を破棄し、慰安婦問題で新談話を出せ!  安倍は慰安婦問題に関して、河野談話に代わる新たな談話を出すと言っており、村山談話の見直しも示唆している。  安倍はわかってない。慰安婦問題はもはや国内の自称保守&ネトウヨを満足させるだけの内弁慶で済む話ではないのだ。  河野談話・村山談話の見直しを公言したら最後、アメリカが黙っちゃいない。安倍にとっては何よりも大事な「日米同盟の再構築」が瓦解しかねない事態になるだろう。   そもそも安倍晋三が前政権のときに、ブッシュ大統領に慰安婦問題で謝罪したじゃないか!それ以降、慰安婦は「性奴隷」であるという認識が、アメリカやヨーロッパで市民権を得てしまった。  この慰安婦問題に対して、アメリカでは現在の価値観で過去を裁くという考え方になっている。 つまり、黒人の奴隷制を 「当時の価値観では仕方がなかった」 と言えないのと同様に、慰安婦の「性奴隷」制も 「日本の当時の価値観では仕方がなかった」 と言えなくなっているのだ。  安倍が謝罪したから、そうなったのだ。  その安倍が、慰安婦に対する謝罪を表明した河野談話や、日本の「侵略」を謝罪した村山談話の見直しを表明したら、アメリカの人権に対する価値観と決定的な決裂を招くだろう。   それでも安倍晋三は国内の保守派&ネトウヨに約束したのだ。   世界に向かって、「慰安婦は性奴隷ではない」という談話を出してみろ! (続きは「小林よしのりライジング Vol.18」に掲載。)
  • 安倍晋三がやるべき7つのこと

    2012-12-15 17:00  
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv11802207112月16日21時、総選挙当日の生放送! もう開票速報も見飽きたなあというところで、小林よしのりが新政権に対してモノ申す! 作家・泉美木蘭さんをパートナーに、よしりんが「選択肢ゼロ」の選挙を総括! 脱原発あり、脱線ありの硬軟とりまぜトーク!今回は総選挙投票終了後、大勢がほぼ決しただろうというタイミングで生放送をぶつけます!公約を、選挙期間中だけの言いっ放しには決してさせません!言ったことは、責任を持ってやってもらいます!あなたが言ったことは、決して忘れていませんよ!勝利の美酒に酔っている最中であろう新総理確実の男に、よしりんが釘を刺しまくる!!お楽しみに!!
  • UGN(ウラギラナイ)48選抜メンバー結果発表!

    2012-12-12 17:00  
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     12月11日、ニコニコ生放送で、小林よしのり審査委員長による「UGN(ウラギラナイ)48選抜メンバー」の選考審査会が行われました。 これは来年一年間、絶対にファンを裏切らずに、ますます活躍して、アイドルとして大きく飛躍するであろうというメンバーを選抜するものです。 さらにもし秋元康が楽曲を提供すれば、ミリオン確実になる実力を持っていることが大前提とされます。 事前の協議で厳選された39名の候補者リストの中から、16名を選出する過程を、なんと生放送で絶対的透明性を確保して、さらに視聴者からの意見も参考にして行うという、前代未聞の試みが行われたわけです。
     この16名なら、来年一年間、まったく無警戒に応援しても、絶対にスキャンダルが発覚してショックを受けることがないという、全面推しメンバーが選出されました。 まさに空前絶後の歴史的アイドル選考会だったと言えます。 それでは「UGN(ウラギラナイ)48選抜メンバー」16名を発表します。

    1位 渡辺麻友(平嶋夏海との対談における「まだ許してない」という発言が正統派アイドルのプロの覚悟を証明し、もはや尊敬の対象となっています。UGN48のセンターには、この風格と覚悟が必要なのです)2位 市川美織(最近の『有吉AKB』では、ついにセクシー演技を披露し、表情の豊かさでも驚かせてくれました。来年はさらに大衆に浸透するアイドルとなっていくことは確実です)3位 渡辺美優紀(ネットの視聴者に一番文句が多かったのがみるきーでした。しかし会ったが最後、「単なる噂だ」と、わしは確信しました。状況に適応してAKBブームをちゃぷちゃぷ楽しんでいるみるきーを見ていると、少なくとも来年一年間は絶対にわしをウラギラナイと確信させます。南天のど飴ちゃんやで!)4位 松井玲奈(わしはこの儚げな美少女が、いつか牡丹燈龍のお露のような幽霊を演じる女優になるかもしれないと思っています。ギンガム・チェックのMVとは違う、もっと美しい幽霊です。玲奈ちゃんはファンを裏切るような性格では絶対ないと確信します)5位 山本彩(鋼のようなルックスと繊細なプライドが同居する見事な素材です。鯔背な気風を見せられる、大島優子の次のセンターを狙える素材が、スキャンダルなんか起こしてる余裕はないと断言します)6位 松井珠理奈(アイドルの定型にはまらない大物の風格と、まだまだ少女のアンバランスが、いつか一致したとき、爆発的な人気を得るはずです。野心家・珠理奈が、そこいらの男にうつつをぬかすはずがない)7位 島崎遥香(嘘ついてたらすぐバレる正直な子。ぱるるは嘘つかない。そこが魅力なんです)8位 兒玉遥(まるで昔の塗り絵の少女みたいな可愛らしさ。この子は美人になります。男を騙すような子ではありません)9位 宮脇咲良(子供にしては知性も感受性も豊か。ファースト・ラビットのような好奇心は、素晴らしい可能性を秘めています)10位 田島芽瑠(認めざるを得ない天性の逸材です。それにしても博多は宝庫です。村重もちょりも碧唯ちゃんも森保も入れたいくらいだ)11位 加藤玲奈(れなっちは南沙織を髣髴とさせるアイドル顔。年配の者なら納得するはずです)12位 山田菜々(彫の深いルックスと、おばちゃん的なしゃべりのギャップが面白い。親しみやすく、好感度大なこの子がファンを裏切るようなことは考えられない)13位 小笠原茉由(まーちゅんはブサカワとか言われてますが、こんなに可愛く見えてくる子は珍しい。一旦、可愛く見えてきたらもう歯止めがかからない。ユーモアがあってダンスの表現力がバツグンなまーちゅんは、アイドルとしてもっと目立ってくるはず)14位 古川愛李(聡明な美人。漫画が上手い。ぐぐたすを見ていると、趣味を楽しんでいる充足感が伝わってくるから、推しても大丈夫)15位 小谷里歩(りぽぽは美人のくせにへタレ。もっと全国区の大衆性を獲得できるはずです)16位 上西恵(昭和の映画女優のような美人。NMBでもっと知名度を上げて、きちんと女優への道を宣言して、卒業していくべきでしょう)

     AKB48の古参メンバーが少ないという意見がありますが、大島優子も高橋みなみも柏木由紀も小嶋陽菜も板野友美も篠田麻里子も、それはスキャンダルが発覚したら、ショックです。
     
  • 「慰安婦問題は『内弁慶』には解決できない」小林よしのりライジング Vol.17

    2012-12-11 15:00  
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     衆議院選挙投票日は次の日曜・16日に迫っているが、どこの情勢調査でも自民党の圧勝と報じている。   「自民党が単独過半数の勢い!? 自民がダメで民主、ほんで民主が ダメで自民?!はぁ?この国の大人はどうかしてますね。狂った大人達に 日本任せてたらもうダメ、若者の皆さん選挙に行こう!」
     これは、お笑い芸人のたむらけんじがツイッターに書いたものだが、ほとんど同感と言っていい。ところがこう書いたら自民党支持者が押しかけて「炎上」になってしまい、脅迫まがいのメッセージまで寄せられたという。例によってネトウヨ親衛隊の仕業だろう。  たむけんの発言には支持の声もあるらしいからまだいいが、ネトウヨ・クレーマーの抗議を受けて謝罪というパターンが繰り返されたために、安倍晋三のお腹の調子について懸念を示すことは、いつの間にかタブーになってしまっている。  ネトウヨ総裁・安倍晋三は、このままネトウヨ総理への道まっしぐらだ。   ネトウヨの本質は「内弁慶」である。 威勢よく、攻撃的に発言しているように見えるが、それはあくまでも、内にこもって匿名で、しかも束にならなければ何もできないのだ。しかもその実態は、社会にすら出ていないニートやひきこもりだったりする。  そして安倍晋三も典型的な「内弁慶」である。 勇ましいことを言うのは国内に向かってだけ。外交の場に出たらたちまちヘタレるのは今まで散々見てきたし、今後もそうであろうことは、首相就任後の靖国神社参拝について、早くも 「行くとも行かないとも言わない」 と発言していることで明々白々ではないか。  ネトウヨと安倍晋三、相性が合うはずである。  さて、いわゆる 「従軍慰安婦問題」 についてだが、安倍晋三が誇らしげに「できることしか書かない」と言い切った政権公約では、「重点政策集」の項目130「領土・主権・歴史問題に関する研究機関の新設」で次のように明記している。
    「領土問題に関する歴史的・学術的な調査・研究を行う機関を新設します。 新機関は研究成果を活用し、国内及び国際社会に対し、法と歴史に基づく 日本の主張について普及・啓発、広報活動を行います。また、各種の戦後 補償裁判やいわゆる慰安婦問題の言説などにおいて、歴史的事実に反する 不当な主張が公然となされ、わが国の名誉が著しく損なわれています。 これらに対しても新機関の研究を活用し、的確な反論・反証を行います」
     これに関連して安倍晋三は、11月30日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会で、朝日新聞の星浩記者の質問に対して、「従軍慰安婦問題」は朝日新聞の誤報によって、吉田清治という詐欺師のような男が書いた本が事実のように伝わってしまったものであって、人さらいのように慰安婦を強制連行したという事実は証明されていないと答え、有識者会議を設置して、慰安婦の「強制性」を認めた「河野談話」の見直しにかかる意向を示した。  朝日新聞の記者に対して「従軍慰安婦問題は朝日の誤報のせいだ」と言った、これだけでネトウヨ連中は拍手喝采状態である。   確かに、このこと自体は正しい。だが、これは今や完全に国内だけの 議論であって、これをいくら言っても国際的には全く日本の名誉回復には ならず、むしろ逆効果にすらなるということを、安倍晋三もネトウヨ、 自称保守連中も一切理解していない。  「世界」12月号で元外交官・東郷和彦が、自称保守たちが目をふさいでいる現状を報告している。  東郷和彦といえば、外務省時代には鈴木宗男と蜜月で、北方領土二島先行返還論を主張したことなどでとかく保守派には評判の悪い人物だが、このレポートは決して軽視できないものである。  東郷はこう警告している。 (続きは、「小林よしのりライジング Vol.17」に掲載)
  • UGN(ウラギラナイ)48選抜メンバー発表!

    2012-12-10 23:52  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv11802594811日火曜夜9時から、AKB48の話だけをするニコニコ生放送をする。タイトルは・・・『UGN(ウラギラナイ)48選抜メンバー発表!』・・・これだ!今年、わしは恋愛禁止ルールを破ったり、突然卒業したりするAKB姉妹グループのメンバーに、ずいぶん衝撃を受け、傷つき、狼狽してしまった。特に驚いたのは、指原莉乃、菅本裕子、増田有華だった。ゆうこすとゆっぱいは、おっぱいが大きいから、もっと警戒しておくべきだった。他にも勝手にやめてしまったメンバーのことなど、再検証したい。そして、来年こそは傷つかないように、わしは「UGN48選抜メンバー」を決めておこうと思う。AKB姉妹グループの中で、誰ならわしを裏切らないか、無警戒に推すことが出来るのか、AKBファンからも生放送中に情報をもらいながら、選抜して決定したい。アシスタントは、秘書みなぼん。『UGN(ウラギラナイ)48選抜メンバー発表!』これで選ばれた選抜メンバーによる楽曲は、多分作られないと思う。
     
  • 「真の保守はパトリオティズム(愛郷心)が基本である」小林よしのりライジング Vol.16

    2012-12-04 15:00  
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    【今週のお知らせ】※すっかり「保守バブル」「愛国心バブル」となった近年。今週の「ゴー宣」では、今回の衆議院総選挙の各党の公約を比べながら、何が真の保守かを見極める!※増田有華、佐藤夏希、矢神久美、城恵理子…メンバーの脱退・卒業が相次ぐAKB48グループ。「今週のAKB48」はアイドルの「卒業」、そして少女たちの「実存」に焦点を当てる!※新連載スタート!読者プレゼン採用企画、第1弾!「よしりん企画、その風景」よしりん企画の知られざる仕事場風景を、1枚の写真と共に紹介するコーナーです♪今回は、あの大ベストセラー『戦争論』の表紙を飾った一品をご紹介!