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次回配信予定
- 2024/11/29田幸選手の話
マニュアルとアドリブ
※この記事は過去記事を加筆修正したものです。
マニュアル選択とは
基礎となる選択のこと。
牌理や受け入れ枚数、知識の積み重ねで基本を覚え、反射神経を鍛えることによって再現力を高めます。
雀力を構成する非常に重要な要素であり
麻雀AIが得意とする分野です。
アドリブ選択とは
ケースバイケースに対応した選択のこと。
知識や経験の積み重ねも大事ですが
一瞬でその判断が閃くことができること。
その能力を麻雀センスというのかもしれません。
最上位クラスの実力を目指すなら、マニュアルだけではなくアドリブも鍛えたいところです。
アドリブはおそらく
麻雀AIが苦手としている分野だと思います。
トップと僅差の南3局です。
マニュアル選択は当然即リーチでしょう。
アドリブ選択はダマテンです。
これは間違いなくNAGAに怒られますねw
2巡目というところがアドリブポイントです。
をツモってしまっても
アガらずを落として再構築できますし
ツモなど、ピン -
放銃パターンの差を意識せよ
下家のリーチに一発目、何を切りますか?
これは満場一致でになると思います。
が4枚見えでノーチャンス
の両面待ちには否定されていて
かつを先に切っているのでは
カンチャン待ちにもシャンポン待ちにも当たりにくい牌です。
次のシーンです。何を切りますか?
同じようにの4枚見え
ノーチャンスを頼りを打つ人も多いでしょう。
放銃パターンを意識せよ
ペンチャン
カンチャン
シャンポン
は両面待ちに当たらない
というだけで、複数の愚形に当たる牌です。
しかも待ちを構成する牌である
が、自分の目から1枚も見えていません。
ノーチャンスや筋で放銃してしまう人も
もう少し考え直しましょう。他に候補はありませんか?
僕の推奨は打です。
は3枚見えで、シャンポン待ちは否定。
前巡を切っているのでカンチャン待ちも考えにくい。
つまりは両面待ちにしか当たらない牌なのです。
A・両面待ちには当たらないけど、カンチャン待ち、ペンチャン待ち、シャンポン待ちに当 -
【Mリーグ】白鳥選手のブロック読み
上家の渡辺選手が2副露目
チー→打 としたシーンです。
のカンチャンよりも
のペンチャンを残している
というのが読みポイントですね。
ちなみには打の時点で持っていた牌です。
次に進みましょう。
の手出しです。
ピンズの上ブロックがありそうですね。
いくら何でも赤ドラの手牌で
孤立のを残し、打とするのは考えにくいからです。
は、なぜ引っ張ったのか?
これは確定情報ではないですが
周りのブロックがあった可能性が高いです。
・ピンズの上ブロック
・周りのブロック
・????
???に入るブロックが役牌だとしたら?
例えばこんな風にです。これなら
を引っ張ったのもしっくりくるでしょう。
渡辺選手のブロック構成を――
・ピンズの上ブロック
・周りのブロック
・役牌ブロック
白鳥選手はこう予想してを打たなかった。
素晴らしい洞察力だと思います。
一点読みではないですよ?
ソーズは下ブロックかも知れないし
未完成ターツはピンズブロックかもしれません。
海底の手
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