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十段坂奮闘記・92戦目
2015-05-19 12:00110pt実況「引き続き十段降段戦の模様を実況します。解説は木原さんです」木原「はいどーも」実況「プレイヤーは降段戦の緊張感とかを感じるものなのでしょうか?」木原「多少はあると思いますよ。でも2回目ですからね。打牌選択に影響するようなことはないと思います。むしろこの状況を楽しんでいるんじゃないですかね?」実況「この2pの意図は何でしょう?」木原「もう諦めたんでしょうね。なるべく3者均等に安全牌を持ちたい感じかな?」実況「危なかったですねー」木原「まあしばらく出ないだろうけど、あの河だと単騎待ちをケアしなそうだからね」実況「ドラ2赤1のチャンス手ですが、ここはどうしましょうか?」木原「これは難しいね。門前リーチにはほど遠い、とはいえ仕掛けも・・・」実況「打牌候補は何でしょうか?」木原「これは消去法だね。まずトイツには手をかけない。中もまだ切りたくない。2mか5pかというところだけど、まさかのタンヤオも -
12月20日の十段坂 九段降段
2014-12-21 12:0012月20日、九段に降段しました。1月6日十段に昇段後、約1年、738戦で降段でした。これが鳳南の総合成績です。大体実力通りに順当に降段したというところでしょうか。一番天鳳位に近かったのはここでした。今となっては遠い昔のような気がします。長きに渡り十段坂奮闘記、お付き合い頂きましてありがとうございました。このカテゴリーでの配信は一旦終了しまして、新たな挑戦の軌跡を配信する――九段坂奮闘記を始めます。十段坂奮闘記では日付ごとに更新してきましたが九段坂奮闘記では、5~8半荘おきに更新していきたいと思います。最近習得したスキルが、木原システムの中でまだアップデートされてない感がありますので、鬼打ちして体に染み込ませようかと思ってます。天鳳の再開はハンゲームのノルマを終えてからにします(後3半荘)1局検討動画や戦術紹介動画(会員限定)もちろんテキストも交えて今後も皆様の役に立つような戦略を紹介して -
12月19日の十段坂
2014-12-20 12:00110pt1戦目・東1局0本場・南家チートイツの3シャンテン。国士無双の4シャンテン。チャンタ3色役牌ドラ1の5シャンテンです。全てを天秤にかけることはできません。ここはチートイツを見切ります。同じ門前限定ならばチートイツ3シャンテンより国士無双の4シャンテンですよね?チャンタ3色役牌ドラ1は役牌の4面張と1m2mさえ引ければ形はできます。門前限定の手役よりもお得感、南か9を引いたら国士無双へ。こういう手牌の結末は大体こうです。そしてこうなった時、ベタオリしやすいというのも利点です。アガリがさほど重要ではない局面なら大胆に狙ってみましょう。1戦目・東2局0本場・南家この手牌のポイントは仕掛けやすいトイツがたくさんあるということです。その特性を生かした手役は対々和、第1打を3mではなく3sにしたのは将来の布石です。こうなったらピンズのホンイツも視野に入れます。将来の布石というのはこういうことです。2p -
12月16、17日の十段坂
2014-12-18 12:00110pt12月16日は十段降段戦2回目でした。12月17日・1戦目・東1局0本場・西家景色によって打牌を変えるです。この場況、よーく見て下さい。いま持ってきた4枚めの9s。きっとこれは場況的にも手役的にも宝物です。どうでしょう。マンズが将来的に厳しい8sが旨み有りとあらばこの残し方も納得がいくでしょう。1戦目・東1局0本場・西家門前限定の高打点。しかも条件付きのイーシャンテンです。これではあまり興奮しませんが、とりあえず字牌くらいはプッシュしてみましょうか。ちなみに1mのチーテンは取りません。3pのチーテンは取ります。もし3pが通った後なら1mのチーテンも取ります。安手で応戦する場合は、アガリ確率の高低でテンパイ取りは判断します。押し引き判断。門前限定高打点+条件付きでは見合いません。安全牌以上を2枚以上保有しているので撤退へ。こうなるとまるで話が違います。今度は条件付きとはいえ、仕掛けてもマンガ -
12月15日の十段坂
2014-12-17 12:00110pt2戦目・東2局0本場・北家下家のドラポン(牌図A)8mを抜いても超良形リャンシャンテンですがその後が続かない。あの河なら・・・あの河ならまだ5sをツモ切って様子を見たいところです。5sが鳴かれなかったことで危険度アップ(鳴かれても危険度アップ)4sがツモ切られたことで更に危険度アップ。4pが手出しされた後で更に危険度がアップです。(牌図A)の段階に比べ、通っていない牌を切る負荷が上がるという考え方です。巡目を追うごとにこうなることは予測されますので早い段階で1牌突っついて様子を見るのがオススメです。2戦目・東3局0本場・西家いい手ですね。しかし手役に溺れてしまってはいけません。いいですか?この手は愚形確定のイーシャンテン、しかもこの巡目です。8巡目なら元気良く西を打っても良いかと思いますがリーチを受けている状況下、この巡目では西すら押すに値せずですね。都合よく1sが通った後に西を重ねてテン -
12月14日の十段坂と木原麻雀研究会@天鳳の告知
2014-12-16 12:00110pt -
12月11日の十段坂
2014-12-12 12:00110pt2戦目・東1局0本場・南家全く手応えのない待ちですが、この待ちを変えるつもりはありません。ならばリーチしてみましょう!もちろんヤミテンのほうが出アガリ確率は高いです。しかしヤミテンだと打つ可能性が高い情報が河に出ていない限り、溢れるかどうかは結局のところ不明なのです。ヤミテン時―― 15%アガリ8000点 +ツモ10%10000点=2200リーチ時―― 10%アガリ10000点 +ツモ12%14000点=2680
あまりこういった数字は使いたくないのですが、参考までに見てください。他家の抑止効果込みで考えますと、リーチ時のほうがツモ確率は微増すると言えます。放銃確率はオリる可能性が少ないのでほとんど差はありません。ヤミテン時とリーチ時の出アガリ確率に、そう大差がある待ちとは思えません。この終盤、この景色、片側がドラの3sとあればなおさらでしょう。だとしたらアガリ時の打点差でリーチ時の方 -
12月9日の十段坂
2014-12-11 12:00110pt1戦目・東1局0本場・北家朝6:00。目覚めの押し引き判断。黒5pツモなら打8s。赤5pツモなら追いかけリーチで問題ないでしょう。1戦目・南2局0本場・北家赤5入りやタンヤオ、曲げて出アガリ6400点になるチートイツは積極的に曲げましょう。チートイツのみや、ダマテン6400は時と場合によって判断を変えます。1戦目・南4局0本場・東家オーラスは3着目の親番です。1着目とは24200点差、2着目とは7200点差、ラス目とは9800点差。これは天鳳専用戦略です。このあたりで自分のアガリはほぼ見切ってしまいます。このようにラス目の安全牌を抱えて手を進めます。2枚切れのドラが重なった時だけ打点的に見合う可能性があるので勝負する構えです。たいていのルールはラスに落ちるリスクと2着に上がるリターンは等価値です。その場合はトップになる可能性が少しでもあるなら素直にアガリ向かったほうが大体有利といえるでしょ -
12月7日の十段坂
2014-12-09 12:00110pt1戦目・東2局0本場・西家マンズ部分が良さげな両面待ちなら南を抱えて5sを放つのですがここは危険牌先切りをせずに目一杯に持ちます。その理由とは――2sポンテンからこの変化を見てのことです。マンズ部分が両面だと先にその部分が埋まってしまったり、鳴けてしまったりする可能性の方が高いのでこれも2翻役コンビネーションの一環です。1戦目・東3局0本場・南家この点数状況、親リーチに向かいたくはありません。コマンド▶チーして筋の2sを打つ。▶チーせず安全牌を引く抽選を受ける。手牌は現状ゼロ安全牌です。これはどちらを選んだとしても期待値マイナスの勝負です。ならばマイナスが少しでも少ないと思われる選択をすることぬぐぐ・・・これは難しいぞ!こんな難解な選択を約2秒で決めろとは――僕は鳴いてみました。正直今でもどちらが良いかわかりません。ここはゼロ安全牌、自分テンパイならここは当然のプッシュです。さ、寒いです。 -
12月6日の十段坂
2014-12-08 12:00110pt1戦目・南1局0本場・東家対面の仕掛けは1pポン、3pポンから9mのトイツ落としです。この時点でトイトイである可能性が薄くなり、ホンイツである可能性が一気に高まるわけですね。字牌の点呼を取ります。白、發、そしてドラの北白が消え、7pが余る。そして持ってきた北ですね。対面は果たして何%テンパイで、テンパイだとしたら何%放銃しそうですか?
2p待ちは薄そう、4pは両面で当たらない。残るは36ー58-69といったところ。字牌が發と北。冷静に判断すると95%テンパイ、20%放銃といったところでしょう。この結果は秒速で北をツモ切りこのアガリでした。ちなみに押した方が良いと主張しているわけではありません。むしろ逆です。止めたほうが良かったと思います。自分の悪いクセで、将来的に良くなりそうなソーズとマンズ受け、この情報に掛かってしまったのですよね。2枚めの9mを打たれた時点ではまだテンパイ確率は7割程度
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