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長所を知る必要があるか?
2023-04-16 12:0050pt自分の長所を知りたいです
牌譜添削にこういったコメントがありました。「添削」とは頂いた牌譜を見て、以前よりも良い思考ができるように、良い判断ができるように手直しすることを目的としています。従って長所をピックアップするのではなく、改善点を提案することが主となってしまいます。長所を知る、長所を伸ばすことは大事なのか?たとえばあなたの長所は「鋭い攻め」です、と言われたとしましょう。そうすると本来守るべき局面でも攻めたくなってしまうのが麻雀打ちの性だと思います。同じようにあなたの長所は「堅い守り」です、と言われたとしましょう。そうすると本来攻めるべき局面でも守りたくなってしまうのが麻雀打ちの性です。つまり、長所を伸ばそうとすると、今まで良かった攻守のバランス、手組のバランス、副露やリーチ判断のバランスが崩れてしまうかもしれない。麻雀はバランスのゲーム長所を伸ばそうとしてバランスを崩すこともある。短所を改善しようとして長所が失われることもある。麻雀はそんな簡単なゲームではありません。だから自分の長所なんて知らなくても良いのです。それでもコメント主さんの長所を挙げるとすれば―― -
2023神域リーグドラフトが最高に良かったと思う理由
2023-04-04 15:3050pt -
アップデートする意欲を持つ
2023-04-03 14:0050pt※今日の記事は過去記事再掲です。東川さん(仮名)は、ほぼ勝負に影響しないであろう、序盤の端牌の切り順にも厳しく言及するようなタイプでした。キレイ好き、潔癖、きっと財布の中のお札の向きなども気になって仕方ないような、そんな性格が麻雀にも現れていたような気がします。以前から麻雀は強かった。おそらくホームの雀荘では圧倒的な勝ち組なのでしょう。それゆえ自分の考え方にも相当自信を持っていて、他人の意見を聞き入れたり、打ち方を変えることなど無さそうな人だと思っていました。先日東川さんと同卓した時のこと。東川さんはラス目の親番、とをポンしてピンズの染め模様。僕は捨て牌にマンズを1枚余らせたホンイツのイーシャンテン。もう1人、南家の仕掛けは中張牌を2つ仕掛けているタンヤオ風といったような場況でした。10巡目、3者共に煮詰まっているような状況で、東川さんはをアンカンしました。僕は持ってきた初牌ので――完全に -
賭けるものの重み
2023-03-10 14:0050pt -
麻雀は本当に闇(病み)が深いゲームだ
2023-01-29 12:0050pt麻雀のオンラインゲームに負けたことに腹を立て、ゲーム会社にホームページから「殺しに行く」などとメッセージを送り、業務を妨害したとして、警視庁は日本大学の男子学生を書類送検しました。 日本大学の20代の男子学生は去年5月、オンラインの麻雀アプリを運営するゲーム会社「Yostar」のホームページから「お前ら殺しに行く」や「死ね死ね死ね」などとメッセージを送り、社員の帰宅を早めさせるなど、業務を妨害した疑いがもたれています。男子大学生は事情聴取に対し、「“負け”がこんでいてゲームの設定がおかしいと思いイライラして書き込んだ」と容疑を認めているということで、警視庁は余罪を調べています。 ※ライブドアニュース より
大学に入る程度の知能がある人間がこんなことをするなんて・・全然笑いごとではありませんね。雀魂アプリの口コミを見ると、麻雀というゲームを全く理解していないであろう、低評価のレビューがものす -
進化の軌跡
2023-01-07 12:0050pt本日は雀竜B級初日です。2日間で12半荘を行い各ブロック16名中上位4位までがA級に進出となります。5位~8位が残留? 9位~16位が残留?といった厳しい生存競争、1日6半荘という長丁場ですがまずは2023年、初競技麻雀を一打一打最適解を見極めしっかり打ってきたいと思います。下家の3副露目がこうでした。上家から出たは鳴くものとしてどうしますか?これは9年前、当時十段だった僕の実戦譜です。過去のブロマガより抜粋しました。この時は――木原41歳、プッシュのテンパイ取りでした。わ、若いな~押した理由が「結構アガれそう」なのと「テンパイ料込みで期待値プラスになりそう」だからとか・・それよりも驚いたのが、下家に対する手牌の考察に関して全く記述がなかったことです。木原50歳ならこう考えます。字牌のカウンティング → 全滅ホンイツ以外ならだけども・・・ホンイツならか雀頭の××待ち。あるいは複合系を仕掛け -
少年ジャンプ+で麻雀漫画の連載が始まった件
2022-11-22 19:0050pt
少年ジャンプ+にて11月21日(月)より麻雀漫画「雀児(ジャンジ)」が連載されます。少年ジャンプ系列の連載で麻雀漫画は(多分)初です!かわいい園児たちが繰り広げる麻雀劇、ぜひ当日ご覧ください!#ジャンププラス pic.twitter.com/syhAmsFgrY
― 平岡一輝 (@kazuki_hira) November 5, 2022
取り扱う内容に厳しいイメージのあるジャンプ系で麻雀を題材にした漫画の連載が始まるとは・・・・良い意味で時代の流れを感じますね。参照記事・ジャンプ+新連載「雀児」 凄まじいミスが発覚しネット騒然wwという中で、作画のミスに対し麻雀フリークからいくつかの指摘が入っていた。漫画は人気が生命線もちろんミスがないほうが好ましいのは間違いない。しかし、少年誌を購入する顧客層をターゲットにした場合、作画の正確性が漫画の人気に大きな影響を及ぼすかといえばそうでもない気がする。むしろ作画のミス程度で叩く麻雀フリークみたいな層は、最初から顧客ターゲットに入っていないまであるのではないだろうか。Mリーグの生命線は何か?もはや100万視聴者数が当たり前になってきたほど年々視聴者が増えているMリーグ。 -
能力の低下には抗えない
2022-11-19 12:0050pt去年の7月のこと――最終戦オーラスの親番、ノーテンは敗退という局面でまだイーシャンテン、3列目に入ろうといった巡目だった。僕は手の内で暗刻にしていたをツモ切りした。1牌でも多くツモりたい。アンカンをしない理由がない。堀「木原さん、なんでアンカンしなかったんです?」対局後、解説の堀選手が聞いてきた。僕は不思議に思い――木原「あの局面でアンカンしないわけがないじゃんw」堀「えw でも・・・」木原「堀君さー、なんか見間違えたんじゃないの?」・・・見間違えるわけがなかった。見落としていたのは、当然僕の方だったのだ。超絶大事な局面である。決して集中力を欠いていたわけではない。にもかかわらず―― だ僕は手の内にあったカン材に全く気が付かなかったのだ。 -
もしも麻雀が打てなくなったらどうするか?
2022-10-10 16:0050pt -
倦怠期の話
2022-09-23 12:0050pt今日はRMUクラウンという大会に出場してきます。今日トーナメントを2回勝って、明日トーナメントを2回も勝って、明後日もトーナメントを2回勝ってようやくベスト8ですね。先は長いですが、精一杯頑張ってきます!今日の記事は過去記事を加筆修正したものです。長く麻雀をプレイしていると「倦怠期」が訪れることは誰しもあると思う。初めて雀荘で働いた時、あれほど楽しかった麻雀も、初めて東風戦で打った時、あれほど刺激的だった麻雀も――刺激によって脳は快楽を覚える。脳へのご褒美も何度か繰り返すたびに、色あせて感じるようになってしまう。人間は記憶を積み重ねることによって、刺激に慣れ、また新たな刺激を求めようとする生き物なのだと思う。ゲームに飽きるのではなく成長を実感できなくなるから飽きていくたまーに僕が配信で言ってることは梅原大吾氏のパクリです(笑)成長を実感できる瞬間っていつだろうか? きっと多くの人は、成果が
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