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記事 89件
  • 九段坂奮闘記・381~384戦目

    2015-10-18 12:00  
    110pt
    ここで思わず2pをツモ切ってしまったのですがラス目下家の仕掛けは安そう、3着目とも2万点以上の点差。トップ目とは超競りの南3局とあらば打9sとして、目一杯に広げたほうが良いと思うのですがどうでしょうか?リスク回避効率を高めたほうがよい局面とは放銃リスクが高い、つまり放銃すると着順DOWNが著しい点数状況の時。西家、北家に放銃しても2着にDOWN。南家にアガられるだけで、放銃しなくても2着にDOWNです。この点数状況では安全牌を抱えるメリットよりもテンパイの受け入れを増やすメリットを優先しましょう!これが○ヒカル症候群(通称OHS)ですね。対してこの点数状況では北を残すのは有りだと思う。確かに現在はラス目ですがトップまでも1700点差の超僅差。ここで脱落する放銃は痛すぎますよね?点数状況によって優先順位は変わります。リスク回避効率を使い分けましょう!この局面、今牌譜を見返したらこの7mは止ま
  • 九段坂奮闘記・377~380戦目

    2015-10-16 12:00  
    110pt
    リーチに降りるのは簡単ですが、今のところ周りもノープッシュ。1枚くらい勝負をして様子を見ようかと思うじゃないですか。5200テンパイで今度はノーマルプッシュ。と思いきや、対面から明確な攻め宣言。2人攻めなら天鳳ではオリましょうか―― ということになりそうですね。西家のリーチに南家が明確な攻め宣言。2人攻めなら天鳳では――とはなりません。点数状況や打点、アガリやすさが判断の優先順位の上位です。リーチ+1翻でこの待ちなら、ここでドラ5mを合わせるのもいいですがリーチ+2翻、ラス目を競うライバルリーチとあらば勝負したほうが良いでしょう。これは点数状況、打点的にダメなヤツです。打2sで迂回します。ところが誰も押さないものだからも、もしかしてオレ、押しちゃっていいの? という気分になって――優先順位はとても大事。今では反省しています。高い授業料でした。全員2万点台の東場、下家の仕掛けは1枚目の4-7
  • 九段坂奮闘記・374~376戦目

    2015-10-15 12:00  
    110pt
    このような早いリーチに対しての押し引きも――西家、北家の現物手出しを見たらこの時点で行く気なしと判断し、5sをチーして少し競りかける構えです。逆にどちらかがやる気の無筋プッシュだったらまた双方がやる気の無筋プッシュだったとしたら、5sをチーせず撤退の構えです。当然その後の動向にも注目します。2人とも2回連続現物手出しでした。では、ここは私が―― と、みんなと違う選択をします。1pをプッシュしてしまいましょう。しかしながらも親とはいえ火力不足は間違いありません。このあたり、この巡目以降ではオリに回ります。この6pがラストプッシュ。この局面も西家が西、北家が現物の8mでした。では、ここは私が――というわけで8sプッシュです。他家が少しでも行く気を見せたら現物の9pです。これはテンパイ記念のノーマルプッシュ。2人とも一歩も前に出てきません。ならばこの9mも押してしまいましょう。ただしこれも火力不
  • 九段坂奮闘記・373戦目

    2015-10-14 12:00  
    110pt
    さて、これから鳳凰卓に復帰するわけですが――守備寄りに押し引きバランスをシフトするとはいえ、この局面。この点数状況下、あの河のリーチに対して一発で6sを放るくらいはできないと個人的にはお話にならないと思うわけですよ。北家のプッシュ、他家のやる気を重んじて今後の判断を変えていく。これから強く意識していこうと思っているポイントはこういうところです。もちろん、今までも意識してなかったわけではないのですが観察眼を鍛えることによって、より精度の高い押し引きを目指すということ。この局面、とても微妙ですが3pのポンテンは取りませんでした(牌図A)片アガリ5800は見合うと思うのですが、仕掛けの動向も気になりますね。この7sはプッシュします(牌図B)これくらい押さなければ話にならない。ついでに1mもプッシュ!! な、なんや、前と変わってへんやないけ!?と思う人もよく聞いてください。他家の動向、今回は誰も押
  • 九段坂奮闘記・369~372戦目

    2015-10-03 12:00  
    110pt
    ある程度手が整ってきた上で、早過ぎず、遅すぎずがドラ切りのタイミング。北家ペンチャン落とし、自分3sツモのこの瞬間がベストの切り時かと思います。フリテン待ちは出アガリができません。リーチを躊躇うこともあると思いますがリーチによって他家の手牌進行を抑止したほうが、アガリ率は確実に高まります。他家テンパイとめくり合うと、損してしまうことも多いので・先制リーチを受けていない・高そうな仕掛けがいない・自分が勝負手であるという状況であれば、積極的に曲げてしまったほうが良いでしょう。もちろん、こうしたリスクもありますが――勝負手であるなら、当然アガリのリターンも大きいですよね?フリテンリーチは相手を下ろしてなんぼです。自信満々風に曲げてやりましょう!こんな手牌でも今のうちにドラを切ってしまいましょう!以前も「自分だけのドラ」の話をしたかと思います。この9mは自分だけのドラ、打点アップの種ですので残して
  • 九段坂奮闘記・366~368戦目

    2015-10-02 12:00  
    110pt
    ドラ3枚なら打4pとするのがセオリーか。しかし1mが2枚切れマンズ落としは仕掛けも利くイーシャンテンとあらば優劣は微妙ですね。 今回は打3mとした結果、即裏目ってさらに最悪のコンディション。収支戦ならともかく、順位戦のトップ目、この牌姿での押し返しは御法度です。ここは一旦現物の9pを抜いて――おうふ  隣でした・・・久々の鳳南でしたが、この半荘はやたらと押し返しが目立ちました。絶好の現物待ち。おじさんも負けずに押し返え・・・・しませんよね。ここは点数状況的にも断然オリの一手です。ノーチャンスの打7sは、東家の仕掛けにもやや危険。リーチに対しても決して安全とはいえず、この程度のリターンで負うべきリスクではない。と判断し、唯一の現物6mを――おうふ 病的にクリミスを繰り返すのですが、何なんでしょうね一体・・・・ 怪我の功名、上家から出た赤5m。これはガレナー的に仕掛けてみても・・・という誘惑に
  • 九段坂奮闘記・364~365戦目

    2015-09-25 12:00  
    110pt
    ※この記事は9月20日に書いてます。訳あって2日間天鳳を休みました。というのも21日から実家に帰省するためです。実家では色々とやることがあるので、ブロマガの記事をアップする暇が無い。ブロマガ記事 + 雀王戦Aリーグ最終日 + ゲーセンの仕事全く時間が足りねぇぇぇぇ! ということでした。2日間天鳳を打たなかっただけで少しブランクを感じます。これ東を切っているんですけど、打5mですね。マンズ以外の両面が2つできたというのに、配牌時点でのマンズ伸びるイメージが離れなくて・・・C級ミス鳴き手で5ブロックができていたら、浮き牌は打点アップの種を残せ!ドラはまだ切りません。打1p、これはいい。だいたい思惑通りになったのですが―― この中を仕掛けるかどうか決めていなかった。仕掛けないのですが、こういったことは打牌前に決めておきましょう! 悩んだのが温いということ、準備不足のC級ミス。流石にこれは南家テン
  • 九段坂奮闘記・362~363戦目

    2015-09-22 12:00  
    110pt
    あまり人にはおすすめしませんが、僕はこのダブ東をは鳴きません。本当は2鳴きにしようと思ったのですが、ちょっとムカつくので鳴きませんでした。ファイヤー!!親被りました。前局、あれを仕掛けない人が、次局この巡目の5pをポンテンに取るという――これがギャップ萌え効果で・・・・あ、冗談す。それくらい親番の打点には拘っているということです。これも東1局、普通は打5s。でも親番なら打3mです。おら、いっとこーなー!またしてもこの結果は親被りでした。3連ラスを引いた後の東1局でも全く同じを選択します。東場の親被りはあまり気にしません。だって安くアガって連荘したとしても、次に被る可能性は一緒ですよね?「鳴き派」「門前派」とかよく言うじゃないですか僕の副露率は.336。高くはないけど、そんなに低いわけでもありません。「○○派」 そこからの派生が大事じゃないですかね?鳴き打点派 鳴き速攻派 門前打点派 門前速
  • 九段坂奮闘記・360~361戦目

    2015-09-20 12:00  
    110pt
    雀王決定戦進出しました!決定戦は10月17、24日、11月7日、14日の4日間で開催されます。詳細は決まり次第報告します。この点数状況のオーラス。「天鳳はラス回避ゲーム」というじゃないですか。ラスにさえ気をつければ良いゲームだというならラス目の下家にマンガンを打たなければミッションコンプリートです。ではラス目に対して安全牌を貯めながら手牌進行しましょうか――いや、そんなわけないですよね? ラス落ちのリスクが5%程度上昇するだけならトップ獲りのリターンが25%程度もあれば、十分リスクに見合う選択となります。こういった考え方が期待ポイントの最大化。何を優先すべきかは牌姿や場況によって違うのです。アガリに近そうな牌姿を、無理やりねじ曲げることはないということ。「天鳳はラス回避ゲーム」そんなことを言い出したら、役無しは好形以外はリーチを打てないし、この手牌だって1s連打が正着となるでしょう。ドラ2
  • 九段坂奮闘記・356~359戦目

    2015-09-17 12:00  
    110pt
    オーラスこの点数状況。東家とラス目北家との点差は6100点差。リーチしたほうが親に粘られない可能性、北家に来られたとしても放銃OK、躊躇なくリーチした。む・・・・なるほどー。そうきましたかー。リーチ棒を出すと自分の点数が減ります。みなさんも気をつけましょう!天鳳の秘境、西2局です。ツモアガリ、7s出アガリの2条件が勝ち抜け条件です。ここはダマテンのほうがやや有利か――と思ったのですが、この瞬間思い直しました。5sが4枚見え、6sが3枚見えのこの場況、このままだと4sの出アガリが1番人気になってしまうのでは??ならば全員に対する抑止力込み、リーチのほうが良いでしょう。リーチ棒を出しても出さなくても3900放銃は×、2000点放銃はOK。3900出アガリで西3局続行も悪くありませんが、勝機が十分にあると思ったら、決定打になる選択を多めに取った方が成績は向上すると思うのですよね(牌図A)ダンラス