【Mリーグ】2023シーズンを終えて　フェニックス、ドリブンズ編【Mリーグ】2023シーズンを終えて　パイレーツ、サクラナイツ編【Mリーグ】2023シーズンを終えて　雷電、風林火山編KONAMI麻雀格闘倶楽部
レギュラーシーズン　592.2pt　1位セミファイナル 172.8pt　4位ファイナル 204.6pt　2位
佐々木寿人　213.3pt　6位/32人Mラン4位　→　今シーズン6位攻撃or守備、極端な手組や戦略を取る選手です。その戦略が局面にマッチしていることが多く、抽象的にいえば「嗅覚が優れているプレイヤー」といった感じですね。　

⚡️#TEAM雷電 契約更改のお知らせ⚡️TEAM雷電はMリーグ2023-24につきまして、萩原聖人選手、瀬戸熊直樹選手、黒沢咲選手、本田朋広選手と契約更改を致しました。来シーズンも変わらぬ熱いご声援のほど宜しくお願い致します。https://t.co/k2XVqHuVsk
― TEAM RAIDEN／雷電【公式】⚡️ (@RaidenTeam) June 11, 2023
雷電の契約更新が発表されました。これで残すところはABEMASと麻雀格闘倶楽部ですが、両チームとも入れ替えの可能性は少なく、来期の新（再）加入選手は７名となりそうです。TEAM RAIDEN / 雷電
レギュラーシーズン　-42.4pt　5位セミファイナル 173.8pt　3位ファイナル -97.8pt　3位
　

KADOKAWAサクラナイツ レギュラーシーズン　-41.5pt　4位 セミファイナル　-376.0pt　6位内川幸太郎　151.1pt　10位/32人　

今日の記事は、赤坂ドリブンズ入れ替え候補の考察です。ちなみに事前情報は一切ないので完全に独断と偏見による予想になります。入れ替えを予想される選手は――　

完全なる主観による総評です。異論はもちろん認めます。セガサミーフェニックスレギュラーシーズン　▲574.4pt　8位　　

伊達選手の選択です。何を切りますか？ドラ２の手牌で打点は十分です。打点十分ならば枚数差で選択したいですね。7枚　vs　5枚　というわけでピンズを残し、ソーズを払いそうです。ところが先制テンパイはピンズ落としのほうが早かった。　ツモ僕ならトイツ落としが裏目って台パンしているところです。ウソですしません。その結果、本田選手からリーチ一発でを仕留めます。有利な選択が必ずしも良い結果につながるわけではなく、不利な選択が必ずしも悪い結果につながるわけでもない。だから麻雀の評価は、結果だけで判断するものではないのです。勝又選手は3900以上確定の３副露です。まだイーシャンテン？　いや、もうテンパイでしょうよ。伊達選手の選択はテンパイ取らずの打でした。はテンパイ濃厚である勝又選手の現物。しかもくっつきが良いわけではなく、テンパイを外してまで残す牌ではないと思います。ホンイツを見た？　この状況で？テンパイ

東１局東家、瀬戸熊選手がをツモったシーンです。瀬戸熊選手は明確な意志を持ってアガリを拒否。をそのままツモ切りします。その結果、対面の亜樹選手がをポンテン。本来1000オールの収入だったはずの瀬戸熊選手が、ツモ切りの結果、亜樹選手のツモアガリでマンガンを親被りするという事件がありました。事の発端は山に積んであったを瀬戸熊選手がこぼしてしまったこと。これが偶然未来のツモ牌で、しかも偶然アガリ牌だったのです。僕の中ではポリシーとしてツモ切ることを決めてたので、本当申し訳ありませんでした。今後の麻雀人生の中で、あれをツモって言って進行していくのがちょっと嫌だったことと、自分も長い競技人生あるので。ルール上はアガっていいと思うんですけど僕の中ではアガらないと決めてました。※瀬戸熊選手の試合後インタビューより
要約すると瀬戸熊選手は「自分がこぼした牌でアガることはフェアプレーに反する」と考え、このアガリを拒否したということだったのです。・漢を感じて痺れました・瀬戸熊選手の人徳を感じた一打 ・これが瀬戸熊直樹という男の美学か ・瀬戸熊さんの麻雀に対する姿勢尊敬します・ぶれない信念貫き通したのはファンとして誇りです・ホントにフェアプレー精神というか美学を感じました・あのをツモらないから瀬戸熊さんが好きなんだと思った・あの舞台で自分の麻雀への姿勢を貫いてことに敬意しかない 瀬戸熊選手の判断は青字のような高評価もかなり多かったようです。しかしこの高評価は、この一件だけではなく、今までの麻雀人生で瀬戸熊選手が築き上げてきた人間性に対する評価ではないかと思う。そういった評価を得るということは、人として素晴らしいことだと思います。しかし、この件の評価軸は人間性ではないような気がしてならないのです。Mリーグとは何か？　

オーラス、本田選手がダマテンに受けたシーンです。着順アップが難しい。リーチをかけると勝又選手の逆転条件を緩和するリスクもある。この点数状況であればダマテンに受けて３着キープ狙いが無難な選択ともいえるでしょう。ところが本田選手は、滝沢選手から出たを見逃しました。※参照記事・競技麻雀ならどうするか？参照記事にある先日の試合を思い出しました。もしかしたら、この時アガってしまったことの反省から見逃したのか？　と思ったのだが、実際はそうでもないらしい。開始前のスコアがご覧の通りです。アガリよりも見逃しが劣っている理由　

東２局、前局12000を放銃した瀬戸熊選手が役牌を１鳴きしたシーンです。瀬戸熊「普段ならやらないんですけど、ABEMASに走られたくなくて――」青字は瀬戸熊選手の試合後インタビューから抜粋しました。　

Мリーグファイナルシリーズも折り返しの８戦目を迎えてこのスコア。まだ先は長いとはいえ、格闘、雷電、風林の３陣営からすると、これ以上ABEMASには抜け出してほしくないところです。ABEMASに不利になるよう見逃しとかはするの？残り８半荘で４００ポイント離れているとか、このスコアで残り３半荘とかなら意識するかもしれませんが現状は極端な見逃しなどはしないと思います。ただ、全て直接対決のファイナルステージならば――オーラス、トップ目の本田選手がダマテンにしたシーンです。２着伊達選手と17800点差、リーチ棒を出すとマンガン直撃で逆転されてしまう点数状況ですので、セオリーはダマテンでしょう。競技麻雀、直接対決、４分の１が勝利条件ならリーチも有力順位点の大きなルールですので、オーラスは誰しも可能な限り着順アップを狙います。ハネマンツモは0.8着順アップ！１着順アップが＋20ポイントとすると、ハネマン