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押し引きの判断要素は1つではない
2024-12-20 21:00※今日の記事は過去記事再掲です(牌図A)上家のリーチを受けて一発目、どうしますか?これはプッシュを選択する人が多いと思います。今日のテーマは判断要素の優先順位です。安全牌が無いから押すよねはい、正解です。しかし安全牌が無いことをメインの理由にしてはいけません。(牌図B)例えばこの牌姿、同じく安全牌がありませんが――この牌姿であれば勝負とはならず、のトイツ落としでベタオリになるでしょう。(牌図A)最初の牌姿に戻ります。イーシャンテンですが形が良くアガリ確率はそれなりに高い牌姿といえましょう。アガリ確率がそこそこ高い牌姿なので安全牌が無いならアガリ確率を下げない方がマシという判断になるということです。(牌図B)この牌姿ならば――アガリ確率がそれほど高くないので安全牌は無いけども無筋を切ってベタオリします麻雀は総合力勝負です。1つの要素で優劣を判断するのではなく、常に複数の判断要素で優劣を判断し -
俯瞰的に考える麻雀
2024-12-11 13:00※この記事はnote版8月30日掲載分です。 俯瞰的に考える麻雀とは?広い視野で全体を考えながら打ちましょう
ということです。
対面のリーチを受けています。(北家のリーチ、上家は親です)この、ツモ切りますか?たぶんツモ切る人が圧倒的に多いと思います。ちなみに僕もツモ切ります。ただし、打としてしまおうか少し悩みますね。
この時、上家(親)の打がほぼノータイムで飛んできたからです。
ノータイムの選択は有力情報小考という情報は信用してはいけませんがノータイムの選択は比較的信頼度が高い有力情報です。みなさんも自分の事に置き換えて考えてみてください。リーチ相手にノータイムで無筋を切る時は、一体どんな手牌の時でしょうか?しかも上家は親です。そう考えるとこの程度の手牌なら諦めてオリたくなりますね。
実戦ではここで諦めてを抜きました。たいしたことがない手で手詰まることが罪
この手には安全牌のが2枚あり -
危険に見える牌を通せるか?
2024-12-03 19:00 -
尖張牌(センチャンパイ)を浮かせる
2024-11-26 16:3050pt尖張牌(センチャンパイ)とは? 3、7の数牌のことを指して言います。尖ってみえますか? 言われてみればそうですねw何を切りますか?マニュアル選択は孤立のですね。同色の尖張牌であるを浮かせておけばマンズは何を引いてもターツを作ることができます。決して打が推奨という訳ではありませんが、ドラ含みのブロック作りたいと思ったらこうなりますね。先日の勉強会であった、面白い実戦譜です。メイン構想はマンズのホンイツですが上家から出たは鳴く発想がありませんでした。仕掛けた後の牌姿を見ると、どうでしょう?キレイに尖張牌であるが浮いてマンズの何を引いてもターツができる形になります。実はこのプレイヤー、クリックミスでをチーしてしまったそうなのですが――残った牌姿を見て 案外、ありかも? と思ったそうですw まさにケガの功名ですね。 このゴツゴツしたリャンシャンテンよりも―― このリャンシャンテンのほうがテンパ -
マニュアルとアドリブ
2024-11-25 12:0050pt※この記事は過去記事を加筆修正したものです。マニュアル選択とは基礎となる選択のこと。牌理や受け入れ枚数、知識の積み重ねで基本を覚え、反射神経を鍛えることによって再現力を高めます。雀力を構成する非常に重要な要素であり麻雀AIが得意とする分野です。アドリブ選択とはケースバイケースに対応した選択のこと。知識や経験の積み重ねも大事ですが一瞬でその判断が閃くことができること。その能力を麻雀センスというのかもしれません。最上位クラスの実力を目指すなら、マニュアルだけではなくアドリブも鍛えたいところです。アドリブはおそらく麻雀AIが苦手としている分野だと思います。トップと僅差の南3局です。マニュアル選択は当然即リーチでしょう。アドリブ選択はダマテンです。これは間違いなくNAGAに怒られますねw2巡目というところがアドリブポイントです。をツモってしまってもアガらずを落として再構築できますし ツモなど、ピン -
押し引きに一貫性という考え方は不要です
2024-11-17 14:0050pt※この記事は8月20日note掲載分を加筆修正したものです本に入れたかったけど、長すぎるので挫折しました・・・○○を切ったからには××しなければならない という一貫性を重んじる考え方は、一見筋が通っているようにも聞こえるのですが、巡目や他家の動向、場に打たれた牌など、刻一刻と変化する状況に応じて目標を上方修正したり、目標を下方修正したり、 臨機応変に方針を変えていくことも大事です。 ※新書・強者だけが知っている 麻雀の真理48 より
(牌図A)昨シーズンのMリーグ、僕が堀選手のベストバウトを選ぶとしたら、このオーラスです。オーラスの親番、堀選手は渡辺選手のリーチを受けて一発目にをプッシュします。打も有力候補ですがラス目の魚谷選手とは1500点差。まだアガリも十分見込める巡目で形も悪くない。被ツモで親被り、ラス落ちの可能性もあるならば、渋々勝負といったところでしょう。 (牌図B)堀選手が -
染め手か?それ以外か?
2024-10-26 12:1550pt今日の記事はnote版、8月9日掲載分です
某プレイヤーの観戦をしていたらいきなりこんな破廉恥な仕掛けが飛び出した。
そう、これは染める気なのでしょう。判断基準は未来と未来の比較どうせこの手はスルーしてても先手を打点も見込めない未来しか予想できません。ならばいっそのこと、超大物手だけを狙い早め、早めにチンイツを決断するのも面白いと思います。
結局は実りませんでしたが終盤までもつれればツモ+鳴きで、それなりの形になることもあるでしょう。・安全度の高い牌を抱えやすい(重要)・相手の押し返しがわかりやすい遠い仕掛けはアガリも遠ですが、字牌を抱えながら守備力強化、索敵機能も果たしてくれるメリットもあります。
「10枚チンイツドンジャラ理論」と、紹介しましたが、早い巡目なら9枚いや、もっともっと早い巡目なら7枚、8枚からだって間に合うかもしれないのです。
3巡目、8枚しかないけどチンイツも意識。 -
仕掛けた方がダマテンは看破できる
2024-10-12 12:0050pt※この記事はnote版7月16日掲載分です。今週は多忙により記事の更新が難しくなっております。来週には復帰できると思うので、いましばらくお待ちください。
上家から打たれたを――
チーして打とします。基本的に全員門前時はダマテンを警戒しないドラも赤も見えていない手牌ですので怖いですが、全員門前時は基本的にダマテンを警戒しません。
※白枠は副露後の打牌です副露者がいたほうがダマテンは看破しやすい自分が仕掛けた後の打牌に注目してください。東家の打牌、南家の打牌は副露者つまり自分の現物か安全度の高い牌です。程度の危険度ならば北家もさほど警戒しなくても良いと思います。
よって今回はを勝負です!
※赤丸に注目!仮に東家にを打たれたとしましょう。
その場合は東家のダマテンも警戒しこの点数状況であればキッチリ迂回するのが推奨です。
副露者(自分)に放銃する可能性のある牌を勝負してきているので、当然 -
トレードオフ
2024-10-10 15:0050pt※この記事はnote版7月26日掲載分です。トレードオフとは?両立するのが難しい関係性のことを言います。
打点と速度はトレードオフ下家から出たをポンすれば両面テンパイしかし打点は最安値の1500点がほぼ確定します。このように一方を追求すると、もう一方を犠牲にしなければならない関係がトレードオフです。麻雀では頻出の話ですね。今日の記事ではみなさんがよく間違ってしまうトレードオフの話をします。
リャンシャンテンの牌姿です。この巡目ですから、全方向に安全牌を持ちたくなると思います。テンパイ率と放銃回避率はトレードオフ1枚安全牌を抱えることによって目一杯時よりも放銃回避率は若干上がると思います。
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平均アガリ巡目って気にしたことある?
2024-10-09 13:3050pt
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