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七段坂奮闘記 69
2016-05-03 12:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv261601343本日は特南の歩き方 生放送version です木原家家訓 微妙な選択は景色で選べセオリー通りなら3面張を活かした完全イーシャンテンとする打4m。麻雀の教科書、麻雀の参考書には、模範解答として間違いなくそう書かれています。9sが3枚切れ、2mが4枚見えこの場況ならば打7s、3-6m残しのイーシャンテンの逆転も有り得るかなと。2mが4枚見えということは―― 123、234のマンズメンツがない。3mをくっつき候補の浮き牌として持っている可能性が少ないということです。これが隣牌理論。場に多く見えている隣の牌は狙い目という考え方です。あくまで「比較的狙い目」という話ですので、通常の3面張ならそちらの方を残してくださいね。木原家家訓 微妙な選択は景色で選べゴミのような景色のソーズ待ち。それでも通常ならリーチです。しかし -
七段坂奮闘記 68
2016-05-02 10:38110pt西をポンすれば2巡目にして磐石の3面張です。南場以降は着順アップのアガリが有効とだけ学んでいると、ここは間違いなくポンする局面ということになります。これはシステム化して麻雀を覚える弊害のひとつだと思います。システム化して戦略を覚えてしまうほうが簡単で効果的でもあるのですが――時と場合に応じてその都度その都度有利な選択ができること・まだ2巡目であること・決定打を狙える牌姿であること・2枚目がツモ切られる可能性が高いこと・西が鳴けなければテンパイが難しいというわけではないことこんなにもスルー有利な理由が揃っています。打牌の精度が低い相手なら、システムの完成度で上回ることにより成績は向上するでしょう。つまり特南まではシステム重視でも十分勝ち切れます。しかし打牌の精度が比較的高い相手なら――全ての選択において僅かでも相手上回ることによって勝利を目指せ!ということこの9mもスルーです。西を鳴かなかっ -
七段坂奮闘記 67
2016-04-28 12:10110pt(牌図A)これは打7sでテンパイを外すのではないかと思います。でもこの場況ならばピンズ待ちのほうが明らかに優秀ですよね?ピンズテンパイ、ソーズテンパイの確率が五分だったとしても、その後のアガリ確率に大差があるのなら、打1pとしてピンズ受け一点に絞ったほうが良いかもしれない。 ドラ去年の最強戦ファイナル僕は打ったんですよね。平面何切るだと完全に間違いなのですが――場況的にマンズ待ちとピンズ待ちではアガリ率にかなり差がありそうだったのでマンズ受けに絞り、ピンズ受けを拒否したような打牌でした。ま、裏目ったけどな(牌図A)も同じような感覚で1pを切りたかったんです。でもこれは反セオリー「ヘタクソに見える」んですよね。無難な打牌をしてしまったことに後悔しています。そんな麻雀は目指してないのだからオーラスの点数状況、トップ目が親なのでこの局が最終局。まだ4巡目ながら、南家の仕掛けはテンパイだとしても何 -
七段坂奮闘記 66
2016-04-27 12:00110pt昨日は我ながら説明が下手だったと思う。というわけでリトライ。3p4pの両面ターツ落としでトイトイを完全否定しているわけではありません。逆に考えてみましょう。この9mが放銃になるとしたら―― このに入る牌は一体何でしょうか?役牌が全て出ているということは、トイツで使える役はトイトイしかないわけです。トイトイしかないのにの両面ターツを持つ? 考えにくいですよね?
ツモの両面ターツを持っていてできる役、一通も三色も不可能ですからこの場合はタンヤオです。トイトイ変化のパターンはこう、ここから単騎に待ち変えして単騎――南家はとをツモ切っています。タンヤオが有力ドラ単騎で待つくらいなら、打点が変わらないのでか単騎に受けませんかね?この読みのポイントは、両面受けを残してできる手役を考えることです。そう考えるとがトイツであった可能性が薄いということがわかるのではないでしょうか?仮説○○が放銃になる -
七段坂奮闘記 65
2016-04-26 12:00110pt局収支的には押したほうがプラスなのかもしれません。これがこの天鳳という世界線での正着打だと思う。ツモられたとしてもさほど痛くない(トップボーナスが小さい的な意味で)放銃するとものすごく痛い(ラスペナルティが大きい的な意味で)安全牌がヘッド、この形なら迂回してテンパイ、アガリを目指せなくもありません。とはいえ黒ひげ危機一髪理論的には押しても構わない範囲だと思うのでリーチの現物待ちだったり、2sや8m程度の牌ならば押してしまって良いと思います。筋の打7s・・・ いやまてこれだけしかなく、ノーテン確実にするくらいなら――ごめんよー (´;ω;`)一貫性がないのでは?? 一貫しとるわ!!さっきとは状況が違うでしょうが!!下家の仕掛けには有力なヒントがあります。あの3p4pは両面ターツ落としでした。あそこまで引っ張った両面ターツあれはトイトイをほぼ否定しているというサインです。 打役牌も全て枯れてい -
七段坂奮闘記 64
2016-04-23 12:00110pt「打点厨」なんてよく言われますが、条件がそろっていなければ狙いません。1・巡目 2・点数状況 3・残り局数局面によっては単打を狙い、局面によってはホームランを狙う。目的はより良い順位を獲ること、手段は打点。この局面は狙ってもいいと思います。とりあえず役牌を2つ仕掛けます。ここでもまだ決められないので、テキトーにカンチャン払いました。反省点 染まればマンガン確定なのでドラ色を避けてソーズを払えば良かった!まだギリギリ狙っても良い巡目だと思います。いっとこーな!巡目の猶予さえあれば結構うまくいってしまうものです。たとえマンズに染めたとしてもなんとかなってそうですよね?テンパイ効率だけを求めてはこのような未来を見ることはかないません。アガリが目的ではなく最終着順が目的。そのための最適手段を時と場合に応じて選択するということ。ここも狙って良い巡目、点数状況、残り局数だと思います。純全帯么九と清一色 -
七段坂奮闘記 63
2016-04-22 12:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv260037065本日は特南の歩き方 生放送version 一緒に基本を学びましょう!リーチを受けてド終盤。掴んだ2sは筋とはいえ初牌です。リーチ宣言牌が4s、シャンポン待ちがますますにおうといったところでしょう。なんとかテンパイは目指したいのですがこのイーシャンテンでは打ちづらいので打7mとします。なぜ打ちづらいのか? 別に2sが打ちづらいからではありません。テンパイ打牌候補の1pが打ちづらいから2sも押すに見合わないということです。形式テンパイ取り判断の極意はネクストバッターズサークルに有り!これがイーシャンテンから形式テンパイを狙う大事な大事な考え方です。5pをポンして打2s、つまりこれは押すに見合うということです。なぜならネクストバッターズサークルの4mが中筋で通りやすいからです。形式テンパイ取りのうまい人は常に1 -
七段坂奮闘記 62
2016-04-21 12:00110pt残り3000点持ちのラス目の親がドラポンです。捨て牌が捨て牌だけに、無視できるような状況ではありません。この局、自分的にどうなるのが嫌でしょうか?3着目の対面にアガられてしまうのも何だか癪に障りますが――対面の打点が安かったとしたらどうでしょうか? win-winの関係が築けるのでは? というわけで――ここで2mを合わせるなどという生温いプレイは天鳳打ちの尊厳をかけて止めましょう!んーと・・・ 9sが切れているのでペンチャンは薄い。筋の打7sかな?体がよじれるほど8sを合わせたいのですが天鳳打ちの端くれなら絶対に我慢です!ここは俺の出番じゃねぇ!7s連打。必然の中抜きです。ベタオリだって立派な勝負だ!!んー・・・ もうテンパイしていると見て5mを合わせ打ちかそれともまだテンパイしていない可能性も考えて――こうか? 鳴き手の勝負手ほど先切りはしません。だって損だからね。ここはいよいよ2mです -
七段坂奮闘記 61
2016-04-17 12:00110pt東1局親番、2着目と25000点以上離れた大量リードのAさん。この点数状況、この牌姿、この巡目でどのように考えるか?僕なら3s引きだけは追いかけリーチ、その他引いてきた無筋は全てオリると思います。ところがAさんは3枚目の6sをチー、ワンチャンス?の4m連打でした。これは形式テンパイの価値を誤認しているものと思われます。「形テンは勝負手!」というように、言葉で麻雀を覚えてしまう弊害です。この局面で考えるのはラス回避でもなく、局収支MAXでもありません。どのようにしてトップでこの半荘を終わらせるか―― この1点ですよね?形式テンパイを取ることによるトップ率上昇のリターンにこの選択によって負うリスクが見合うのか? といった比較が判断材料です。この点数状況でこの選択はリターンがあまりにも小さすぎて、リスクに見合いませんよね?対面は2巡目オタ風ポン、中をポンして打7s。北、8pと手出しです。残り80 -
七段坂奮闘記 60
2016-04-15 12:00110pt本日はマーチャオ千葉店です。お時間のある方は是非!オーラスです。当然3mが出たらポンして裸単騎です。現状アガりやすい待ちというわけでもない、リスクはありますが打点が違いすぎますよね?いや、待てよ・・・ ラス目とは3400点差。ここで裸単騎にしてしまうと流局時に強制続行。ノーテン終了ができなくなってしまうではないか!と思い直して仕掛けるのを踏みとどまったわけですが対面のひとりテンパイでもまくられてしまうので、ノーテンにするケースは――と思ったら対面からリーチ棒が出て4400点差。ああ、裸単騎にしなくて得したな~。これで流局時には迷うことなく伏せられる――はいベタオリのド終盤。安全牌は豊富にあります。ここで考えるのはハイテイカットです。このままだとハイテイはリーチ者の東家このハイテイを消すためには西家からポン、北家からポンすること。だからここでは数ある安全牌の中でもトイツの牌には絶対に手をかけ
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