記事 62件
  • 【Mリーグ】打ちたい理由を肯定する情報ばかりを拾ってしまう

    2025-02-12 19:00  
    親リーチと2軒の仕掛けに挟まれた醍醐選手です。上家から出たをどうするか?ドラのももキツそうですが・・・醍醐選手はチーしてドラのを勝負。瀬戸熊選手にマンガンの放銃となりました。い、意外・・・だな? と思いましたが、醍醐選手の見解は――瀬戸熊選手がをチーしたシーンです。からを切ってピンズのカンチャンを固定、打としていました。もしも役牌バックだとしたら、場に高いピンズをカンチャン固定しないんじゃないか?カンチャン固定して打ったは関連牌です。仮にこの形だとしたら打として固定するのはソーズのカンチャンだろうと。役牌バックも辞さずの構えなら打でもおかしくない。多井選手のリーチは、安全牌切りで両面待ちが濃厚。ほな勝負したろうか?なるほどなぁ・・・ 確かにそうかも。瀬戸熊選手がを打ったシーンです。ピンズが連続形だったから変化しやすい形を残したというオチでした。
    検討配信で北が通りそうだと思った理由は整理し
  • 【Mリーグ】今期、もっとも変わった選手は?

    2025-02-11 19:00  
    3着目で迎えたオーラスの仲林選手視点です。南家、滝沢選手の2副露目はポン打でした。次に滝沢選手はの手出しです。(牌図A)その後、テンパイしますがさて、仲林選手。このを打ちますか?着順アップは無く、3900放銃は着順ダウン。しかしこの局でラス回避を決めたい気持ちもあるでしょう。問題はの危険度です。(牌図A)の後に園田選手が、を切っています。仮に滝沢選手がテンパイならば黒ひげ危機一髪理論によりの放銃確率は上がりますし、にチーが入ってないということはその部分が完成しているか、持っていないということ。つまり、滝沢選手のテンパイ率は、をスルーしたことによって上がっているしと、同時にの危険度も上がっています。青太字は、対副露押し引きに大事な考え方なので覚えて下さい。というわけで仲林選手は迂回を選択します。僕の見解だと、園田選手が、が、安全牌×2の並びだったら、は押したほうが良いと思います。それくらい、
  • 【Mリーグ】点数状況判断問題

    2025-02-10 19:00  
    南2局、トップ目で迎えた茅森選手選択です。 
  • 【Mリーグ】堀選手に学ぶマンガンツモ条件の作り方

    2025-02-08 19:00  
    トップ目の親と11600点差で迎えたオーラスです。マンガンツモ条件、ここから何を切りますか?堀選手の選択はでした。普通はになりそうですが中張牌の縦引きも絶対に逃したくないとしかしツモは打とします。中張牌の縦よりもメンツ逃しが痛いと。普通の進行ならばこの形です。123の三色、またはドラか赤引きリーチを含めてマンガンツモは成就します。正直、打は微妙だな・・・と思いましたがここからが皆さんにも真似してほしい選択です。この巡目にテンパイします。堀選手はアレかアレで少し悩んだと思います。即リーチを打ってツモアガリ裏ドラ条件を狙ってしまう人も、この瞬間閃いてください。堀選手は打のテンパイ外しを選択します。「ツモ条件」と「ツモ裏条件」は圧倒的な大差打は  で「ツモ条件」のリーチが打てます。打は で「ツモ条件」のリーチが打てます。打のほうが少し有利に見えますが、どうでしょう?とにかくこの局面、この巡目なら
  • 【Mリーグ】強く見えるのはどっち?

    2025-02-05 19:00  
    南2局、ラス目である南家竹内選手のドラ暗槓付きリーチを受けて僅差の3着目、白鳥選手がチートイツのテンパイをしたシーンです。さて、みなさんはどうしますか? 
  • 【Mリーグ】球際に強い選手

    2025-02-02 16:00  
    「球際に強い」とは球技において、取れるか取れないかギリギリの難しいボールをキャッチできたり、ボールの奪い合いで優位に立ったりできることを指します渡辺選手のリーチを受けて本田選手の切り番です。微差のトップ目。放銃は2着順ダウンの可能性もあり唯一現物のを打って迂回する人が多いのではないだろうか?本田選手の選択はプッシュでした。「トップ目」という言葉に惑わされない確かに本田選手はトップ目ですが2着目、日向選手とはたったの400点差です。これが2着と5000点差のトップ目なら本田選手も現物のを打ったかもしれません。しかしこの点数状況であれば、簡単にベタオリを選択しない方が良さそう・・・という判断。2枚切れのワンチャンス。くらいの危険度なら、別に粘ってしまっても構わんのだろう?ワンプッシュが功を奏しテンパイしました。たった今通った2枚見えのを切って単騎にする人が多いと思います。しませんかー?本田選手
  • 【Mリーグ】中張牌→安全牌の切り順でわかること

    2025-02-01 21:00  
    萩原選手のリーチを受けた一発目。イーシャンテンの堀選手、何を切りますか?安全牌は全くありません。たぶんだけど誰しもが早いを頼りにを選ぶのではないかと思う。しかし堀選手の選択は――なぜかを切った。え、ですか? ド無筋ですけど??が萩原選手の当り牌だったものだから視聴者の多くに印象に残るプレイとなりました。堀「の後が手出しだったからはよりも安全度が高い」堀選手はインタビューで、このように話していました。は?? 何言ってんの?? と思った人のために、今日の記事では堀選手の思考を深堀りしていこうと思います。堀選手が言及したのはこのシーン。萩原選手は3巡目に打の後安全牌のを手出し、そしての手出しでした。安全牌の後の端牌切りは関連牌であることが多いを先に切ってまで安全牌を抱えるくらいですから、萩原選手の手は相当整っていると予想できます。整っている牌姿から安全牌をリリースしてまで孤立牌のを抱えますか? 
  • 【Mリーグ】選択肢が思い浮かんでいない状態

    2025-01-31 20:00  
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    中田選手がテンパイしたシーンです。打リーチ 9枚待ち(場況良し)打リーチ 7枚待ち(場況悪し)どうしますか? 中田選手の選択は打リーチ結果的にはアガリ逃した上に放銃となりました。※強者だけが知っている麻雀の真理48より優劣の比較が正確に出来なければ、実際に打ったシーンを振り返っても反省点を的確に見つけることはできません。それどころか大きなミスを無視して全く見当違いな反省会が始まったりもするのです。ほぼ安全牌のを打って7枚待ちのリーチ超危険牌のを打って良さげな9枚待ちのリーチ僕は赤字が好みですが、優劣比較は難しいどちらの選択も甲乙つけがたいと思いますね。麻雀が下手 = 優劣の比較ができないつまり中田選手を叩いている側のほうが 優劣の比較をできない=麻雀が下手 ということだと思います。むしろこの局の反省ポイントは――前巡、4枚目のをチーテンに取らなかったことです。相手がリーチ VS 自分がノー
  • 【Mリーグ】ちょっと信じられないな・・・

    2025-01-27 19:00  
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    渋川選手のリーチを受けて多井選手の選択です。ここはプッシュを選択。負けている親番。黒ひげ危機一髪理論的にも放銃確率はそう高くない。必然のプッシュですね。松ヶ瀬選手と2軒リーチ後の選択。渋川選手にカンをケアして打か松ヶ瀬選手にををケアして打かどっちもありますね。僕はリーチ直前のを松ヶ瀬選手がチーしてないので打かなぁ・・・・多井選手は打を選択。残りツモ番1回で引いた無筋の、どうしますか?松ヶ瀬選手にソーズの無筋は全滅マンズはだけ、ピンズはとは弱無筋、強無筋は、の2本というわけで――ここはオリを選択します。松ヶ瀬選手の捨て牌相だと愚形待ちがあまり考えにくいのがポイントですね。負けてる親ですが、上の点差よりも下の方が点差が近いですし、これは英断でしょう。寿人選手のリーチ、渋川選手の仕掛けに挟まれ多井選手が国士無双イーシャンテンのシーンです。残りツモ番2回とはいえももまだ場に1枚ずつしか見えていませ
  • 【Mリーグ】守備型の強者

    2025-01-24 19:00  
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    南4局東家、竹内選手がダマテンにしたシーンです。現在3着目。ラス目とは2900点差です。竹内選手がリーチ棒を出すことによって生じる――・2000点放銃が×・2000-4000の親被りが×・ラス目の1000点アガリが×青太字のラス落ちするパターンを増やしたくないというのがダマテンの意図でしょう。また、流局した際もリーチ棒を供託することにより、4着の逆転条件を緩和させるなどのデメリットもあります。Mリーグはラス回避麻雀じゃないんだから!という意見もよくわかります。そういう僕もリーチを選択しますから。麻雀の強者とは?良い選択を選ぶ能力、優劣を比較する能力が高く選択に至るまでのロジックが優れている可能性が高い。ゆえに「麻雀の強者」というのでしょう。竹内選手は実績的にも間違いなく「麻雀の強者」です。※玉の間メインの成績これは竹内選手の雀魂の成績です。玉の間メインの成績なので参考記録ですがスタッツを見