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記事 18件
  • コンボ理論と多井選手の7s放銃について 補足

    2024-12-02 18:00  
    →と行くより、→か→の方がトータルの放銃率は下がりそうな気がするのですが、木原さんだったらラスト2巡何切りそうですか?
    例えばここでを打てば河底の手番でを連打できるので安全牌には困らない。次の安全牌を開拓するコメ主さんがおっしゃる通り、複数枚ある牌を選ぶのはベタオリチョイスの基本といえるでしょう。ただ、それはまだ先が長い。例えば13巡目とかならば有効な選択でも17巡目、残りツモ番1回ということならば次、1回だけ安全牌を引けばいいだけの話なので――多井選手の打のように、刹那的に最も通りやすい牌を選ぶのも有力な選択でしょう。安全牌を引く確率を考える優選手の捨て牌に落ちている牌今まで通った牌、通っていないけど安全そうな牌です。、、、、、、、・・・・あと4枚目のを引けたらが4枚目のを引けたらが通しやすいでしょう。対して、通っていない危険牌を引く確率は・・・・ダメです!!どう考えても危険牌を引く確率
  • コンボ理論と多井選手の7s放銃について

    2024-12-01 19:00  
    仲林選手のリーチに対する松本選手の選択。松本選手はを選んでリーチの仲林選手に放銃となった。ではなくだった理由は――2人の仕掛けを受けているトップ目が2枚切れのカンチャンでリーチは考えにくいリーチにを明確に押している浅井選手に対する現物がであることなど、青字のような理由が考えられます。
    例えばこれを比較する時、69pは1×1の1コンボで(カン6pコンボほぼなし)(36pどっちもロンだから無視)ペン3p→1×3の3コンボ+カン3p→3×3の9コンボ=計12コンボ。ピンズ上1コンボの6pとピンズ下12コンボの3pで6pの方が安全というのがわかる(2枚切れ愚形少し出てきにくいから12コンボ少し削るというのも考慮) https://t.co/KHBNxIobcY
    ― 安斎 瞬 (@anchai_103) November 15, 2024
    この放銃に対する安斎さんのツイートがこちら。が3枚見え(残り1枚)が3枚見え(残り1枚)にで放銃するケースは1×1で1パターン※カンは考えにくいので、あまり考慮しないが3枚見え(残り1枚)が1枚見え(残り3枚)が1枚見え(残り3枚) にで放銃するケースは1×3で3パターンにで放銃するケースは3×3で9パターンはもも当たるので無視1パターン、12パターンよってパターン数が少ないのほうが安全度は高いのでではなく、のほうを切るべきである。というのが、安斎さんの主張です。「パターン」→「コンボ」という呼び方で解説している。これがコンボ理論の考え方です。優選手のリーチに手詰まりした多井選手の選択です。 
  • 話題のチャンネルについて

    2024-10-22 12:00  
    50pt
    M斬るチャンネルまず、更新頻度が素晴らしい!ほぼ毎日更新ですからね。僕も動画を作った経験があるからわかりますけどまず牌譜を見て、構成を考えながらテキストを作り編集する。動画製作には、皆さんが考えている以上に――メチャクチャ時間がかかりますそれをこの頻度でアップしているわけですから本職ある方で、片手間にやっているのだととしたら寝る時間ないですよ!マジで!!働いたら報酬が約束されている仕事と違って時間をかけても報われる保証がないじゃないですかそこに大事な時間をベット出来るクリエイターって、高いモチベーションと、強い情熱を持ち合わせている方だと思います。や、尊敬していますよ。マジで。動画の内容はどうなのさ?や、良いこと言ってますよ!指摘している個所のほとんど同意できます。でも、せっかく取り上げるのだから動画の内容について、異論がある点を話しましょう。北家の仲林選手の仕掛けはポン打、ポン打だったの
  • 麻雀プロの回答に衝撃を受けた何切る

    2024-10-03 17:00  
    50pt
    僕の麻雀歴は35年以上です。昭和の時代から平成、令和と続けてきました。その内、競技麻雀プロ団体に入り競技麻雀を嗜むようになってからは20年以上 フリー雀荘に通うようになって30年以上フリー雀荘の常勤スタッフとして15年以上 ネット麻雀を本格的に始めてからは10年以上の経験があります。 どのステージでも少しかじった程度ではなく、どっぶり、ズブズブに浸かるほど長い時間をかけて打ってきました。競技麻雀強者の傾向とネット麻雀強者の傾向の違い競技麻雀の強者は、局面が長引いた時に良い結果になりそうな選択をする傾向が強くネット麻雀の強者は早期決着を狙った選択をする傾向が強いもちろん、全員が全員そうではないですが戦略的思考の傾向による違いはあると思います。※日本プロ麻雀協会 何切る超会議より麻雀プロ6人の回答がが3人、が2人、が1人でした。難しい問題ですけどドラ2で打点は十分手役よりもシンプルにアガリを狙
  • 魚谷選手の何切る?

    2024-08-24 12:00  
    50pt
    明日11:00からは、最高位戦classic最終日です。堀慎吾プロ、土田浩翔プロによる漫談解説もあり、より楽しく観れると思います。ぜひ、ご視聴ください!本日の記事はnote版、7月2日掲載分です。親番のチャンス手、何を切るかという問題です。結論から話すと私の推奨は打です。しかし打も超有力候補で、優劣の比較は難しいです。今回の記事では、選択の優劣比較に欠かせない「カウンティング」の話をします。※日本プロ麻雀協会プロ試験問題より抜粋上の問題を見て下さい。メチャクチャ受け入れの広いイーシャンテンです。試験問題、つまり静止画であれば受け入れ枚数をカウントする猶予もあるでしょう。
    しかし実戦中は違います。打だと何種〇〇枚・・・
    打だと何種××枚・・・そんな時間はありません。
    もしかしたら上の問題でも、瞬時に受け入れ枚数をカウントできる人もいるかもしれません。
    でも・・・普通は出来ないですよね?
    打と
  • 育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない

    2024-05-14 17:30  
    50pt
    何を切りますか? って話です。僕はを切ります。理由は特に話すまでもないです。東家は打としました。が場に1枚切れ、上家の手出しは手の内の関連牌を想像させる。色々理由はあるでしょう。例えば東家がここでを切ったとすると――世界中に目立ちますよね?リャンシャンテンからを切るケースは少ないです。ポン → 打 なんてしようものならイーシャンテン → テンパイ濃厚 と予想され 
  • マンガン両面テンパイで長考は三味線か?

    2024-04-22 15:00  
    50pt
    松本選手が役牌ドラ3のマンガンテンパイしていたところ、ツモで悩んだシーンです。ちなみに計測したところ、長考時間は約15秒でした。全体牌図をご覧ください。副露は前巡  の両面チー打その前はマンズのカンチャンターツ払いでした。序盤にソーズのペンチャン払いも入っているしかしホンイツは考えにくく、タンヤオでもなさそう(※)これは他家にメチャクチャ警戒されそうな仕掛けですね。で、松本選手がを持ってきたとき考えたのは――またぎ待ちをボカしたいなぁ・・・でもを切ったところでソーズに警戒心が向くよりはとのスライドと読まれそう・・・だとしたら完成ブロックを読まれるのは損か・・・全員にポンされにくいのはのほうしかも下家にはが現物で確実にチーされない牌でもでもも下家にカンチャンでチーされることは考えにくいでしょうよ・・・松本選手の15秒は青字のような長考だったと思う。こんなテンパイで長考するなんて三味線だろう!という指摘があったそうだ。
    またぎ待ちをボカしたいなぁ・・・でもを切ったところでソーズに警戒心が向くよりは――

    引用部分が「三味線」の思考だというなら空切りの類も全て「三味線」扱いになってしまうだろう。時間をかけてしまったのは松本選手が悪いと思う。それは視聴者に「三味線」疑惑が持たれるからではなく選択肢があると同卓者にバレてしまうから・空切りをするかどうか悩んだ・スライドをするかどうか悩んだ・他の牌を切っても形が維持できるから悩んだを切ってあるのにで悩むということはソーズブロックがあることを同卓者にバラすようなものです。場に3枚切れので15秒も長考したら「三味線」疑惑を持たれても仕方がないでしょう。 
  • 差し込み判断の戦略的思考

    2024-04-09 12:00  
    50pt
    松本選手がを両面チーした瞬間がこちら2鳴き?3鳴き?打というのもヒントになりそうです。は手出しです。が先に切ってあるじゃないですか。つまりツモのスライドかのターツ落としってことです。 から打のダブルメンツは考えにくく、空切りはデメリットの方が多いでしょう。打でタンヤオテンパイだとしたら待ちが大本線でしょう。打でタンヤオテンパイだったとしたらペンとかペン待ちが出てくるかもしれないですね。たろう選手のリーチが入って松本選手がチーで2副露したシーンです。これで松本選手が打時にイーシャンテンだったことが判明します。つまりスライドが否定されたということ。は単純な両面ターツ落としだったことが濃厚です。最終手出し、チー出しのは手牌の関連牌ではなく、打時に引いてきた親の現物よりも安全な牌だったのではないかと予想できます。から先切りから先切り → のターツ落とし松本選手がノーテンは相当考えにくい。以上の情報
  • 話題の倍満放銃

    2024-03-05 13:00  
    50pt
    南3局トップ目の親番、猿川選手の選択です。ペンチャン、カンチャン残りのイーシャンテンから伊達選手のリーチに倍満を放銃、話題になっていました。この結果についてはボーンヘッドとしか言いようがない。倍満放銃は出来すぎとしても―― 
  • トップ率40%の話

    2024-03-01 12:00  
    50pt
    ※記事元「10倍」とか「トップ率40%」という部分は、ただの誇張表現だと思います。現実的には相手の手牌、山が全て透けて見えていたとしても、麻雀というゲームの性質上そこそこ打てる相手、例えば天鳳特上卓だったとしても長期スパンで「トップ率40%」を超えるのは不可能でしょう。鈴木大介選手は麻雀の熟練者です。しかし、相当な熟練者であるにもかかわらずなぜこうした現実離れした話が出てしまうのかについて、今日は記事を書いていきたいと思います。麻雀打ちは、とかく印象だけで成績を語りがち