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記事 31件
  • 直近1000戦 vs 直近2000戦

    2022-03-21 12:00  
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    鳳凰卓東南戦、直近1000戦の成績がこちら平均順位2.387  安定段位9.514  と、なかなか良い水準だ。ちなみに直近2000戦の成績がこちら。むむむ・・・ 1000~2000戦までの成績をピックアップすると――グロい(確信)平均順位 2.387   → 2.472安定段位 9.514 → 7.285ここまでくるともはや同じ人間が打っているのかどうかも疑わしいレベルである。Q・打ち方が変わったとか??天鳳歴は10年以上だ。これだけ長い間プレイしていると、打ち方は少しずつ変化していくものだと思うもしも打ち方がずっと変わらないという人がいたら、それは向上心が欠けている証拠だろう。しかし打ち方の変化はアガリ率、放銃率副露率、リーチ率の数字で比較してもよくわからない。単純にここ1000戦がただの上振れでその前の1000戦が超絶下振れだった可能性だってある。※1100戦前の牌譜ですただ1000戦
  • 手牌の関連牌ではない手出しのパターン

    2022-03-20 15:00  
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    対面がをチーして打です。中盤以降に  と持っているケースは少ないのでの関連牌を持ってそうですね。(1)・  チー 打(2)・  チー 打(3)・    チー 打こういうのが有名なパターンです。今回はが3枚切れなので(2)のケースはありません。も3枚見えなので(3)のケースもない。役牌がほとんど切れているので(1)のケースは少なそう。じゃあ残るはトイツ落としのケースが濃厚なのかなー? と読めるわけです。序盤に外したのペンチャンターツリーチ宣言牌までを引っ張るケースは珍しいですね。の関連牌、を持っているなと読む人もいるでしょう。でも今回のケースは怪しいです、なぜなら――直前のターツ落とし、トイツ落としは要チェックや!今回の場合は直前がのトイツ落としでした。下家から見ては全員に無筋の牌です。不要牌であるならば一刻も先に処理したい牌ですよね。トイツ落としの最中に引いてきた無関係のである可能性も疑っ
  • 【Mリーグ】結局、育成は成功したのか?

    2022-03-19 18:15  
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    赤坂ドリブンズにとってレギュラーシーズン最終日である3月10日。第1試合は丸山奏子選手が出場した。セミファイナル進出は既に絶望的だったが試合内容を見ると、何が何でもトップを!といったチームオーダーではなかったように思える。ということはこの試合、丸山選手にとって3年間の集大成を披露する場だったのではないだろうか。丸山選手が打としたシーン。ドラも何もない素材。僕なら引きの一通に備えて、3者に特別危険そうではないは残しておきそう。イーシャンテンに取らなかったシーン。丸山選手は以前に比べてだいぶ牌の残し方が控えめになったような気がする。この程度の牌姿なら―― ということだろう。しかし数巡後、その認識は一変する。を引いて打としたシーン。ゴメン、全然控えめじゃなかったわは3人に対して無筋であるにもかかわらず456の三色や一通?を見て、この巡目に残す判断をしている。たぶんドリブンズの3人は絶対に残さない
  • 【Mリーグ】ドリブンズはなぜ負けたのか?

    2022-03-18 16:00  
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    園田賢   ▲056.7  27半荘村上淳   ▲384.1  23半荘鈴木たろう +132.0    28半荘丸山奏子  +045.0  12半荘赤坂ドリブンズは、6位のサクラナイツと400ポイント以上の大差でレギュラーシーズン敗退となった。園田賢   ▲339.8  113半荘村上淳   ▲056.5  096半荘鈴木たろう +043.0    109半荘丸山奏子  ▲198.7  032半荘Mリーグ発足当初から前評判が高かった赤坂ドリブンズだが、過去4年間の成績を見るとこうだ。たった100半荘程度で何がわかるのか!という意見もわかるが、丸山選手を除く3選手が3人とも、実力を発揮できていないのか?3人が3人とも上振れを引けていない というのも少し都合の良い、贔屓目線な解釈な気がしなくもない。そこで今回の記事ではドリブンズの弱点―― とまでは言わないけれど、個人的に気になった点をピックアップしていこうと思います。 
  • 【Mリーグ】雷電はなぜ負けたのか? 2

    2022-03-17 16:15  
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    昨日の続きリーチを受けて瀬戸熊選手の手番です。親番とはいえ松本選手のリーチは切り好形率が高そうで、僕ならベタオリしてしまいそうです。瀬戸熊選手はプッシュを選択! 瀬戸熊選手の二つ名は「卓上の暴君」この押し引きは、何となく「暴君」っぽい選択ですね。これが11月2日、レギュラーシーズン序盤の出来事です。 
  • 【Mリーグ】雷電はなぜ負けたのか?

    2022-03-16 14:30  
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    黒沢咲     ▲148.8   アガリ率17.75% 放銃率11.26%本田朋広  ▲307.8   アガリ率15.07% 放銃率11.64%   萩原聖人  ▲394.0   アガリ率14.67% 放銃率10.04%瀬戸熊直樹 ▲405.5   アガリ率14.00% 放銃率16.40%2021Mリーグ、チーム雷電4人のスタッツです。このアガリ率で勝てるわけがありません。本田選手除く3選手が元々アガリ率が低かったかといえば――黒沢咲     +311.9     アガリ率19.4% 放銃率11.7%瀬戸熊直樹 ▲611.0     アガリ率17.9% 放銃率11.9%萩原聖人  ▲1167.3   アガリ率18.0% 放銃率11.8%これは2018~2020シーズンまでのスタッツです。他チームよりも若干アガリ率は低めですが今期ほど低くありません。つまり敗因を一言でいうと――アガリが出なすぎる下振れ ということになるでしょう。さて、ここで結論が出てしまっては記事が終わってしまうので、これ以降は個別の問題点について言及します。 
  • 俯瞰的に考える麻雀

    2022-03-15 13:00  
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    俯瞰的に考える麻雀とは?広い視野で全体を考えながら打ちましょう ということです。対面のリーチ一発目にを打ったシーンです。何も問題ないですね。誰しもがこう打つと思います。次の巡目、をツモ切る人が圧倒的に多いと思います。これもノーマルな選択に見えますが広い視野で見ると、警戒信号が出ているのがわかります。上家の打はリーチに対して無筋でした。しかもこの時、ほぼノータイムで飛んできたと思います。ノータイムの選択は有力情報小考という情報は信用してはいけませんがノータイムは比較的信頼度が高い有力情報です。みなさんも自分の事に置き換えて考えてみてください。リーチ相手にノータイムで無筋を切る時は、一体どんな手牌の時でしょうか?しかも上家は親です。そう考えるとこの程度の手牌なら諦めてオリたくなりますね。リーチに現物、上家に無筋の牌たとえばあたりをここで先切りした方が良いでしょう。実は僕も油断してをツモ切りして
  • アガリトップの喰いタン狂い

    2022-03-14 14:00  
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    このコーナーは過去の闘牌シーンを振り返り反省するとともに、次に似たような局面があったら絶対に失敗しないと心に誓うための記事です。雀竜A級は別日対局結果待ちでした。別日対局は3半荘、堀選手が80ポイント負けて松本選手が40ポイント以上勝たないという条件でしたがまあ無理よね(泣) 来期またB級から出直します。南4局南家・ドラ  2着目と超絶競りで迎えたトップ目オーラス。8巡目にテンパイ。当然ながらトップ必須条件だった。ピンズはメチャメチャ悪そうでソーズが一番良さげ、マンズは普通という場況です。選択A・シャンポンリーチ選択B・シャンポンダマテン選択C・カンチャン即リーチ選択D・カンチャンダマテンこの4択問題。条件できたら即リーチとはいえドラ表示牌待ちシャンポンリーチ VS 劣悪な色のど真ん中カンチャンリーチ目くそ VS 鼻くそ の選択をするくらいならチー含む手替わりは豊富な選択Bをチョイスした。期待薄だけど、うっかりツモも最高の結果だし上家はをツモ切る可能性が高そうな河だったのだ。ここまでは良かった・・・しかしチーと両面待ち変え。引きのカンリーチしか考えなかったのが敗着となってしまう。 
  • 【Mリーグ】強者が描く麻雀の物語

    2022-03-13 12:00  
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    ※本日12時にアップしたつもりがアップする日付をミスってアップされてなかったです。申し訳ない(>_<)2018レギュラーシーズン +476.32019レギュラーシーズン +211.42020レギュラーシーズン +234.42021レギュラーシーズン +242.2トータル104半荘 +1164.3ポイントQ・多井選手の強さってどういうところですか?という質問、よくきますね。一言でいえば、全てのステータスが高いですね。※参照記事・ステータスの話プレイスタイルの違いはあれど本当に麻雀が強い人は例外なく強い勝負をしますし、守備力もかなり高いです。多井選手は見切りがかなり早いです。たとえばこの牌姿だと――の周辺で1ブロック暗刻を活かして雀頭+1メンツの2ブロックで1ブロックの周辺で1ブロック(ドラ引きたいなぁ)という構想を描いて→と打ち出しを払って字牌を抱える構想を描くでしょう。対面の払い、上家を見
  • 競技麻雀打ちにとってタイトルとは?

    2022-03-12 12:00  
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    僕はあまり映画が好きではない。どちらかといえば、連続放送があるTVドラマのほうが見ていて面白いと思うタイプだ。なんというか、3時間程度で完結するストーリーだと登場人物に感情移入できる時間が足りないからだと思う。Mリーグは映画ではなくTVドラマに近い感覚で見ていると思う。普段より明らか力が入ってる沢崎選手の摸打を見ていたらドキドキしたし試合が終わった瞬間、瑞原選手が見せた安堵の表情を見て、心から「良かったね!」と思える。長い時間見ている分、選手の心情に感情移入、共感できるからからなのだろう。競技麻雀打ちにとって「タイトル」とは?栄光とか成功とか、地位とか名誉とかもちろんお金のためでもない。タイトルとは――自分が好きで打ち込んできたものに対する成果の現れであり。そこに時間を費やせば費やすほど自分の戦ってきた証を残したいという思いが日に日に募っていく。誰だってそういうものだろう。Mリーグはチーム